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2005年04月20日(Wed)▲ページの先頭へ
URL変更のお知らせ

容量オーバーのため、

こちら
のほうに引っ越すことになりました。

2005年04月12日(Tue)▲ページの先頭へ
【2005センバツGAORAのオープニング曲】

【JAPAHARINETの若葉咲く頃】
(2005センバツGAORAのオープニング曲 アルバム現実逃走記の中)

センバツの時、GAORAでオープニングに流れていた曲です!
とても快活で元気の出る曲です!

ジャパハリネット/現実逃走記

ジャパハリネット/現実逃走記

【サザンオールスターズの 君こそスターだ】
センバツの試合の最後に選手の活躍を走馬灯のように、編集されていた
時に流れていた切ない曲です!

サザンオールスターズ/君こそスターだ
サザンオールスターズ/君こそスターだ





2005年04月10日(Sun)▲ページの先頭へ
【春季高校野球地区予選 】



埼玉県高野連HPより










本庄一、延長制し県大会へ


春季高校野球地区予選
 
(17日・熊谷公園ほか)


西部G組 川越工―飯能南 8回裏川越工2死満塁、千田が走者一掃の三塁打を放ち逆転

 4地区で代表決定戦計14試合が行われ、西、南、北部で県大会出場校が出そろった。

 北部は本庄一が延長十四回の末に早大本庄を4―2で下し、寄居はシード鳩山に2―1で逆転勝ちした。

 東部は春日部東の中野が越谷南を完封。春日部共栄は10―0で杉戸に大勝した。西部は川越工が飯能南に逆転勝ち。大井は野地が所沢を完封した。

 南部は栄東の浅川が西武台を完封。朝霞は大宮武蔵野にコールド勝ちした。

 18日は東部で代表決定戦計2試合が行われ、県大会出場校がすべて決まる。

思い切りの良さが勝利呼び込む
H組・寄居

 H組の寄居が逆転でシードの鳩山を破り、県大会出場を決めた。就任3年目の五十嵐監督は「少ないチャンスでなんとか点をもぎ取れた。ベストゲームだった」と満足感を示した。

 1、2年生だけの若いチーム。負けてもともとという思い切りの良さが、最後に勝利を呼び込んだ。六回までに放った安打はわずか1本。1点を先行されながらも、ベンチに暗さはなかった。主将の伊藤は「負けても何も失うものはない。あとは逆転するだけだった」と振り返る。七回一死二塁から野村の右翼線二塁打で同点とし、八回には捕逸で勝ち越した。

 エース白川が5安打1失点に抑えれば、守備も無失策でこれに応えた。白川は「県でまずは1勝したい」と笑顔を見せていた。

2年生長嶺が価値ある一発
G組・本庄一

 G組の本庄一が苦しい試合を2年生、長嶺の価値ある一発でものにした。「3年生のためにもどうしても打ちたいと思って、一球に集中した」と喜びをかみしめた。

 延長十三回までに15安打を放ちながら、なかなか勝ち越せない。終盤に入ってからは、早大本庄の勢いにのまれかけた。そんな嫌な流れを変えたのが、十四回に打席に入った長嶺だった。一死走者なしで0―1からの2球目を思い切りたたくと、左翼ポール際に白球が吸い込まれた。

 1年生の春からレギュラー。「夏には結果を出せなかったから、今度こそ打ちたいと思っていた」。向かっていく気持ちが打たせた勝ち越し本塁打だった。





所沢商サヨナラ負け

春季高校野球地区予選 (埼玉新聞より)



 
 (16日・朝霞市営ほか)

 4地区で代表決定戦計23試合が行われた。

 西部は、シード勢2校が敗れる波乱があった。昨秋の県大会4強の所沢商が川越に延長十回の末2―3のサヨナラ負け。昨秋の同大会8強の聖望学園は坂戸西に5―8で屈した。

 南部は、伊奈学園がシードの南稜を7―5で下して5年ぶりの県大会出場を決めた。上尾は和光との接戦を4―3で制した。

 北部は、滑川総合がシードの正智深谷にコールド勝ち。深谷商は秩父に5―4でサヨナラ勝ちした。東部は、越谷東がシードの東和大昌平に5―4で競り勝ち、春日部は草加西を3―2で振り切った。

 17日は4地区で代表決定戦計14試合が行われる。

練習通りプレー 笑顔絶えぬ勝利
伊奈学園


南部E組 南稜―伊奈学園 5年ぶりの県大会出場を決めて喜ぶ伊奈学園の選手たち

 E組の伊奈学園が2000年春以来の県大会出場を決めた。坂本監督は「もう満点の出来です」と手放しで選手たちを褒めた。

 常に先手を取って優位に立った。先制は三回。一死満塁から、5番の小野寺が左中間にタイムリー三塁打を放ち3点を先行。なおも、6番羽鳥の右前打で一挙4点を奪う。小野寺は「フルスイングを心掛けて外角高めの直球を狙った。うれしい気持ちがこみ上げてきた」と喜びがあふれ出た。四、六回にも追加点を挙げて追い上げる南稜の攻撃を振り切った。

 練習通りの思い切ったプレーをすることがチームの合言葉。主将の荻野は「県大会も、いつも通り一試合一試合真剣に取り組みたい」と笑顔が絶えなかった。

強豪に挑み敗退 意地見せた攻撃
川口青陵

 昨秋の関東大会8強の埼玉栄に果敢に挑んだD組の川口青陵だったが、力の差ははね返せなかった。

 意地を見せたのは、一回の攻撃だった。二死一、二塁の場面で回ってきたのは主将の本多。昨年8月の練習試合で右手を骨折し、今大会は9カ月ぶりの公式戦だった。初戦の慶応志木戦では無安打だったが、「一泡吹かせてやりたかった。気合で負けないように真っすぐをたたいた」と気迫の右中間適時三塁打を放った。

 終わってみれば4―19と大差のコールド負け。2安打3打点の活躍にも、「次こそは自分たちの野球を埼玉栄に見せつけてやりたい」と悔しさをかみ締めた。夏に向けて、新たな目標ができた。





花咲徳栄 馬場好投で快勝

(埼玉新聞より)

市浦和は逆転勝ち
春季高校野球地区予選
 
 (14日・越谷市民ほか)

 4地区で1、2回戦計19試合が行われた。

 東部は花咲徳栄のエース馬場が春日部工を3安打に抑えて快勝し、春日部東は久喜北陽を破った。西部は市川越が高沢、長谷部の継投で豊岡を六回無安打無得点に封じて、代表決定戦に進出した。

 南部は大宮武蔵野の胡が秀明英光を6安打完封。市浦和は大宮に6―3で逆転勝ちした。北部は本庄一が25―0で熊谷農に大勝し、鳩山は羽生実に快勝した。

 15日は東、南部で1回戦計9試合が行われる。






斎藤好投で開智快勝

南部はシード勢順当勝ち
春季高校野球地区予選


 
 (13日・越谷市民ほか)

 4地区で1回戦計18試合が行われた。雨のため、この日に予定されていた6試合が14日に順延となった。

 東部は、エース斎藤が12奪三振と好投した開智が、4―1で草加南に快勝。北部は北本がシードの秩父農工科を4―1で破った。

 西部は武蔵越生が春日、和田の完封リレーで城北埼玉を3―0で下した。南部は立教新座、埼玉栄、南稜、大宮東のシード勢が順当勝ちした。

 14日は、4地区でこの日に予定されていた6試合を含む19試合が行われる。

「楽しめた」と12奪三振に笑顔
 C組の開智がエース斎藤の好投で代表決定戦に進出した。1点を失ったものの、被安打4、12奪三振の快投に、「追い込んだら三振を狙っていた。三振を取るのが好きだし、楽しめた」と笑顔がこぼれた。

 伸びのある直球に変化球を織り交ぜ、次々と三振を奪った。マウンドさばきも冷静そのもの。序盤に変化球が高めに浮いていると見るや、直球主体の投球に切り替えて六回以降を三者凡退に抑えた。特に相手の主砲西塔には「4番はチームの要だから」とエースの意地をぶつけ、4打数無安打3三振と完ぺきに封じた。

 1年生の秋からエースナンバーを背負う。「相手に関係なく納得できる投球で、まずは県大会を目指す」と闘志を見せた。







大宮西が接戦制す

(埼玉新聞より)

八潮南、シード独協埼玉下す
春季高校野球地区予選
 
 (12日・川口市営ほか)

 東、南部が開幕。各地区で1回戦計19試合が行われた。雨のため、この日に予定されていた5試合が13日に順延となった。

 南部は大宮西が武南との接戦を4―3で制した。川口は栄北に2―1でサヨナラ勝ち。和光は3―2で大宮光陵に競り勝った。

 東部は八潮南がシードの独協埼玉に8―3で逆転勝ちしたほか、シードの鷲宮、越谷西が順当に勝ち上がった。西部は聖望学園、坂戸西、飯能、川越総合がそれぞれコールド勝ちした。

 北部は本庄東の畠山が七回参考ながら無安打無得点。早大本庄は本庄に3―2で競り勝った。

 13日は、4地区でこの日に予定されていた5試合を含む1、2回戦計24試合が行われる。

佐藤が好走塁 決勝点奪う
 C組の大宮西が佐藤の好走塁で接戦をものにした。決勝のホームを踏み「自信があったのでうれしかった。狙い通りです」と笑顔を見せた。

 六回一死三塁の場面で、鈴木監督は「普通は出さないが、下位なので3球勝負に来ると思った」とカウント2―0からスリーバントスクイズのサインを出した。ところが、3球目を大きく外されて打者は三振。三塁走者の佐藤が挟まれて万事休したかに見えた。だが佐藤は、「三塁に投げたら本塁へ突入しようと思った」と好判断でホームへ突入し、決勝点を奪った。

 チームの失敗を救ったのは、積極果敢な走塁だった。鈴木監督は「あの走塁に助けられた」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

伝わる必死さ 気迫でサヨナラ
川口
 C組の川口がサヨナラ勝ち。再三のピンチを粘り強く守り切り、最後に勝ち運を手繰り寄せた。茂木監督は「ヒヤヒヤだったが、よく守って頑張ってくれた」と笑顔が絶えなかった。

 七回一死二、三塁のピンチでは、三塁走者を強肩の中堅手渡辺が好返球で本塁タッチアウト。同点に追い付かれた後の八回二死一、三塁の場面では、またも渡辺がセンターを抜けそうな打球を背走して好捕した。渡辺は「絶対勝ちたかったから」と白い歯をのぞかせた。

 気迫は最後に4番に乗り移り、柴田のサヨナラ打につながった。柴田は「勝ちたい必死さがみんなから出ていた。気持ちで打てた」とチームの思いを代弁する。次の対戦相手は昨秋に代表決定戦で敗れている大宮西だ。チームはここに勝つためにやってきた。









所沢商、逆転勝ち(埼玉新聞より)
春季高校野球・地区予選
 
 (10日・川越初雁ほか)

 西部で各組1回戦計5試合が行われた。

 E組は、昨秋の県大会4強のシード所沢商が狭山清陵に8―4で逆転勝ち。川越は狭山ケ丘を8―4で振り切った。D組は、富士見と所沢中央がそれぞれ五回コールドで代表決定戦に進出。B組は所沢北が坂戸に4―2で競り勝った。

 11日は北部が開幕する。






西部が開幕
春季高校野球地区予選 (埼玉新聞より)


 
   (9日・川越初雁)

 西部が開幕。各組1回戦計2試合が行われた。

 B組は、狭山経済がシードの西武文理を6―1で退けて代表決定戦に進出。狭山経済は八回に同点に追い付かれたものの、十回に一挙5得点して粘る西武文理を突き放した。

 A組の川越西は15―3で秀明に大勝した。川越西は11安打で15得点と効率よく攻めて七回コールド勝ちした。

 10日は西部で5試合が行われる。

エースが好投

 B組の狭山経済が西武文理に6―1と快勝。エース大沢が10回を6安打1失点に抑える好投で、代表決定戦に名乗りを上げた。川上監督は「大沢がよく投げてくれたのが一番の勝因」と額の汗をぬぐった。

 七回まで西武文理打線を1安打に抑えていたが、八回に同点に追い付かれた。二死三塁から真ん中に甘く入ったカーブを中前に運ばれて1―1。九回には勝ち越しの走者として本塁に突入したが、あえなくタッチアウト。それでも、「このまま投げれば味方が点を取ってくれる」と最後まであきらめなかった。

 昨秋から右横手に変えたばかり。この日は得意の変化球がさえた。「相手のふところに強気で投げたい」と代表決定戦に向け、気持ちを新たにしていた。

1年ぶり公式戦勝利

 A組の川越西がコールド発進。1年ぶりの公式戦勝利に大坂監督は「初戦の緊張感の中でよくやった。4番鈴木のタイムリーが大きかった」と喜んだ。

 初戦の緊張を解きほぐしたのは4番鈴木の一振りだった。一回一死二、三塁から外角の直球を逆らわずに振り抜いて、右中間を真っ二つ。走者2人を迎え入れて、試合の流れを大きく引き寄せた。鈴木は「絶対打ってリズムをつくろうと思っていた」と気迫の一打だった。

 昨秋の地区予選1回戦で所沢商に敗れてからチームは変わった。勝ちたい気持ちが試合でも出るようになった。鈴木は声をからしながら、「次も絶対にきょう以上の気持ちで臨む」と必勝を誓う。いい流れを次に持ち込むつもりだ。

◇A組1回戦

川越西 3101244 15
秀明  0210000  3
(7回コールド)

川越西 鏡味ー鈴木
秀明 藤井昭、正東ー長谷川

★本塁打 内田(川越西) ★三塁打 栗原、計谷(川越西)藤井昭(秀明)
★二塁打 内田、鈴木司、計谷(川越西)藤井昭、高橋

◇B組1回戦

狭山経済0010000005 6
西武文理0000000100 1
(延長10回)
狭山経済 大沢ー上野
西武文理 山崎、大峰ー高橋良
★三塁打 戸沢、小田(狭山経済) 高橋良(西武文理)


 



(埼玉新聞より)9日、西部で開幕春季高校野球地区予選 春季県高校野球大会の地区予選は9日、まず西部で開幕し、川越初雁球場で2試合が行われる。参加校は昨年より4校少ない156校。県大会出場を懸けて熱戦を展開する。選抜大会に出場した浦和学院は、推薦で県大会出場。県大会には39校が進む。11日に北部、12日には東と南部が開幕し、順調に日程を消化すれば18日には各地区の代表校が出そろう。県大会の組み合わせ抽選会は20日に行われ、23日に開幕。上位4校が埼玉で開催される関東高校大会(5月14―18日・県営大宮ほか)に出場する。

2005年04月07日(Thu)▲ページの先頭へ
【みんなの甲子園で使われていた曲!】

【柴田淳のぼくの味方】(柴田淳のオールトの雲の中)

柴田淳/オールトの雲

柴田淳/オールトの雲

2005年センバツみんなの甲子園のオープニングで使われていた曲!
ぜひ歌ってみたい曲です。とても素敵な曲です!



【Def Tech(デフテック)のMy Way】
選手の活躍をスローモーションでかっこよく切なく流していたときに
流れていたギター、ラップ調のオシャレな曲!!
私も13日間聴いててすっかりはまってしまいました!!

Def Tech/デフテック
Def Tech/デフテック


【少年カミカゼの春風航路】(少年カミカゼのMISSILEE!!というアルバムの中)


みんなの甲子園のイメージソング!
明るいポップ調の曲でこの後に、マナ・カナちゃんがかわいく登場!
元気出したい時にピッタリの曲でした!









2005年04月02日(Sat)▲ページの先頭へ
【みんなの甲子園・第77回センバツ動画配信(毎日放送)】













2005年04月01日(Fri)▲ページの先頭へ
慶応がんばれ!!

ベスト8!お疲れさまでした!!
感動をありがとう!!




4月1日 第1試合試合結果

▽準々決勝 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 4 1 1 0 5 2 2 0 0 15
神戸国際大付(兵庫) 5 0 0 0 5 1 3 0 1 15
慶応(神奈川) 0 0
1 0 0 0 0 0 0 1
安打 0 1 0 0 0 2 0 1 0 4
 神戸国際大付が先発全員の15安打に機動力を絡めた攻撃で圧勝した。制球に苦しむ慶応の左腕、中林の立ち上がりを攻め、井内の二塁打、正木の2点本塁打などで一挙5点。五回にも二死から2本の三塁打などで5点を追加し、試合を決定付けた。慶応は投手陣が踏ん張れず、一回無死満塁など、序盤の好機を逃したのが響いた。
神 戸 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(9)  前 田 3 4 3 2 1 0 1 0 1 0 .333
9  浜 本 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(3)  伊 田 3 4 0 1 1 1 0 2 0 1 .250
(8)  井 内 2 4 2 1 1 0 2 0 1 0 .222
(5)  正 木 3 5 3 3 4 1 1 0 1 0 .545
(4)  堂 本 3 3 2 1 1 0 2 1 2 0 .455
(7)  長谷川 2 3 2 2 0 1 0 0 1 0 .571
1  有 元 3 2 0 1 1 0 0 0 0 0 .500
H1 中 野 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(2)  桜 井 3 3 1 2 2 0 1 1 1 0 .300
(6)  中 村 2 2 1 1 1 1 1 2 0 0 .500
6  永 川 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(1)7 大 西 3 4 1 1 3 1 0 0 0 0 .091
H  中 上 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
7  尾 崎 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
 計    37 15 15 15 6 8 6 7 1 .306
 
慶 応 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(9)  新 谷 2 2 0 0 0 0 1 0 0 0 .286
1  忠 本 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
H  大久保 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
1  福 山 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
9  佐藤廉 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(6)  漆 畑 3 3 0 0 0 1 0 2 0 1 .000
(4)  高 尾 2 1 0 0 1 0 1 2 0 0 .500
(3)  湯 浅 3 3 0 0 0 1 1 0 0 0 .333
(8)  山 口 2 4 0 0 0 1 0 0 0 0 .200
(7)  竹 内 2 4 0 2 0 0 0 0 0 0 .545
(1)91 中 林 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .308
(2)  高 橋 3 2 0 0 0 1 1 0 0 0 .000
H  平 川 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
2  鹿 毛 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(5)  渕 上 2 1 1 1 0 0 2 0 0 0 .333
H  長 谷 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
 計    28 1 4 1 5 6 4 0 1 .269
▽本塁打 正木1号(2)(中林)=一回 ▽三塁打 大西、前田▽二塁打 井内、正木2、桜井、堂本、中林▽残塁 神9慶10▽併殺 神2(中村―堂本―伊田)山口=1回(大西―堂本)=2回、慶0▽暴投大西2=3回、中林=9回 ▽審判(球)長谷川、三宅、堅田、田中 ▽試合時間 2時間16分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
大 西   4   19 61 1 2 5 1 1 0.82
有 元   4   16 69 3 1 1 0 0 0.00
中 野   1   3 18 0 2 0 0 0 0.00
         
中 林   5   30 103 11 4 3 10 8 ―――
忠 本   1   6 16 2 0 1 1 1 9.00
福 山     1/3 5 22 1 0 3 3 3 81.00
中 林   2 2/3 10 30 1 2 1 1 1 5.96




神戸国際大付、愛工大名電が4強入り 第9日

 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第9日の1日は準々決勝2試合を行った。第1試合は神戸国際大付(兵庫)が今大会2チーム目となる先発全員安打を記録。大差で慶応(神奈川)を破り、2回目の出場で初めて準決勝に進んだ。兵庫県勢は4大会連続の4強入り。第2試合は前回準優勝の愛工大名電(愛知)が長打を生かして天理(奈良)に逆転勝ち。第70、71回のPL学園(大阪)以来となる2年連続ベスト4進出を果たした。

毎日新聞 2005年4月1日 19時13分


愛工大名電が天理を降し、ベスト4進出

【愛工大名電・天理】四回表愛工大名電1死二、三塁、小島の適時打で同点に追いつき大喜びする(左から)堂上、柴田、斉賀=阪神甲子園球場で1日、貝塚太一写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第9日は1日、準々決勝第2試合で昨春・準優勝の愛工大名電(愛知)が5−2で天理(奈良)を降し、ベスト4へ進出した。

 ○愛工大名電5−2天理●

 12安打を放った愛工大名電が逆転勝ち。四回1死二、三塁から小島の右前2点打で同点とし、六回、井坂の内野安打で勝ち越し。七回には犠飛と堂上のソロで2点を挙げた。天理は一回に真井の適時打で先制。二回にも敵失で1点を加えたが、三回以降は2安打。斉賀を攻略できなかった。

 ▽愛工大名電・倉野光生監督 ミスからの失点は痛かったが、斉賀がリズムを作ってくれた。今日は各打者に思い切り振らせた。堂上の本塁打が大きかった。

 ▽天理・森川芳夫監督 小倉はあれだけ単調に投げたら打たれる。うちは偶然ここまで来たチーム。愛工大名電は、走攻守において、うちが戦える相手でなかった。

 ◇バックスクリーンに放り込んだ一発に華と迫力

 ホームランには試合の流れを、もっと言えば時間すら止めるような「力」が宿ることがある。七回、愛工大名電の4番・堂上がバックスクリーンに放り込んだ一発は、甲子園の時計をしばし停止させるかに思えるほどの華と迫力があった。

 中盤まで愛工大名電も天理も犠打を織り交ぜ、あるいは相手の失策を誘いながら、選手を巧みに動かし、しつこく、確実に1点を取りにいく野球を繰り広げていた。あの1発はそうした野球に、終止符を打ち、相手の戦意を「かなわないや」の、ため息にも変え得た一発ではなかったか。

 外の高め、見逃せばボール球。飛びつくようにと言ったら大げさだが、堂上はこの球にうまくバットを出し、外野に運んだ。目の前でその豪打に接した天理の捕手・橋間が証言する。「あのボール球をあそこまで飛ばす選手、見たことありません」

 その堂上。試合後はニコニコと愛きょうを振りまいていた。「外にヤマを張ってました。前の2打席(ともに二塁打)が内角だったし。甲子園で? 実は打ちたかったんです」。一回、守備でいきなり悪送球をし、失点に結び付いた。この日の3長打は「何とかばん回したい」という決意の表れでもあった。181センチ、78キロの、まだ2年生。愛工大名電の4番には、こんな末恐ろしい打者が座っている。【籔田尚之】

 ○…四回1死二、三塁で右前に2走者を還す同点打を放ったのは愛工大名電の5番・小島。4番の堂上は長打を連発したが、小島は自分のリズムをしっかり守り、ミートに徹した。二回に左前打、九回には左中間へ二塁打を放ち、この日3安打。「堂上のようには打てません」と笑ったが、そのバットが愛工大名電の攻撃に厚みを加えている。

 ○…一回、守備の乱れから今大会初得点を与えた斉賀。二回にも失策絡みで失点したが、「打線が打ってくれると信じていた。一回のエラー(記録は投手強襲安打)は、僕が捕らなければいけない打球」と動揺はなかった。期待通り、中盤以降に打線が試合をひっくり返すと、斉賀も要所を抑えて3試合連続完投。「(同じ愛知県勢の)東邦より先には帰れない。できれば一緒に優勝戦で戦えれば」と、早くも愛知対決に意欲を燃やしていた。



神戸国際大付が準決勝へ 全員安打で慶応を破る

【神戸国際大付・慶応】一回表神戸国際大付1死二塁、正木が左越えに2点本塁打を放つ=阪神甲子園球場で1日、西村剛写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第9日は1日、準々決勝第1試合で神戸国際大付(兵庫)が先発全員安打の15−1で慶応(神奈川)を破り、ベスト4進出を果たした。

 慶応は粘り強く2試合を完投した中林、神戸国際大付は2回戦で1安打完封勝利を挙げた大西の両左腕が先発。

 ○神戸国際大付15−1慶応●

 神戸国際大付が15長短打の猛打で慶応を圧倒。一回、前田の右前打を足場に正木の2ランなどで5点を先取。五回にも2死から5長短打を集めて5点を加え、勝負を決めた。慶応は三回、高尾の中犠飛で1点を返したが、神戸国際大付の継投に4安打に抑えられ、追加点を奪えなかった。

 ▽神戸国際大付・青木尚龍監督 大量得点に驚いている。(中林投手は)テンポの良さが持ち味なので、相手のリズムにはまらないよう指示した。一回の5点が効いた。

 ▽慶応・上田誠監督 一回の5点が衝撃だった。中林はかなり肩に疲れが残り、調子は悪かった。しかし、甲子園で二つ勝ててベスト8に入れたのは財産になる。

 ◇鮮やかな一回の先制攻撃…神戸国際大付

 慶応の左腕・中林はテンポのいい投球が持ち味。「立ち上がりを攻めるしかない」とは、試合前、神戸国際大付の青木監督の言葉。その監督の気持ちが乗り移ったかのような一回の先制攻撃は、実に鮮やかだった。

 青木監督の指示は、中林の生命線である「外寄りのボールを狙え」。中林の投球練習を見た先頭打者の前田は思った。「コントロールが良くない」。ビデオの投球分析でも初球が甘かった。狙い通り、真ん中に入ったスライダーを強振して一、二塁間を破る。続く伊田は初球を送りバント。わずか2球で得点圏に走者を置いた。

 「最低でも(走者を)三塁に進めよう」と打席に入った井内は、じっくり見極める。1−2から4球目のチェンジアップを左中間に運ぶ適時二塁打。計6球で先制点を奪う速攻に前田は「勝利を確信した」という。さらに正木。2ボールからの3球目はスライダー。「打った瞬間、入ると思いました」。直球狙いながら、外から内に入る球を左翼席にたたき込んだ。

 狙う球種は各打者任せだが、カウントを取りに来る甘い変化球を見逃さない積極的な打撃。9球で3得点。中林のリズムを崩し、浮き足立つ慶応ナインにミスを誘ってこの回の5点につなげた。

 「出来過ぎです」と、予想以上の試合展開、さらに初の4強進出に表情を緩ませた青木監督。好投手を打ち崩し、先発全員安打を記録しての大勝。地元チームが勢いに乗らない訳がない。

【武藤佳正】

 ○…慶応にとって悔やまれるのは一回の反撃機。1死満塁の場面で5番・山口は外角のカーブをジャストミートしたが、遊撃正面へのゴロで併殺打に。「もう少し打球が上がっていれば走者一掃の長打にもなった。あの一打で流れが変わるはずだった」とうなだれた。試合後、次の試合のためにベンチ入りする愛工大名電・堂上と目が合ったという。中学時代は名古屋北シニアでチームメートだった2人。「おれたちの分も頑張ってくれ」と伝えた山口の思いに、堂上は特大の中越えソロで応えてみせた。

 ○…五回からエース大西を救援し、4回を無失点に抑えた神戸国際大付の有元は「投げたくてウズウズしていた」。今大会初登板にも緊張することなく打者の懐を攻め、散発3安打に抑えた。普段は終盤に救援登板することが多く、やや早めの登板に驚いたというが、「マウンドの感じやスタンドの雰囲気も分かって良かった」。帽子のひさしには「失点厳禁」と書かれており、「次も失点はしません」と力強く語った。

 ◆先発全員安打 神戸国際大付が慶応戦で記録。第5日の沖縄尚学(対青森山田戦)に続き、今大会2回目。通算51回目。



神戸国際大付、一気4強 先発全員猛打で15点
 (主催 毎日新聞社・日本高校野球連盟)

 ◇準々決勝(1日・阪神甲子園球場)

 第9日の1日は準々決勝2試合。第1試合は神戸国際大付(兵庫)が先発全員安打の猛攻で慶応(神奈川)を破り、初の4強入りを果たした。第2試合は優勝した第69回大会以来8年ぶりの準決勝進出を狙う天理(奈良)と前回大会準優勝の愛工大名電(愛知)が対戦。

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 ▽第1試合=準々決勝

神戸国際大付(兵庫)

  500051301=15

  001000000= 1

慶応(神奈川)

 神戸国際大付が一回に5点を先取した。先頭の前田が右前打。伊田がバントで送り、井内が左中間適時二塁打。続く正木が今大会第8号となる2ランを左翼席へ運んだ。さらに敵失などで好機を広げ、連続スクイズで2点を加えた。

 慶応は三回、2四球から1死二、三塁として、高尾の中犠飛で1点を返した。

 神戸国際大付は五回2死から満塁とし、大西、前田、伊田の3連続適時長短打で5点を奪い、リードを広げた。

 神戸国際大付は六回、堂本の二塁打を足場に2死三塁とし、桜井の左前適時打で1点を加えた。

 神戸国際大付は七回に3点を追加。2四死球から得た1死二、三塁の好機に、正木が右翼線2点二塁打。さらに1四球を挟み、有元が右前適時打を放った。

 神戸国際大付は九回も1死三塁とし、堂本の左犠飛で1点を追加。五回から救援した2番手・有元が4回を無失点と好投。九回は中野が慶応を無得点に抑えた。

 ◇慶応を粉砕、主砲2ラン

 ☆…神戸国際大付の正木が一回、4番の貫禄をみせた。1死二塁からの第1打席で、左翼席に飛び込む会心の2ラン。慶応・中林はリズムに乗ると、鋭い変化球で手がつけられなくなるタイプだが、その立ち上がりで正木はファーストストライクを狙い打ち、序盤の主導権を握った。2回戦も2安打4打点と当たっており、「チャンスに打てる打者になりたい」という本人の言葉通りの活躍をした。

 ◇打撃投手、旗手志願

 ☆…神戸国際大付の旗手は、同校野球部員の西村達也選手(2年)。アルプススタンドの最上段で赤い校旗(縦約1・2メートル、横約2メートル)を持つ。

 大会前の約2週間、打撃投手として連日70球を投げ込んだため、肋骨(ろっこつ)を痛めてしまい大きな声が出せなくなった。「自分が出来ることはこれだ」と旗手を志願。

 甲子園の浜風で旗がはためいて試合が見えない時も、耳をすまして試合を追う。「重さは20キロくらい。腰に疲れもたまってきたけど、1試合でも多く持ち続けたい」

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 ◇栄養士資格で貢献

 ☆…天理ナインを食事の面で支えるのは、天理中で保健体育教師をしている和田百代さん(28)。今大会中、宿舎のメニューについてアドバイスをしている。1日の準々決勝前日の夕食メニューは、ギョーザやマーボー豆腐などの中華料理。さらにパワーをつけようと、糖質や炭水化物を多く含むうどんも追加注文した。専属栄養アドバイザーの和田さんは「栄養士の資格を生かして選手たちの役に立ちたい」。


’05センバツ 神戸国際大付・青木監督/慶応・上田監督
 ◇グラウンドも“手作り”で−−神戸国際大付・青木監督、指示短く

 ◇米国流マニュアル数十冊−−慶応・上田監督、座学も徹底

 第77回センバツ第9日の1日、準々決勝第1試合は、阪神大震災10年の被災地から出場の神戸国際大付(兵庫)が、戦前から球界をリードし、45年ぶりに復活した慶応(神奈川)を15−1で破り、ベスト4に進んだ。野球では無名だった神戸国際大付を手作りで強豪校に押し上げた青木尚龍監督(40)。米国へのコーチ留学経験がある慶応の上田誠監督(47)。今大会では、さい配とともに、その「人物像」にも注目が集まった。

 対戦相手の偵察は欠かさない。B5判用紙3枚にびっしり書いたその特徴を、一言二言で選手に伝える。「指示は短くシンプルに」。青木監督の細かな配慮が選手の力を引き出した。

 監督に就任した92年から、水はけの悪い赤土のグラウンドを、自らダンプカーで黒土に入れ替えた。通学に2時間以上かかる選手を考え、冬の日は牛骨でだしをとったみそ汁を振る舞う。

 高校時代は不遇だった。同校(当時は八代学院高)野球部時代、公式戦での勝利はゼロ。

 監督就任後は、9年でセンバツ初出場。4年後の今大会でベスト4への階段を駆け上がった。

 一方、上田流の「野球マニュアル」を実践し、試合で応用を加えていく手法は、慶応野球の新しい形だ。90年夏の監督就任以来、作り続けたマニュアルは数十冊。内外野の「守備連係」や「栄養学」、「メンタルトレーニング」。全選手に冊子を配り、冬から春に座学を実施、予習復習させた。「文字を介し、吸収するのが得意」。選手の特性を生かした指導方法といえる。

 神奈川県立湘南高から慶応大へ。東京六大学野球で出場機会はなく卒業後、漬物の訪問販売などもした。初めての監督就任は共学になって間もない元女子高。野球部員は十数人。「小さなチームを甲子園へ」。本気でそう思い、池田(徳島)の故・蔦文也元監督ら四国の名将を訪ね歩いた。慶応の監督就任8年目には米UCLAに留学。敗れはしたが、地道に重ねた経験が復活劇を導いた。【小川昌宏、堀智行、木村哲人】

毎日新聞 2005年4月1日 大阪夕刊

 ◇プラカードと撮影

 ☆…球場の外では、出場32校のプラカードから好きな学校を選び、スタッフにシャッターを押してもらう無料サービスが人気。西宮市をアピールしようと、市民グループ「西宮をPRする会」が行っているボランティア活動だ。今大会の人気校は、駒大苫小牧、高松、慶応など。伊藤竹四副会長は「撮影を頼みにくるのは若い女の子が多い。スタッフ1人で1日80枚撮ることも」。



慶応45年ぶり8強 第77回センバツ高校野球 第6日(スポーツ報知)

2005年3月30日(水) 8時1分

 陸の王者が大会屈指の右腕を攻略! 古豪・慶応(神奈川)はMAX145キロを誇る福井商(福井)のドラフト候補右腕・林啓介から3点を奪い快勝。前回出場の1960年以来、45年ぶりに8強入りを成し遂げた。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
慶応 0 0 1 0 0 0 1 1 0 3
福井商 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
[慶]中林―高橋
[福]林―斎藤進

 一塁側アルプスに突如“壁”ができた。力なく舞った白球を右翼手・新谷ががっちりつかむ姿に、超満員の応援団が総立ちで歓喜の雄たけびをあげた。「夢のようです」45年ぶりの8強に、上田誠監督(47)はほおを紅潮させながら喜びをかみしめた。

 “上田マジック”で北陸の剛腕を撃墜した。福井商・新田戦のビデオを何度も見た上田監督は、福井商のドラフト候補右腕・林啓介を「終盤に球速が落ちている」と分析。「3回までに50球を投げさせよう」を合言葉に待球作戦を敢行。3回までは追い込まれるまであえてストライクを見逃し、3回1死までに6三振を喫した。だが、林の球威の落ち始めていた、そこからが勝負だった。渕上がこの日チーム初安打で出塁すると、新谷が右中間三塁打を放つ鮮やかな先制劇。自慢のIDを思う存分発揮した。

 “手負い”のエース・中林伸陽を救ったのもOBの後押しだった。雨中の激戦を160球の熱投で制した関西戦後、背番号1の左肩に強い張りが出た。毎日マッサージをしながら、上田監督秘伝の消炎剤「馬油(マーユ)」を塗り込み治療。実はこれは福岡に住む慶応OBが作っているものを、上田監督に届けたのだった。27日までに張りもおさまった左腕はこの日、走者を許したが、要所を締める粘り強い投球を披露。4安打1失点完投勝利を挙げた。一塁側アルプス、内野席、ネット裏だけでなく、テレビで応援するOBまで、まさに塾を挙げての応援団の大声援に後押しされて、重い扉をこじ開けた。

 準々決勝は神戸国際大付戦。「今は闇の中にいる感じです。何も考えてません」と上田監督。エース・中林は「ここまで来たら頂点を目指したい」陸の王者による大きなうねりの中、歴史が作られる瞬間が近づきつつある。(西村 茂展)

[ スポーツ報知 3月30日 8時1分 更新 ]




<センバツ>慶応、接戦で福井商降しベスト8進出(毎日新聞)


2005年3月29日(火) 18時50分

 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第6日は29日、2回戦の第4試合で慶応(神奈川)が3−1で福井商(福井)を破り、準々決勝進出を果たした。
 ○慶応3−1福井商●
 慶応は七回、無死三塁から高尾が左前に勝ち越し打。八回にも竹内、湯浅の長短打で1点を追加し、左腕・中林が丁寧にコースを突いて逃げ切った。福井商は四回に小坂のスクイズで同点とし、五回にも林が投前にスクイズしたが、走者が本塁憤死。10奪三振と力投の林を援護できなかった。
 ▽ 慶応・上田誠監督 伝統校相手に2つも勝てて夢のよう。私のさい配ミスを選手と応援団の声援が助けてくれた。中林は再三のピンチをしのぐ、真骨頂の投球だった。
 ▽福井商・北野尚文監督 確実に点を取るところで取れなかったのが敗因。五回のスクイズは転がったコースがずれていてくれれば。勝負どころを逃してしまった。
 ▽慶応・漆畑哲也主将 挑戦者の気持ちで野球をしようと思った。ピンチでも焦らずアウトを増やすことだけ考え、粘り勝つことが出来た。神戸国際大付は投打にバランスの取れた好チーム。自分達の「エンジョイ・ベースボール」を崩さず頑張りたい。
 ◇監督のさい配が快進撃の原動力…慶応
 慶応が快進撃を続けた。原動力は選手の「大胆さ」を引き出す上田監督のさい配にある。
 典型的なのは、三回の場面。1死一塁で、打者・新谷にヒット・エンド・ランのサイン。ここまで福井商の本格派右腕・林に打者9人が対戦し、6三振。新谷も第1打席では「スライダーが来たら、絶対打てない」と空振り三振に倒れていた。
 だが、サインが出たこの打席は「どんな球でも、当てるしかない」と覚悟を決めることができた。来たのは、威力のある外角速球。中堅右へ打ち返して三塁打にした。「バットが振り切れて、自分が理想とするものだった」と驚くほど、無駄のないスイングだった。
 七回にも無死三塁から、スクイズをさせずに強攻。高尾が三遊間を破る適時打で貴重な追加点を奪った。「四回にスクイズを失敗した時に、監督に『僕はあの球なら、打てます』と言ったんです」と高尾。この“抗議”を簡単に聞き入れてしまうところが、上田監督らしい。
 選手を乗せる術(すべ)を知る指揮官に対し、乗りのいい現代っ子軍団。歯車がかみ合い、快進撃は加速しそうだ。【加藤敦久】
 ○…1失点完投の慶応・中林は「相手は有名な投手。投げ勝って100点満点です」。一回に福井商・林が144キロの速球を投げたのを見て、「粘らなくては」と覚悟した。自らのバント処理ミスもあって招いた五回無死一、三塁のピンチは、一塁線へのスクイズに対し、素早い動きで走者の生還を阻止。六回2死三塁は、前の打席で二塁打を許した斎藤進を得意のチェンジアップで投ゴロに仕留めた。厳しい場面を「これこそ野球なんだ、という楽しさを感じた」と振り返った中林。走者を置いてからの落ち着いたマウンドさばきが光った。
 ○…慶応の3番・竹内が3安打、1四球と全打席で出塁し、期待に応えた。特に八回2死無走者の場面では、「狙っていた直球」をたたいて左中間三塁打。続く湯浅の左前打で、試合の主導権を引き寄せる貴重な3点目のホームを踏んだ。「今日は出来過ぎ。仲間から『グッド・ジョブ』と声を掛けてもらいました」と竹内。45年ぶりの8強入りに貢献する活躍に、喜びをかみしめていた。
 ○…今大会を代表する好投手がまた一人、甲子園を去った。福井商の林。慶応を相手に、序盤は力にものを言わせて、奪三振ショー。ところが、スピードが落ちた終盤、その速球を狙い打たれた。だが、悪びれる風もなく、「ペース配分とか、今は考えられない。行けるところまで行くのが自分の投球ですから」。スタミナ、制球を含めた投手としての総合力を夏までの課題として挙げた。

[ 毎日新聞 3月29日 21時48分 更新 ]



慶応サヨナラ1勝!45年ぶりのセンバツ白星


2005年3月25日(金) 8時2分

 (第77回選抜高校野球大会、第1日、1回戦、慶応8x−7関西、24日、甲子園)「陸の王者」が雄たけびをあげた。順延された1回戦3試合を行い、45年ぶりに出場の慶応(神奈川)が関西(岡山)に8−7で九回サヨナラ勝ちし、初戦を突破した。

 二塁へ全力疾走しながら、中林伸陽投手(3年)は必死に胸に念じていた。「落ちろ、落ちろ!」。7−7で迎えた九回裏一死満塁。代打・新谷拓也外野手(2年)が振り抜いた一打は、ゆるい弧を描いて二塁キャンバス後方に落ちた。

 準々決勝まで進出した昭和40年以来、45年ぶりのセンバツ白星を決めるサヨナラ打。ベンチから飛び出すナインに負けじと、二塁を駆け抜けた中林は両手を突き上げた。

 「サヨナラの瞬間は最高でした。勝ちたい気持ちが強かったので勝てたんだと思います」

 一回裏にポツポツ降り出した雨は次第に激しさを増し、中盤からは右翼からの横殴りの風も加わった。中林が得意とする変化球もすっぽ抜ける。八回表には相手の打球が頭頂部に当たって中前へ抜けるアクシデントも発生。「あれで逆に抑えてやると思った」。3四球で招いた九回表二死満塁のピンチにも、気迫のストレートで一塁ゴロに切り抜けた。

 「雨、風、延長には負けない」。20余りある慶応の部訓の1つだ。誰もが嫌がる状況でも、自分たちの能力を発揮しようという意味だが、悪条件の中で二転三転したシーソーゲームを、教え通りにものにした。「ウチの真骨頂です」と、上田誠監督(47)も粘り抜いた選手たちをほめた。

 4000人の応援団が陣取る一塁側アルプスでは試合中、応援歌「若き血」が何度も誇らしげに響いた。「大声援に勇気づけられました」と主将の漆畑哲也内野手(3年)は感謝した。

 それでも中林は、13安打7失点の苦投を反省する。「野手が打ってくれたので勝てた。次は僕が彼らを助けたい。完封します」。帽子のひさしに書き込んだ「No one can defeat me」(誰もオレを倒せない!)の言葉通り、陸の王者の左腕エースは立ちはだかる敵をなぎ倒すだけだ。

[ サンケイスポーツ 3月25日 8時2分 更新 ]



慶応サヨナラで45年ぶり白星 第77回センバツ高校野球


2005年3月25日(金) 8時1分

 雨のため順延になっていた3試合が行われた。45年ぶり出場の古豪・慶応(神奈川)が降雨の中、9回1死満塁から代打・新谷拓也(2年)の中前適時打で劇的なサヨナラ勝ち。第2試合では神戸国際大付(兵庫)が甲子園初白星を挙げた。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
関西 1 0 0 1 0 1 3 1 0 7
慶応 1 0 3 0 0 0 3 0 1x 8
[慶]中林―高橋
[関]西所―平井

 つまった打球が描いた小さな弧が、栄光への懸け橋となった。7―7で迎えた9回1死満塁。打席には代打・新谷。カウント1―2。「次でスクイズだ」上田誠監督(47)は腹を決めた。関西・西所がモーションを起こす。三塁走者・湯浅はスタートしない。新谷もバントをせず、ファウル。「2人してサイン見落としだ」うなだれる指揮官をしり目にその直後、中前へ落ちる劇打が生まれた。サヨナラだ。

 一塁付近で歓喜の輪が広がる。アルプスでは応援歌「若き血」が鳴りやまない。雨中の激戦を制する一打は、慶応に45年ぶりのセンバツ白星をもたらした。同校の甲子園でのサヨナラ勝ちは、1920年夏の準決勝、松山商戦以来、85年ぶりだ。

 45年ぶりに合唱される塾歌。「ジーンとして涙が出ました。苦しい試合をみんなで楽しくできた」指揮官は感極まった。ヒーロー・新谷は「夢のよう。でも反省します」と舌を出した。

 逆境の連続だ。エース・中林伸陽(3年)は8回、頭に打球が直撃したが粘って完投。打線も、逆転された7回にはその裏2死から4連打で再逆転。豪雨、強風、寒さ…。最悪のコンディションなのに、ナインのテンションは最高。そこには確かな裏付けがあった。

 上田監督が就任時作成した慶応野球部訓の中に「雨、風、延長には勝つ」がある。指揮官は「野球ではどれも嫌なもの。人が嫌がるものをうれしいと思わせることです」と話した。さらにこの日の天気予報から、23日夜のミーティングで「寒さ」も付け加えた。「暗示というか、信じ込ませるテクニック」と言ったが、このプラス思考が、上田監督の目指す、苦しいことを楽しくやる「エンジョイ・ベースボール」の真髄が花開いた。

 「次なんて何も考えてない。とにかく帰ることにならないでよかった」と本音をこぼした指揮官。福沢諭吉の理念を受け継ぐ慶応ナインだが、この日体現したのは、雨にも、風にも、寒さにも負けない宮沢賢治の世界だった。(西村 茂展)

 [試合経過] 慶応がサヨナラ勝ちで両軍27安打の乱打戦を制した。7―7で迎えた9回1死から2安打と四球で満塁にすると、代打・新谷が中前へ決勝打して、45年ぶりのセンバツ白星。関西は7回に3点を挙げ一時は逆転したが、エース右腕の西所が踏ん張れなかった。




慶応サヨナラ、45年ぶり勝利( スポーツニッポン )


2005年3月25日(金) 6時3分


<慶応義塾−関西> 9回、右前にサヨナラ打を放った代打・新谷(手前)と抱き合う中林


 第77回選抜高校野球大会第1日は24日、前日に雨で順延となった1回戦3試合が行われ、第3試合は45年ぶり出場の慶応(神奈川)が9回、代打・新谷拓也外野手(2年)の中前打で劇的なサヨナラ勝ち。エース中林伸陽(3年)も強い雨と風の中、160球で完投した。第1試合は昨夏の優勝校・駒大苫小牧(北海道)が背番号10の2年生右腕・田中将大の力投で戸畑(福岡)を下し、第2試合は神戸国際大付(兵庫)が甲府工(山梨)に逆転勝ち。25日は1回戦3試合が行われる。

 【慶応8−7関西】雨にも風にも絶対に負けない。悲鳴と歓声の中で、白球が青芝の上にポトリと落ちた。9回1死満塁から代打・新谷が中前へサヨナラ打。一塁側の大応援団が揺れ、慶応ナインはベンチを飛び出し抱き合った。

 「正直、涙が出ました。苦しいゲームをみんなで楽しくできた。エンジョイ甲子園でした」。45年ぶりの校歌に思わず目を潤ませた上田監督。でも、すぐに「帰ってから説教ですね」と笑った。

 実は9回のサヨナラの場面、1―2からサインはスクイズだった。それを新谷も三塁走者・湯浅も見落とし、結果はファウル。その直後に劇的な一打が飛び出した。失敗を取り返す強い心。その基礎にあるのが、部訓の1つ「雨と風と延長戦は勝つ」だ。苦しさを乗り越えて勝ってこそ価値があると上田監督が考えたもので、前夜のミーティングでは午後から大雨という天気予報をもとに選手に「これで勝てるぞ」と暗示。激しい雨と風のため急激に冷え込んでも、新谷が「自分で決めようと思ってた」と話す通り、誰の集中力も切れなかった。

 マウンドではエース中林が部訓を胸に奮闘していた。指先の感覚を保ち、肩を冷やさぬようカイロを5個使用。ぬかるむマウンドに足を取られながら必死に耐えた。8回には関西・上田の痛烈なライナーが頭部を直撃。「何が起こったか分からなかった」が、ベンチで治療して再びマウンドへ。9回2死満塁のピンチもしのいで160球を投げ抜いた。打っては7回に右越え三塁打を放つなど3安打。「頭は大丈夫。きょうはみんなに助けられて勝てた」

 粘って勝つ。逆境にも負けない。それが慶応の野球。歴代のOBを歓喜させ、春の嵐の甲子園で“陸の王者”の45年ぶりの進撃が始まった。








センバツ出場校決定、慶応45年ぶりの春(日刊スポーツ)


 第77回選抜高校野球大会(3月23日から12日間、甲子園)の選考委員会が1月31日、大阪市北区のオーバルホールで行われ、一般選考と特別枠の出場32校が決定した。関東からは陸の王者・慶応(神奈川)が選ばれ、45年ぶりに甲子園を沸かせる。古豪では21世紀枠で、高松(香川)が1933年(昭和8年)の10回大会以来72年ぶりの史上最長期間で復活。同枠には楽天誕生で注目の宮城から一迫商が選ばれた。このほか夏春連覇を狙う駒大苫小牧(北海道)が、神村学園(鹿児島)は創部2年で、希望枠は守りの三本松(香川)が選ばれた。組み合わせ抽選会は3月15日に行われる。

 45年ぶりに訪れた喜びは、格別の味だった。食堂で待機していた慶応野球部員計69人は、吉報を伝え聞くと、すぐに校庭に飛び出し、上田誠監督(47)を12回も胴上げした。「重たい扉をやっと開けることができました」。監督の言葉がすべてを表していた。

 「慶応普通部」として甲子園草創期から名を連ねる陸の王者。だが45年前を境に、王者は姿を消す。95年夏、西武佐藤友を擁し久々の復活の好機を得たが、県大会決勝で日大藤沢に惜敗。文武両道をモットーとする受験最難関校であるがゆえ、これまでは学問と甲子園の両立に困難を極めた。

 だが、それを打ち破ったのもまた慶応伝統の「エンジョイ・ベースボール」だった。ただ楽しむだけじゃなく、自発的に取り組むのが慶応流。98〜99年に米UCLAへコーチ留学した上田監督は「野球を楽しむためには、きつい練習もしなくちゃ。それを自分でメニューとか考えると面白くなる。自分で苦労することが楽しいんです」。

 推薦入学制度がチーム力アップにつながったことも確かだ。浦和学院で甲子園出場経験のある兄を持つ漆畑哲也主将(3年)は、その1期生。素材も素晴らしい彼らが「自分たちで考えて、監督なしでもできるのが僕らの野球です」(漆畑)と、慶応エンジョイ・ベースボールのけん引車となった。

 45年ぶりとはいえ、全国制覇しか頭にない。左腕エースの中林伸陽(3年)は「まず1勝ですけど、やるからには優勝したい」という。課題を聞かれた漆畑主将は「関東大会(浦和学院との再試合)で、審判の判定を引きずったままエラーしたり、失点したりした。精神的に強くなりたい」と自らを分析した。それを上田監督が「全部言われちゃったな」と、頼もしそうに見つめたのが印象的だった。【千葉修宏】

[2005/2/1/08:52 紙面から]

写真=センバツ出場が決まった慶応野球部員は喜びを爆発させる


2005年03月30日(Wed)▲ページの先頭へ
◆【甲子園の天気】ヤフー天気予報◆









◆【2005選抜・みんなの甲子園GAORA放送スケジュール】◆







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◆【センバツ2005 試合結果 毎日新聞】◆

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◆【センバツ2005 組み合わせ スポニチ】◆










★【センバツ2005 NHK】★












2005年03月25日(Fri)▲ページの先頭へ
【第77回センバツ関係リンク集】



NHKセンバツ2005






第77回選抜高校野球大会 (毎日新聞)



第77回センバツ大会(毎日放送)




応援メッセージ一覧(毎日新聞)




NHK応援メッセージ




第77回センバツ組み合わせ(スポニチ)



埼玉新聞



浦和学院高校野球部応援サイト



慶応硬式野球部公式ページ



慶応高校野球部センバツ応援ページ




出場校
◆21世紀枠  一迫商(宮城) 高松(香川)
◆希望枠  三本松(香川)
◆北海道  駒大苫小牧
◆東北  青森山田(青森) 羽黒(山形)
◆関東  常総学院(茨城) 浦和学院(埼玉) 東海大相模(神奈川)
 慶応(神奈川) 甲府工(山梨)
◆東京  修徳
◆東海  東邦(愛知) 愛工大名電(愛知)
◆北信越  星稜(石川) 福井商(福井)
◆近畿  八幡商(滋賀) 大産大付(大阪) 神戸国際大付(兵庫)
 育英(兵庫) 天理(奈良) 市和歌山商(和歌山)
◆中国  関西(岡山) 如水館(広島) 宇部商(山口)
◆四国  西条(愛媛) 新田(愛媛)
◆九州  戸畑(福岡) 東筑紫学園(福岡 )柳ヶ浦(大分)
 神村学園(鹿児島) 沖縄尚学(沖縄)



みんなの甲子園(GAORA)



"100人には100通りの甲子園がある、それぞれに甲子園が残してくれたもの"をテーマに、センバツ高校野球の舞台である甲子園が選手や人々に与えた感動、また、センバツへのひたむきな情熱を多彩なゲストと共にお伝えする。
1 3月24日 (木) 9:00〜9:28
2 3月25日 (金) 9:00〜9:28
3 3月26日 (土) 9:00〜9:28
4 3月27日 (日) 9:00〜9:28
5 3月28日 (月) 9:00〜9:28
6 3月29日 (火) 9:00〜9:28
7 3月30日 (水) 9:00〜9:28
8 3月31日 (木) 9:00〜9:28
9 4月1日 (金) 10:30〜10:58
10 4月2日 (土) 10:29〜10:57
11 4月3日 (日) 10:28〜10:56
12 4月4日 (月)
11:30〜12:00
13 4月5日 (月) 11:30〜12:00


センバツ第77回大会(GAORA)



番組内容:今春行われる第77回大会をダイジェストでお届け。興奮覚めやらぬままに1回戦からお送りします。<2005年3月23日〜12日間開催・阪神甲子園球場>
話数 サブタイトル 放送日付 放送時間
1 1回戦 1「戸畑vs駒大苫小牧」
4月12日 (火) 8:30〜9:30
2 1回戦 2「神戸国際大付vs甲府工」
4月14日 (木) 8:30〜9:30
3 1回戦 3「慶応vs関西」
4月19日 (火) 8:30〜9:30
4 1回戦 4「福井商vs新田」 4月21日 (木) 8:30〜9:30
5 1回戦 5「一迫商vs修徳」 4月26日 (火) 8:30〜9:30
6 1回戦 6「柳ヶ浦vs天理」 4月28日 (木) 8:30〜9:30



【第77回センバツ関連記事(毎日新聞)】



’05センバツ 力を貸してくれ…94歳・高松OB、天国の友と祈る

72年ぶりに出場、甲子園の雰囲気に酔いしれる高松の応援団=26日午前10時57分、佐々木順一写す




 ◇三原君、力を貸してくれ−−タカコウ復活、春熱く

 旧制中学をほうふつさせる純白のユニホーム。バントの構えから打って出るバスター打法。小技を絡めたタカコウ野球が72年ぶりに甲子園に帰って来た。第77回センバツ第3日の26日、「21世紀枠」の高松(香川)は、強豪・宇部商(山口)に戦いを挑んだ。スタンドは5000人を超える高松ファンで膨れあがった。敗れはしたが、久々のセンバツ出場が、古里を離れ音信が途絶えていた最高齢の「オールド球児」と、四国の母校を再び結びつけた−−。【南文枝、木村哲人】

 「三原君よ、後輩たちを見ているか。力を貸してくれないか」。千葉市の自宅でテレビ観戦した野球部OB、高橋喜朗さん(94)はそう念じ続けた。高橋さんはプロ野球の西鉄、巨人などで監督を務めた三原脩さん(故人)と同級生。1928年夏の甲子園で4強入りした。高橋さんは中堅手。「あの時、三原君はスマートなショートストップ(遊撃手)だったなあ」

 高橋さんが生涯で一度きりの本塁打を放ったのも甲子園。その2年前の、やはり夏の大会だった。

 高橋さんは慶応大時代、大学の先輩で元巨人監督の水原茂さん(故人)から指導を受けた。水原さんは高松のライバル校・高松商OB。水原、三原両氏を知る高橋さんは、球界にも、高松にとっても大切な存在だった。

 しかし、高橋さんは10年ほど前に、古里・小豆島(香川)から、息子夫婦が住む千葉に転居。学校側も所在をつかめずにいた。それが今回のセンバツ出場を機に、高橋さんが母校に手紙を送ったことから所在が分かった。

 最高齢OBからの突然の便りに、選手たちも喜び、サイン入りボールを贈った。「タカコウの子たちがくれたボールだ」。詩吟サークルの仲間を相手に、約80年前の記憶をよみがえらせている。

 26日の高松側スタンドには、OBら高松ファンが大勢駆けつけた。34年の夏の甲子園でベンチ入りした左達(さだち)匡彦(まさひこ)さん(84)=東京都東久留米市、元中央大野球部監督=は「当時のナインも小柄でね、小技で攻める野球は昔も今も同じだよ」と、後輩たちに目を細めた。

毎日新聞 2005年3月26日 大阪夕刊



キラ星甲子園:
’05センバツ 「同じ高校生じゃないか」−−戸畑・牧村浩二監督
 ◇昨夏覇者に惜敗も、フルスイング野球全開

 小柄な選手たちを率いた熱血指導者が、北国の雄に真っ向勝負を挑んだ−−。雨で1日順延となった第77回センバツは第1日の24日、第1試合で戸畑(福岡)が登場した。夏春連覇がかかる駒大苫小牧(北海道)と対戦。一塁側ベンチからは戸畑の牧村浩二監督(48)が鋭い視線でサインを送り続けた。「同じ高校生じゃないか。野球は強い方が勝つとは限らない」という持ち前の「フルスイング野球」。接戦で敗れはしたが、強豪を追いつめた戸畑ナインに球場は沸いた。

 牧村監督は戸畑と同じ北九州市の県立高、小倉を卒業し日体大に進学。81年から小倉のコーチを務めた。夏に全国制覇した経験がある小倉では、教諭は監督になれないという慣習が、その当時はあったという。「監督として甲子園を目指したい」。96年にライバルの戸畑へ異動した。

 進学校の戸畑は60年前後に黄金期を迎え甲子園を沸かせた強豪だったが、その後は姿を見せることは少なくなった。私立高の台頭で、かつての輝きは失いつつあった。

 だが牧村監督の着任で一変した。体格で劣る小柄な選手が多くても、思い切りよく振れば、内野手の間を抜く鋭い打球が飛ばせるはず。その信念で「当てにいくな。フルスイングを心掛けろ」との指導方針を徹底した。

 牧村監督は5年前、初めて戸畑を率いて第72回センバツに出場。四日市工(三重)に大敗し、苦い経験をしたが、牧村イズムが浸透した昨秋の福岡県大会決勝では、5点差をひっくり返し43年ぶりの優勝を収めた。

 この日の駒大苫小牧戦でも、戸畑打線は初回から安打を浴びせ、先制されながらも1点差まで迫った。試合後、牧村監督は「強豪と接戦できたこの収穫を生かし、勝てるチームをつくりたい」と夏に向けての意欲を語った。【錦織祐一、木村哲人】

毎日新聞 2005年3月24日 大阪夕刊

第77回センバツ高校野球:
駒大苫小牧、春一番−−神戸国際大付、逆転勝ち
 (主催 毎日新聞社・日本高校野球連盟)

 ◇第1日(24日・阪神甲子園球場)

 第1日の24日は1回戦3試合。第1試合は駒大苫小牧(北海道)が先制攻撃と先発・田中の力投で5年ぶり出場の戸畑(福岡)との接戦を制し、センバツ初勝利。史上5校目の夏春連覇へ好スタートを切った。第2試合は昨秋の近畿王者、神戸国際大付(兵庫)が八回の集中打で甲府工(山梨)に逆転勝ち。春夏通じて甲子園初勝利を挙げた。第3試合は45年ぶりの出場となった慶応(神奈川)と3年ぶり7回目の関西(岡山)の顔合わせ。

 ◇戸畑、再三の好機逃す

 ▽第1試合=1回戦

戸畑(福岡)

  000001000=1

  11000000×=2

駒大苫小牧(北海道)

 ◇2年・田中が完投勝利

 駒大苫小牧は右腕・田中、戸畑は左腕の木下と互いに2年生投手が先発。駒大苫小牧は一回、木下の立ち上がりを攻め、林の三塁打に敵失を絡めて1点を先取した。

 二回にも2死から四球と安打で一、三塁とし、林の二塁打で加点した。

 戸畑は二、四回と得点圏に走者を送ったが、後続を断たれて無得点。

 だが、戸畑は六回に反撃。1死一塁から高橋の中前打が敵失も誘って一、三塁に。井上の右犠飛で1点を返した。

 駒大苫小牧は田中が1点差を守り切り、完投勝ち。戸畑は二回途中から登板した2番手・矢野が好投したが、打線が再三の好機を生かせなかった。

 ◇徳之島合宿の縁、Qちゃんも応援

 ☆…第1試合に登場の駒大苫小牧(北海道)が先月合宿した鹿児島県徳之島の関係者約10人が、アルプススタンドから熱い声援。甲子園に駆けつけたのは、合宿時に選手らが泊まったホテル「サンセットリゾート」の宮田益明社長(58)ら。同島で合宿中のマラソンの金メダリスト、高橋尚子選手から託された「せっかくの甲子園。悔いの残らないよう、頑張ってください」との応援メッセージもはるばる運び込んだ。宮田社長は「チームの明るい雰囲気が良い。温暖な島で鍛えた成果を発揮してくれるはずです」。

 ◇あこがれの舞台、ボールボーイに

 ☆…24日の第1試合に登場した戸畑(福岡)。試合前のノック練習があり、ボールボーイを務めたのは、竹浦雅人選手と宮原直樹選手(ともに3年)。

 2人は日ごろからノックの際に牧村浩二監督(48)の補助を務めており、あこがれの「大舞台」でも指名された。初戦の相手は強豪の駒大苫小牧(北海道)。

 練習前、両選手は「ノックにリズムが出てチームが盛り上がるよう、一生懸命やりたい」と話した。

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 ◇神戸国際大付、逆転勝ち

 ▽第21試合=1回戦

甲府工(山梨)

  000000100=1

  00000004×=4

神戸国際大付(兵庫)

 甲府工は右腕の三森、神戸国際大付は左腕・大西の両エースが先発。

 序盤から投手戦となった。甲府工の三森は切れの良いスライダーを低めに集め、決定打を許さない。神戸国際大付の大西も味方の好守に助けられ、五回まで1安打投球。

 試合が動いたのは七回。甲府工は2死から青木が中前打で出塁。小石の死球で一、二塁とし、小野の左中間二塁打で先制した。

 神戸国際大付は八回、先頭の前田が右前打で出塁。1死後に二盗し、井内の左前打で同点。さらに2死一、二塁から堂本が右中間を破る三塁打、代打・長谷川も中前打で続き、この回4点を挙げた。

 九回は大西が甲府工の攻撃を3人で退け、リードを守りきった。

 ◇系列女子中高生70人が後押し

 ☆…神戸国際大付(兵庫)の応援に、神戸市灘区の私立松蔭中・高(平井豊和校長)の中学1年から高校2年までの女子生徒約70人が登場。センバツ出場決定後、神戸国際大付の系列校のため「チアリーダー部の応援を」との要請を受け、初めて学校をあげた応援態勢が実現した。しかし松蔭中・高にはチアリーダー部がないため、制服姿での応援に。それでも選手たちのプレーを大きく後押しした。

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第77回センバツ高校野球:
神戸国際大付、好発進 「夏春V」狙う駒大苫小牧も
 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)は24日午前、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で大会第1日の第1試合が始まり、12日間(雨天順延)にわたる熱戦の幕が上がった。雨のため、23日は大会史上初めて開会式だけが催され、直後に予定されていた3試合はすべて24日に順延になった。

 第1試合は「夏春連覇」がかかる駒大苫小牧(北海道)が2−1で初戦を突破。福岡沖玄界地震の被災地の願いを背負った戸畑(福岡)を振り切った。第2試合は、地元・兵庫の神戸国際大付が4−1で甲府工(山梨)に逆転勝ち。選手たちはスタンドの熱い声援を受けながら、夢の大舞台で力強いプレーを見せた。【川上克己】

毎日新聞 2005年3月24日 大阪夕刊

第77回センバツ高校野球:
開幕戦 駒大苫小牧、待望“春一勝” 夢の連覇へ手応え
 このまま夏春連覇だ−−。駒大苫小牧は九州大会4強の強豪、戸畑(福岡)を降し、開幕戦を飾った。待望のセンバツ初勝利を挙げ、走攻守そろった「駒苫野球」を全国の舞台で再び大きくアピールした。「この1勝で波に乗っていけ」「雪国のハンディなどないぞ」。頂点への期待を一気に膨らませたスタンドからは、選手たちへ熱い声援が飛んだ。【大谷津統一、写真も】

 初回から駒苫打線が火を噴く。先頭の林裕也主将(3年)が右越えの三塁打を放った。「やっぱり裕也は頼りになるねえ」。アルプススタンドを埋めた応援団から声が飛ぶと、母美幸さん(43)は「ありがとうございます」と何度も頭を下げ、「行け行け、裕也」と誇らしげな表情でグラウンドにエールを送った。

 3番の五十嵐大選手(3年)が遊撃手の失策を誘い1点を先制すると、五十嵐選手の父寛さん(44)は「まだまだ、これから。一つ一つ(のプレーを)、大切にしていこう」と表情を引き締めた。

 二回にも林主将の二塁打で2点目だ。

 先発の田中将大投手(2年)は相手打線を0点に抑え上々の滑り出し。母和美さん(42)は「このままの調子で抑えてほしい。でも、見ていて緊張します」と苦笑い。相手打者のバットが空を切るたび、「よっしゃ」と、マウンド上の息子と一緒に声を張り上げた。

 しかし、その後は点が入らない。六回に戸畑に1点を返されると、一瞬「ああっ」とため息がもれたが、「気持ち、切り替えよう」とスタンドに声が飛んだ。

 九回表、戸畑の最終打者が一塁ゴロに倒れた瞬間、和美さんは「よく頑張ったとしか言えない」と目頭を押さえ、スタンドに駆け寄り右手を突き上げる息子を、両手をたたいてたたえた。

 連覇へ絶好のスタートを切った駒苫。その勢いは止まりそうもない。

 ◇南国応援団も「きばれ!」−−合宿地・徳之島から10人

 「きばれ(頑張れ)、駒大!」。駒大苫小牧野球部が2月に合宿した鹿児島県・徳之島の天城町から関係者約10人が甲子園に駆けつけ、駒大苫小牧の応援団に交じって声援を送った。日本列島の南北を隔てた両者が、夏春連覇を目指す駒苫ナインを後押しした。

 合宿でチームを受け入れた同町のホテル「サンセットリゾート」の宮田益明社長(58)ら。22日に大阪入りし、同日夜に、大阪府池田市のチーム宿舎を訪れ激励した。

 宮田社長らは、徳之島合宿中に知り合ったマラソンの高橋尚子選手がチームにあてた直筆の応援メッセージを手渡した。メッセージには「せっかくの甲子園。悔いの残らないよう、頑張ってください」と書かれていた。香田誉士史監督が食堂で読み上げると、選手たちは手をたたいて喜んだという。

 宮田社長は「選手の雰囲気が明るくていいムード。温暖な島で鍛えた成果を発揮し、勝ち進んでほしい」と、金メダリストのメッセージ効果に手応えを感じた様子だった。

 ◇「北の守り」は総立ちで祝福

 「よーし、1勝だ」。新生・駒大苫小牧ナインを、苫小牧市の同校で応援した留守部隊約120人は、メガホンを打ち鳴らして祝福した。

 同校では会議室に大型モニターを設置し、生徒と地元ファンが、「駒沢」の文字が浮かぶステッカーを張った青と黄色のメガホンを手に声援を送った。九回表、戸畑のラストバッターがアウトに沈むと、会場は総立ちとなって大喜び。

 この春、同校を卒業した元吹奏楽部員、熊田奈実さん(18)は「1回戦だけどドキドキした。勝利に感動しました。目標は夏春連覇」と満面の笑み。体育教諭の宮本美也子さん(49)は「ハラハラする場面もあったが、生徒を信じてました。うれしい」と感激していた。【真野森作】

毎日新聞 2005年3月24日 北海道夕刊


第77回センバツ高校野球:
駒大苫小牧、開幕戦飾る−−熱戦ファンファーレ
 雨で順延となった第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第1日の24日、史上5校目の夏春連覇を狙う、北海道の駒大苫小牧が第1試合に登場。戸畑(福岡)を2−1で振り切り、2回戦に駒を進めた。駒大苫小牧は選抜では初勝利。

 駒大苫小牧は一回裏、先頭打者の林裕也主将(3年)の右中間三塁打を突破口に先制。二回にも林主将の適時二塁打で1点を加えた。先発の田中将大投手(2年)は、六回に右犠飛で1点を失ったが、戸畑の送りバントを3度封じる堅守で田中投手を援護した。

 スタンドでは、北海道から応援に駆け付けた父母らの応援団約220人が初戦突破を喜んだ。【吉田競】

毎日新聞 2005年3月24日 北海道夕刊

キラ星甲子園:
’05センバツ 「新しい母」に恩返しを−−神戸国際大付・井内選手
 ◇震災で亡くなった母と弟の写真、そっと机にしまった−−神戸国際大付・井内良介選手(2年)

 「ちゃんと見ててな」。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で23日開かれた第77回センバツ開会式。雨の中を入場行進する神戸国際大付(兵庫)の背番号「17」、井内良介選手(2年)は心の中でそうつぶやいた。その姿を外野スタンドから追う母。10年前の阪神大震災で被災した2人は、震災が結んだ親子でもある。

 95年1月17日。井内選手の家族4人が住む神戸市灘区のアパートが崩れた。仕事に出ていたトラック運転手の父健一さん(36)は難を逃れた。だが、「川の字になって寝ていた」3人は瞬時に、がれきに埋まった。

 母美佐江さん(当時24歳)、弟修平君(当時3歳)の死を知らされたのは1カ月の入院が終わった日。心に穴が開いたようだった。それを埋めたのが、小学3年の時に出会った「野球」だった。

 やがて父が再婚。心の折り合いがつかず、父とも「新しいお母さん」の京子さん(31)ともぎくしゃくした。でも試合の日、球場で京子さんの姿をいつも見つけた。京子さんもまた震災で灘区の実家を失っていた。

 センバツ出場が決まった今年1月31日。10年前に失った母と弟の写真をそっと机にしまった。「お守り」代わりに野球バッグにしのばせてきたものだ。「亡くなった2人は忘れない。でも、この甲子園は今の母と父に恩返しする場にしたい」

 開会式の前夜、下ろし立ての野球帽のつばの裏に「感謝」とフェルトペンで書いた。井内選手はその帽子をかぶり24日の第2試合、甲府工(山梨)との対戦に臨む。

【山口朋辰、川上克己】

毎日新聞 2005年3月24日 大阪朝刊

茉奈と佳奈のみんなの甲子園:
毎日放送のセンバツ番組 残念ながら雨となった開会式…
 残念ながら雨となった開会式。雨空の下でも、肌寒い空気を吹き飛ばすように行進する選手たちの姿はとっても輝いていました。

 先頭は済美主将の福井君。今年は惜しくも出場できず、寂しそうな背中が印象的でした。今日は仕切り直しのスタート。開幕試合の戸畑の井上君はお父さんも昔センバツの開幕試合に出場して緊張で本来のプレーができず、負けてしまったそうです。この雨でほぐれるといいですね!

………………………………………………………………………………………………………

<放送予定>午後11時55分から

<出演者>三倉茉奈、三倉佳奈▽山中真(MBSアナウンサー)

毎日新聞 2005年3月24日 大阪朝刊

第77回センバツ高校野球:
開会式 雨降って“意地”固まる 試合順延、6校室内練習
 (主催 毎日新聞社・日本高校野球連盟)

 ◇開会式(23日・阪神甲子園球場)

 23日は開会式に続いて予定されていた1回戦3試合が雨のため中止となり、24日に順延された。開会式だけが行われ、全試合が中止となったのは大会史上初めて。また、大会第1日の試合すべてが中止になったのは、第64回大会(92年)以来13年ぶりになる。大会日程が1日ずつ繰り下がるため、24日が大会第1日となり、優勝戦は4月4日に行われる。この日、試合予定だった6校の選手たちは開会式後、阪神甲子園球場の室内練習場で調整をした。

 ◆各監督は…

 ◇1日空くのは好都合、恵みの雨/いい天気の下で/気持ちを切り替えて

 ◇戸畑・牧村浩二監督

 雨の中の開会式で体が冷えたうえ、グラウンド状態も悪かったので、順延は歓迎。腹痛を抱える木下にも、1日空くのは好都合。恵みの雨です。

 ◇駒大苫小牧・香田誉士史監督

 グラウンド状態が厳しく、雨で選手の体も冷えていたので順延はよかったと思う。気持ちを切り替え、明日は、はつらつプレーで戦いたい。

 ◇神戸国際大付・青木尚龍監督

 相手も同じ条件だし、やる気でいた。でも1日延び、いい天気の下で出来るのはいい。選手たちの気持ちも下がってないし勝つ気でいる。

 ◇甲府工・原初也監督

 大会前の遠征で疲れ気味。試合が延びたことが、いい方向に向けばいい。あしたは序盤から離されないように、しっかり守っていきたい。

 ◇慶応・上田誠監督

 雨で延期になって良かった。多くのOBとともに開会式の感動を少しでも長く味わっていたかったから。明日は気持ちを切り替え、勝負に徹します。

 ◇関西・江浦滋泰監督

 試合をやる心づもりだったが、開会式の途中に天気予報を見て、試合は難しいかなと思った。これで試合に集中できるし、順延になってよかった。

 ◇気分は晴れ晴れ

 ☆…順延の知らせに、「えーっ」の声を上げた戸畑ナイン。主将の中村竜は「100%試合をするつもりだった」と言うが、「開会式は予想した以上に寒かった。直後に試合だと厳しいかなと思った」と試合延期を前向きにとらえた。

 室内練習場で汗を流した後、円陣を組み、「もう一度気持ちを高めていこう」と仲間に声をかけたという。ひとまず緊張を解き、晴れ晴れとした表情で球場を後にした。

 ◇軽めの調整

 ☆…甲府工のエース三森は、20球程度の軽めの投球で翌日に備えた。雨で試合が延期になったことには「しようがない。気持ちを切り替えるしかない」とサバサバ。

 1試合平均与四死球は出場校の主力投手で最少の0・88個と抜群の制球力を誇る。初戦の相手で、昨秋の近畿大会を制した神戸国際大付については「実力は相手の方が上。気持ちで負けないようにしたい」。1年ぶりの甲子園のマウンドに向け、気合を入れた。

 ◇翌日は要注意

 ☆…「試合途中での中止だけは避けたかったから良かった」。駒大苫小牧ナインはほっとした様子。03年夏の甲子園。1回戦の倉敷工戦では四回途中まで8−0とリードしながら雨でノーゲームとなり、翌日の再試合で敗れた。当時、吉岡とともにベンチ入りしていた松橋は「雨の翌日は気持ちを引き締めたい」。

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 ■ズーム

 ◇赤い下着、大当たりの予感−−神戸国際大付・正木修平三塁手(3年)

 地元から多くの友人が駆けつけた開会式。雨雲を気にしながらも、ひそかに闘志を燃やしていた。「観客が多い方が燃えるタイプなんです」。試合中止が決まると「気が抜けました」と表情に残念さをにじませたが、室内練習場では一転、うっぷんを晴らすかのように4番らしい力強い打撃で快音を響かせた。

 昨秋は5割を超える高打率で近畿大会優勝の立役者となった。大会直前の練習試合では、体が前に突っ込む悪い癖が出て調子を落としたが、「雨による打撃練習で、欠点を修正できた」。

 この日に合わせ、赤色の下着を身につけた。初めて着用した昨秋の県大会で大当たりし、それ以来の縁起かつぎだ。「赤は僕にとって勝負の色。1枚しかないので帰ったら手洗いします」。力を込めた言葉に、勝利への自信が満ちあふれていた。【和田崇】

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 ■君を忘れない

 灰色の空にも、球児たちの笑顔は輝いた−−雨にたたられた23日の開会式の入場行進。東邦のナインの顔は、自然とほころんだ。「全国の強豪が集まっているので、ワクワクしちゃって」と主将の水野。掛け声に合わせ、大きく腕を振って、前へ。木下投手も笑顔で行進。「でも、『よそ行きの甲子園野球はするな』と言われてます」と木下。出場選手576人が足音を響かせたグラウンドに24日、春を告げる球音が響く。【加藤敦久、撮影・梅村直承】

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 ◇24日が「第1日」に 前売り券など−−大会本部からのお知らせ

 23日の開会式後に予定されていた3試合は雨のため順延され、24日が「第1日」となります。

 プレイガイドなどで購入された前売り券も、24日が「第1日」となりますのでご注意下さい。

 23日に来場し、第1日の半券をお持ちの方は24日も有効です。

毎日新聞 2005年3月24日 大阪朝刊
第77回センバツ高校野球:
駒苫、接線制す
 (主催 毎日新聞社・日本高校野球連盟)

 ◇第1日(24日・甲子園)

 第1日の24日は1回戦3試合。第1試合は駒大苫小牧(北海道)が先制攻撃と先発・田中の力投で5年ぶり出場の戸畑(福岡)との接戦を制し、センバツ初勝利。史上5校目の夏春連覇へ好スタートを切った。第2試合は強豪ひしめく昨秋の近畿大会で優勝した神戸国際大付(兵庫)と2年連続出場の甲府工(山梨)の対決。第3試合は45年ぶりの出場となった慶応(神奈川)と3年ぶり7回目の関西(岡山)の顔合わせ。

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 ◇夏春連覇へ好発進

 ▽第1試合=1回戦

戸畑(福岡)

  000001000=1

  11000000×=2

駒大苫小牧(北海道)

 駒大苫小牧は右腕・田中、戸畑は左腕の木下と互いに2年生投手が先発。駒大苫小牧は一回、木下の立ち上がりを攻め、林の三塁打に敵失を絡めて1点を先取した。

 二回にも2死から四球と安打で一、三塁とし、林の二塁打で加点した。

 戸畑は六回に反撃。1死一塁から高橋の中前打が敵失も誘って一、三塁に。井上の右犠飛で1点を返した。

 駒大苫小牧は田中が1点差を守り切り、完投勝ち。戸畑は二回途中から登板した矢野が好投したが、打線が再三の好機を生かせなかった。

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 ◇甲府工、八回反撃許す

 甲府工は右腕の三森、神戸国際大付は左腕・大西の両エースが先発。序盤から投手戦となった。

 試合が動いたのは七回。甲府工は2死から青木が中前打で出塁。小石の死球で一、二塁とし、小野の左中間二塁打で先制した。

 神戸国際大付は八回に反撃、同点とした。

 ◇モチケンサンバ

 〇…「オレーオレー、“モチケン”サンバ」。甲府工の吹奏楽部。松平健さんの大ヒットナンバー「マツケンサンバ」を初演奏する。野球部内やクラスで「もちけん」と呼ばれる望月健捕手(3年)の応援曲。打席に入る際に使う予定だ。

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戦後還暦・甲子園:
野球と生きて センバツ高校野球/上 田中科代子さん
 ◇「平和な青空に白球を」−−元女子プロ野球選手・田中科代子さん(75)

 今年、戦後60年の「還暦」を迎える。激動の時代の中で「野球に生きた」人たちに、往時を振り返ってもらった。

   ×   ×

 女子のプロ野球チームが日本にもあったんですよ。戦後の、ほんの一時期でしたから知っている人は少ないかもしれません。でも当時は試合で全国を回ると、すごい人気がありました。

 戦時中は野球どころじゃありません。終戦を迎えて思ったの。「この青空に白球を飛ばしたい」って。それで、女学校の友だちを引きずり込んで野球部を作ったんです。私は監督兼選手でした。

 学校を出て少ししてから、プロ野球選手になりました。新聞の募集広告に飛びついたんです。入団の審査員は、プロ野球のスターだったスタルヒン投手や「フォークの神様」杉下茂投手でした。

 1300人も応募があって、「ああダメだ」と。ところが、合格です。東京が本拠地の「エーワン・ブリアンツ」の外野手になり月給は4000円。公務員並みでしたよ。

 東京には6チームほどあったかな。春と秋に後楽園球場などでトーナメント戦をやると、2万人近い観衆が集まりました。夏は全国遠征に出かけてね。各駅で熱烈な出迎えを受けました。

 選手として一番いい時期だった50年11月に、右手の薬指を骨折しましてね。1シーズンで引退。今も曲がったままです。

 女子プロ野球はやがてノンプロになり、姿を消しました。技術的には下手だったのかもしれません。でも戦後の貧しく娯楽の少なかった時代に、かけがえのない存在だったと思っています。【聞き手・木村哲人】

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 ■人物略歴

 東京出身。跡見高等女学校(現・跡見学園高校)卒。戦後誕生した女子プロ野球チームでの体験を「プロ野球選手はお嬢さま」(文芸社刊)につづった。

毎日新聞 2005年3月24日 東京夕刊



1回戦3試合が順延 選手は室内練習場で調整
室内練習場でバッティング練習に励む駒大苫小牧の林選手=阪神甲子園球場で23日、梅村直承写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)は、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で23日、開会式に続いて予定されていた1回戦3試合が雨のため中止となり、24日に順延された。開会式だけが行われ、全試合が中止となったのは大会史上初めて。また、大会第1日の試合すべてが中止になったのは、第64回大会(1992年)以来13年ぶりになる。大会日程が1日ずつ繰り下がるため、24日が大会第1日となり、優勝戦は4月4日に行われる。

 この日、試合予定だった6校の選手たちは開会式後、阪神甲子園球場の室内練習場で調整をした。

 ■順延になった6校の監督談話と選手表情

 ▽戸畑・牧村浩二監督 雨の中の開会式で体が冷えたうえ、グラウンド状態も悪かったので、順延は歓迎。腹痛を抱える木下にも、1日空くのは好都合。恵みの雨です。

 ▽駒大苫小牧・香田誉士史監督 グラウンド状態が厳しく、雨で選手の体も冷えていたので順延はよかったと思う。気持ちを切り替え、明日は、はつらつプレーで戦いたい。

 ○…「試合途中での中止だけは避けたかったから良かった」。試合が翌日に順延になり、駒大苫小牧ナインは一様にほっとした様子だった。03年夏の甲子園。1回戦の倉敷工戦では四回途中まで8−0とリードしながら雨でノーゲームとなり、翌日の再試合で敗れた。当時、吉岡とともにベンチ入りしていたエースの松橋は「あの時の経験があるので、雨の翌日は気持ちを引き締めたい」。

 ▽神戸国際大付・青木尚龍監督 相手も同じ条件だし、やる気でいた。でも1日延び、いい天気の下で出来るのはいい。選手たちの気持ちも下がってないし勝つ気でいる。

 ▽甲府工・原初也監督 大会前の遠征で疲れ気味。試合が延びたことが、いい方向に向けばいい。あしたは序盤から離されないように、しっかり守っていきたい。

 ○…甲府工のエース三森は、20球程度の軽めの投球で翌日に備えた。雨で試合が延期になったことには「しようがない。気持ちを切り替えるしかない」とサバサバ。1試合平均与四死球は出場校の主力投手で最少の0・88個と抜群の制球力を誇る。初戦の相手で、昨秋の近畿大会を制した神戸国際大付については「実力は相手の方が上。気持ちで負けないようにしたい」。1年ぶりの甲子園のマウンドに向け、気合を入れた。

 ▽慶応・上田誠監督 雨で延期になって良かった。多くのOBとともに開会式の感動を少しでも長く味わっていたかったから。明日は気持ちを切り替え、勝負に徹します。

 ▽関西・江浦滋泰監督 試合をやる心づもりだったが、開会式の途中に天気予報を見て、試合は難しいかなと思った。これで試合に集中できるし、順延になってよかった。

 ○…24日・1回戦…○

 (左が一塁側)

 ▽第1試合(9時半)

戸   畑−駒大苫小牧

(福 岡)  (北海道)

 ▽第2試合(12時)

神戸国際大−甲 府 工

付(兵庫)  (山 梨)

 ▽第3試合(14時半)

慶   応−関   西

(神奈川)  (岡 山)

 ■大会本部からのお知らせ■

 23日の開会式後に予定されていた3試合は雨のため順延され、24日が「第1日」となります。

 プレイガイドなどで購入された前売り券も、24日が「第1日」となりますのでご注意下さい。

 23日に来場し、第1日の半券をお持ちの方は24日も有効です。

毎日新聞 2005年3月23日 18時23分

センバツ:
高野連が如水館に厳重注意 部員が芸能人と写真
 第77回選抜高校野球大会に出場する如水館(広島)が日本高校野球連盟から厳重注意を受けていたことが23日、分かった。選抜大会出場には支障ない。壮行会などを兼ねた終業式に芸能人を呼び、さらに部員たちが芸能人と一緒に写真に撮られたことが学生野球憲章に抵触する恐れがあると判断された。 

(時事通信社)

毎日新聞 2005年3月23日 13時39分

開会式だけは史上初 24日は午前9時半から
選手宣誓をする駒大苫小牧の林裕也主将




 開会式に続いて予定されていた1回戦3試合がすべて雨天のため24日に順延されたセンバツ。大会初日の全試合が中止となったのは64回大会(1992年)以来13年ぶり。開会式だけが行われたのは、大会史上初めてのことだった。24日が大会第1日となり、午前9時半から3試合が行われる。

 ◇「100点満点の宣誓」 駒大苫小牧の林主将

 「この世に生を受け、十数年生きてきた中で、夢を実現させようとし、一生懸命立ち向かうこと、そこに僕たちの人生があることに気がつきました」

 全国の球児たちの熱い視線が注がれた開会式の大舞台で、駒大苫小牧の林裕也主将(3年)は、胸を張って宣誓した。

 長い冬がハンディとなり、全国制覇は困難とされた北海道勢。それを覆し、昨夏の選手権大会を制したのが同校だった。そのチームを林主将が先輩から引き継ぎ、半年以上たつ。

 「あなたには向いてない」。昨秋、監督やコーチに全員一致で指名された主将の大役だったが、母美幸さん(43)は、こう言って切り捨てた。「裕也は悩みを自分で抱え込む。人を引っ張っていけない」。母が心配した通り、当初はシニアリーグ時代の先輩でもある前主将を意識する余り、食事がのどを通らず、体重は1カ月で約4キロも落ちた。しんどいと思ったこともあった。だが、林主将は自分の性格を逆手に取った。「皆が自分を理解してくれていたことが分かった。だから5人の副主将と話し合って、みんなでチームを引っ張るやり方が定着できた」と振り返る。

 リーダーとしてたくましく成長した息子の姿をスタンドから父美裕喜さん(43)と見守った美幸さんは「周りの人々に支えられていることを改めて感じた瞬間だったはず。宣誓は100点満点でした」と目を細めた。【大谷津統一】

 ▽脇村春夫・日本高野連会長 (試合が中止になって)本当に残念。選手たちにはかわいそうだが、雨の中で無理にプレーをさせてはいけない。プレーヤーズ・ファースト(選手第一)で、選手たちの(体調など)コンディションが一番大事ですからね。1日空いて気持ちの切り替えが難しいとは思うが、しっかりプレーに集中して素晴らしい試合を見せてほしい。

 ○…雨天順延が決まったスタンドでは、足早に球場を去るファンからため息が漏れた。23日の第2試合に登場する予定だった甲府工の後援会の赤沢信二さん(51)は「選手はこの日のためにコンディションを整えてきたはず。とても残念」と話した。横浜市から朝の飛行機で駆けつけた慶応野球部OBの会社員、三木亮介さん(46)は「センバツは雨が降るもの。(順延は)ある程度予想していた。少しでもいいコンディションでプレーしてほしい」と前向きに受け止めた。

 ○…駒大苫小牧の香田監督が雨で中止になった開幕戦のメンバー表で先発に指名したのが、背番号10の田中。松橋、吉岡の2投手が目立つが、140キロを超す速球を持つ長身右腕。捕手としての出場も期待されていた器用な選手で、雨でも苦にしない実績があったため、香田監督に前日言い渡された。ただ、当の本人は「万全な状態でやった方がいい。正直、中止と決まって、よしっと思った」という。仕切り直しにも「あした登板なら、第1球目は気持ちのこもった球を投げたい」と張り切っていた。

 ○…東海大浦安高(千葉)3年の内田国俊さん(17)と、第一女子高(宮城)2年の八重樫葵さん(16)は、開会式で司会役を務めた。昨夏の全国高校放送コンテストの朗読、アナウンス部門でそれぞれ優勝。落ち着いた様子で大役をこなした。八重樫さんは「さわやかに出来ればいいなと思っていた。すごく緊張したけど、出来てホッとしました。あとは(県勢の)一迫商を応援します」と弾んだ声で話した。

毎日新聞 2005年3月23日 12時51分



【浦和学院がんばれ!!】

浦和学院惜しくも敗退。残念でした。しかし、素晴らしい試合だったと思います。
感動をありがとう!!





センバツ 西条が粘る浦和学院を振り切る
2005年3月29日(火) 10時18分




【西条・浦和学院】六回表西条1死一塁、飯田の適時打で三谷が生還。


勝ち越し (毎日新聞)


 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第5日は28日、1回戦第2試合で16年ぶり5回目出場の西条(愛媛)が4−3で2年ぶり6回目出場の浦和学院(埼玉)を破った。

 ○西条4−3浦和学院●

 【評】西条が中盤の集中打で奪ったリードを守りきった。同点の六回、飯田の勝ち越し二塁打など4短長打に2四球を絡めて3点勝ち越し。津島は内外角を丹念についた。浦和学院は七回2死から3連続短長打で1点差。八回も四球を足掛かりに2死二、三塁としたが、一歩及ばなかった。

 ■悔い残る最後の一打 浦和学院・前野達郎一塁手

 最大のチャンスが九回裏の打席で回ってきた。先頭の井上が左前打で出塁。1点を追う同点機だ。
 それまでの3打席は西条の技巧派、津島を完ぺきにとらえた。2本の二塁打と右前打。ベンチでは「外の流れる球に開くな。踏み込んで打て」と、打ちあぐむチームメートにアドバイスを与えていたほどだ。しかし、最後の打席は力が入った。外角のスライダーに体が泳いで左飛に倒れ、逆転への足場は作れなかった。
 身長186センチの大型一塁手。昨夏の甲子園では8番を打ち、新チーム結成時は4番を任されていた。ところが、下半身の使い方を矯正しようとして自分の打撃を見失い、練習試合では先発からも外されるようになった。
 この日の昼前の練習で「9番先発」を告げられた。「監督に結果は気にするなと言われた。無心で打席に立てたのが良かったのかも」という。しかし、最後の一打に悔いが残る。「勝負の分かれ目で打てなかった。自分の弱さです」。夏に向け、その“強さ”を追い求める戦いが始まった。【滝口隆司】

 ○…西条の捕手・飯田が攻守で活躍した。「自分でもびっくりした」と振り返った五回の守り。同点の2死二塁は、一塁ベンチ前のファウルフライをダイビングキャッチして切り抜けた。好守に気を良くし、「思い切り行けた」という直後の六回の打席で、ヒット・エンド・ランをきっちりと決めて左中間適時二塁打。「プロ野球みたいで楽しかった」と、ナイターでの勝利の余韻に浸っていた。

 〇…「最後はドキドキ。でも、自分の役割はきちんと果たせました」と競り合いの末の勝利に、ほっとした表情を見せたのは西条の1番・野村。二回、右前に先制打を放ち、五回には左翼へ三塁打。さらに、六回には4点目となる適時打を左前へ。「目標にしていた出塁3回は果たせましたが、三塁を飛び出して刺されたり、三振もしたので全体的には75点」。周囲の期待通りの活躍にも反省を忘れなかった。

 ○…浦和学院のエース井上は、1点を追う五回の打席で左翼線二塁打。前野の右前適時打で同点の本塁を踏んだ。だが、続く六回のマウンドでは、甘い球を狙い打たれて、痛恨の3失点。「走った後のマウンドで、息が整わなかった」。無念の表情で、言葉は途切れがちだった。

 ○…浦和学院の左翼手・都築が二回の守備でファインプレーを見せた。1点を先制され、なお2死一、二塁のピンチ。西条の2番・越智竜の打球は左翼への大飛球。背走を重ねた末に逆シングルで好捕し、そのままフェンス際に倒れ込んだが、ボールはしっかり離さなかった。「捕れるという自信はなかったけれど、夢中で打球に飛びつきました」。ほんの一瞬、口元を緩めたが、悔しい1点差での敗戦に表情は終始こわばっていた。

 ▼西条・八木俊博監督 生徒たちが守り切ると信じていた。津島は向かっていく気持ちを随所に出し、それを皆に伝えてくれた。飯田も逃げに回らず、よくリードした。

 ▼浦和学院・森士監督 六回の3失点が最後まで響いた。井上が踏ん張り、打線もよく粘ってくれたが、自分たちのリズムで野球を出来なかった。

[ 毎日新聞 3月29日 10時18分 更新 ]



埼玉新聞より


浦和学院、1回戦で散る
選抜高校野球 (埼玉新聞)


西条に敗れ、応援席にあいさつに向かう浦和学院の選手たち=28日、甲子園
 【大阪=高校野球取材班】第77回選抜高校野球大会第5日は二十八日、甲子園球場で1回戦2試合が行われ、埼玉代表で2年ぶり6度目出場の浦和学院は3―4で西条(愛媛)に惜敗した。

 浦和学院が選抜大会1回戦で敗退するのは初。過去7度出場した夏の全国高校選手権では一九八七、九六年の2度、初戦(2回戦)で敗れている。

 昨秋の関東高校大会で準優勝した浦和学院と四国高校大会で準優勝し、16年ぶり5度目の選抜切符を手にした西条の顔合わせ。試合は小雨が降りしきる肌寒さを吹き飛ばす接戦となった。

 浦和学院のエース井上は二回、1点を先制されたが、打線は五回に援護。前野の右前打で振り出しに戻した。

 六回、制球に苦しむ井上が西条打線につかまる。高めに入った球を打ち込まれ、長短4安打で3点を失った。七回には浦和学院・前野の左中間二塁打と堀越の右中間三塁打で2点を返し1点差に追い上げる。だが八、九回に築いた同点機をものにできなかった。

遠い1点
9安打も攻略ならず


5回表西条1死三塁、三塁手藤倉(左から2人目)と捕手今成(左)で、飛び出した西条の三塁走者野村(8)を三本間で狭殺する
 戦評…浦和学院は七回に3―4まで詰め寄ると八、九回にも同点機を築いたが、あと1点が遠かった。

 八回、2四球などで二死二、三塁としたが、内田が外角のボール球に手を出して空振り三振。九回には先頭の井上が左前打を放ったものの、後続が倒れた。

 1点を追う五回、浦和学院は前野の右前打で同点。七回には二死から長短3連打で2点を返した。だが、9安打しながら西条の先発・津島の攻略に苦心。右横手からのシュートとスライダーで両コーナーを突く投球に要所を封じられた。

 浦和学院のエース井上は8安打4失点。7四球を与え制球が不安定だった。同点の六回には甘く入ったカーブや直球を痛打され、3点を失ったのが響いた。

制球力発揮できず

 エース井上が不調に苦しんだ。持ち味の制球力を発揮できず、「調子が良くなかった。球が浮いてしまったところをとらえられた」と悔やんだ。

 前夜、「寝坊して学校に遅刻する夢を見た」と話すなど緊張はなかった。鋭いけん制で走者を2度刺すなど立ち直るきっかけは何度かあったが、変化球が決まらず、7四球と乱調だった。五回に走者として出塁し六回に3失点。「間がほしかった」。普段の野球ができずにリズムが崩れた。

3安打2打点 無心で打った
9番前野が大暴れ

 9番打者として登場した昨秋の主軸、前野が3安打2打点と大暴れした。「とにかく何も考えず、無心の状態で来たボールを打った」とはにかんだ。

 三回の第1打席では右中間二塁打、五回には一死二塁から二遊間を破る同点タイムリー。七回は一死一塁から左中間をきれいに割る適時打を放った。「外のボールが多いのが見ていて分かったので、踏み込んでセンターに返すつもりで打った」と攻略法を明かした。

 練習試合でなかなか打てず、メンバーから外された時期もあった。その悔しさを思い切り自分のバットで表現した。「神聖な場所」と自ら評する甲子園が、復調のきっかけの場所となった。

4番は無安打

 4番の都築は持てる力を十分に発揮できなかった。1三振を含む3打数無安打。「チャンスに打てなかった」と言葉少なに振り返った。

 試合数日前にタイミングの取り方を変えるため、オープン気味のスタンスに変更。ボールが見やすくなったことで、前日の練習でも鋭い打球が飛ぶようになっていた。冬場の練習でもベンチプレスが5キロアップするなど、力強さも備えて臨んだ甲子園だった。

 昨夏の甲子園では1本も安打を打てなかった。今大会でも快音は聞かれず、「低目のナチュラルシュートを引っかけてしまった」と悔やむ。だが、決してうつむくことのない顔からは、またここに戻ってくるぞという気迫が垣間見えた。

中軸分断、連打出ず
西条・津島先発は意外


浦和学院―西条 6回表2死満塁のピンチに、エース井上(中央)を励ましにマウンドに集まる今成(左から2人目)ら浦和学院のナイン
 浦和学院の挑戦はあと一歩のところで終わった。準優勝した昨秋の関東高校大会で中軸を打った川村を7番、前野を9番に下げるなど、打順をガラリと変えて臨んだ。

 ところが、予想外の投手が先発してきた。「津島君の調子がいいとは聞いていたが、意外だった」と森監督も戸惑った。この不安が伝染したのか、打線は期待の中軸が完全に分断され、浦和学院らしい連打で波に乗れなかった。

 1点を追う三回一死一、三塁の場面では、古市がスクイズを失敗。3番渡部は二ゴロに倒れてチャンスを逃した。9安打を放ったものの、津島の時折内角を突く直球に打者は完全に差し込まれた。

 1点差の敗退に森監督は伏目がちに試合を振り返った。「早いうちに追い付いておきたかったが、勝機を逃した。競った試合をものにするつもりが、追い付くのがやっとだった」と三回の攻撃を悔やんだ。

 それでも、最後まであきらめずに食らいつこうとする気迫と、全員野球を標ぼうするチームらしさを発揮したのは確かだ。

 先制点を許し、さらに相手が押せ押せとなった二回二死一、二塁では、都築が左翼への大飛球を懸命に背走して好捕。捕手今成が「都築がよく追い付いてくれた」と信頼感を示せば、エース井上は「みんなが守ってくれる」と信じたことで九回を投げ切れた。

 試合には敗れたが、夢舞台で生まれた連帯感は本物だ。敗戦にもナインの表情に暗さはなかった。夏に向けて、チームはまた走り始める。



浦和学院、初戦は28日
選抜高校野球
 

開会式を終えて、気持ちを新たにする浦和学院ナイン=23日午後、甲子園
 【大阪=高校野球取材班】第77回選抜高校野球大会は23日、甲子園球場に32校が参加して開幕。開会式を行ったが、雨のため予定されていた1回戦3試合は24日に順延された。開会式だけで試合が順延されたのは大会史上初めて。西条(愛媛)と対戦する浦和学院の1回戦は28日となった。

 雨が降るあいにくの天候の中、午前9時からの開会式で2年ぶり6度目の出場を果たした浦和学院は約2万人の観衆が見守る前で、堂々と行進。常連の同校は、選抜旗を持った主将の今成を先頭に、掛け声を掛けながら元気のいい行進を披露した。

 浦和学院が登場すると、場内からは大きな拍手と歓声が送られ、選手たちはそれに応えるかのように胸を張って行進した。

 グラウンドの状態が悪くなることから、同校に午前5時ごろ日本高野連から連絡があり、通常のスパイクからトレーニングシューズでの行進に変更になった。トレーニングシューズでの行進は春夏通じて初めて。

 脇村春夫・日本高野連会長は「緊迫した試合展開で、大会を盛り上げ、新しい歴史の1ページを記してほしい」とエールを送った。

 24日は午前9時半から戸畑(福岡)―駒大苫小牧、神戸国際大付(兵庫)―甲府工(山梨)、慶応(神奈川)―関西(岡山)の3試合が行われる。会期は1日延び、決勝は4月4日。

完ぺきな行進
森監督も満足

 浦和学院はこの日午前6時ごろに起床し、同7時すぎに宿舎を出発。前日から開会式に備えて早朝から行進の練習を繰り返してきた。

 ナインは大舞台で練習の成果を発揮。さっそうとした入場行進を見ながら、森監督は「心の足並みがそろった完ぺきな行進だった。思いをきっちり形にしていた」と満足そうな表情を浮かべた。

 同校は今大会に備えてストッキングを新調。オレンジの部分を約1センチ広げた。行進ではそのオレンジがよく映えて、選手たちの足並みの良さを際立たせた。

「体の切れ出てきた」


トスバッティングで軽めの調整をするナイン=23日午後、市尼崎高校
 開会式の入場行進を終え、チームは23日午後、市尼崎高校の室内練習場で約2時間の軽めの調整を行った。

 午前中の開会式の後、いったん伊丹市内の宿舎に戻り、ナインは約1時間の昼寝などでゆっくり疲れを癒やした。森監督は「今は回復の時期。うちの試合は午後からなので、開会式だけでも早く終わってホッとしている。疲れを取るためにも順延はちょうどよかった」と試合日が1日延びたことを歓迎した。

 練習が軽くなり、選手たちの動きにも鋭さが出てきた。1回戦の西条投手陣を想定した打撃練習では、強烈な打球を連発。室内に快音を響かせていた。投手陣も短距離ダッシュやランニングで軽めの調整。投球練習は捕手を座らせて、20球程度で切り上げた。

 主将の今成は「疲れも抜けて体の切れも出てきた。バランスを取りながら練習に取り組んでいるので、ほかの選手たちも動きがよくなってきた」と順調な仕上がりぶりを強調。渡部も、「練習量も落ちてきたが、睡眠をとったこともあって万全の状態になってきた」と初戦に向けてコンディションも上向いているようだった。



センバツ開幕
浦和学院、堂々行進
 
【大阪=高校野球取材班】

 第77回選抜高校野球大会は二十三日、兵庫県西宮市の甲子園球場で、浦和学院など32校が参加して開幕。開会式には約2万人が詰め掛けた。雨のため開会式が行われた後、午前10時から予定されていた3試合の中止が決定し、第1日は二十四日に順延となった。選抜大会で開会式のみが行われたのは初めて。

 午前9時すぎ、前回優勝の済美(愛媛)の福井優也主将が持つ優勝旗に続き、同準優勝の愛工大名電(愛知)が登場。南から北の順に、サザンオールスターズのヒット曲「君こそスターだ」の軽やかなリズムに合わせて行進した。

 浦和学院は今成亮太主将を先頭に28番目に登場。ナインは手足を大きく振りながら、歩調を合わせてきびきびと行進し、スタンドからも大きな拍手と声援を受けていた。

 選手を代表して駒大苫小牧(北海道)の林裕也主将が「夢を実現させようと一生懸命に立ち向かうこと。ここに僕たちの人生があることに気付きました」としっかりとした口調で宣誓した。

 浦和学院の初戦は大会第5日の二十八日、第2試合で西条(愛媛)と対戦する。


【第77回センバツ大会試合結果】



(スポニチアネックスより)


第5日 3月28日(月)
▽1回戦
第1試合 13:00 青森山田(青森) 3−16 沖縄尚学(沖縄)
第2試合 15:30 浦和学院(埼玉) 3−4 西 条(愛媛)



沖縄尚学16点!全員18安打!!

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 第77回選抜高校野球大会第5日は28日、悪天候を予想し予定を変更して1回戦2試合を行い、第1試合は、沖縄尚学(沖縄)が全員18安打の猛攻を見せ、春夏通じ沖縄勢の甲子園最多得点となる16点を奪い、青森山田(青森)に大勝した。第2試合では、16年ぶり出場の西条(愛媛)が背番号10の津島卓也投手(3年)の粘り強い投球で浦和学院(埼玉)に競り勝った。29日は、1、2回戦計4試合が行われる。



青森山田に完投勝ちし兼屋(左)とグラブタッチする沖縄尚学・前嵩(中央)
 <沖縄・沖縄尚学>春雨にも冷めることはない。響く快音。泥を跳ね上げて、沖縄尚学の9人がダイヤモンドを駆けめぐっていった。

 「びっくり仰天。練習中でもこんなに打てないんだけど…。7割の力で150%の力を出してくれました」。就任2年目の角田監督も目を丸くする。無理もない。打ちも打ったり、18安打で沖縄県勢春夏通じて最多得点の16点。全員安打のおまけもつけて今秋のドラフト候補、青森山田の左腕・柳田を打った。

 初回に比屋根の左犠飛で先制。その裏、エース前嵩が投手の柳田に逆転二塁打を浴びて打線が目を覚ました。2回だ。先頭打者の比嘉が左中間へ豪快な同点ソロ。「入ると思わなかった。でも、145キロのマシンを打ってきたので自信はありました」。大舞台で放った比嘉の公式戦1号が「柳田討ち」の合図となって1死後、赤嶺が右中間二塁打し、前嵩が、与儀が続く。3番・比屋根まで6連打で4点追加だ。右中間へ2打席連続の三塁打を放った兼屋は「狙い通り、ボールになる変化球を見極め真っすぐを叩けた」と言った。

 15日の抽選会後、じっくり取り組んできた「柳田対策」。データから直球に的を絞り、打撃マシンを145キロに設定して打ち込んだ。冬場には3種類の重さ(1・2キロ、1・5キロ、1・8キロ)のマスコットバットを練習に合わせて振り込み、1日のノルマは最低500スイング。そんな下地もあり、柳田を2回途中でKOしても猛打は止まらない。3、4回に2点ずつ加え、8回は再びマウンドに戻った柳田からとどめの5得点だ。

 99年の県勢初のセンバツ優勝を見て沖縄尚学に入学した球児が、記録的な大勝。勢いは6年前をしのいでいる。

 <青森・青森山田 柳田「力不足」>プロ注目の左腕・柳田が、2回に6連打を浴びるなど6失点。その後も流れを止められず、青森県勢春夏通じて甲子園最多となる16失点で大敗となった。再登板した8回にも5点を失って計11失点の柳田は「これだけ打たれたのは初めて。自分の力不足です」と肩を落とした。渋谷監督も「柳田は何より空振りが取れなかった。地元(東北大会)で通用した決め球が全国では通用しなかった」と話した。

 <浦和・浦和学院 早すぎる終戦>同点のホームは遠かった。1点を追う9回2死一塁。古市の遊ゴロで封殺された一塁走者・井上は二塁ベース上でうなだれた。浦和学院が6度目のセンバツで初めて初戦敗退。165球を投げ抜いたエース井上は7四球を与えた自身の投球内容を責めた。「ずっと球が上ずっていた。ボールが先行して攻撃のリズムをつくれなかった」

 思わぬところで雨の影響が出た。5回1死で左翼線二塁打を放った井上は、続く前野の右前打で1度は同点のホームを踏んだ。だが、堀越、古市が初球打ちで凡退。通常、5回終了時に行われるグラウンド整備が試合進行を考慮して行われず、息が上がったままマウンドに上がった直後に痛恨の3失点。井上は「少し時間が欲しかった」と不運に唇をかんだ。バットで取り返そうと7、9回に執念で安打を放ったが後が続かず、森監督は「勝機をつかみきれなかった」。井上をかばい、3番から7番までが無安打に終わった打線の勝負弱さを、夏へ向けての課題に挙げた。

 <愛媛・西条 背番10津島完投>昨秋の公式戦で先発のない背番号10の津島が強豪・浦和学院を相手に完投し、八木監督に甲子園初勝利を贈った。大会直前の練習試合で好投し、先発の座を獲得。右横手からコーナーに制球良く投げ分けて1点リードの8回2死二、三塁のピンチも7番・内田を空振り三振に仕留めた。「最後はしんどかったけど、完投するつもりだった」。59年夏の甲子園を制した古豪が四国勢で唯一2回戦に駒を進めた。


3月28日 第1試合

▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 1 7 2 2 0 2 0 3 1 18
沖縄尚学(沖縄) 1 5 2 2 0 1 0 5 0 16
青森山田(青森) 2 0 0 1 0 0 0 0 0 3
安打 3 0 0 3 0 1 0 1 1 9


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 沖縄尚学の大勝。1点を追う二回に比嘉の本塁打など7長短打で一挙5点。この後も得点を重ね、八回には打者一巡の猛攻で5点を追加。18安打で16点を挙げ、圧倒した。前嵩は大量援護に守られ、9安打3失点で完投した。  青森山田は先発の柳田が打ち込まれ、救援の野田も沖縄尚学の強力打線の勢いを止められなかった。
尚 学 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(6)  山 内 3 6 4 3 1 1 0 0 1 0 .500
(2)  兼 屋 3 3 3 3 3 0 1 2 2 0 1000
(8)  比屋根 3 4 1 2 2 1 1 1 2 0 .500
(3)  松 田 3 4 2 2 3 1 2 0 1 1 .500
(5)  比 嘉 3 5 2 2 2 1 0 0 0 1 .400
(7)  小 泉 3 5 1 1 2 1 0 0 0 0 .200
(9)  赤 嶺 3 5 0 3 2 0 0 0 0 0 .600
(1)  前 嵩 3 4 1 1 0 1 1 0 0 0 .250
(4)  与 儀 3 4 2 1 0 0 1 0 0 0 .250
 計    40 16 18 15 6 6 3 6 2 .450
                         
青 森 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(8)  谷 川 3 5 1 1 0 0 0 0 0 1 .200
(9)  田 守 3 4 0 0 0 0 1 0 0 0 .000
(2)  加守田 3 4 1 2 0 0 0 0 0 0 .500
(1)313 柳 田 3 4 1 2 2 1 0 0 0 1 .500
(4)  本 田 2 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
(7)  金 子 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
(3)  高 橋 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
1  野 田 2 1 0 0 1 0 0 1 0 0 .000
H3 山 崎 3 1 0 0 0 0 0 0 0 1 .000
1  伊勢田 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
1  小 堀 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
H  大 東 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(6)  白 取 3 3 0 1 0 1 0 0 0 0 .333
H  五十嵐 3 1 0 1 0 0 0 0 0 0 1000
(5)  鴨 田 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
H  浅 黄 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
 計    36 3 9 3 2 1 1 0 3 .250
                         
▽本塁打 比嘉1号(1)(柳田)=二回 ▽三塁打 兼屋2、谷川、比嘉、小泉▽二塁打 柳田2、赤嶺、山内、松田▽残塁 沖6青8▽併殺沖0青1(野田―白取―柳田)前嵩=3回▽暴投 柳田=8回 ▽審判(球)三宅、桑原、堅田、小坂井 ▽試合時間 2時間36分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
前 嵩   9   38 134 9 2 1 3 3 3.00
                           
柳 田   1 2/3 12 50 8 0 0 6 6 ―――
野 田   4 1/3 20 62 6 1 3 5 4 8.31
柳 田   1 2/3 12 51 3 3 3 5 1 18.90
伊勢田     1/3 1 4 0 0 0 0 0 0.00
小 堀   1   4 15 1 2 0 0 0 0.00



3月28日 第2試合

▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 0 2 0 0 1 4 0 1 0 8
西 条(愛媛) 0 1 0 0 0 3 0 0 0 4
浦和学院(埼玉) 0 0 0 0 1 0 2 0 0 3
安打 1 0 2 0 2 0 3 0 1 9


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 西条が1点差を逃げ切った。二回に野村の適時打で1点を先制。同点の六回には飯田、津島の二塁打などで3点を勝ち越した。津島は9安打されながら完投。変化球を効果的に使い、粘り強く投げた。  浦和学院は七回二死から3連続長短打で2点を返した。八、九回にも好機を得たが生かせず、力投の井上を援護できなかった。
西 条 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(8)  野 村 3 4 0 3 2 1 1 0 0 0 .750
(4)  越智竜 3 4 0 0 0 1 0 1 0 0 .000
(7)  三 谷 3 4 1 1 0 1 1 0 0 0 .250
(5)  梶 本 3 3 0 0 0 1 1 0 0 0 .000
(2)  飯 田 3 4 1 1 1 1 0 0 0 0 .250
(9)  田 口 3 3 1 1 0 1 1 0 0 0 .333
(3)  川 中 2 3 0 0 0 1 1 0 0 0 .000
(1)  津 島 3 3 1 1 1 0 1 0 0 0 .333
(6)  加 地 2 3 0 1 0 0 1 0 0 0 .333
 計    31 4 8 4 7 7 1 0 0 .258
                         
浦 和 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(8)  堀 越 2 5 0 2 1 0 0 0 0 0 .400
(4)5 古 市 3 5 0 1 0 0 0 0 0 0 .200
(6)  渡 部 3 3 0 0 0 0 1 0 0 0 .000
(7)  都 築 3 3 0 0 0 1 0 1 0 0 .000
(2)  今 成 3 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(5)  藤 倉 3 3 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
H  佐 藤 3 0 0 0 0 0 1 0 0 0 .000
R4 溝 田 3 0 0 0 0 0 0 0 1 0 ――
(9)  川 村 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
9  内 田 2 3 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(1)  井 上 3 4 2 3 0 0 0 0 0 0 .750
(3)  前 野 3 4 1 3 2 0 0 0 0 0 .750
 計    35 3 9 3 3 2 1 1 0 .257
                         
▽三塁打 野村、堀越、田口▽二塁打 前野2、井上、飯田、津島▽残塁 西8浦8▽併殺 西0浦0▽捕逸 飯田=8回 ▽審判(球)桂、釜井、小谷、籔内、武藤、佐々木 ▽試合時間 2時間28分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
津 島   9   38 138 9 3 2 3 3 3.00
                           
井 上   9   39 165 8 7 7 4 4 4.00




西条が粘る浦和学院を振り切る

【西条・浦和学院】六回表西条1死一塁、飯田の適時打で三谷が生還。勝ち越し=阪神甲子園球場で28日、木葉健二写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第5日は28日、1回戦第2試合で16年ぶり5回目出場の西条(愛媛)が4−3で2年ぶり6回目出場の浦和学院(埼玉)を破った。

 ○西条4−3浦和学院●

 【評】西条が中盤の集中打で奪ったリードを守りきった。同点の六回、飯田の勝ち越し二塁打など4短長打に2四球を絡めて3点勝ち越し。津島は内外角を丹念についた。浦和学院は七回2死から3連続短長打で1点差。八回も四球を足掛かりに2死二、三塁としたが、一歩及ばなかった。

 ■悔い残る最後の一打 浦和学院・前野達郎一塁手

 最大のチャンスが九回裏の打席で回ってきた。先頭の井上が左前打で出塁。1点を追う同点機だ。

 それまでの3打席は西条の技巧派、津島を完ぺきにとらえた。2本の二塁打と右前打。ベンチでは「外の流れる球に開くな。踏み込んで打て」と、打ちあぐむチームメートにアドバイスを与えていたほどだ。しかし、最後の打席は力が入った。外角のスライダーに体が泳いで左飛に倒れ、逆転への足場は作れなかった。

 身長186センチの大型一塁手。昨夏の甲子園では8番を打ち、新チーム結成時は4番を任されていた。ところが、下半身の使い方を矯正しようとして自分の打撃を見失い、練習試合では先発からも外されるようになった。

 この日の昼前の練習で「9番先発」を告げられた。「監督に結果は気にするなと言われた。無心で打席に立てたのが良かったのかも」という。しかし、最後の一打に悔いが残る。「勝負の分かれ目で打てなかった。自分の弱さです」。夏に向け、その“強さ”を追い求める戦いが始まった。【滝口隆司】

 ○…西条の捕手・飯田が攻守で活躍した。「自分でもびっくりした」と振り返った五回の守り。同点の2死二塁は、一塁ベンチ前のファウルフライをダイビングキャッチして切り抜けた。好守に気を良くし、「思い切り行けた」という直後の六回の打席で、ヒット・エンド・ランをきっちりと決めて左中間適時二塁打。「プロ野球みたいで楽しかった」と、ナイターでの勝利の余韻に浸っていた。

 〇…「最後はドキドキ。でも、自分の役割はきちんと果たせました」と競り合いの末の勝利に、ほっとした表情を見せたのは西条の1番・野村。二回、右前に先制打を放ち、五回には左翼へ三塁打。さらに、六回には4点目となる適時打を左前へ。「目標にしていた出塁3回は果たせましたが、三塁を飛び出して刺されたり、三振もしたので全体的には75点」。周囲の期待通りの活躍にも反省を忘れなかった。

 ○…浦和学院のエース井上は、1点を追う五回の打席で左翼線二塁打。前野の右前適時打で同点の本塁を踏んだ。だが、続く六回のマウンドでは、甘い球を狙い打たれて、痛恨の3失点。「走った後のマウンドで、息が整わなかった」。無念の表情で、言葉は途切れがちだった。

 ○…浦和学院の左翼手・都築が二回の守備でファインプレーを見せた。1点を先制され、なお2死一、二塁のピンチ。西条の2番・越智竜の打球は左翼への大飛球。背走を重ねた末に逆シングルで好捕し、そのままフェンス際に倒れ込んだが、ボールはしっかり離さなかった。「捕れるという自信はなかったけれど、夢中で打球に飛びつきました」。ほんの一瞬、口元を緩めたが、悔しい1点差での敗戦に表情は終始こわばっていた。

 ▼西条・八木俊博監督 生徒たちが守り切ると信じていた。津島は向かっていく気持ちを随所に出し、それを皆に伝えてくれた。飯田も逃げに回らず、よくリードした。

 ▼浦和学院・森士監督 六回の3失点が最後まで響いた。井上が踏ん張り、打線もよく粘ってくれたが、自分たちのリズムで野球を出来なかった。



沖縄尚学の打線が爆発 青森山田初戦突破ならず

【沖縄尚学・青森山田】一回表沖縄尚学1死三塁、比屋根の左犠飛で兼谷が生還し先制=阪神甲子園球場で28日、木葉健二写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第5日は28日、悪天候のため当初の開始時間より3時間半遅れで1回戦第1試合が始まり、6年ぶり3回目出場の沖縄尚学(沖縄)が16−3で初出場の青森山田(青森)を降した。

 ○沖縄尚学16−3青森山田●

 【評】沖縄尚学が猛打で快勝した。二回、比嘉のソロで同点に追いつくと、さらに6連続長短打でこの回5点。青森山田の柳田を退け、その後も攻撃の手を緩めず着々と加点した。青森山田は一回、柳田の2点二塁打で逆転したが、二回以降、立ち直った前嵩を攻略出来なかった。

 ◇攻撃の芽を摘む大胆シフト 沖縄尚学

 二回、沖縄尚学・比嘉の打球は、もやを突き破り、左中間スタンドではねた。「低めの真っ直ぐ。呼び込んで打てました」

 青森山田のエース・柳田にすれば、味方が逆転してくれた直後の仕切り直しのマウンドだ。しかし比嘉のひと振りでくじかれた。

 柳田はこの後、6連打を浴び、マウンドから一塁の守備へ。だがこの連打は偶然ではない。対柳田用に140キロ超に打撃マシンを設定し、振り込んできたのも事実だが、相手バッテリーの配球をほとんど三塁側ベンチは読み切っていた。

 「(柳田君の)自信のある真っすぐをたたかせた。多分、ショックだったと思いますよ」(角田監督)

 一回の攻防を見る限り、打ち合いも予想された。が、そこも指揮官にぬかりはない。二回以降、無用な打ち合いを避けるべく、ポジショニングに工夫を凝らした。内野手を定位置より1メートル後方に守らせ、ベース側を空け、中央を締めるシフトを敷いた。

 「打球の飛ぶ確率を考えた一か八かの策ですよ」(角田監督)というが、この大胆なシフトが相手の安打性の打球をことごとく凡ゴロへと変え、攻撃の芽を摘んでいった。

 「打撃にしろ守備にしろ、それに応えた選手がすごいんです」。さらりとかわした角田監督だが、関西(岡山)から一昨年春に転任してわずか2年で攻守の総合力で戦う陣容に育て上げた。これまでの沖縄にはないタイプの指揮官が、強烈な印象を甲子園に刻み込んだ。【籔田尚之】

 ■打たれるはずのない球が 青森山田・柳田将利投手

 目の前の光景が信じられなかった。普段ならバットが空を切るはずの球が、ことごとく頭上を越えていった。沖縄尚学打線に6連続を含む8安打で6失点を喫し、二回途中で先発のマウンドを降りた。「生まれて初めての経験」だった。

 昨夏の甲子園に続く2度目のマウンドに「緊張はしなかった」という。むしろ今大会での速球派投手の敗退を見て、最速146キロの速球を封印。試合前は「コーナーを突けば打たれない」と自信を見せたほどだ。

 だが、二回に先頭の比嘉に左中間ソロを浴びると、いつもの冷静さが崩れた。「どこに投げればいいのか分からなくなった」。赤嶺の中堅右への二塁打を口火に6連打を浴びて降板。一塁の守備についても“パニック”は収まらなかった。再び七回から登板したが、八回にも連続四球や3長短打などで5点を奪われ、2度目の降板。報道陣に「力不足です」と答えるのが、やっとだった。

 試合前の自信は、スタンドに運ばれた打球とともに消え去った。「初心に戻って、すべて一からつくり直します」。最後に口を突いた言葉が、再出発を誓っていた。【和田崇】

 ○…沖縄尚学のエース前嵩は「夢見たマウンドは気持ちよかった」。「あがっていた」という一回は、3長短打で2点を失い逆転されたが、直後に味方が猛攻。前半からの大量リードで落ち着き、120キロ台の直球と緩い変化球をコーナーに散らして完投した。「気持ちでは最速145キロ」と言ってのける強気なエース。この日は「打線とバックの守りを信じたおかげ」と、野手陣に感謝しきりだった。

 ○…マスクをかぶった青森山田の主将、加守田は「流れをこっちに持ってこられなかった。守りから入るのがうちの野球なのに」と序盤の大量失点を悔やんだ。二回にはエース柳田が7安打を浴びて5失点。強振してくる沖縄尚学打線に対し、カーブでタイミングを外そうとしたが、変化球に切れがなく、甘い速球を狙われた。6盗塁を許したことも反省点。「(相手は)足が一番の武器と分かっていたのに」と大敗に声を落とすしかなかった。

 ▼沖縄尚学・角田篤敏監督 びっくり仰天。こんな大差で勝てるとは。柳田君の内角低めの直球を比嘉が本塁打したのが大きい。二回の大量点で前嵩も楽になったのでは。

 ▼青森山田・渋谷良弥監督 エースの柳田、野田があれだけ打たれてみんなが動揺してしまった。いつかは立ち直ってくれると思っていたが……。





第4日 3月27日(日)
▽1回戦
第1試合 9:30 八幡商(滋賀) 1−2 羽 黒(山形)
第2試合 12:00 東海大相模(神奈川) 8−3 三本松(香川)
第3試合 14:30 育 英(兵庫) 0−1 東 邦(愛知)



あの黄金時代再び…東海大相模2発!

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 第77回選抜高校野球大会第4日は27日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、第2試合は東海大相模(神奈川)が2本塁打を含む11安打の猛打で圧倒し、希望枠で出場の三本松(香川)に快勝した。第3試合は緊迫した投手戦の末、東邦(愛知)が延長10回に水野祐希捕手(3年)の右中間三塁打で育英(兵庫)にサヨナラ勝ちした。第1試合は、羽黒(山形)が八幡商(滋賀)にサヨナラ勝ち。28日は悪天候が予想されるため予定を変更し1回戦2試合が行われる。



(上から)初回2死一塁、田中が右越えに2ランを放つと、5階には小林が2ランを放つ
 <神奈川・東海大相模>豪快な金属音が銀傘にこだまする。ダイヤモンドを悠然と回るのは縦じまのユニホーム。30年前の黄金期をほうふつさせる、強い東海大相模が春の甲子園に帰ってきた。「うれしいです。常に先に点を取る戦いができた」。門馬監督は振り返った。

 打棒復活ののろしは初回だ。2死一塁。4番・田中の一撃が右翼席へ突き刺さる。公式戦初本塁打が大舞台とあって「自信になります」と田中。4回に岩崎の左中間三塁打で2点を追加すると、5回には5番・小林が左翼席へ貴重な2ランを叩き込んだ。これが高校通算19号。「先っぽだったけど感触が良かったので入ると思った」。自信に満ちた猛打は、あの原(前巨人監督)や津末(元巨人)を擁して5季連続で甲子園出場した70年代を思わせるほど。11安打8点、そのうち7点までが長打絡みだった。6度目のセンバツで1試合2発は初めてだ。
 昨年秋の明治神宮大会の初戦(対柳ケ浦)でコールド負け。門馬監督がある提案をした。「強い相模を取り戻し、先輩方に近づこう」。それまで白だった縦じまユニホームの色を、30年前とほぼ同じ青みがかったグレーに戻した。冬場には1・2キロのトレーニングバットで1日1000スイングをノルマとし、最低3時間はバットを振り続けた。そんな打線の援護でエース小泉も3失点完投。オールドファンも喜ばせ、東海大相模の猛打が春の甲子園に嵐を呼ぶ。

 <香川・三本松 まさかの2失策>守備を評価された希望枠での出場だったが、2失策が失点に絡んだ。エース宮崎も闘志を前面に押し出し165球完投ながら11安打8失点。昨春の希望枠出場・秋田商(秋田)に続いての初戦突破はならなかった。東海大相模の好投手・小泉に中盤に反撃したが最後は力負け。田中監督は「予想以上に強力だった。ウチの力不足です」と相手打線の破壊力に脱帽していた。

 <山形・羽黒 延長12回サヨナラ!>ブラジル人留学生、エース片山の粘り強い投球が山形県勢初のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。延長12回2死三塁、八幡商のエース上田が暴投。三塁走者のブラジル人留学生・中島が決勝のホームを踏んだ。スタンドではブラジルから初来日した片山の母ヨウコさん(44)らが応援。母からプレゼントされた十字架を胸に、181球を投げ抜いた片山は「ピンチの時は神様のことを考えて心で投げました」と勝利を喜んだ。

 <滋賀・八幡商 ワンバウンド…上田涙163球>延長12回まで気迫の投球を見せたエース上田が最後に力尽きた。2死三塁からの163球目、スライダーはワンバウンドの暴投。三塁走者がホームを踏むのをぼう然と見送った。昨春は逆転サヨナラ勝ちした1回戦(対常葉学園菊川)で完投。1年たって立場は逆転し、03年準々決勝の花咲徳栄・福本(対東洋大姫路)以来のサヨナラ暴投に「1球の大切さを学んだ。この経験を夏につなげたい」と雪辱を誓っていた。

 <愛知・東邦 木下10回9K完封>古豪と古豪。そして右の本格派同士の息詰まる投手戦。最後の最後に笑みをこぼしたのは東邦のエース木下だった。

 最速は育英・若竹に1キロ及ばない144キロ。「直球が走らなかった」と話す。すぐに制球重視に切り替え、10回6安打3四球9奪三振。粘りの投球が0―0の延長10回2死一塁から、女房役・水野のサヨナラ三塁打を呼び込んだ。「若竹君に投げ勝ったのは素直にうれしい。球速を出すより、勝つことにこだわった」  教訓を得たのは柳ケ浦(大分)の初戦敗退。エース山口俊が25日の天理戦で151キロをマークしながら0―4で敗れたのをテレビで見た。「いくら速くても高めに投げたらやられる」。心の中で「コントロール」と唱えながら、自身初の延長戦で完封。昨年8月に就任した森田監督に甲子園初勝利をプレゼントして「もっともっと目立ちたい」と胸を張った。春の東邦。伝統の力が進撃の合図だった。

 <兵庫・育英 若竹痛恨136球目>エース若竹が痛恨の136球目に泣いた。延長10回2死から四球を許した後、水野に右中間三塁打を打たれてサヨナラ負け。初回に東邦・木下を上回る最速145キロをマーク。7三振を奪ったが、最後まで味方の援護に恵まれなかった。それでも試合後には、木下から「また夏に甲子園で会おう」と声をかけられ「僕の分まで頑張ってほしい」とエールを送っていた。


3月27日 第1試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
安打 1 0 0 1 0 1 1 0 1 1 0 1 7
八幡商(滋賀) 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
羽 黒(山形) 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2
安打 1 0 1 2 1 1 1 0 2 1 0 1 11


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 1―1の延長十二回、羽黒は先頭の中島が投手強襲の内野安打。送りバントと二ゴロで三進し、暴投でサヨナラのホームを踏んだ。片山は四回に先制点を奪われたが、後は粘り強く投げ、ピンチを踏ん張った。八幡商の上田も九回1死三塁を切り抜けるなど力投。しかし、最後は得意のスライダーの制球が乱れ、ワンバウンドになった。
八幡商 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(6)  西 浦 3 5 0 0 0 0 0 1 0 0 .000
(8)  松 本 3 5 0 2 0 0 0 1 2 1 .400
(5)  三 上 3 3 1 1 0 0 1 1 1 0 .333
(3)  木 村 3 4 0 1 0 2 0 0 0 0 .250
R3 富 原 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(9)  水 田 3 3 0 0 0 1 1 1 0 0 .000
(7)  門 出 3 5 0 2 1 2 0 0 0 0 .400
(2)  川 口 3 3 0 0 0 2 2 0 0 0 .000
(4)  荒 金 3 5 0 1 0 2 0 0 0 0 .200
(1)  上 田 3 4 0 0 0 0 1 0 0 0 .000
 計    38 1 7 1 9 5 4 3 1 .184
                         
羽 黒 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(8)  中 島 2 6 1 3 0 0 0 0 0 0 .500
(4)  根 村 3 5 0 1 0 2 0 1 1 0 .200
(2)  押 切 3 6 1 3 0 0 0 0 0 0 .500
(9)  吉 田 3 4 0 0 0 1 0 1 0 0 .000
(5)  吉 野 3 5 0 2 1 1 0 0 0 0 .400
(3)  松 井 3 5 0 0 0 2 0 0 0 0 .000
(7)  佐 藤 3 4 0 1 0 1 1 0 0 0 .250
(6)  金 子 3 4 0 1 0 1 0 1 0 1 .250
(1)  片 山 3 4 0 0 0 2 0 1 0 0 .000
 計    43 2 11 1 10 1 4 1 1 .256
                         
▽二塁打 中島、押切、木村、佐藤▽残塁 八10羽11▽併殺 八0羽1(根村―金子)=6回▽暴投上田=12回 ▽審判(球)窪田、藤野、元雄、武藤 ▽試合時間 2時間41分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
上 田   11 2/3 48 163 11 10 1 2 2 1.54
                           
片 山   12   47 181 7 9 5 1 0 0.00




3月27日 第2試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 2 0 1 2 3 0 1 0 2 11
東海大相模(神奈川) 2 0 0 2 2 0 0 0 2 8
三本松(香川) 0 0 0 1 2 0 0 0 0 3
安打 0 1 0 1 2 1 0 0 0 5


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 東海大相模が強力打線の実力を見せた。初回、田中の右越え2ランで先制し、さらに四回には小林が左越え2ランと、本塁打攻勢で優位に立った。先発の小泉は中盤につかまったが、3失点で完投。三本松はエース宮崎が相手の中軸打者を抑え切れず。五回は稲沢、大山の長打で3点差に追い上げたが、その後は1安打と沈黙した。
相 模 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(7)  岩 崎 3 5 0 1 2 1 0 0 0 0 .200
(6)  竹 内 2 5 2 2 0 1 0 0 1 1 .400
(5)   角  3 3 0 1 1 0 1 1 0 0 .333
(3)  田 中 2 2 3 2 2 0 2 1 1 0 1000
(8)  小 林 3 5 1 2 3 0 0 0 0 0 .400
(9)  兵 動 2 4 0 1 0 0 1 0 0 0 .250
(4)  小 玉 2 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
(2)  鈴 木 2 4 1 1 0 2 0 0 0 0 .250
(1)  小 泉 3 3 1 0 0 3 1 0 0 1 .000
 計    35 8 11 8 7 5 2 2 2 .314
                         
三本松 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(3)  大 山 3 4 1 2 1 0 0 0 1 0 .500
(7)  山 下 3 2 0 0 0 1 0 1 0 0 .000
H  新 田 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
7  大 谷 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(2)  浜 垣 3 2 0 0 1 0 2 0 0 0 .000
(6)  児 玉 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
(5)  安 冨 3 2 0 0 0 1 0 2 0 0 .000
(9)  占 部 3 3 0 0 0 0 0 0 0 1 .000
H  保 田 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(8)  中 川 2 3 0 1 0 0 0 0 0 0 .333
H  近 藤 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(1)  宮 崎 3 2 1 0 0 0 1 0 0 0 .000
H  広 瀬 2 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(4)  萩 原 3 1 0 0 0 0 0 0 0 1 .000
H4 稲 沢 2 2 1 1 1 0 0 0 0 0 .500
 計    29 3 5 3 5 3 3 1 2 .172
                         
▽本塁打 田中1号(2)(宮崎)=一回、小林1号(2)(宮崎)=五回▽三塁打 岩崎、稲沢▽二塁打 竹内、大山2、田中▽残塁 相7三5▽併殺 相2(小玉―竹内)=2回(竹内―小玉―田中)児玉=8回、三0 ▽審判(球)中本、野口、岸、荒田 ▽試合時間 2時間15分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
小 泉   9   35 129 5 5 3 3 3 3.00
                           
宮 崎   9   42 165 11 7 5 8 7 7.00


3月27日 第3試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
安打 1 0 1 0 0 0 1 0 2 1 6
育 英(兵庫) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
東 邦(愛知) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
安打 1 1 0 1 0 0 1 2 0 1 7


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 東邦が息詰まる投手戦を制した。0―0で迎えた延長十回、東邦は2死から西村が四球で出塁。次打者の水野が右中間へ三塁打を放ち、サヨナラ勝ちした。エース木下は終盤、制球に苦しみながらも9奪三振で完封。味方の好守備にも助けられた。育英は九回無死一、二塁などの好機を逃し、力投する若竹を援護できなかった。
育 英 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(6)  近 藤 3 4 0 3 0 0 0 0 0 1 .750
(8)   林  3 2 0 1 0 0 1 1 0 0 .500
(3)   原  3 4 0 1 0 1 0 0 0 0 .250
(5)  吉 井 3 3 0 0 0 1 1 0 0 0 .000
(7)  小 笹 3 2 0 0 0 2 0 0 0 0 .000
7  浜 川 3 2 0 1 0 0 0 0 0 0 .500
(2)  小 林 3 4 0 0 0 2 0 0 0 0 .000
(9)  今 井 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(1)  若 竹 3 2 0 0 0 1 1 0 0 0 .000
(4)  加 藤 3 3 0 0 0 2 0 0 0 0 .000
 計    29 0 6 0 9 3 1 0 1 .207
                         
東 邦 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(6)  瀬戸川 3 4 0 0 0 1 0 1 0 0 .000
(4)  奥 村 3 5 0 1 0 1 0 0 0 0 .200
(8)  末 藤 3 5 0 1 0 0 0 0 0 0 .200
(7)  西 村 3 4 1 2 0 0 1 0 0 0 .500
(2)  水 野 3 4 0 2 1 0 0 1 0 0 .500
(9)  堀 尾 3 3 0 0 0 1 1 0 0 0 .000
(3)  伊藤俊 3 2 0 0 0 1 2 0 0 0 .000
(1)  木 下 3 3 0 0 0 3 1 0 0 0 .000
(5)  丸 山 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
 計    34 1 7 1 7 5 2 0 0 .206
                         
▽三塁打 水野▽二塁打 水野、奥村▽残塁 育3邦11▽併殺 育0邦3(瀬戸川―奥村―伊藤俊)吉井=4回(丸山―水野―奥村)=7回(奥村―瀬戸川―伊藤俊)小林=10回▽暴投 木下2=7回▽ボーク 若竹=7回 ▽審判(球)赤井、東条、田中、佐々木、籔内、穴本 ▽試合時間 2時間7分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
若 竹   9 2/3 41 136 7 7 5 1 1 0.93
                           
木 下   10   33 131 6 9 3 0 0 0.00





東邦、延長十回サヨナラ勝ち

【育英・東邦】十回裏2死一塁、水野の右中間適時打で西村が還りサヨナラ。飛び上がって喜ぶ西村とぼう然とする育英のバッテリー=阪神甲子園球場で27日、貝塚太一写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第4日は27日、第3試合で3年連続27回目出場の東邦(愛知)が延長十回の投手戦を制し、1−0で5年ぶり13回目出場の育英(兵庫)にサヨナラ勝ちした。

 東邦は延長十回、2死から西村が四球で歩き、続く水野が右中間に三塁打を放って、サヨナラ勝ちした。主戦・木下は高めの速球に伸びがあり、9奪三振、被安打6で完封。育英は七回1死一、三塁など再三の好機を3併殺で逃し、若竹の好投に報いることが出来なかった。

 ▽東邦・森田泰弘監督 興奮しています。(サヨナラの)瞬間は一生忘れないでしょう。最後はラン・エンド・ヒット。水野がよく打ってくれました。

 ▽育英・藤村雅美監督 早く点を取りたいと焦ったのか、あれだけミスをしたら仕方ない。走塁などの状況判断ができるよう選手には原点に返って練習してもらう。

 ■読みドンピシャリ

 「打った瞬間、頭の中が真っ白になった」と、サヨナラ打を放った東邦の主将・水野は白い歯をみせた。

 十回2死から西村が四球で出塁した。次打者の水野は「よしよし」と口元が緩んだ。前の打席の八回1死一、三塁の好機では捕邪飛を打ち上げ、先制機を逃していた。足早にベンチに戻る姿には悲壮感が漂い、やるせない思いが全身を包み込んだという。

 「八回の失敗を繰り返したくない。ヒーローになりたい」。気持ちは自然と高揚した。だが、八回の打席とは違う。狙いは速球一本。冷静に上からたたくと、心に決めて打席に入った。

 1球目は外角に大きくはずれた。「次は絶対、速球でストライクを取りに来る」。読みと集中力はドンピシャリ。こん身の一打は鋭い金属音を残して、右中間を抜けていった。「二塁を回った時に西村がホームを駆け抜けたのが見えた」。走塁の勢いは止まらず、三塁ベースをしっかり踏んで勝利の整列に加わった。

 前日の練習では速球投手・若竹をイメージして打撃マシンを150キロに設定、時間の許す限りバットを振り込んだ。二回も速球を二塁打にしていた水野は「思ったより速く感じなかった。終盤に必ずチャンスが来る」と自信を持っていた。

 森田監督も「水野は守備、打線とも要であり司令塔」と全幅の信頼を寄せる。守備でも冷静な判断で再三のピンチを切り抜けてきた“司令塔”は「今日はおいしくご飯が食べられる」と八回の形相とは正反対の笑顔で、インタビューに応えていた。【渡辺隆文】

 ○…サヨナラ勝ちにも「満足いかない」と口元をゆがめた東邦の1番・瀬戸川。一回、育英のエース若竹の速球に空振り三振を喫し、「先頭打者が三振じゃチームが乗れない」。4打数無安打と打撃は振るわなかったが、その分遊撃の守備で見せた。四回1死一塁で中堅に抜けそうな打球を併殺に仕留め、九回の無死一塁では逆を突かれた三遊間の打球に飛びつき(記録は安打)、進塁を最小限に防いだ。2回戦の相手は東海大相模。「次は打撃で皆を引っ張りたい」と闘志を燃やしていた。



第5日は午後1時試合開始 第3試合は順延

 選抜高校野球大会本部は27日、試合日程の一部変更を発表した。低気圧の影響で、同日夜から28日昼ごろにかけて降雨が見込まれるため。

 第5日の28日は開始時間を午後に繰り下げ、2試合を開催。第1試合の青森山田(青森)−沖縄尚学(沖縄)は午後1時、第2試合の浦和学院(埼玉)−西条(愛媛)は同3時半開始の予定。

 第3試合の神村学園(鹿児島)−星稜(石川)戦は1日延期し、第6日の29日午前8時半に試合を開始する。これにより当初の3試合の開始時間を予定より1時間半ずつ繰り下げ、同日は計4試合となる。




東海大相模が長打力で三本松を圧倒

東海大相模ー三本松 四回表東海大相模2死一、二塁 走者一掃の三塁打を放ち塁上でガッツポーズの岩崎=阪神甲子園球場で2005年3月27日、貝塚太一写す



東海大相模ー三本松 一回表東海大相模2死一塁 田中が右越えに先制の2点本塁打を放つ=阪神甲子園球場で2005年3月27日、望月亮一写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第4日は27日、第2試合で5年ぶり6回目出場の東海大相模(神奈川)が8−3で希望枠で初出場の三本松(香川)を破った。

 東海大相模が長打攻勢で三本松を突き放した。一回、田中の2ランで先制すると、四回には岩崎の適時三塁打で2点。五回も小林の2ラン、九回はスクイズなどで加点し計8点を挙げた。三本松は五回に代打・稲沢、大山の連続長打で3点差に迫ったが、小泉の速球を最後まで打ちあぐねた。

 ▽門馬敬治・東海大相模監督 うれしい。選手は熱い心を持って戦ってくれた。三本松はすべての面で強く、気迫があったが、常に先手を取って得点できた。五回の2点本塁打が非常に大きかった。次の対戦のことは全く考えていない。

 ▽三本松・田中成明監督 一回、田中君に一発を打たれて後手後手に回った。宮崎には力勝負をしないで、コースに気をつけて投げろと指示したが、相手の力が上でした。

 ▽角一晃・東海大相模主将 最初は緊張したが体を動かすうちにほぐれてきた。初回に先制できたのが大きかった。チーム全体の雰囲気が一つになって戦っていた。次からもチーム一丸になって一戦一戦を大切に戦っていきたい。

 ■「泥臭く、ひたむきに」

 東海大相模野球について問われれば、主将の角はこう繰り返す。「泥臭く、ひたむきに」。チームにかけた呪文のように、この言葉が効いた。

 象徴的なのは3点リードの九回。先頭の竹内の平凡な飛球が右翼手のグラブをかすめる。バットを手放した瞬間から全力疾走していた竹内は、ヘッドスライディングで三塁を陥れた。続く3番・角のスリーバントスクイズで挙げた7点目が、とどめの一撃となった。

 「どんな時も全力疾走するのがチームの決めごと」と竹内は言う。一回に田中、五回には小林と中軸に2ラン2本が飛び出し、結果的には打力で圧倒した形。だが、試合の流れを決めたのは、平凡なゴロでも頭から一塁に飛び込む、なりふり構わぬ必死さだ。

 守りもしかり。四回無死二塁から小泉がバント処理で一塁悪送球。続く二ゴロでは、併殺を狙った小玉の送球を、遊撃・竹内が落とした。ミスの連鎖を断ったのは、落球後の一塁送球。間一髪まに合わなかったとはいえ、的確かつ懸命なプレーだった。

 昨秋の関東の覇者が、希望枠の三本松に対する時、最大の敵は自らの心のすきだったろう。ひたむきなプレーに、すきは生まれない。選手たちの胸まで泥にまみれたユニホームが、誇らしげに語っていた。【藤倉聡子】

 ○…東海大相模の右腕・小泉は、5安打3失点の内容にも「初戦は勝つことが大事ですから」と表情を変えなかった。一回、先制点をもらって「緊張感が解けた」と言うだけあり、前半から得意の直球で押し続けた。五回、代打の稲沢に右中間三塁打、大山には左越え二塁打と連打で失点を許したが、「直球が高めに浮いただけ」とあっさり。「調子がよいとは言えないが、次は球を低めに集めて満足できる投球をしたい」




羽黒が初勝利 八幡商にサヨナラ勝ち

【八幡商・羽黒】十二回裏羽黒2死三塁、投手の暴投で中島が生還してサヨナラ。本塁にかけ寄って喜ぶ羽黒ナイン=阪神甲子園球場で27日、佐々木順一写す



【八幡商・羽黒】十二回裏羽黒2死三塁、打者・吉田の時、投手の暴投で中島が生還してサヨナラ。抱き合って喜ぶ中島(8)と吉田=阪神甲子園球場で27日、佐々木順一写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第4日の27日、1回戦第1試合で初出場の羽黒(山形)が延長戦の末、2−1で2年連続7回目出場の八幡商(滋賀)にサヨナラ勝ちした。

 羽黒は1−1で迎えた十二回、中島が投手強襲安打で出塁すると、バントと二ゴロで2死三塁とサヨナラの好機。続く吉田の2球目に八幡商・上田の暴投を誘い、今大会初の延長戦を制した。八幡商は四回、門出の右前打で1点を先制したが、九回2死一、三塁の好機を逃したのが痛かった。

 ▽羽黒・横田謙人監督 苦しい展開になると予想していた。最後は神さまがこちらにいたかな。片山のことは心から信じていた。初めてにしては、よく低めに集めていた。

 ▽八幡商・池川準人監督 (サヨナラ暴投は)低く丁寧に投げようとした上田の思いが出たのだろう。片山君は打ち気をそらす投球が巧みだった。走塁死などのミスが響いた。

 ■接戦演出の両エース

 「甲子園には1球の怖さを教えてもらいました」。八幡商のエース上田は試合前、昨春のセンバツ2回戦で決勝点を3ランで奪われた経験を、そう振り返った。1年たった今春。延長十二回、2死三塁に自らの暴投でサヨナラ負けを喫した。痛恨の163球目。ぼう然とする上田の前で、投げ合った羽黒の片山が、本塁付近に出来た歓喜の輪に加わっていた。

 見応えのある投手戦だった。片山は普段1試合に1、2球しか投げないチェンジアップを一回から多投し、120キロ台の速球との緩急をつけた。対する上田は速球で内角を突き、得意のスライダーを低めのボール球にして凡打を誘った。配球の妙と、それを実現する制球力。両エースが持ち味を出し切った接戦は、“春は投手力”の評価を実証するものだった。

 圧巻は九回の攻防。片山は1死三塁のピンチにも動ぜず、「狙って取った」という2三振で勝ち越し点を阻止。上田もその裏、1死三塁でセーフティースクイズを俊敏な守りで、三塁走者をアウトにすると、その後を三振で切り抜けた。片山、上田とも最後の「空振り三振」を奪った決め球は、高めの誘い球。土壇場でも打者心理を読める冷静さが光った。

 ブラジルからの留学生で、何度もマウンドで十字を切った片山は「神さまに手伝ってもらった試合」と振り返った。自己最多の181球。勝利の感想を求められると「上田君に感謝したい」と、にっこり笑った。その言葉の本当の重さは、全力で戦い終えた両エースだけが分かち合える絆(きずな)ではないだろうか。【加藤敦久】

 ○…サヨナラのホームを踏んだ羽黒の中島は「勝ててよかった」と笑顔を見せた。延長十二回、打席に入る前にエースの片山から「絶対に出ろよ」と励まされ、投手強襲安打で期待に応えた。ソツのない走塁で三進すると、予想もしない暴投で生還。片山と抱き合って初出場初勝利を喜んだ。三回には中前への当たりを俊足で二塁打にするなど、リードオフマンぶりを存分に見せつけた。












第3日 3月26日(土)
▽1回戦
第1試合 9:30 宇部商(山口) 6−2 高 松(香川)
第2試合 12:00 大産大付(大阪) 0−2 愛工大名電(愛知)
第3試合 14:30 東筑紫学園(福岡) 4−5 如水館(広島)




3月26日 第1試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 3 0 1 2 1 0 1 0 0 8
宇部商(山口) 1 0 2 1 1 0 1 0 0 6
高 松(香川) 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2
安打 1 0 3 1 0 0 0 1 0 6


--------------------------------------------------------------------------------
 宇部商は初回、3連打で1点を先制。三回には江本、四回には井田の長打で加点。その後も小刻みに得点を奪った。エース好永は8奪三振の力投。三回に2点を失ったが、五回以降はわずか1安打に抑えた。高松は一、二回の好機を生かせず。エース田窪は五回まで毎回三振を奪いながらも制球が不安定で、内野守備も5失策と乱れた。
宇部商 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(4)  山 野 3 5 0 0 0 0 0 0 1 0 .000
(3)  上 村 3 4 2 1 0 1 1 0 0 0 .250
(9)  工 藤 3 4 1 1 0 0 1 0 1 0 .250
(1)  好 永 3 4 1 1 1 2 1 0 0 1 .250
(8)  江 本 3 4 1 2 2 1 1 0 1 0 .500
(6)  豊 田 2 3 0 1 1 1 0 1 0 0 .333
(7)   添  3 3 0 0 1 1 0 1 0 0 .000
(2)  星 山 3 4 1 1 0 0 0 0 0 0 .250
(5)  井 田 3 4 0 1 1 0 0 0 0 0 .250
 計    35 6 8 6 6 4 2 3 1 .229
                         
高 松 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(8)  因 藤 3 3 1 1 0 1 1 1 0 0 .333
(4)  樫 原 3 4 1 1 0 2 0 0 0 0 .250
(5)  稲 毛 3 4 0 1 0 1 0 0 0 2 .250
(3)   森  3 4 0 2 1 1 0 0 0 1 .500
(9)   岸  2 3 0 0 0 1 1 0 0 0 .000
9  平 池 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(7)  坂 本 3 3 0 0 1 0 1 0 0 0 .000
(1)  田 窪 3 3 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
H  村 上 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(6)  池 内 3 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(2)  溝 渕 3 3 0 1 0 0 1 0 0 2 .333
 計    32 2 6 2 8 4 1 0 5 .188
                         
▽三塁打 因藤、井田▽二塁打 江本▽残塁 宇8高8▽併殺 宇0高0▽暴投 田窪=1回 ▽審判(球)東条、桂、山崎、田中 ▽試合時間 2時間5分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
好 永   9   37 141 6 8 4 2 2 2.00
                           
田 窪   9   41 156 8 6 4 6 4 4.00







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3月26日 第2試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 1 0 0 0 0 0 1 1 1 4
大産大付(大阪) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
愛工大名電(愛知) 0 0 0 2 0 0 0 0 × 2
安打 0 1 1 3 0 0 0 1   6


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 愛工大名電はエース斉賀の好投が光った。多彩な変化球と安定した制球で的を絞らせず、4安打完封。攻撃は得意のバントを多用。四回は4番堂上の二塁打などで無死満塁とし、花山が先制スクイズ。続く井坂の適時打で2点を奪った。大産大付は先発の大西が粘り強く投げたが、打線が援護できず。3失策と守備でもリズムを欠いた。
大産付 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(6)  岡 沢 3 3 0 0 0 1 1 0 0 2 .000
(8)  宮 城 3 3 0 2 0 1 1 0 0 0 .667
(5)  島 袋 3 3 0 0 0 1 0 1 0 1 .000
(7)1 内 田 2 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(9)  鷲 尾 2 3 0 1 0 0 0 0 0 0 .333
(4)  津 賀 3 3 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(2)  明 田 3 3 0 0 0 2 0 0 0 0 .000
(3)  福 山 3 3 0 1 0 0 0 0 0 0 .333
(1)  大 西 3 2 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
H  倉 元 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
7  小 林 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
 計    28 0 4 0 7 2 1 0 3 .143
                         
名 電 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(8)  佐々孝 3 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(6)  柴 田 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
(9)  小 島 3 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(5)  堂 上 2 3 1 2 0 0 0 1 1 0 .667
(7)  山 田 3 3 1 2 0 0 0 1 0 0 .667
(1)  斉 賀 3 2 0 0 0 0 1 1 0 0 .000
(3)  花 山 3 2 0 0 1 1 0 1 0 0 .000
(2)  井 坂 3 2 0 1 1 0 1 0 0 1 .500
(4)  石 黒 2 1 0 0 0 0 0 2 0 0 .000
 計    25 2 6 2 1 2 6 1 1 .240
                         
▽二塁打 堂上▽残塁 大4愛7▽併殺 大0愛1(堂上―花山)=9回▽暴投 斉賀=6回 ▽審判(球)日野、若林、釜井、元雄 ▽試合時間 1時間56分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
大 西   7   29 99 5 1 2 2 2 2.57
内 田   1   4 11 1 0 0 0 0 0.00
                           
斉 賀   9   31 115 4 7 2 0 0 0.00








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3月26日 第3試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 2 1 1 2 2 1 0 0 0 9
東筑紫学園(福岡) 3 0 0 0 0 0 0 1 0 4
如水館(広島) 3 0 0 0 0 0 1 0 1× 5
安打 3 0 0 0 0 0 1 1 2 7


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 如水館は4―4の九回一死満塁から代打の丹波が中前にサヨナラ安打を放った。一回に3点ずつ取り合い、二回以降は攻め切れなかった。守備ではピンチの連続だったが、先発政岡の踏ん張りが最後に勝利を呼び込んだ。  東筑紫学園は二回以降も再三好機をつくったが、けん制アウトなどのミスもあり、勝ち越せなかった。
東筑紫 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(4)  鷹 野 3 5 1 2 0 2 0 0 1 2 .400
(6)  新 地 2 2 1 1 0 0 2 1 0 0 .500
(2)  小 原 3 2 0 0 1 0 1 2 0 0 .000
(3)  黒 木 3 5 1 0 0 0 0 0 0 0 .000
(1)  酒 井 3 4 1 2 1 1 1 0 0 0 .500
(9)  月 森 3 4 0 1 0 1 1 0 0 0 .250
9  野 中 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(5)  久 澄 3 4 0 1 2 0 1 0 0 0 .250
(7)  加 納 3 4 0 1 0 2 0 0 0 0 .250
(8)  渡 辺 3 3 0 1 0 1 1 0 0 0 .333
 計    33 4 9 4 7 7 3 1 2 .273
                         
如水館 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(9)  北 受 3 4 0 0 0 2 0 0 0 0 .000
(6)  佐々木 3 3 1 1 0 1 1 0 0 0 .333
(2)  礒 合 3 4 1 1 0 0 0 0 0 0 .250
(7)  平 賀 3 4 0 1 0 2 0 0 0 0 .250
R  高 松 3 0 1 0 0 0 0 0 0 0 ――
(8)  鶴 端 3 3 2 1 1 0 0 1 0 0 .333
(1)  政 岡 3 3 0 2 1 1 1 0 0 0 .667
(3)  柚 木 2 3 0 0 0 1 1 0 0 0 .000
(4)  村 上 3 2 0 0 1 0 0 1 0 1 .000
H  丹 波 3 1 0 1 1 0 0 0 0 0 1000
(5)  奥 川 2 3 0 0 0 0 0 0 0 1 .000
 計    30 5 7 4 7 3 2 0 2 .233
                         
▽三塁打 政岡▽二塁打 月森、新地、平賀▽残塁 筑12如5▽併殺 筑1(新地―鷹野―黒木)礒合=8回、如0▽暴投 酒井=1回 ▽審判(球)宮本、鹿多、穴本、西貝 ▽試合時間 2時間4分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
酒 井   8 1/3 35 124 7 7 3 5 3 3.24
                     
政 岡    9    43 172 9 7 7 4 3 3.00







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堂上口火打!愛工大名電 春夏通算10勝目

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 第77回選抜高校野球大会第3日は26日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、第2試合は昨年準優勝の愛工大名電(愛知)が2年生4番・堂上直倫内野手の一打で突破口を開き、エース斉賀洋平投手(3年)も大産大付(大阪)を4安打完封。第3試合では如水館(広島)が9回、代打・丹波大晃外野手(3年)のサヨナラ打で東筑紫学園(福岡)を下した。第1試合は宇部商(山口)が21世紀枠で出場の高松(香川)に快勝。27日は1回戦3試合が行われる。



4回、スクイズで生還する堂上
 <愛知・愛工大名電>強烈な打球が左翼フェンスにツーバウンドでぶつかった。4回だ。愛工大名電の2年生4番・堂上のバットが先制点への口火を切った。  先頭打者。2―1からの内角球を思い切り引っ張った。左翼線を鮮やかに破る二塁打。攻撃のリズムをつくって7番・花山の投前スクイズで先制のホームを踏んだ。8回には同じ2年生4番の内田から中前打して三盗も。初の大舞台でも気後れはなかった。「楽しかった。(ヒットは)2本ともスライダー。直球を狙っていたけど、体が勝手に反応しました」

 父・照氏(53)は元中日投手(現中日昇竜館寮長)、兄・剛裕(19)は中日内野手という野球一家。アルプス席で観戦した父は「勝ってホッとした」と控えめだが、中日・中原スカウトは「兄が剛なら弟は柔。マスクもいいし、スター性がある」と来年のドラフト候補として評価した。

 主砲の打棒に乗ってエース斉賀が散発4安打完封、打線は6犠打を確実に決めた。準優勝した昨センバツと同じ戦い方で、チームは春通算10勝目。「打てる球は全部ヒットにしたい」。堂上の強気な言葉は初Vへの合図でもあった。

 <大阪・大産大付 気合の5厘刈り実らず>部員56人全員が気合の5厘刈りで臨んだが、主砲の出来が明暗を分けた。愛工大名電・堂上との2年生4番対決が注目された内田は4打数無安打。8回には投手として堂上と対戦し、痛烈な中前打を許した。「(堂上は)投打とも意識した。向こうの方が上ですね」。米国人の父アンドレ・ウィルソンさん(49)は渡米中で勇姿を見せられなかったが、試合後は堂上と握手を交わし夏の雪辱を誓っていた。

 <広島・如水館 汚名返上サヨナラで春1勝>劇的なサヨナラでセンバツ初勝利を挙げた。同点の9回1死満塁で代打・丹波が中前にしぶとく抜ける殊勲打。昨秋に腰を痛め背番号9から17に降格した悔しさを晴らした。「“オレを出してくれ”と思っていた。次も結果を出したい」。チームは壮行式にタレントが出席し、大会前に高野連から厳重注意。慶応(神奈川)の新谷に続く今大会2人目の代打サヨナラ打は、チームの汚名返上の第1歩ともなった。

 <福岡・東筑紫学園 酒井「ああ、春は終わった」>エース酒井が9回に力尽きサヨナラ負け。1死三塁から満塁策を取り、最後は代打・丹波に中前へ痛恨の一打。酒井は「外角に外すつもりが真ん中に入った。“ああ、春は終わった”と感じた」と唇をかんだ。それでも浜口監督は「酒井はよく投げた。攻撃で強気にいったのが裏目に出た」。6回1死三塁など再三の好機を強攻策で逸した采配を悔やんだ。

 <山口・宇部商 玉国監督甲子園通算20勝目>エース好永が粘りの投球で、就任30年目の玉国監督に甲子園通算20勝目を贈った。序盤は持ち味の制球が定まらなかったが、5回以降は高松を1安打に抑え、6安打8奪三振2失点で完投。「みんなで監督に20勝目をプレゼントできてよかった」。全選手の名前が書かれたウイニングボールを受け取った玉国監督は「(卒業した)先輩たちにも感謝したい」と笑顔だった。

 <香川・高松 エース田窪、腰痛で6失点>エース田窪が腰痛に泣いた。24日のブルペン投球の際に腰をひねり、テーピングをして先発したが球威、制球ともに欠いて6失点。72年ぶりの春を飾れず「迷惑をかけた。72年間の先輩の分をしっかりできなかった」と肩を落とした。それでもナインは大歓声を受けて精いっぱいのプレー。秦監督は「甲子園はすごく楽しいところでした」とサバサバした表情で話した。








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如水館が初勝利 東筑紫学園にサヨナラ勝ち

九回裏如水館1死満塁 丹波の中前打で高松が生還しサヨナラ(捕手・小原)=阪神甲子園球場で26日、貝塚太一写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第3日の26日、1回戦第3試合は如水館(広島)が同点の九回1死満塁で代打・丹波が中前適時打を放ち5−4で東筑紫学園(福岡)にサヨナラ勝ちした。

○如水館5−4東筑紫学園●

 如水館がサヨナラ勝ち。九回、平賀の中越え二塁打と2つの敬遠四球などで1死満塁とし、代打・丹波の中前打で決着をつけた。先発・政岡は尻上がりに制球が安定し、味方の援護を呼んだ。東筑紫学園は一回、3点を先取。二回以降も再三得点圏に走者を置いたが、決定打を欠いた。

 ▽如水館・迫田穆成監督 サヨナラの場面は(八回に落球した)村上に名誉ばん回の機会を与えたかったが、丹波の勝負強さにかけた。村上はスクイズも決め、よくやった。

 ▽東筑紫学園・浜口善晴監督 3点取った後にすぐ追い付かれてはね…。2度の満塁のチャンスをつぶしていては勝てない。酒井がよく投げていただけに残念です。

 ◇苦しみながらもセンバツ初勝利

 中盤はピンチの連続だった。いずれも三塁走者を背負い、うち2回が満塁。マウンドを守るのは如水館の左腕・政岡。遊撃の佐々木主将は「自信を持って投げろ。しっかり守るけ」と励ました。

 昨秋の広島大会決勝以来となるマスクをかぶった礒合もエースを支えた。痛めていた右肩も癒え、二、五回にけん制で走者を刺す。スリークオーターに時折、サイドスローを交える政岡の内角直球で打者の懐をえぐり、スライダーとカーブを織り交ぜて凡打に仕留めた。「落ち着いていた。配球も丁寧に四隅を使った」と迫田監督は絶賛した。

 打席のベース寄りぎりぎりに立っていた東筑紫学園の各打者に対し、「向かっていく気持ちがなかった」と反省した政岡。心の乱れが制球に表れ、一回に2安打、3四死球で3失点。徐々に制球力を取り戻し、172球を投げ抜いた後は「みんなに助けられた」との言葉ばかりがついて出た。

 政岡を中心とした守りのチームが苦しみながらも、代打・丹波のサヨナラ打でセンバツ初勝利。迫田監督は「また一つ成長した」と目を細めた。【武藤佳正】

 ○…如水館の丹波は同点の九回1死満塁に代打で登場。ナインから「冬の走り込みに耐えたんだ。自信を持って行け」と送り出された打席で、中前へサヨナラ打を打ち返した。新チーム結成直後は右翼手のレギュラーだったが、昨秋の県大会は腰痛、中国大会は不振で結果を残せず、背番号は「9」から「17」に変更されていた。「頭が真っ白だったが、思い切って打てた。最高です」と丹波。得意の打撃を最高の場面で発揮し、顔を上気させていた。

 ○…九回1死三塁から満塁策を取った東筑紫学園のエース酒井だが、如水館の代打・丹波の打球はワンバウンドで頭上を超え、前進守備の二遊間を破るサヨナラ打に。「外角に外す球が内に入ってしまった」と失投を悔やんだ。一回こそ緊張から球が浮いて3失点したが、それ以降は得意のスライダーが切れ、5回連続で3者凡退。それでも「要所は締めていたが、いつもより球が甘かった」と酒井。「あの1球が今日の投球を象徴していた」とうつむいた。

毎日新聞 2005年3月26日 16時48分








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愛工大名電が大産大付を完封

【大産大付・愛工大名電】四回裏愛工大名電無死満塁、花山の投前スクイズで堂上が還り先制=阪神甲子園球場で26日、貝塚太一写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第3日の26日、1回戦第2試合は昨春準優勝の愛工大名電(愛知)が斉賀の好投と得意の機動力を駆使した攻撃で初出場の地元・大産大付(大阪)に2−0で競り勝った。

○愛工大名電2−0大産大付●

 愛工大名電がバント攻撃と斉賀の好投で逃げ切った。四回、堂上の二塁打と山田のバント安打などで無死満塁とし、花山のスクイズと井坂の左前打で2点を先取。これを斉賀が4安打完封で守った。大産大付は大西が力投したが、打線が斉賀の低めの変化球に対し、内野ゴロの山を築いた。

 ▽愛工大名電・倉野光生監督 斉賀が冷静だった。前回のセンバツ優勝戦で先発した経験が生きた。だが、打線は後半淡白になったのが反省点。次に生かしたい。

 ▽大産大付・小田洋一監督 打てなかった。先制された焦りからボールに手を出してしまった。3失策は相手の足が速いという重圧から。大西はよく粘り、百点満点。

 ◇得意のバント攻めで必勝パターン

 必勝パターンは今年も健在だった。愛工大名電は四回、先頭の4番・堂上が左翼線を破る二塁打で出塁。ここから得意のバント攻めが始まった。

 山田の投前バントが大産大付・大西の焦りを誘って安打となり、斉賀の四球で無死満塁と絶好のチャンス。ここで打席に立った花山は前打席で大きなミスを犯していた。

 二回2死二塁でセーフティーバント。成功したかに思われたが、右足が打席から出る反則行為でアウト。動揺が心配された四回の打席だった。

 だが、尾を引くところは全くない。「全然気にしていなかった。打てのサインよりスクイズが良かった」と花山。昨秋の公式戦でチーム最多タイの13犠打飛を決めた実績が自信を支えている。「バント練習を率先してやる選手。迷いはなかった」と倉野監督の思いも同じ。「3球目を転がせ」のサイン通り、1−1からワンバウンドしそうな外角球を投手前に決め、先取点を挙げた。

 続く井坂には一転して「打て」のサイン。「先制して気が楽になった」とカーブを左前にはじき返して追加点。以前なら連続スクイズで得点を挙げていたが、今年は違う。状況に応じた攻めが出来るのだ。

 変幻自在の攻撃に倉野監督は、「バントは昨年の蓄えがある。相手がバントをより一層意識してくれれば自分たちのペースに持ち込める」と自信を深める。昨春はあと一歩のところで悔し涙をのんだチームが、攻守にまとまり、順調に滑り出した。【渡辺隆文】

 ○…愛工大名電の主戦・斉賀は「あまりコーナーを狙わずに、まん中を狙って投げた。打たせて取る投球をしたかったから」と振り返った。スライダー、フォークの切れに自信があるからこそ出来る投球で、狙い通りに大産大付に内野ゴロを量産させた。昨春敗れた優勝戦以来となる甲子園の登板で完封勝ち。「昨年の経験があったから、落ち着いて投げられた」と大舞台にも余裕をのぞかせていた。

 ○…パワーあふれる打撃を買われて2年生ながら4番を務めた大産大付の内田だったが、愛工大名電・斉賀の前に4打数無安打。「スライダーの切れがすごくて。タメを作ってしっかり振れるよう練習します」と脱帽した。八回からはリリーフで登場。140キロ超の速球を交え、1回を無失点に抑えた。劣勢にもはじけるような笑顔を絶やさず、ベンチを盛り上げた姿が印象的だった。







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宇部商が快勝 高松及ばず

【宇部商・高松】一回表宇部商2死一、二塁、打者が豊田の時、二塁走者の工藤が進塁(野手・稲毛)=阪神甲子園球場で26日、貝塚太一写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第3日は26日、第1試合で昨秋の中国大会の覇者・宇部商(山口)が6−2で21世紀枠出場の高松(香川)を降した。宇部商の玉国光男監督は甲子園通算20勝を達成した。

○宇部商6−2高松●

 宇部商が好機で着実に得点を重ねた。一回、好永の中前適時打で先制。三回には敵失と四球の走者を江本が三塁線突破二塁打で還し、四回には井田の中越え適時三塁打で突き放した。高松は三回、四球に続く3連打と押し出し死球で1点差に迫ったが、その後は2安打。5失策も響いた。

 ▽宇部商・玉国光男監督 一回の先制点が大きかった。球種を絞らせず、積極的に打たせていった。好永は立ち上がりは緊張していたが、五回くらいから立ち直った。

 ▽高松・秦敏博監督 直球狙いだったが、最初は好永投手のスピードに戸惑った。中盤以降は変化球を多投されて早めに追い込まれ、打ち崩せなかった。

 〇…高松の4番・森がチーム唯一の適時打を含む2安打を放ち、重責を果たした。三回1死満塁、宇部商の左腕・好永の初球ストレートを右前へ。「初球には直球が多いことは分かっていた。投手の癖を研究した結果」と喜んだ。同校野球部だった3歳年上の兄孝介さんにあこがれたが、受験に失敗。それでも「高松で甲子園を目指したい」と、中学浪人し、1年遅れで入部した苦労人だ。「大観衆の中で野球ができる喜びを感じた。つらい1年は無駄ではなかった」と満足していた。


第77回センバツ高校野球大会 3月25日 第1試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 1 1 1 2 4 1 1 2 1 14
福井商(福井) 0 1 0 2 4 0 0 1 1 9
新 田(愛媛) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
安打 0 0 0 0 1 0 2 0 0 3







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 投打がかみ合った福井商が圧倒した。先発の林は140キロ台の直球を軸に付け入るすきを与えず、8回1/3を3安打無失点。打線は二回、斎藤進の左ソロ本塁打で先制し、四回に2点を追加。五回には相手のミスに4安打を絡め、打者一巡で一挙4点を奪った。 新田はエースの門田が五回途中で降板。打線も林を最後まで攻略できなかった。
福井商 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(8)  奥 田 3 4 1 2 0 0 0 1 1 0 .500
1  斉 藤 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(4)  奥 井 3 3 1 1 1 2 0 2 0 1 .333
(5)  宮 前 3 5 0 2 1 1 0 0 0 0 .400
(7)  小 坂 3 5 2 2 1 0 0 0 0 0 .400
(3)  西 谷 3 5 1 0 0 1 0 0 0 0 .000
(2)  斎藤進 3 3 2 2 1 0 1 1 0 0 .667
(6)  原 田 3 5 0 2 2 0 0 0 0 1 .400
(1)9  林  3 5 1 2 2 2 0 0 0 0 .400
(9)8 斎藤昇 3 3 1 1 0 1 0 1 0 0 .333
 計    38 9 14 8 7 1 5 1 2 .368
                         
新 田 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(5)  加 嶋 2 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(8)   森  3 4 0 0 0 1 0 0 3 0 .000
(4)  田 中 3 4 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(9)7 相 原 3 4 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(3)  石 井 3 4 0 1 0 3 0 0 0 0 .250
(1)9 門 田 3 3 0 2 0 0 1 0 0 1 .667
(2)  宮 本 3 3 0 0 0 1 1 0 1 0 .000
(7)  渡部和 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
1  三 好 3 2 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
H  久 保 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(6)  村 上 2 2 0 0 0 1 1 0 0 2 .000
 計    32 0 3 0 10 3 0 4 3 .094
                         
▽本塁打 斎藤進1号(1)(門田)=二回 ▽二塁打 奥井▽残塁 福8新8▽併殺 福0新1(加嶋―石井)=7回 ▽審判(球)藤野、池、荒田、元雄 ▽試合時間 2時間12分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
 林    8 1/3 32 123 3 9 2 0 0 0.00
斉 藤     2/3 3 10 0 1 1 0 0 0.00
                           
門 田   4 0/3 22 79 8 4 1 7 4 9.00
三 好   5   22 63 6 3 0 2 1 1.80








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第77回センバツ高校野球大会 3月25日 第2試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 3 1 0 1 3 0 0 0 0 8
一迫商(宮城) 2 0 1 0 2 0 0 0 0 5
修 徳(東京) 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2
安打 0 0 1 2 1 1 2 0 2 9


--------------------------------------------------------------------------------
 一迫商がそつのない攻めで快勝。初回1死二、三塁から佐々木のスクイズと佐藤勇の遊撃内野安打で2点先制。1点追加で迎えた五回には、佐藤勇、千葉の連続タイムリーで突き放した。先発の佐藤勇は低めを丁寧につく投球で完投。 修徳はリリーフの磯部が好投しただけに、先発の斉藤の乱調が響いた。打線も好機であと1本が出なかった。
一迫商 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(2)  三浦良 3 5 1 1 0 1 0 0 0 0 .200
(8)  佐藤祐 2 4 3 2 0 0 1 0 0 0 .500
(6)  熊 谷 3 2 0 0 0 1 0 2 0 1 .000
(9)  佐々木 3 3 0 0 1 0 0 1 0 0 .000
(1)  佐藤勇 3 4 1 2 2 0 0 0 0 0 .500
(3)  千 葉 3 4 0 2 1 0 0 0 0 0 .500
(5)  照 井 3 4 0 0 0 1 0 0 0 1 .000
(7)  小野寺 2 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(4)  内 海 3 3 0 1 0 0 1 0 0 0 .333
 計    33 5 8 4 3 2 3 0 2 .242
                         
修 徳 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(9)87 佐藤直 2 4 0 1 1 0 0 1 0 0 .250
(7)  高 山 3 2 0 0 0 1 1 0 1 0 .000
H3 小 滝 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(8)38 田母神 3 4 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(3)1 磯 部 2 4 0 2 0 0 0 0 0 0 .500
(5)  長 島 3 4 0 0 0 0 0 0 0 1 .000
(6)  佐藤寛 3 4 1 2 0 1 0 0 0 0 .500
(2)  長 野 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
(1)  斉 藤 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
1  増 田 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
H9 塩 谷 3 2 0 1 0 0 1 0 0 0 .500
(4)  酒 井 3 2 1 2 0 0 0 1 0 0 1000
H  山 口 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
 計    34 2 9 1 4 2 2 1 1 .265
                         
▽二塁打 千葉▽残塁 一6修9▽併殺 一1(千葉)=4回、修0▽暴投 佐藤勇=3回、斉藤2=3回 ▽審判(球)小谷、長谷川、小坂井、善積 ▽試合時間 1時間57分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
佐藤勇   9   38 114 9 4 2 2 1 1.00
                           
斉 藤   4 2/3 24 90 8 2 2 5 5 9.64
増 田     1/3 1 4 0 0 0 0 0 0.00
磯 部   4   13 38 0 1 0 0 0 0.00








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第77回センバツ高校野球大会 3月25日 第3試合


▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 0 3 1 2 1 0 1 0 1 9
柳ケ浦(大分) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
天 理(奈良) 0 1 0 1 0 1 0 1 × 4
安打 1 0 0 2 0 2 1 3   9


--------------------------------------------------------------------------------
 
柳ケ浦 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(6)  大 野 3 3 0 2 0 0 1 0 0 0 .667
(4)  工 藤 3 2 0 1 0 0 0 2 0 0 .500
(5)  柴 山 3 4 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(2)  久 恒 3 4 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(1)  山口俊 3 4 0 1 0 1 0 0 0 1 .250
(3)  高 田 3 4 0 2 0 0 0 0 0 0 .500
R  福 田 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(7)9 平 見 3 3 0 1 0 0 0 1 0 0 .333
(9)  田 上 3 2 0 1 0 0 0 0 1 0 .500
H  前 嶋 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
7  青 山 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(8)  常 深 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
 計    32 0 9 0 5 1 3 1 1 .281
                         
天 理 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(9)  松 原 2 4 0 0 0 2 0 0 0 0 .000
(5)  高 田 3 4 1 1 0 1 0 0 0 0 .250
(7)  真 井 3 4 2 3 0 1 0 0 0 0 .750
(8)  田中克 3 3 0 2 2 0 0 1 0 0 .667
(2)  橋 間 3 2 1 2 0 0 1 1 1 0 1000
(3)   東  3 2 0 0 1 0 1 1 0 0 .000
(4)  森 川 3 3 0 0 1 1 0 1 0 0 .000
(1)  小 倉 3 4 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(6)  藤 原 2 3 0 1 0 0 0 0 0 0 .333
 計    29 4 9 4 6 2 4 1 0 .310
                         
▽三塁打 真井▽二塁打 工藤、田中克、橋間、藤原▽残塁 柳9天7▽併殺 柳0天0▽暴投 小倉=4回▽ボーク 山口俊=6回▽審判(球)浜田、新阜、佐々木、西貝 ▽試合時間 2時間9分 
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
山口俊   8   35 139 9 6 2 4 3 3.38
                           
小 倉   9   36 125 9 5 1 0 0 0.00








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強打の天理、柳ケ浦の本格派右腕を打ち崩す

【柳ケ浦・天理】二回裏天理1死三塁、森川のスクイズで橋間が生還。先制点をもぎ取る=阪神甲子園球場で25日、西村剛写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第2日は25日、第3試合で強打が看板の天理(奈良)が4−0で昨秋の明治神宮大会を制した柳ケ浦(大分)を破った。

 ○天理4−0柳ケ浦●

 天理がソツのない攻めと先発・小倉の完封で快勝。二回、四球の橋間の二盗後、連続犠打を決めて無安打で先制し、四回は真井、田中克の連続長打で2点目。六回は田中克の犠飛、八回は押し出し四球で加点した。柳ケ浦は五回まで毎回、得点圏に走者を置いたが、決定打を欠いた。

 ◇148キロ、痛打

 一回、柳ケ浦の山口俊の投じた2球目。球速表示が「148キロ」を示すと、天理ベンチで「よっしゃ、出た」と歓声が上がった。「あの速球を打ちたかった」と4番・田中克。それほど待ち望んだ対決だった。

 一回は3番・真井が148キロの速球を中前へ痛打した。四回は再び真井が速球を右中間へ運んで三塁打。田中は速球狙いのまま、カーブを「反射的にためを作って」左中間二塁打で続く。力と技で奪った2点目だった。

 この日のため、徹底したイメージトレーニングを積んだ。バスの移動中にも田中は目を閉じ、山口と対決。150キロ近い速球を打つには「体の軸をぶらさない」と結論を得た。その隣で真井は「球の軌道に一直線に振ればいい」と悟った。実際に140キロに設定した打撃マシンを1メートルも打席に近づけ、確かめてきた。

 山口攻略の秘策を実らせた2人は、「いつも通りに打てました」と口をそろえた。バットをひと握りも余さず、フルスイング。剛球投手にも天理のスタイルを貫けたことが、何よりうれしかったようだ。【加藤敦久】

 ▽天理・森川芳夫監督 出来過ぎで夢を見ているよう。試合前の予想はヒット3本で1得点。2点取られたら負けと思っていた。だが、生徒たちが球に食らいついた。

 ▽柳ケ浦・藤久保茂己監督 前半に走者を出しながら攻め切れなかった。山口(俊)は球が高かった。投打ともに詰めが甘い。夏に向けて鍛え直します。


21世紀枠の一迫商が修徳を破り甲子園初勝利

【一迫商・修徳】一回表一迫商2死三塁、佐藤勇のタイムリーで佐藤祐が生還=阪神甲子園球場で25日、西村剛写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第2日は25日、第2試合で21世紀枠で初出場の一迫商(宮城)が着実に加点し、5−2で26年ぶり3回目出場の修徳(東京)を降して甲子園初勝利を挙げた。

 ○一迫商5−2修徳● 

 一迫商は佐藤勇が投打に活躍した。一回、佐々木の3バントスクイズと佐藤勇の内野安打で2点を先取。三回は暴投、五回も佐藤勇、千葉の連続適時短長打で加点した。佐藤勇は投げても2失点完投。修徳は先発・斉藤の乱調が誤算。九回無死満塁も佐藤直の遊ゴロによる1点にとどまった。

 ▽一迫商・熊谷貞男監督 九回無死満塁のピンチは、選手たちを信じていた。佐藤勇はここ数日、フォームが安定していたので、やってくれると思っていた。

 ▽修徳・小田川雅彦監督 斉藤が気負わず投げられるのか、という心配が的中した。打線も低めの変化球に手を出して自滅し、守勢に回った弱さが出てしまった。

 ○…「行けるところまで」と序盤から全力投球の一迫商・佐藤勇。三回を終えたころから毎回、熊谷監督に「まだ行けるか」と声を掛けられたが、その都度「行けます」と答えた。気がつけば公式戦では2度目の完投勝利を収め、思わずバンザイで喜びを表した。「内角の変化球が良く、三浦良のリードにも支えられた。最後まで疲れは感じなかった」。打者としても2本の適時打を放ったエースは、満足そうに会心の試合を振り返った。

 ○…修徳の左腕・斉藤は五回途中で8安打5失点で降板。好調時は右打者の内角に食い込む速球が武器となるが、この日は変化球主体。三回の失点に結びついた2暴投はいずれもかわそうとしたカーブだった。「向かっていく気持ちがなかった」と手厳しい小田川監督に対し、「昨秋に故障して活躍できなかった分、恩返ししようとしたが……。一からやり直しです」とうなだれていた。

 ☆…第2試合に登場の一迫商の地元・宮城県一迫町(人口約9300人)では、4日前に完成したホールの大スクリーンで試合をテレビ中継。新ホールは、同町など10町村の合併で4月1日に誕生する「栗原市」の施設。実際のオープンはまだ先だが、「『甲子園で応援したいが、遠くて行けない』というお年寄りが町内にたくさんいる」と、一足早く楽しんでもらうことにした。詰め掛けたお年寄りたちは、大きな画面に映し出される「町の球児」の姿に熱い声援。

 ☆…修徳(東京)の最年長コーチ、山崎宏さん(60)は今月末に定年退職を迎える。このため選手と過ごせる日は残りわずか。「36年間の教員生活の最後を甲子園で送ることができ、感無量です」とほほ笑む。

 同校がセンバツ初出場した76年は監督。親しみを込めて「大将」と呼ばれる山崎さんは26年間にわたり野球部員約400人を育ててきた。「甲子園は誰にでも来られる場所ではない。そこに連れて来てくれた選手たちに感謝の気持ちでいっぱい。1日でも長く、甲子園で試合前のノックをして最高の思い出を作りたい」


福井商、14安打の猛攻 新田初戦で散る

【福井商・新田】二回表福井商無死、斎藤進が左越えに大会第1号本塁打を放つ=阪神甲子園球場で24日、木葉健二写す




 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第2日は25日、第1試合で3年ぶり17回目出場の福井商は投打がかみ合い、15年ぶり2回目出場の新田(愛媛)に9−0で完勝した。

 ○福井商9−0新田●

 福井商が投打に圧倒した。先発・林は140キロを超える速球を主体に、九回1死で降板するまで3安打。打線も毎回の14安打。二回、斎藤進が大会第1号ソロ、四回には林が2点適時打を放った。新田は五回に門田がようやく初安打。七回無死から石井、門田が連打したが、後続が断たれた。

 ▽福井商・北野尚文監督 先制本塁打が効いた。(毎回安打は)ラッキーなヒットが続いただけ。心配していた林は(フォームの)ばらつきを修正する力がついてきた。

 ▽新田・秋山和輝監督 五回の失策絡みの失点で浮足だった。打線は外角球に的を絞らせたが力負けした。守備も打撃も2ランクアップしないと全国で通用しない。

 ◇剛腕・林 実力を存分に発揮

 就任38年目の福井商・北野監督が「10年に一人の逸材」と評する剛腕・林。初めての甲子園マウンドでその実力を存分に見せた。

 一回、新田の先頭打者・加嶋を二ゴロに仕留めたこん身のストレート。打球の行方を見守った先には、自己最速の「147キロ」を表示する電光掲示板が見えた。「これならいけるかも」。140キロ台の速球を次々と投げ込み、時折切れ味鋭いスライダーを織り交ぜる。相手打線を寄せ付けなかった。

 2月末にインフルエンザにかかり、1週間、満足に食事さえ取れなかった。投げ込みを始めたのは、開会式の10日前。「試合中は調子が良くても、投げ込み不足の不安が消えなかった」。力投とは裏腹に、大きな不安を抱えたマウンドだった。

 そんな林の一番の理解者が、女房役の斎藤進だった。小学校の同級生で、学童野球でもバッテリーを組んだ仲。「あいつの不安を消してやりたい」。林の心の内は、痛いほど理解していた。二回、内角速球を振り抜いた飛球は浜風にも乗って左翼席へ。「あの1本が精神的に大きな支えとなった」と林。この先制ソロが呼び水となり、打線も14安打を連ねた。

 完封目前の九回1死、林は「少しでも(2番手の)斉藤に投げさせたかった」(北野監督)という理由で降板したが、「甲子園のマウンドは、最高に気持ち良かった」。互いを知リ尽くしたバッテリーが、一躍注目を集める存在になってきた。【和田崇】

 ○…左打者が5人並ぶ福井商打線。新田の左腕・門田に手こずるかと思われたが、4番の左打者・小坂が2安打を放ち、攻略に大きく貢献した。四回、右前打を放って2点目の本塁を踏み、五回には無死一、三塁から門田を退ける中前適時打。「(門田対策として)左投手を相手に打撃練習をしてきた成果。引きつけて直球を弾き返せた」。4番の仕事を十分に果たした。

 ○…大会第1号本塁打は福井商・斎藤進のバットから生まれた。二回1死、門田の内角速球を一振りすると打球は左翼ポ−ル際へ。「うまくすくい上げることが出来た」と振り返った。捕手としても林を好リード。「いつも林に迷惑をかけているので、何とか楽にさせてやろうと思っていた」。エースを援護した会心の先制弾に笑顔いっぱいだった。

 ○…新田のエース門田は「二回のホームランで動揺してしまった。何とか気持ちを切り替えようと思ったのですが」と、ぽつりぽつりと話した。五回には自らのバント処理のミスも絡んで4点を失い、この回途中で降板。「相手打線に(自分の投球リズムと)呼吸を合わされた」と悔やんだ。それでも打席では福井商・林から2安打と奮闘し、「甲子園でやれて満足でした」。

 ☆…福井商(福井)応援団が陣取る一塁側アルプススタンドで、選手と同じユニホーム姿の私設応援団長、西村敏明さん(63)=福井市=が声援を送った。ユニホームの背番号は「10」。7年前、野球部OB会から「10人目のナインに」と贈られたものだ。西村さんが同校の応援のため甲子園に初めて駆けつけたのは71年春。以来、同校の甲子園での全試合を観戦。この日の新田(愛媛)戦で、観戦した試合は57戦目を数えた。西村さんは「78年の準優勝が一番の思い出。もう一度、優勝戦が見たい」とスタンドで声をからしていた。

 ☆…新田(愛媛)の三塁側アルプススタンドには、その快進撃ぶりから「ミラクル新田」の異名を取った90年センバツの準優勝メンバー十数人が顔をそろえた。久々の再会を喜び合いながら、後輩たちのプレーを熱いまなざしで見守った。当時、準決勝の北陽(大阪)戦で、延長十七回にサヨナラ本塁打を放った池田幸徳さん(32)は「今年のチームも逆境には強い。最後まであきらめない戦いを見せてほしい」と、“ミラクル再現”を願っていた。




http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/ama/05senbatsu/news/20050325k0000m050024000c.html
駒大苫小牧、神戸国際大付、慶応が初戦突破(毎日新聞)
 第77回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第1日の24日は1回戦3試合。第1試合は史上5校目の夏春連覇のかかる駒大苫小牧(北海道)が、林の巧打と2年生右腕・田中の力投で戸畑(福岡)との接戦を制し、センバツ初勝利。第2試合は神戸国際大付(兵庫)が八回の集中打で、甲府工(山梨)に逆転勝ちし、春夏通じて甲子園初白星を挙げた。強い風雨に見舞われた第3試合は一進一退の末、45年ぶり出場の慶応(神奈川)が九回、代打・新谷の中前打で関西(岡山)にサヨナラ勝ちした。

○駒大苫小牧(北海道)2−1戸畑(福岡)●

○神戸国際大付(兵庫)4−1甲府工(山梨)●

○慶応(神奈川)8−7関西(岡山)●

センバツ:
慶応がサヨナラ勝ち 関西・西所力尽きる
三回裏慶応2死一、三塁、打者湯浅の時、ダブルスチールが成功し竹内が生還。勝ち越し=阪神甲子園球場で24日、木葉健二写す




 ○慶応(神奈川)8−7関西(岡山)●

 慶応が粘り強くサヨナラ勝ちし、45年ぶりの勝利。七回に4連続短長打で再逆転すると、同点の九回は湯浅の中前打、山口の四球、中林の中前打で1死満塁とし、代打・新谷が中前適時打を放った。関西は七回に4長短打などで逆転、八回も上田、安井の連打で追いついたが、最後はエース西所が力尽きた。

 ▽慶応・上田誠監督 九回の満塁のピンチを切り抜けた高橋のリードが勝因。延長戦を覚悟したが、まさかサヨナラで勝てるとは。校歌を聞いたらジーンときて涙が出た。

 ▽関西・江浦滋泰監督 どちらに転んでもおかしくなかった。甲子園はリズムを作りにくく、指示も通らない。生徒には冷静に考えて行動できる意識を持たせたい。

 ◇慶応、風雨の中で「エンジョイ・ベースボール」

 慶応ボーイの合言葉は「エンジョイ・ベースボール」。そんなしゃれた響きもかき消されてしまうような激しい風雨の中でのサヨナラ劇だった。

 九回裏1死満塁。代打の新谷は、カウント1−2からのスクイズのサインを見落としてしまう。打って出てファウル。「雨粒が目に入って見えなかった」という。命拾いした新谷は次の速球を中前に運び、慶応の歓喜の輪が、水の浮き出た本塁周辺に広がった。

 勝利への布石はエースの踏ん張りにあった。「寒すぎて、1球1球がアップもしないで投げているみたいだった」と中林は言う。奪った7三振のうち5個が四回までのもの。冷たい雨も、足場の悪いマウンドもこたえたはずだ。

 八回にはライナーを額に受け、その安打をきっかけに追いつかれた。しかし、「あれで『負けない』と奮い立った」という。九回には四球で走者を出し、2死からの8球連続ボールで満塁のピンチを招いてしまう。続く石口を「しんどかったけど、勝ちたい気持ちが強かった」と、フルカウントから速球で一ゴロに仕留めた。寒さの中、すらりとした体からまるで湯気が立ち上るような、熱いマウンドだった。

 九回の攻撃前。主将の漆畑は「延長、行こうぜ」と呼びかけて仲間を和ませた。「こんなに楽しい試合なら、ずっとやっていたい、って言うんです。体は限界だったかも。でも楽しんだ」と中林。嵐の中で、エンジョイ・ベースボールの心意気が輝いた。【藤倉聡子】

 ○…3安打3打点と主砲の役割を十分に果たした慶応の4番・湯浅。一回はスライダーを引っ掛け内野ゴロに打ち取られが、その後は高めに狙い球を絞ったのが功を奏した。九回1死の打席でも「変化球は捨て、速球だけに的を絞っていた」と高めに浮いた初球の直球を見逃さず、中前に弾き返し出塁すると、代打・新谷の中前適時打でサヨナラのホームを踏んだ。「本当に勝ててよかった。スタンドの大声援も後押ししてくれた」と笑顔だった。

 ○…関西・西所は冷たい雨に泣いた。ベンチ裏では使い捨てカイロで指先を温め続けたが、制球が定まらない。「あまり調子は良くなかった。変化球が高めに浮いた」。苦し紛れに投げた直球が真ん中に集まったところを、慶応打線に集中打された。「打線がカバーしてくれたのに……。精神力を鍛え直したい」と悔しがった。

 ○…「西所の調子は悪くなかった。打たれたのは僕の責任です」と関西の捕手・平井は敗戦の責任を一人で背負い込んだように小さな声でポツリポツリ。慶応打線について「思いきりがよく、力のある打者が多かった」と印象を話したが、「夏、慶応とまた対戦したいか」という質問には「もちろん。ここ一番で力を発揮できるよう夏までに精神面などを鍛え直したい」ときっぱり。

毎日新聞 2005年3月24日 16時47分


神戸国際大付、八回一挙4点で甲府工に逆転勝利
八回裏神戸国際大付2死一、二塁 堂本の右中間三塁打で井内が生還して勝ち越し。後方は一塁走者の鎌田=阪神甲子園球場で24日、貝塚太一写す



神戸国際大付の先発・大西=阪神甲子園球場で24日、西村剛写す




 ○神戸国際大付(兵庫)4−1甲府工(山梨)●

 神戸国際大付が鮮やかな集中打で逆転勝ち。1点を追う八回1死二塁から井内の左前適時打で同点。さらに2死一、二塁から堂本、代打・長谷川の連続長短打で3点を勝ち越した。甲府工は七回2死一、二塁から小野の適時二塁打で先制したが、好投の三森が単調になったのが痛かった。

 ▽神戸国際大付・青木尚龍監督 スライダーにてこずり、嫌な展開だったが、堂本がよく打ってくれた。七回の失点は投手を代えるタイミングがずれてしまった。

 ▽甲府工・原初也監督 打てないのは分かっていたから、展開は理想通りだった。八回につかまるのは、昨秋からの三森の課題。いいピッチングをしてくれたのだが。

 ◇甲府工、三森祥平投手「このままでは終わりません」

 要所を突いて、仕留める。身上の投球ができていたのに八回、別人になってしまった。

 「注意していた打者に打たれてしまった」と振り返るのは1死二塁の場面。五、六回にダイビングキャッチで先頭打者の飛球を処理するなど好守で意気上がる井内に同点打を許した。抑えたい気持ちが先走り、2死一塁から尾崎に死球。その直後の初球を、堂本に右中間に運ばれた。「死球で嫌な予感がした。冷静になれと常々言っていたのに」と原監督。力んで傷口を広げる負けパターンが大舞台でも出た。

 昨春も出場し、1勝。だが夏は敗れ、終盤のスタミナが課題に残った。走り込んで克服したつもりだが、甘くなかった。

 試合後、原監督と並んだインタビュー。「三森には4番まで任せ、負担が大きすぎた。彼なしで戦えるチームを作りたい」と、聞こえよがしに大声で言う原監督。それが気になり、自分の受け答えは上の空に。しかし、最後に「このままでは終わりません」。き然として言った。【上鵜瀬浄】

 ○…好投を続けていた大西が失点を許したのは七回。得意のカーブを小野に左中間に打たれ、先制された。だが、大西は「あれでスイッチが入った」。シュンとする内野手を見回し、「終わってへんのやから、そんな顔せんといて」と奮い立たせた。その後も好投し、チームは逆転。「次の駒大苫小牧戦も、こんな試合をしたい」と大西は、早くも闘志をむき出しにしていた。

 ★神戸国際大付の鎌田が負傷 神戸国際大付の鎌田竜児左翼手(3年)が甲府工戦の六回、左ひざに死球を受けた。試合後、兵庫県尼崎市内の病院で左ひざの亀裂骨折のため全治2週間と診断された。

毎日新聞 2005年3月24日 13時31分

駒大苫小牧、夏春連覇へ好発進 戸畑惜敗
戸畑ー駒大苫小牧 二回裏 駒大苫小牧 2死一、三塁 林が左中間にタイムリー二塁打を放つ=阪神甲子園球場で24日、貝塚太一写す



http://www.sponichi.co.jp/baseball/ama/2005spring/result/01-1.htm
 ○駒大苫小牧(北海道)2−1戸畑(福岡)●(スポニチ)

 駒大苫小牧が序盤のリードを守り切った。一回、林の三塁打を足がかりに1点先制。二回も2死一、三塁から林の適時二塁打で加点。田中が戸畑を犠飛による1点に抑えた。戸畑は矢野が二回途中から好救援しただけに、再三の好機を送りバント失敗でつぶしたのが悔やまれる。

 ▽駒大苫小牧・香田誉士史監督 田中が伸び伸びといい投球をしてくれた。思い切りのいい判断と、好フィールディングでカバーしたバント処理も大きかった。

 ▽戸畑・牧村浩二監督 今回の敗因はバントミス。5年前は大敗したので、強豪チームと接戦をしたことが収穫。(2番手の)矢野がスライダーで攻め、よく投げた。

 ◇駒大苫小牧 昨夏覇者のおごりなく

 「連覇の重圧? いえ、選手宣誓が終わった時点で、重圧は消えました」。定位置の中軸から1番に起用された林は一回の第1打席、晴れ舞台に戻った喜びしか感じなかったという。4球目のカーブを右越え三塁打。「速球狙いなのに、自然と体が動いた。甲子園に来ると何でも出来そうな気がします」。昨夏の快進撃は、今も選手を勇気づけている。

 三回以降は大振りが目立ち、戸畑の2番手、技巧派の矢野の術中にはまった。香田監督は「もって来い、もって来い」と何度も打席の選手に叫んだ。緩い変化球を引き付けろ、との意味だ。だが、それは強振するな、の意味ではない。ベンチに選手が戻ると必ず「向かっていけよ」と声を掛けるのも忘れなかった。

 わずか1点リードの九回1死の守りで、林は正面に来たセカンドゴロをお手玉してしまう。すぐに帽子のつばに手を当て、マウンドの田中にこう言った。「ごめん。次の打者を強気で抑えてくれ」。決して守りに入るな。思いは最後まで貫いた。

 この日のセンバツ初勝利を辛勝と見ていたのは、観戦する側だけだったらしい。香田監督は「不満? 選手は持っている力をすべて出している」ときっぱり語った。林も「1点差の試合を勝てて、次に弾みがつきます」と白い歯がこぼれた。「あくまで自分たちは挑戦者」。指揮官と選手がそう口をそろえるチームに、昨夏の覇者のおごりはない。【加藤敦久】

 ○…駒大苫小牧のマウンドを、“第3の男”2年生の田中が、完投で守り切った。昨年夏の優勝時、投の原動力となった松橋と吉岡を差し置いての出番は、「気持ちでやったる」という強気が好転。要所で素早いバント処理を見せた。後半はストレートが自己最速の143キロをマーク。スライダー、フォークもさえた。「2人の先輩が後ろに控えているから思い切って行けた」と田中。「先輩に負けない自信もついた」とも付け加えた。

 ○…二回途中からマウンドに上がった戸畑のエース矢野に涙はなかった。「相手が強豪校なので制球に注意して投げた」と言う通り自慢のスライダーを低めに決め、散発3安打に抑える好投をみせた。それでも時折、速球の制球が乱れたこともあり、「次に向けての課題(制球力)が見つかった。それを克服すればさらに投球の幅が広がる」と最後は笑顔を見せた。
毎日新聞 2005年3月24日 12時18分

第77回センバツ高校野球大会 3月24日 第1試合

▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 1 1 0 2 0 1 1 0 0 6
戸畑(福岡) 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
駒大苫小牧(北海道) 1 1 0 0 0 0 0 0 × 2
安打 1 2 1 0 0 1 0 1 × 6


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 駒大苫小牧は一回、先頭打者林の右中間三塁打と死球で無死一、三塁とし、続く五十嵐の遊ゴロの間に林が生還。二回は林の適時二塁打で2点目を挙げた。その後追加点は奪えなかったが、先発の田中がフォークを有効に使う粘りの投球で1失点完投した。戸畑はバント失敗など拙攻続き。ロングリリーフの矢野の好投も報われなかった。
戸 畑 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(4) 中村竜 3 3 0 1 0 1 1 0 0 0 .333
(7) 富 田 3 4 1 1 0 0 0 0 0 0 .250
(6) 高 橋 3 4 0 1 0 1 0 0 0 1 .250
(3) 井 上 2 2 0 0 1 1 1 1 0 0 .000
(R) 中村翔 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(2) 片 山 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
(R) 森 松 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(9) 氏 原 3 4 0 2 0 0 0 0 0 0 .500
(5) 広 中 3 3 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(1) 木 下 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(1) 矢 野 3 2 0 0 0 2 0 1 0 1 .000
(8) 伊 藤 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
 計    29 1 6 1 6 2 2 0 2 .207
                         
苫小牧 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(4)  林  3 4 1 2 1 1 0 0 0 1 .500
(6)  辻  3 3 0 0 0 0 1 0 0 0 .000
(5) 五十嵐 3 4 0 1 1 0 0 0 0 0 .250
(8) 本 間 2 4 0 2 0 0 0 0 0 1 .500
(7) 青 地 3 2 0 0 0 0 0 1 0 0 .000
(1) 田 中 2 3 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(9) 山 口 2 3 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(3) 杢 代 3 2 1 0 0 0 1 0 0 0 .000
(2) 小 山 3 3 0 1 0 0 0 0 0 0 .333
 計    28 2 6 2 2 2 1 0 2 .214
                         
▽三塁打 林▽二塁打 氏原2、 林▽残塁 戸5苫5▽併殺 戸3 (氏原―中村竜―高橋―片山)= 1回(矢野―井上)=3回(広中 ―中村竜―井上)本間=8回、苫 1(林―杢代)=1回 ▽審判(球)橘、岡本、野口、鹿 多 ▽試合時間 1時間49分     
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
木 下   1 2/3 10 34 3 1 2 2 2 10.80
矢 野   6 1/3 21 68 3 1 0 0 0 0.00
                         
田 中   9   33 118 6 6 2 1 0 0.00

第77回センバツ高校野球大会 3月24日 第2試合

▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 0 0 0 1 0 1 2 0 0 4
甲府工(山梨) 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
神戸国際大付(兵庫) 0 0 0 0 0 0 0 4 × 4
安打 0 1 0 1 0 1 0 4 × 6


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 神戸国際大付が鮮やかな逆転勝ち。1点をリードされた八回一死二塁から井内の左前打で同点。さらに二死一、二塁から堂本が右中間に三塁打を放って勝ち越した。先発の大西は先制点を許したが、うまく緩急をつけ、4安打1点で完投した。  甲府工は三森が七回まで無失点と踏ん張ったが、打線が援護できなかった。
  甲府工 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(4) 小 野 3 4 0 1 1 0 0 0 0 1 .250
(7) 水 野 3 4 0 0 0 3 0 0 0 0 .000
(9) 梅 原 3 3 0 1 0 1 1 0 0 0 .333
(1) 三 森 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0 .250
(8) 出 沢 3 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(6) 折 居 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(H) 土 橋 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(2) 望 月 3 3 0 0 0 2 1 0 0 0 .000
(3) 青 木 2 1 1 1 0 0 2 0 0 0 1000
(3) 松 山 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(5) 小 石 2 1 0 0 0 0 1 1 0 0 .000
   計    29 1 4 1 7 5 1 0 1 .138
                         
  神 戸 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(9) 前 田 3 3 1 1 0 0 1 0 1 0 .333
(3) 伊 田 3 3 0 1 0 1 0 1 0 0 .333
(8) 井 内 2 4 1 1 1 2 0 0 0 0 .250
(5) 正 木 3 3 0 1 0 0 1 0 0 0 .333
(7) 鎌 田 3 1 0 0 0 0 1 1 0 0 .000
(7) 尾 崎 3 0 1 0 0 0 1 0 0 0 .000
(4) 堂 本 3 4 1 2 2 0 0 0 0 0 .500
(6) 日 笠 3 2 0 0 0 2 0 0 0 0 .000
(H) 中 野 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
(6) 永 川 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(H) 長谷川 2 1 0 1 1 0 0 0 0 0 1000
(R) 安 福 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(6) 中 村 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ――
(2) 桜 井 3 4 0 0 0 1 0 0 0 0 .000
(3) 大 西 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
計   29 4 7 4 6 4 2 1 0 .241
                         
▽三塁打 堂本▽二塁打 小野▽ 残塁 甲7神7▽併殺 甲0神1 (正木―堂本―伊田)三森=4回 ▽捕逸 望月=6回 ▽審判(球)長谷川、東条、武藤 、堅田 ▽試合時間 1時間39分    
投 手 回 打 投 安 振 球 失 責 防御率
三 森 8 35 101 7 6 4 4 4 4.50
                       
大 西 9 35 112 4 7 5 1 1 1.00


第77回センバツ高校野球大会 3月24日 第3試合

▽1回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
安打 2 0 0 2 1 2 4 2 0 13
関西(岡山) 1 0 0 1 0 1 3 1 0 7
慶応(神奈川) 1 0 3 0 0 0 3 0 1 8
安打 1 0 3 1 1 1 4 0 2 13


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 慶応がサヨナラ勝ちで二転三転の接戦をものにした。同点で迎えた九回、2安打1四球で1死満塁とし、代打の新谷が中前にサヨナラ安打を放った。3点を失った直後の七回は2死走者なしから4連打で3点を奪い返すなど、見事な粘りだった。関西も終盤に打線が地力を発揮したが、九回2死満塁を逃したのが痛かった。
  関 西 年 打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(7) 安 井 2 5 2 3 1 0 0 0 0 0 .600
(5) 長 尾 3 3 1 1 2 1 1 1 0 0 .333
(6) 船 引 3 5 1 2 1 0 0 0 0 0 .400
(4) 松 本 3 3 1 3 2 0 2 0 2 0 .667
(3) 西 村 3 3 0 0 0 1 0 2 0 0 .333
(1) 西 所 3 4 0 0 0 3 1 0 0 0 .000
(2) 平 井 3 4 0 1 1 0 1 0 0 0 .250
(9) 石 口 3 5 1 1 0 1 0 0 0 0 .200
(8) 上 田 2 3 1 2 0 1 0 1 0 0 .667
   計    35 7 13 7 7 5 4 2 0 .371
                            
  慶 応   打 得 安 点 振 球 犠 盗 失 打率
(9) 竹 内 2 4 2 1 0 0 1 0 1 0 .250
(6) 漆 畑 3 4 0 0 0 0 0 1 0 1 .000
(4) 高 尾 2 4 2 3 0 0 1 0 1 1 .750
(3) 湯 浅 3 5 3 3 3 0 0 0 0 0 .600
(8) 山 口 2 4 1 2 2 1 1 0 0 0 .500
(1) 中 林 3 5 0 3 1 1 0 0 0 0 .600
(7) 谷 地 3 3 0 1 0 1 0 1 0 0 .333
(H) 新 谷 2 1 0 1 1 0 0 0 0 0 1000
(2) 高 橋 3 3 0 0 0 1 0 1 0 0 .000
(5) 渕 上 2 2 0 0 0 0 2 0 0 0 .000
    計    35 8 14 7 4 5 3 2 2 .400
                         
▽三塁打 山口、中林▽二塁打  竹内、平井、松本、長尾、船引、 湯浅、山口、安井▽残塁 関10慶 10▽併殺 関0慶1(漆畑―湯浅 )=5回▽暴投 西所2=3回、 5回 ▽審判(球)新阜、日野、籔内、 岸、東条、堅田 ▽試合時間 2時間41分(中断6 分)
投 手 回   打 投 安 振 球 失 責 防御率
西 所 8 1/3 43 154 14 4 5 8 8 8.64
                         
中 林 9   44 160 13 7 5 7 7 7.00



http://www.sponichi.co.jp/baseball/ama/2005spring/kiji/0324.html
慶応 劇的サヨナラで45年ぶり勝利 (スポニチ)
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 前日に雨で順延となった1回戦3試合が行われ、第3試合は45年ぶり出場の慶応(神奈川)が9回、代打・新谷拓也外野手(2年)の中前打で劇的なサヨナラ勝ち。エース中林伸陽(3年)も強い雨と風の中、160球で完投した。第1試合は昨夏の優勝校・駒大苫小牧(北海道)が背番号10の2年生右腕・田中将大の力投で戸畑(福岡)を下し、第2試合は神戸国際大付(兵庫)が甲府工(山梨)に逆転勝ち。25日は1回戦3試合が行われる。


抱き合ってよろこぶ、エースの中林(奥)と、サヨナラ打の新谷
 <神奈川・慶応>雨にも風にも絶対に負けない。悲鳴と歓声の中で、白球が青芝の上にポトリと落ちた。9回1死満塁から代打・新谷が中前へサヨナラ打。一塁側の大応援団が揺れ、慶応ナインはベンチを飛び出し抱き合った。

 「正直、涙が出ました。苦しいゲームをみんなで楽しくできた。エンジョイ甲子園でした」。45年ぶりの校歌に思わず目を潤ませた上田監督。でも、すぐに「帰ってから説教ですね」と笑った。

 実は9回のサヨナラの場面、1―2からサインはスクイズだった。それを新谷も三塁走者・湯浅も見落とし、結果はファウル。その直後に劇的な一打が飛び出した。失敗を取り返す強い心。その基礎にあるのが、部訓の1つ「雨と風と延長戦は勝つ」だ。苦しさを乗り越えて勝ってこそ価値があると上田監督が考えたもので、前夜のミーティングでは午後から大雨という天気予報をもとに選手に「これで勝てるぞ」と暗示。激しい雨と風のため急激に冷え込んでも、新谷が「自分で決めようと思ってた」と話す通り、誰の集中力も切れなかった。

 マウンドではエース中林が部訓を胸に奮闘していた。指先の感覚を保ち、肩を冷やさぬようカイロを5個使用。ぬかるむマウンドに足を取られながら必死に耐えた。8回には関西・上田の痛烈なライナーが頭部を直撃。「何が起こったか分からなかった」が、ベンチで治療して再びマウンドへ。9回2死満塁のピンチもしのいで160球を投げ抜いた。打っては7回に右越え三塁打を放つなど3安打。「頭は大丈夫。きょうはみんなに助けられて勝てた」  粘って勝つ。逆境にも負けない。それが慶応の野球。歴代のOBを歓喜させ、春の嵐の甲子園で“陸の王者”の45年ぶりの進撃が始まった。

 <岡山・関西>エース西所が最後の最後に力尽きた。13安打7点の援護を受けながら、9回1死満塁から154球目を打たれてサヨナラ負け。雨で決め球のナックルも威力を失い「最後は直球。力不足です。僕のせいで負けました」と敗戦を背負い込んだ。それでも江浦監督は「慶応の大応援にのまれたかもしれませんね。選手はいい経験と思います」と夏へ目を向けていた。

駒大苫小牧 夏春連覇へ田中完投発進
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完投勝利の田中はガッツポーズ
 <北海道・駒大苫小牧>熱い夏から冬を越えて214日。昨夏の甲子園で最後に流れた駒大苫小牧の校歌が春のオープニングを飾った。「最高。気持ちを前面に自分のピッチングをしようと思った」。自己最速の143キロでセンバツ初勝利を呼んだのは2年生右腕の田中だ。甲子園最高打率・448で昨夏を制した打線が苦しんでも動じない。1点差の7回無死二塁では投前バントを素早く処理して三塁で刺し、118球6安打1失点完投だ。

 兵庫・宝塚ボーイズ時代の03年夏、倉敷工(岡山)に8―0とリードしながら降雨ノーゲームの末、再試合で敗れた駒大苫小牧を見て津軽海峡を渡った。同校初の野球留学生は入学時から8センチ伸び1メートル85に成長し、来年のドラフト候補となって地元へ凱旋。香田監督は「ハートが強く動じないんです。よく投げてくれた」と褒めた。昨夏のサイクル男で選手宣誓を務めた林主将も2安打1打点。夏春連覇へ「先輩たちに続く気持ちでいっぱいです」と田中は力強く宣言した。

 <福岡・戸畑>4度目の出場でセンバツ初勝利はならなかったが、2年生4番・井上が唯一の打点を挙げた。0―2の6回1死一、三塁から意地の右犠飛。「何としても走者を還そうと思った。ノーヒットは悔しいが、次に1本打ちたい」。スタンドでは戸畑OBの父・修氏(45)が観戦。77年センバツで同じ開幕戦(0―3中村)に敗れ、無安打だった父のためにヒットを打つという夢は夏こそかなえるつもりだ。

 <山梨・甲府工 痛恨の逆転負け>原監督が就任して春夏7回の甲子園で初の初戦敗退となった。エース三森が自慢の制球力を生かして7回まで3安打無失点。ところが、1点リードの8回に先頭打者・前田に右前打されると、さらに3安打を浴び4失点。三森は「7回の1点で安心したわけではないけれど、自分のピッチングでなくなってしまった」と悔やんだ。

 <兵庫・神戸国際大付>昨秋の近畿大会の覇者が8回一気に逆転、底力を見せつけた。4安打で4点を奪う効率のいい攻撃に、青木監督は「4点は出来過ぎやけど、あのつながりはうちのスタイル。選手に感謝したい」。エース大西は7回に先制を許したものの1失点完投。「あそこ(7回)でガクッとすると、その辺の投手と同じ。スイッチを入れ直しました」と胸を張った。

 ◆亀裂骨折 神戸国際大付(兵庫)の鎌田龍児左翼手(3年)は左ひざに死球を受けてベンチへ退いた。尼崎市内の病院で診察を受けた結果、左ひざの亀裂骨折で全治2週間と診断された。

2005年03月15日(Tue)▲ページの先頭へ
◆第77回選抜高校野球大会◆


◆ 第77回選抜高校野球大会組み合わせ ◆(スポニチより)



1回戦 1日目
戸畑(福岡) − 駒大苫小牧(北海道)
神戸国際大付(兵庫) − 甲府工(山梨)
慶応(神奈川) − 関西(岡山)

2日目
福井商(福井) − 新田(愛媛)
一迫商(宮城) − 修徳(東京)
柳ケ浦(大分) − 天理(奈良)

3日目
高松(香川) − 宇部商(山口)
愛工大名電(愛知) − 大産大付(大阪)
如水館(広島) − 東筑紫学園(福岡)

4日目
八幡商(滋賀) − 羽黒(山形)
三本松(香川) − 東海大相模(神奈川)
東邦(愛知) − 育英(兵庫)

5日目
青森山田(青森) − 沖縄尚学(沖縄)
浦和学院(埼玉) − 西条(愛媛)
神村学園(鹿児島) − 星稜(石川)

6日目
市和歌山商(和歌山) − 常総学院(茨城)

21世紀枠 一 迫 商 宮 城 初出場 近 畿 育   英 兵 庫 5年ぶり13度目
高   松 香 川 72年ぶり4度目   天   理 奈 良 8年ぶり17度目
北海道 駒大苫小牧 北海道 2年ぶり2度目   市和歌山商 和歌山 38年ぶり4度目
東 北 羽   黒 山 形 初出場   大産大付 大 阪 初出場
  青森山田 青 森 初出場   八 幡 商 滋 賀 2年連続7度目
関東・東京 東海大相模 神奈川 5年ぶり6度目 中国・四国 宇 部 商 山 口 10年ぶり6度目
  浦和学院 埼 玉 2年ぶり6度目   関   西 岡 山 3年ぶり7度目
  甲府工 山 梨 2年連続5度目   如 水 館 広 島 初出場
  常総学院 茨 城 4年ぶり6度目   新   田 愛 媛 15年ぶり2度目
  慶   応 神奈川 45年ぶり6度目   西   条 愛 媛 16年ぶり5度目
  修   徳 東 京 26年ぶり3度目 九州 柳 ヶ 浦 大 分 15年ぶり2度目
東 海 愛工大名電 愛 知 4年連続8度目   沖縄尚学 沖 縄 6年ぶり3度目
  東   邦 愛 知 3年連続27度目   神村学園 鹿児島 初出場
北信越 福 井 商 福 井 3年ぶり17度目
東筑紫学園 福 岡 12年ぶり2度目
  星   稜 石 川 8年ぶり11度目   戸   畑 福 岡 5年ぶり4度目
近 畿 神戸国際大付 兵 庫 4年ぶり2度目 希望枠 三 本 松 香 川 初出場


第77回全国高校野球選抜大会出場校が決まりました!!(2005 1 31)


◆ 第77回選抜高校野球大会出場校 ◆(スポニチOSAKAより)

★21世紀枠  高松  香川  72年ぶり4度目
          一迫商  宮城  初出場

★北海道  駒大苫小牧  北海道  2年ぶり2度目
★東北  羽黒  山形  初出場
      青森山田  青森  初出場

★関東・東京  東海大相模  神奈川  5年ぶり6度目
          浦和学院  埼玉  2年ぶり6度目
          甲府工  山梨  2年連続5度目
          常総学院  茨城  4年ぶり6度目
          慶応  神奈川  45年ぶり6度目
          修徳  東京  26年ぶり3度目

★東海  愛工大名電  愛知  4年連続8度目
      東邦  愛知  3年連続27度目
★北信越  福井商  福井  3年ぶり17度目
        星稜  石川  8年ぶり11度目

★近畿  神戸国際大付  兵庫  4年ぶり2度目
      育英  兵庫  5年ぶり13度目
      天理  奈良  8年ぶり17度目
      市和歌山商  和歌山  38年ぶり4度目
      大産大付  大阪  初出場
      八幡商  滋賀  2年連続7度目

★中国・四国  宇部商  山口  10年ぶり6度目
          関西  岡山  3年ぶり7度目
          如水館  広島  初出場
          新田  愛媛  15年ぶり2度目
          西条  愛媛  16年ぶり5度目

★九州  柳ヶ浦  大分  15年ぶり2度目
      沖縄尚学  沖縄  6年ぶり3度目
      神村学園  鹿児島  初出場
      東筑紫学園  福岡  12年ぶり2度目
      戸畑  福岡  5年ぶり4度目

★希望枠  三本松  香川  初出場





2004年11月08日(Mon)▲ページの先頭へ
★2004年(平成16年)第35回明治神宮野球大会★





★2004年(平成16年)第35回明治神宮野球大会★
応援ページ作りました!!


明治神宮大会(高校の部)組み合わせ(日刊スポーツより)








第35回明治神宮野球大会 <生中継&同日録画>

11月12日〜15日、明治神宮野球場で行われる「明治神宮野球大会」。スカイ・Aは今年も14試合(予定)を独占中継!高校の部、大学の部、それぞれ秋の日本一決定戦としてトーナメント方式で行なわれる。また 11月17日に行なわれるドラフト会議候補生をこの大会で最終チェックしよう!
※ご注意!
(1) 雨天順延あり。
(2) 延長あり。
(3) 中継体制の都合上、試合の途中から放送することがあります。



▼第1日
13(土) 13:00〜 高校 柳ヶ浦高校
(九州地区代表) - 東海大相模高校
(関東地区代表) 生中継
 解説:松本稔 実況:川松真一朗
大学 日本体育大学
(首都大学野球連盟) - 八戸大学
(北海道・東北5連盟代表) 生中継
 解説:岡田忠 実況:岩本計介
高校 修徳高校
(東京地区代表) - 宇部商業高校
(中国地区代表) 録画中継
 解説:松本稔 実況:加瀬征弘
高校 駒大苫小牧高校
(北海道地区代表) - 新田高校
(四国地区代表) 録画中継
 解説:岡田忠 実況:枝松順一
▼第2日
14(日) 13:00〜 高校 (駒大苫小牧‐新田)
の勝者 - 羽黒高校
(東北地区代表) 生中継
 解説:佐藤清 実況:岩本計介
大学 九州産業大学
(九州3連盟代表) - 上武大学
(千葉県・関甲新代表) 生中継
 解説:後藤俊彦 実況:川松真一朗
高校 愛工大名電高校
(東海地区代表) - 福井商業高校
(北信越地区代表) 録画中継
 解説:松本稔 実況:枝松順一
高校 神戸国際大付高校
(近畿地区代表) - (修徳‐宇部商業)
の勝者 録画中継
 解説:本多利治 実況:加瀬征弘
▼第3日<準決勝>
15(月) 9:45〜 大学 大学生/準決勝・第1試合 生中継
 解説:岡田忠 実況:川松真一朗
大学 大学生/準決勝・第2試合 生中継
 解説:後藤俊彦 実況:加瀬征弘
高校 高校生/準決勝・第2試合 録画中継
 解説:前田三夫 実況:枝松順一
高校 高校生/準決勝・第1試合 録画中継
 解説:本多利治 実況:岩本計介
▼第4日<決勝>
16(火) 10:00〜 高校 高校生/決勝 生中継
 解説:前田三夫 実況:岩本計介
大学 大学生/決勝 生中継
 解説:後藤俊彦 実況:川松真一朗




プレイバック(1)
16(火) 19:00〜22:00 
プレイバック(2)
20(土) 17:00〜20:00 
プレイバック(3)
21(日) 14:00〜17:00 



スカイA2004年夏の甲子園・プレイバック


2004年夏、甲子園球場で燃え尽きた高校球児たち…。その模様の2回戦以降を全試合再現していく。「夏のドラマが動き出す」をキャッチコピーに、今年も数々の感動ドラマ、そして名勝負が生まれた夏の高校野球全国大会をもう一度プレイバック!

NO 対戦カード 放送日時
8 鈴鹿(三重)−浜田(島根) 4(木) 15:30〜17:45
9 福井(福井)−天理(奈良) 11(木) 14:30〜17:15
10 浦和学院(埼玉)−中京大中京(愛知) 25(木) 15:30〜18:15




jingu-hb さんサイトより



日本学生野球協会より


決勝戦 愛工大名電 - 柳ヶ浦
【11月17日(水) 神宮球場 試合開始10:30 終了12:47 】
[球審]伊藤勝 [塁審]西尾・仲・水原


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
愛工大名電 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
柳ヶ浦 0 0 1 0 0 0 4 3 × 8

 

8回までノーヒットピッチングで完投勝利の柳ヶ浦・山口投手
柳ヶ浦が先発山口俊の好投で初出場初優勝を決めた。
柳ヶ浦は3回、3番柴山の適時打で先制点を挙げるが、その後は柳ヶ浦・山口俊、愛工大名電・斎賀の好投で緊迫した展開が続いた。先に投手の好投に報いたのは柳ヶ浦だった。7回、柴山のこの日2本目となる適時打などで4点を追加し、一気に試合を決めた。完全に流れを掴んだ柳ヶ浦は8回にも、4番久恒の適時二塁打などで3点を追加した。投げては先発山口俊が9回に2ランホームランを浴びるも8回まで強打の愛工大名電打線をノーヒットに抑える2安打2失点の好投でチームに勢いをつけた。愛工大名電は先発斎賀が途中まで好投を見せるも、終盤連投の疲れから柳ヶ浦打線に捕まり、打線も柳ヶ浦先発山口俊の前に2安打に抑え込まれ、完敗だった。柳ヶ浦は初出場で初優勝を飾った。


先制タイムリーを含む3安打3打点の柳ヶ浦・柴山選手 優勝旗を受け取る柳ヶ浦・久恒主将

 
   愛工大名電 柳ヶ浦
投手 ●斎賀、十亀、堂上、近藤、小島 ○山口俊
捕手 井坂、小澤 久恒
本塁打 石黒2ラン(9回)   
三塁打   久恒 
二塁打 小澤  大野、高田、柴山 
犠 打 久恒、平見
併 殺 2
残 塁 1 9
盗 塁 柴田
失 策 柴田、井坂2、石黒
暴 投 近藤、小島
捕 逸 井坂


愛工大名電
柳ヶ浦


    打 安 点 振 球
[9]1 小島 4 0 0 2 0
[6] 柴田 3 0 0 0 1
[8] 佐々木 4 0 0 0 0
[5]15 堂上 3 0 0 1 0
[7] 山田 3 0 0 2 0
[1]3 斎賀 3 0 0 2 0
[3] 花山 2 0 0 1 0
1 十亀 0 0 0 0 0
H 高橋 1 0 0 1 0
5 向井 0 0 0 0 0
1 近藤 0 0 0 0 0
9 杉浦 0 0 0 0 0
[2] 井坂 2 0 0 0 0
2 小澤 1 1 0 0 0
[4] 石黒 3 1 2 2 0
計 29 2 2 11 1
    打 安 点 振 球
[6] 大野 3 2 0 0 2
[4] 工藤 3 1 0 0 2
[5] 柴山 5 3 3 1 0
[2] 久恒 3 2 3 0 1
[1] 山口俊 4 0 0 3 1
[3] 高田 4 3 1 0 0
[7]9 平見 3 0 0 0 0
[9] 田上 2 0 0 1 0
H 前嶋 1 0 0 0 0
7 青山 1 1 0 0 0
[8] 常深 4 2 0 2 0
計 33 14 7 7 6


  回 球数 打者 安 振 球 責
斎賀 62/3 117 32 9 6 5 5
十亀 01/3 4 2 1 0 0 0
堂上 01/3 4 2 2 0 0 1
近藤 01/3 9 3 1 0 1 2
小島 01/3 12 2 1 1 0 0
計 8 146 41 14 7 6 8
  回 球数 打者 安 振 球 責
山口俊 9 105 30 2 11 1 2
計 9 105 30 2 11 1 2



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決勝戦 東亜大 - 慶 大
【11月17日(水) 神宮球場 試合開始13:31 終了15:48 】
[球審]林 [塁審]田熊・桑原・石川


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
東亜大 0 2 0 0 1 0 0 0 0 3
慶 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

 

今大会4連続完投勝利の東亜大・竹林投手
東亜大が竹林の今大会4連続完投で2連覇を決めた。
東亜大は2回、7番日野原の適時打で2点を先制し、試合の主導権を握ると、5回には3番松岡のソロホームランで1点を追加した。結局、東亜大・先発竹林にはこの3点で充分であった。今大会わずか1失点と抜群の安定感を誇る竹林は、球速は130キロ前後ながらも抜群のコントロールと変化球で慶大打線を翻弄し、準決勝に続き2試合連続の完封勝利。昨年の大会から全試合となる7連続完投7連勝と、東亜大の大会2連覇の立役者となった。東亜大、慶大ともに5安打ながら少ない好機を活かした東亜大に軍配が上がる形となった。慶大も先発中根、2番手加藤、3番手合田と継投で東亜大打線を5安打3失点に抑えたが、打線が東亜大・竹林の前に最後まで良いところがなく、完敗だった。東亜大は3度目の優勝で史上4校目となる2連覇を達成した。


先制2点適時打を放った東亜大・日野原選手 優勝旗を受け取る東亜大・富浦主将

 
   東亜大 慶 大
投手 ○竹林 ●中根、日暮、加藤、合田
捕手 福浦 岡崎
本塁打 松岡ソロ(5回)   
三塁打    
二塁打    
犠 打 福浦 杉吉
併 殺 1
残 塁 5 6
盗 塁
失 策 松岡、竹林 杉吉、岡崎
暴 投
捕 逸


東亜大
慶 大


    打 安 点 振 球
[4] 松元 4 0 0 1 0
[3] 波多野 4 1 0 1 0
[5] 松岡 4 2 1 0 0
[9] 山下 2 0 0 0 2
[1] 竹林 4 1 0 1 0
[8] 冨浦 3 0 0 1 1
[6] 日野原 3 1 2 1 1
[2] 福浦 3 0 0 0 0
[7] 山野 2 0 0 0 1
計 29 5 3 5 5
    打 安 点 振 球
[8] 池辺 4 2 0 1 0
[4] 杉吉 1 0 0 1 0
H 結城秀 1 0 0 1 0
4 仁科 0 0 0 0 0
H 宮本 1 1 0 0 0
4 松橋 0 0 0 0 0
[7] 小西 4 0 0 0 0
[3] 早川 4 0 0 1 0
[9] 中村 4 0 0 0 0
[2] 岡崎 4 1 0 0 0
[5] 堤野 3 1 0 1 0
[1] 中根 0 0 0 0 0
H 福田 1 0 0 1 0
1 日暮 0 0 0 0 0
1 加藤 1 0 0 0 0
H 金森 1 0 0 0 0
1 合田 0 0 0 0 0
[6] 宮田 3 0 0 1 0
計 32 5 0 7 0


  回 球数 打者 安 振 球 責
竹林 9 122 33 5 7 0 0
計 122 33 5 7 0 0
  回 球数 打者 安 振 球 責
中根 2 37 10 2 0 1 2
日暮 12/3 33 7 1 1 1 0
加藤 31/3 38 11 1 2 2 1
合田 2 29 7 1 2 1 0
計 137 35 5 5 5 3










愛工大名電
000000002=2
00100043X=8
柳ケ浦(初優勝)
(愛)斎賀、十亀、堂上、
近藤、小島−井坂、小澤

(柳)山口−久恒
▽本塁打 石黒(愛)
▽三塁打 久恒(柳)
▽二塁打 大野、高田、
柴山(柳) 小澤(愛)
※安打 愛2 柳14
※四死球 愛1 柳6
※盗塁 愛1 柳0
※三振 愛11 柳7
※失策 愛4 柳0




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準決勝 東亜大 - 日本体育大
【11月16日(火) 神宮球場 試合開始10:00 終了12:46 】
[球審]小山 [塁審]熊倉・山口・岩渕


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
東亜大 0 0 2 1 0 0 0 2 1 6
日本体育大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

 
東亜大が先発竹林の完封勝利で2連覇へあと1勝となった
東亜大は3回、松岡の適時三塁打などで2点を先制し、主導権を握った。続く4回にも1番松本の適時打で1点を追加し、完全に流れを掴んだ。8回にも2点、9回には福浦の適時打で1点追加し、試合を決めた。守っては3連投となった先発竹林が11三振を奪う完封勝利で、日体大に付け入る隙を見せなかった。日体大は5回2死から3連打を放つも東亜大の好守に阻まれ、流れを呼び起こすことができず、完敗だった。東亜大・先発竹林はこれで昨年の大会か6連続完投の6連勝。東亜大は史上4校目の大会2連覇をかけて明日の決勝戦に挑む。
 
   東亜大 日本体育大
投手 ○竹林 ●下野、湊、小笠原
捕手 福浦 冨澤
本塁打    
三塁打 松岡   
二塁打 日野原  長畑、石井 
犠 打 波多野、冨浦
併 殺
残 塁 12 8
盗 塁 山野 峯田
失 策
暴 投
捕 逸


東亜大
日本体育大


    打 安 点 振 球
[4] 松元 5 3 1 0 0
[3] 波多野 4 1 2 1 0
[5] 松岡 4 3 1 1 1
[9] 山下 4 0 0 1 1
[1] 竹林 5 1 0 0 0
[8] 冨浦 3 0 0 0 1
[6] 日野原 5 2 0 0 0
[2] 福浦 5 3 2 1 0
[7] 山野 3 0 0 1 2
計 38 13 6 5 5
    打 安 点 振 球
[4] 大西 4 1 0 0 0
[2] 冨澤 3 1 0 0 1
[7] 黒木 4 2 0 2 0
[5] 石井 4 1 0 1 0
[3] 木村 4 0 0 2 0
[9] 長畑 4 1 0 0 0
[8] 峯田 3 1 0 0 0
H 情野 1 0 0 0 0
[1] 下野 1 0 0 1 0
1 湊 1 0 0 1 0
H 菰田 1 0 0 1 0
1 小笠原 0 0 0 0 0
H 野田 1 0 0 1 0
[6] 小山 3 1 0 2 0
計 34 8 0 11 1


  回 球数 打者 安 振 球 責
竹林 9 143 35 8 11 1 0
計 9 143 35 8 11 1 0
  回 球数 打者 安 振 球 責
下野 32/3 71 19 6 0 2 3
湊 31/3 49 12 2 2 1 0
小笠原 2 50 14 5 3 2 3
計 9 170 45 13 5 5 6


準決勝 慶 大 - 上武大
【11月16日(火) 神宮球場 試合開始13:11 終了15:38 】
[球審]鳴島  [塁審]吉川・新田・青木


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
慶 大 0 0 1 0 1 0 3 0 0 5
上武大 2 0 0 0 0 1 0 0 1 4

 
慶應義塾大が逆転勝ちで決勝進出を決めた。
慶大は初回に2点を先制されて迎えた3回、杉吉の投ゴロの間に1点を返すと、5回池辺の適時三塁打で同点に追いついた。なおも1死3塁で逆転のチャンスを迎えたが、2番杉吉のときにランナー池辺が牽制死し、逆転のチャンスを逸した。直後の6回上武大が1点勝ち越し、流れは完全に上武大かと思われたが、7回、敵失のランナーを置いて、9番宮田が公式戦初本塁打となる2ランホームランを放ち一気に逆転。続く1番池辺にもソロホームランが飛び出し、流れを呼び戻した。投げては先発加藤をリリーフした合田がコーナーを丁寧につくピッチングで好投し、リードを守りきった。上武大は再三のピンチを凌ぎ、逆転に成功するも慶大の1発攻勢に決勝進出を阻まれた。慶大は4年ぶり4回目の優勝まであと1勝と迫った。

 
   慶 大 上武大
投手 加藤、○合田 ●川崎、鈴木、坂本、菊地
捕手 岡崎 根津
本塁打 宮田2ラン(7回)、池辺ソロ(7回)  植松ソロ(9回) 
三塁打 池辺   
二塁打 早川、中村  植松、横田 
犠 打 堤野、宮田
併 殺 2
残 塁 5 4
盗 塁 水村
失 策 藤原
暴 投
捕 逸


慶 大
上武大


    打 安 点 振 球
[8] 池辺 4 2 2 0 1
[4] 杉吉 4 1 1 1 0
[7] 守口 0 0 0 0 0
7 塩谷 2 0 0 1 0
H7 金森宏 2 1 0 0 0
[3] 早川 4 1 0 0 0
[9] 中村 3 1 0 1 1
[2] 岡崎 4 0 0 0 0
[5] 堤野 2 0 0 0 1
[1] 加藤 2 1 0 0 0
1 合田 2 0 0 1 0
[6] 宮田 3 3 2 0 0
計 32 10 5 4 3
    打 安 点 振 球
[8] 稲垣 4 0 0 3 0
[6] 藤原 4 0 0 0 0
[9] 水村 3 2 0 0 1
[5] 横田 4 2 1 0 0
[7] 植松 4 2 3 1 0
[3] 謝花 2 0 0 0 0
H9 青木 0 0 0 0 1
9 島本 1 0 0 0 0
[2] 根津 3 0 0 1 0
H 渡部 1 0 0 0 0
[4] 木野村 4 0 0 1 0
[1] 川崎 2 0 0 2 0
1 鈴木 0 0 0 0 0
H 大海 1 0 0 0 0
1 坂本 0 0 0 0 0
1 菊地 0 0 0 0 0
計 33 6 4 8 2


  回 球数 打者 安 振 球 責
加藤 51/3 68 22 5 6 1 3
合田 32/3 42 13 1 2 1 1
計 9 110 35 6 8 2 4
  回 球数 打者 安 振 球 責
川崎 62/3 85 27 6 3 3 2
鈴木 01/3 7 2 1 0 0 1
坂本 1 21 5 2 0 0 0
菊地 1 18 3 1 1 0 0
計 9 131 37 10 4 3 3





準決勝 神戸国際付 - 柳ヶ浦
【11月16日(火) 神宮第2球場 試合開始9:59 終了12:17 】
[球審]鈴木孝 [塁審]内藤・外山・山崎


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
神戸国際付 1 0 0 0 2 0 0 0 0 3
柳ヶ浦 0 0 3 1 0 1 2 0 X 7

 
柳ヶ浦が3番手山口が好リリーフで神戸国際付を振り切り、初出場で決勝進出を決めた
柳ヶ浦は1点を先制されて迎えた3回、敵失などで逆転に成功すると、続く4回には機動力を駆使し、1点追加。同点とされて迎えた6回には大野の適時打で勝ち越すと、7回にも高田の適時打などで追加点を奪った。投げては先発中村が初回に連続長打を浴び先制を許すも、3番手山口が好リリーフを見せ継投で神戸国際付打線を鎮めた。神戸国際付は初回、日笠、堂本の連続長打で先制し、逆転されて迎えた5回には長短打を集中し同点に追いつくも、終盤投手陣が踏ん張ることが出来ず、初出場対決は柳ヶ浦に軍配が上がった。柳ヶ浦は初出場で初優勝をかけ、決勝戦に挑む。

 
   神戸国際付 柳ヶ浦
投手 ●大西、有元 ○中村、山村、山口
捕手 櫻井 久垣
本塁打    
三塁打    
二塁打 日笠2、堂本、木澤   
犠 打 鎌田 工藤、高田、柴山、常深、平見
併 殺 1
残 塁 10 9
盗 塁 常深、工藤、久垣
失 策 日笠、正木、大西2
暴 投 有元
捕 逸 櫻井


神戸国際付
柳ヶ浦


    打 安 点 振 球
[8] 鎌田 4 1 0 0 0
[6] 日笠 4 3 1 1 1
[4] 堂本 5 2 1 0 0
[5] 正木 4 2 0 1 1
[7] 長谷川 2 0 0 1 0
9 前田 2 0 0 1 0
[9]7 中野 1 0 1 0 2
7 尾崎 1 0 0 0 0
[3] 中上 4 0 0 0 0
3 永川 0 0 0 0 0
[2] 櫻井 4 0 0 2 0
[1] 大西 1 1 0 0 0
H 木澤 1 1 0 0 0
1 有元 1 0 0 1 0
H 中村 1 0 0 0 0
計 35 10 3 7 4
    打 安 点 振 球
[6] 大野 4 2 1 0 1
[4] 工藤 2 1 0 0 2
[5] 柴山 2 0 0 0 2
[2] 久垣 5 1 0 0 0
[3] 高田 2 1 2 0 1
[7] 平見 3 0 1 0 0
[9] 田上 3 0 0 3 1
[1] 中村 2 0 0 0 0
1 山村 0 0 0 0 0
1 山口俊 1 0 0 0 1
8 常深 3 1 0 1 0
計 27 6 4 4 8


  回 球数 打者 安 振 球 責
大西 4 75 21 2 3 5 0
有元 4 66 19 4 1 3 2
計 141 40 6 4 8 2
  回 球数 打者 安 振 球 責
中村 41/3 74 20 6 2 2 3
山村 02/3 14 5 1 0 2 0
山口俊 4 65 15 3 5 0 0
計 153 40 10 7 4 3




準決勝 羽黒 - 愛工大名電
【11月16日(火) 神宮球場 試合開始12:50 終了14:45 】
[球審]森 [塁審]桜井・杉江・鈴木和


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
羽黒 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2
愛工大名電 0 2 1 0 0 0 0 0 × 3

 
愛工大名電が接戦を制し、2連覇に王手をかけた
愛工大名電は2回、花山の内安打と敵失で2点先制すると3回には佐々木の適時打で追加点を挙げ、試合を優位に進めた。守っては先発斎賀が9回6安打2失点に抑える好投で、羽黒の追い上げを振り切った。羽黒は3点を追う5回、片山が中前安打で出塁し、敵失で1点返すがその後、好機すら作ることが出来なかった。最終9回に6番佐藤のソロ本塁打で1点差に迫るも、時すでに遅く、初出場での決勝進出はならなかった。愛工大名電は大会史上初の2連覇に王手をかけた。

 
   羽黒 愛工大名電
投手 ●菅原、八矢、片山 ○斎賀
捕手 押切 井坂
本塁打 佐藤ソロ(9回)   
三塁打    
二塁打 吉田、金子  小島 
犠 打 中島、根村、佐藤 柴田、堂上、斎賀、井坂
併 殺 1
残 塁 7 4
盗 塁 花山
失 策 根村、押切、吉野 柴田、斎賀
暴 投
捕 逸


羽黒
愛工大名電


    打 安 点 振 球
[8] 中島 2 0 0 0 1
[4] 根村 2 0 0 0 1
[2] 押切 3 0 0 1 0
[9] 吉田 4 1 0 1 0
[5] 吉野 4 1 0 1 0
[7] 佐藤 3 1 1 0 0
[3] 松井 3 1 0 2 1
[6] 金子 3 1 0 0 0
H 中嶋 1 0 0 1 0
[1] 菅原 1 0 0 0 0
1 八矢 0 0 0 0 0
1 片山 3 1 0 0 0
計 29 6 1 6 3
    打 安 点 振 球
[7] 山田 3 1 0 0 1
[6] 柴田 3 1 0 0 0
[8] 佐々木 4 2 1 0 0
[5] 堂上 3 0 0 0 0
[9] 小島 3 1 0 1 0
[1] 斎賀 2 0 0 0 0
[3] 花山 3 1 0 0 0
[2] 井坂 2 0 0 0 0
[4] 石黒 3 1 0 0 0
計 26 7 1 1 1


  回 球数 打者 安 振 球 責
菅原 2 24 9 2 0 1 1
八矢 01/3 7 2 1 0 0 1
片山 52/3 60 20 4 1 0 0
計 8 91 31 7 1 1 2
  回 球数 打者 安 振 球 責
斎賀 9 114 36 6 6 3 1
計 9 114 36 6 6 3 1








11/16
※準決勝
羽黒
000010001=2
02100000X=3
愛工大名電
(羽)菅原、八矢、片山−
押切
(愛)斎賀−井坂
▽本塁打 佐藤(羽)
▽二塁打 吉田、金子(
羽) 小島(愛)
※安打 羽6 愛7
※四死球 羽3 愛1
※盗塁 羽0 愛1
※三振 羽6 愛1
※失策 羽3 愛2

神戸国際大附
100020000=3
00310120X=7
柳ケ浦
(神)大西、有元−櫻井
(柳)中村、山村、山口−
久恒
▽二塁打 日笠2、堂本
、木澤(神)
※安打 神10 柳6
※四死球 神4 柳8
※盗塁 神0 柳3
※三振 神7 柳4
※失策 神4 柳0






2回戦 福井商 - 愛工大名電
【11月14日(日) 神宮球場 試合開始8:30 終了11:16 】
[球審]宇佐美 [塁審]土橋嘉・小泉・玉置


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
福井商 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2
愛工大名電 2 0 0 1 1 2 0 0 × 6

 
愛工大名電が効果的に得点を重ね、準決勝進出を決めた
愛工大名電は初回、山田の適時打で2点先制すると、同点とされて迎えた4回には佐々木の適時打で勝ち越しに成功、続く5回には敵失絡み、6回には柴田の適時打と効果的に得点を重ね、試合の主導権を握った。守っては先発斎賀が9回を9安打2失点に押さえ、準決勝進出の原動力となった。福井商は2回、奥井の適時三塁打で同点に追いつき、勢いに乗るかに思われたが、以後、ランナーは出すものの愛工大名電・斎賀の丁寧な投球に打線が繋がらなかった。愛工大名電は2年連続の準決勝進出で、2連覇に向け1歩前進した。
 
   福井商 愛工大名電
投手 ●林、齋藤悠 ○斎賀
捕手 齋藤進 井坂
本塁打    
三塁打 奥井  斎賀、佐々木 
二塁打   小島 
犠 打 奥田、齋藤昇、齋藤進2、原田 小島、堂上2、花山
併 殺 2
残 塁 10 10
盗 塁 宮前 柴田3、堂上2、花山
失 策 齋藤進2、林
暴 投 林
捕 逸


福井商
愛工大名電


    打 安 点 振 球
[8] 奥田 2 0 0 1 1
8 高橋 1 0 0 0 0
[9] 齋藤昇 1 0 0 0 1
1 齋藤悠 1 0 0 1 0
H 山本 1 0 0 0 0
[5] 宮前 3 1 0 0 1
H 竹内 1 0 0 1 0
[7] 小坂 4 1 0 1 0
[3] 西谷 4 2 0 1 0
[2] 齋藤進 2 1 0 0 0
[4] 奥井 4 1 2 1 0
[1]9 林 3 1 0 2 0
H 池本 1 1 0 0 0
9 石田 0 0 0 0 0
[6] 原田 3 1 0 1 0
計 31 9 2 9 3
    打 安 点 振 球
[8] 佐々木 4 2 1 0 1
[6] 柴田 5 3 1 1 0
[9] 小島 3 2 0 0 1
[5] 堂上 3 1 0 1 0
[7] 山田 3 2 3 0 1
[1] 斎賀 4 3 0 0 0
[3] 花山 0 0 0 0 3
[2] 井坂 3 0 0 2 1
[4] 石黒 4 1 0 1 0
計 29 14 5 5 7


  回 球数 打者 安 振 球 責
林 5 119 27 10 3 6 3
齋藤悠 3 47 13 4 2 1 1
計 8 166 40 14 5 7 4
  回 球数 打者 安 振 球 責
斎賀 9 138 39 9 9 3 2
計 9 138 39 9 9 3 2

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2回戦 神戸国際付 - 修徳
【11月14日(日) 神宮球場 試合開始11:46 終了13:53 】
[球審]内藤 [塁審]西宮・土橋・泉


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
神戸国際付 0 0 1 0 0 0 0 2 1 4
修徳 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2

 
神戸国際付が接戦を制し、初出場での準決勝進出を決めた
神戸国際付は3回、2番鎌田のソロホームランで先制するが、その後は両校譲らず緊迫した展開が続いた。修徳が7回、敵失に相手投手悪球で逆転に成功するが、その直後、神戸国際付は連続長短打などで、すかさず再逆転に成功。9回にも中上のスクイズで1点を追加した。守っては先発大西が6回2/3を3安打2失点でしのぐと、あとを継いだ有元が一度は逆転を許すも粘りの投球で味方の再逆転を呼び込んだ。修徳は1度は逆転するが神戸国際付の投手陣の前に4安打に抑え込まれ、競り負けた。神戸国際付は初出場で準決勝進出を決めた。
 
   神戸国際付 修徳
投手 大西、○有元 ●佐藤寛、磯部
捕手 櫻井、中上 長野、佐藤直
本塁打 鎌田ソロ(3回)   
三塁打 長谷川   
二塁打 伊田   
犠 打 日笠2、正木、中上 佐藤直
併 殺 1 2
残 塁 5 8
盗 塁 田母上
失 策 正木、伊田 磯部2、酒井
暴 投 大西3
捕 逸 長野


神戸国際付
修徳 


    打 安 点 振 球
[9] 前田 3 0 0 3 0
H7 長谷川 1 1 0 0 0
[7]8 鎌田 4 3 1 0 0
[4] 堂本 4 2 0 0 0
[5] 正木 3 1 1 0 0
[8] 井内 3 1 0 0 0
9 尾崎 1 0 0 0 0
[3] 伊田 4 1 0 0 0
[6] 日笠 2 1 0 1 0
[2] 櫻井 3 0 0 0 0
2 中上 0 0 1 0 0
[1] 大西 1 0 0 0 1
1 有元 2 0 0 1 0
計 31 10 3 5 1
    打 安 点 振 球
[7] 杉江 3 0 0 0 2
[9]2 佐藤 2 0 0 0 1
[8] 田母神中 3 1 0 1 1
[5] 磯部 4 1 0 1 0
[4] 長島 3 1 0 2 1
[1] 佐藤 4 1 0 0 0
[2] 長野 3 0 0 3 0
H9 高山 1 0 0 0 0
[6]4 酒井 3 0 0 1 0
H 山口 1 0 0 0 0
3 小滝 3 0 0 1 0
H 一條 1 0 0 0 0
計 31 4 0 9 5


  回 球数 打者 安 振 球 責
大西 62/3 113 28 3 8 4 0
有元 21/3 36 9 1 1 1 0
計 9 149 37 4 9 5 0
  回 球数 打者 安 振 球 責
佐藤 71/3 106 30 9 4 1 1
磯部 12/3 21 6 1 1 0 1
計 9 127 36 10 5 1 2

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2回戦 駒大苫小牧 - 羽黒
【11月14日(日) 神宮球場 試合開始14:19 終了16:10 】
[球審]齋藤 [塁審]峠野下・天野・川上


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
駒大苫小牧 0 0 0 1 1 1 0 0 0 3
羽黒 0 0 2 1 1 0 0 0 × 4

 
羽黒が接戦を制し、初出場での準決勝進出を決めた
羽黒は3回、相手投手悪球などで2点先制すると1点差に詰め寄られた4回には佐藤の適時打で1点、5回にも敵失で1点を追加し、常に優位に試合を進めた。守っては羽黒先発片山が9回5安打3失点完投で駒大苫小牧打線を鎮め、逃げ切った。駒大苫小牧も4回には敵失絡みで、5回には辻の適時打、6回にも適失絡みで詰め寄るも、最後まで一度も追いつくことができず、リズムに乗り切れなかった。羽黒は初出場で準決勝進出を決めた。
 
   駒大苫小牧 羽黒
投手 ●田中、吉岡 ○片山
捕手 丸山、田中 押切
本塁打    
三塁打   松井 
二塁打 辻  佐藤 
犠 打 津島 根村、片山
併 殺
残 塁 6 7
盗 塁 辻、五十嵐、林 中島、松井
失 策 岡山 中島、押切、吉野、松井2
暴 投 田中2
捕 逸


駒大苫小牧
羽黒


    打 安 点 振 球
[6] 辻 4 1 1 0 0
[5] 五十嵐 3 0 0 1 1
[4] 林 4 1 0 0 0
[8] 本間 4 1 1 0 0
[9] 津島 3 0 0 0 0
R 白岩 0 0 0 0 0
9 高野 0 0 0 0 0
[7] 山口 3 0 0 1 1
[1] 田中 4 0 0 0 0
[3] 岡山 4 2 0 1 0
[2] 丸山 2 0 0 0 0
H 青地 1 0 0 0 0
1 吉岡 0 0 0 0 0
H 鷲谷 1 0 0 0 0
計 33 5 2 3 2
    打 安 点 振 球
[8] 中島 4 3 0 0 0
[4] 根村 3 0 0 2 0
[2] 押切 4 2 0 1 0
[9] 吉田 4 1 0 1 0
[5] 吉野 4 0 0 1 0
[3] 松井 4 2 0 0 0
[7] 佐藤 4 3 1 1 0
[6] 金子 4 1 0 1 0
[1] 片山 2 0 0 1 0
計 33 12 1 8 0


  回 球数 打者 安 振 球 責
田中 6 84 27 10 7 0 3
吉岡 2 26 8 2 1 0 0
計 8 110 35 12 8 0 3
  回 球数 打者 安 振 球 責
片山 9 109 36 5 3 2 1
計 9 109 36 5 3 2 1








2回戦 東亜大 - 中央大
【11月14日(日) 神宮第2球場 試合開始8:57 終了11:20 】
[球審]戸塚 [塁審]菊地・元雄・秋山


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
東亜大 0 0 2 0 0 1 0 0 1 4
中央大 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1

 
東亜大が波多野の2ランと竹林の好投で準決勝進出を決めた
東亜大は3回、2番波多野の2ランホームランで先制し勢いに乗ると、6回には竹林の適時打で追加点をあげ、試合を優位に進めた。9回には波多野のこの試合3打点目となる適時打でダメ押し点を挙げ、試合を決めた。守っては2連投となった先発竹林がコーナーをつくピッチングで中大打線を翻弄し、完投勝ち。竹林は昨年の神宮大会から5連続完投5連勝となった。中央大は6回に連打などで1点を返し、粘りを見せるも、最後まで打線がリズムに乗れず、完敗だった。東亜大は2年連続の準決勝進出で、2連覇にまた1歩近づいた

 
   東亜大 中央大
投手 ○竹林 ●会田、政木
捕手 福浦 新田
本塁打 波多野2ラン(3回)   
三塁打    
二塁打 松岡  新田 
犠 打 冨浦、山野 会田、新田
併 殺 3
残 塁 9 4
盗 塁 山野、福浦 亀井
失 策
暴 投 竹林
捕 逸
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東亜大
中央大


    打 安 点 振 球
[4] 松元 4 0 0 1 1
[3] 波多野 5 3 3 0 0
[5] 松岡 5 2 0 0 0
[9] 山下 5 1 0 1 0
[1] 竹林 4 2 1 0 0
[8] 冨浦 3 1 0 0 0
[6] 日野原 3 0 0 1 1
[2] 福浦 4 2 0 0 0
[7] 山野 3 1 0 1 0
計 36 12 4 4 2
    打 安 点 振 球
[8] 村田 4 1 0 0 0
[4] 山口 3 0 0 0 1
[2] 新田 3 2 0 0 0
[9] 亀井 3 1 0 1 1
[3] 福元 4 0 0 0 0
[5] 城下 3 1 0 1 0
[7] 加藤 3 0 0 0 0
[6] 梶岡 3 2 0 1 0
[1] 会田 1 0 0 0 0
H 田中 0 0 0 0 1
1 政木 0 0 0 0 0
計 27 7 0 3 3


  回 球数 打者 安 振 球 責
竹林 9 114 32 7 3 3 1
計 9 114 32 7 3 3 1
  回 球数 打者 安 振 球 責
会田 8 121 34 10 4 1 3
政木 1 21 6 2 0 1 1
計 9 142 40 12 4 2 4




2回戦 佛教大 - 慶 大
【11月14日(日) 神宮第2球場 試合開始11:47 終了14:20 】
[球審]石川 [塁審]清水・片岡・武部


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
佛教大 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
慶 大 0 1 0 0 0 1 0 0 X 2

 
慶應義塾大が接戦を制して、準決勝進出を決めた。
初回、佛教大4番倉田の適時打で先制されるも、2回に主将中村のソロで同点に追いついた。その後、両者譲らず迎えた6回には慶應義塾大岡崎の適時打で勝ち越した。佛教大も、最終回1死、1,2塁の同点のチャンスを迎えるが、慶応義塾大セカンド杉吉の好プレーにより併殺であっけない幕切れとなった。慶應義塾大合田は再三のピンチにも要所を締める投球で8安打1失点に抑えた。佛教大は3投手の継投で2失点に抑えるも打線にあと一打が出ず惜敗した。
 
   佛教大 慶 大
投手 古田、●横地、寺元 ○合田
捕手 小森博、井上 岡崎
本塁打   中村ソロ(2回) 
三塁打    
二塁打 米丸   
犠 打 乗田 合田
併 殺 1
残 塁 5 6
盗 塁 米丸、倉田 杉吉
失 策 西浦
暴 投
捕 逸


佛教大
慶 大


    打 安 点 振 球
[7] 大嶋 4 1 0 0 0
[4] 米丸 4 2 0 0 0
[9] 西浦 3 0 0 0 0
H 力身 1 0 0 1 0
[8] 倉田 4 2 1 0 0
[3] 北村 3 1 0 1 0
R 栗木 0 0 0 0 0
3 小森康 1 1 0 0 0
[5] 松本善 4 1 0 0 0
[6] 乗田 2 0 0 0 0
[2] 小森博 1 0 0 1 0
H 吉田 1 0 0 0 0
2 井上 1 0 0 1 0
[1] 古田 1 0 0 0 0
H 真野 1 0 0 1 0
1 横地 0 0 0 0 0
H 溝川 1 0 0 1 0
1 寺元 0 0 0 0 0
計 32 8 1 6 0
    打 安 点 振 球
[8] 池辺 3 0 0 0 1
[5] 堤野 4 1 0 1 0
[7] 堀 0 0 0 0 0
7 小西 2 1 0 0 0
7 塩谷 2 0 0 0 0
[3] 早川 3 1 0 0 1
[9] 中村 4 1 1 1 0
[2] 岡崎 3 1 1 0 0
[6] 宮田 2 0 0 0 1
[1] 合田 2 0 0 2 0
[4] 杉吉 3 1 0 0 0
計 28 6 2 4 3


  回 球数 打者 安 振 球 責
古田 4 60 15 4 1 1 1
横地 3 48 13 1 3 2 0
寺元 1 16 4 1 0 0 0
計 8 124 32 6 4 3 1
  回 球数 打者 安 振 球 責
合田 9 120 33 8 6 0 1
計 9 120 33 8 6 0 1





2回戦 九産大 - 上武大
【11月14日(日) 神宮球場 試合開始16:36 終了19:05 】
[球審]桑原 [塁審]関根・蒲原・牧野


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
九産大 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
上武大 0 0 2 0 0 0 0 0 1x 3

 
上武大・代打萩原のサヨナラホームランで準決勝進出を決めた
上武大は3回、長短打3本で2点を先制し、先発菊地も4回までノーヒットピッチングで上武大がペースを握ったかに思われたが、九産大は5回、四球で出たランナーを1塁に置いて、9番神武が初ヒットを放ち、1,2塁とすると1番平野が左中間を深々と破る適時2塁打で一気に同点に追いついた。その後は上武・菊地、九産大・神武の息詰まる投手戦が続き、延長戦に突入かと思われた9回裏、先頭の9番投手菊地への代打萩原が2球目の甘く入った直球を振りぬき、放物線を描いた打球は左翼スタンドに吸い込まれ、激闘に決着をつけた。九産大は11安打を浴びながらも2失点と踏ん張ったが、最後の最後で1球に泣く結果となった。上武大は初出場で準決勝進出を決めた。
 
   九産大 上武大
投手 幸松、●神武 ○菊地
捕手 奇藤、松尾祐 根津
本塁打   萩原ソロ(9回) 
三塁打   稲垣2 
二塁打 平野  植松 
犠 打 平原、奇藤
併 殺 3
残 塁 6 9
盗 塁 平野
失 策
暴 投
捕 逸


九産大
上武大


    打 安 点 振 球
[8] 平野 3 1 2 0 1
[4] 田中 4 0 0 3 0
[5] 松尾大 3 0 0 1 1
[3] 貞包 3 0 0 2 1
[9] 平原 3 0 0 1 0
[7] 前田 3 0 0 2 1
[2] 奇藤 1 0 0 1 1
H 清水 0 0 0 0 1
R 甲斐 0 0 0 0 0
2 松尾祐 0 0 0 0 0
[6] 石井 4 0 0 0 0
[1] 幸松 1 0 0 1 0
1 神武 2 1 0 1 0
計 27 2 2 12 6
    打 安 点 振 球
[8] 稲垣 3 3 0 0 1
[6] 藤原 4 1 1 0 0
[3] 水村 3 0 0 1 1
[5] 横田 4 1 0 0 0
[7] 植松 3 1 0 1 1
7 八重樫 0 0 0 0 0
[9] 島本 3 2 1 1 1
[2] 根津 4 2 0 1 0
[4] 木野村 4 1 0 0 0
[1] 菊地 3 0 0 2 0
H 萩原 1 1 1 0 0
計 32 12 3 6 4


  回 球数 打者 安 振 球 責
幸松 22/3 52 14 6 1 2 2
神武 51/3 89 22 6 5 2 1
計 8 141 36 12 6 4 3
  回 球数 打者 安 振 球 責
菊地 9 130 35 2 12 6 2
計 9 130 35 2 12 6 2










11/14
※準々決勝
駒大苫小牧
000111000=3
00211000X=4
羽黒
(駒)田中、吉岡−丸山、
田中
(羽)片山−押切
▽三塁打 松井(羽)
▽二塁打 辻(駒) 佐藤
(羽)
※安打 駒5 羽12
※四死球 駒2 羽0
※盗塁 駒3 羽2
※三振 駒3 羽8
※失策 駒1 羽5

神戸国際大附
001000021=4
000000200=2
修徳
(神)大西、有元−櫻井、
中上
(修)佐藤寛、磯部−長野
、佐藤直
▽本塁打 鎌田(神)
▽三塁打 長谷川(神)
▽二塁打 伊田(神)
※安打 神10 修4
※四死球 神1 修5
※盗塁 神0 修1
※三振 神5 修9
※失策 神2 修3

福井商
020000000=2
20011200X=6
愛工大名電
(福)林、齋藤悠−齋藤進

(愛)斎賀−井坂
▽三塁打 奥井(福) 斎
賀、佐々木(愛)
▽二塁打 小島(愛)
※安打 福9 愛14
※四死球 福3 愛7
※盗塁 福1 愛6
※三振 福9 愛5
※失策 福3 愛0





2回戦 駒大苫小牧 - 羽黒
【11月14日(日) 神宮球場 試合開始14:19 終了16:10 】
[球審]齋藤 [塁審]峠野下・天野・川上


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
駒大苫小牧 0 0 0 1 1 1 0 0 0 3
羽黒 0 0 2 1 1 0 0 0 × 4

 
羽黒が接戦を制し、初出場での準決勝進出を決めた
羽黒は3回、相手投手悪球などで2点先制すると1点差に詰め寄られた4回には佐藤の適時打で1点、5回にも敵失で1点を追加し、常に優位に試合を進めた。守っては羽黒先発片山が9回5安打3失点完投で駒大苫小牧打線を鎮め、逃げ切った。駒大苫小牧も4回には敵失絡みで、5回には辻の適時打、6回にも適失絡みで詰め寄るも、最後まで一度も追いつくことができず、リズムに乗り切れなかった。羽黒は初出場で準決勝進出を決めた。
 
   駒大苫小牧 羽黒
投手 ●田中、吉岡 ○片山
捕手 丸山、田中 押切
本塁打    
三塁打   松井 
二塁打 辻  佐藤 
犠 打 津島 根村、片山
併 殺
残 塁 6 7
盗 塁 辻、五十嵐、林 中島、松井
失 策 岡山 中島、押切、吉野、松井2
暴 投 田中2
捕 逸


駒大苫小牧
羽黒


    打 安 点 振 球
[6] 辻 4 1 1 0 0
[5] 五十嵐 3 0 0 1 1
[4] 林 4 1 0 0 0
[8] 本間 4 1 1 0 0
[9] 津島 3 0 0 0 0
R 白岩 0 0 0 0 0
9 高野 0 0 0 0 0
[7] 山口 3 0 0 1 1
[1] 田中 4 0 0 0 0
[3] 岡山 4 2 0 1 0
[2] 丸山 2 0 0 0 0
H 青地 1 0 0 0 0
1 吉岡 0 0 0 0 0
H 鷲谷 1 0 0 0 0
計 33 5 2 3 2
    打 安 点 振 球
[8] 中島 4 3 0 0 0
[4] 根村 3 0 0 2 0
[2] 押切 4 2 0 1 0
[9] 吉田 4 1 0 1 0
[5] 吉野 4 0 0 1 0
[3] 松井 4 2 0 0 0
[7] 佐藤 4 3 1 1 0
[6] 金子 4 1 0 1 0
[1] 片山 2 0 0 1 0
計 33 12 1 8 0


  回 球数 打者 安 振 球 責
田中 6 84 27 10 7 0 3
吉岡 2 26 8 2 1 0 0
計 8 110 35 12 8 0 3
  回 球数 打者 安 振 球 責
片山 9 109 36 5 3 2 1
計 9 109 36 5 3 2 1







1回戦 宇部商 - 修徳
【11月13日(土) 神宮球場 試合開始8:29 終了10:51 】
[球審]石崎 [塁審]常田・新井・星


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
宇部商 0 1 1 0 2 1 0 1 0 6
修徳 0 1 2 1 2 0 0 1 × 7

 
修徳が接戦を制し、2回戦進出を決めた。
修徳は先制を許した直後の2回、敵失で同点にすると勝ち越された直後の3回には3番田母神のソロ本塁打などで勝ち越した。その後も5番長島の右越え本塁打などで得点を重ねた。一度は追いつかれるも8回には敵失で再度勝ち越しに成功した。守っては6回から登板した2番手磯部が得点を許すものの、粘りの投球で逃げ切った。宇部商は13安打6得点をあげるものの要所で守りのミスが出て、最後までリズムに乗り切れなかった。
 
   宇部商 修徳
投手 ●好永 斉藤、○磯部
捕手 星山 長野
本塁打   田母神ソロ(3回)、長島ソロ(5回) 
三塁打 山野  長島 
二塁打 上村2  長野 
犠 打 豊田2、山野 酒井
併 殺
残 塁 15 7
盗 塁 山野 長野
失 策 山野、工藤、豊田2,星山 田母神、長島、長野
暴 投
捕 逸 長野


宇部商
修徳


    打 安 点 振 球
[4] 山野 4 1 0 2 1
[7] 上村 6 2 0 3 0
[9] 工藤 6 1 0 1 0
[1] 好永 5 4 1 1 0
[8] 江本 3 1 0 1 2
[6] 豊田 1 0 0 0 2
[3] 添 4 2 3 0 1
[2] 星山 4 0 1 0 1
[5] 井田 5 2 1 1 0
計 38 13 6 9 7
    打 安 点 振 球
[7] 杉江 4 2 0 0 1
[9]8 佐藤直 5 0 0 0 0
[8]3 田母神 4 2 1 0 0
[3]1 磯部 4 1 0 0 0
[5] 長島 4 2 1 2 0
[6] 佐藤寛 4 2 1 1 0
[2] 長野 4 2 0 1 0
[1] 斉藤 2 0 0 0 0
H 山口 1 0 0 0 0
R9 高山 1 0 0 0 0
[4] 酒井 3 0 0 0 0
計 36 11 3 4 1


  回 球数 打者 安 振 球 責
好永 8 140 38 11 4 1 3
計 140 38 11 4 1 3
  回 球数 打者 安 振 球 責
斉藤 5 109 28 8 5 5 4
磯部 4 70 20 5 4 2 1
計 179 48 13 9 7 5



1回戦 駒大苫小牧 - 新田
【11月13日(土) 神宮球場 試合開始11:20 終了13:23 】
[球審]杉江 [塁審]伊藤・大庭・中嶋


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
駒大苫小牧  0 4 1 0 0 0 0 5 10
新田 0 0 0 0 0 1 1 0 2

(8回コールド)
 
駒大苫小牧が8回コールドで新田を圧倒し、2回戦進出を決めた。
駒大苫小牧は2回、4安打に敵失を絡めで一気に4点を挙げ、試合の主導権を握ると、続く3回には本間のソロ本塁打で1点を追加した。3点差に詰め寄られた8回には本間のこの日2本目となるソロ本塁打などで一挙に5点を挙げ、試合を決めた。守っても先発松橋が8安打2失点に抑える好投を見せた。新田も6回には相原の適時2塁打で、7回には田中の適時打で3点差に迫り、粘りを見せるが、投手陣が踏ん張れず初出場での初戦突破はならなかった。

 
   駒大苫小牧  新田
投手 ○松橋 ●門田、三好
捕手 田中  宮本
本塁打 本間ソロ2(3回、7回)   
三塁打 松橋   
二塁打 五十嵐  森、相原 
犠 打 青地2
併 殺 1
残 塁 5 8
盗 塁 山口、林、五十嵐 宮本
失 策 宮本、廣瀬、村上2
暴 投
捕 逸


駒大苫小牧 
新田


    打 安 点 振 球
[6] 辻 5 1 1 0 0
[5] 五十嵐 4 2 2 0 1
[4] 林 5 0 0 0 0
[8] 本間 4 2 2 1 0
[2] 田中 4 1 0 0 0
[7] 青地 2 0 0 0 0
7 高野 0 0 0 0 0
[9] 山口 4 3 0 0 0
9 丸山 0 0 0 0 0
[3] 杢代 3 1 0 1 1
R 白岩 0 0 0 0 0
3 岡山 0 0 0 0 0
[1] 松橋 4 2 4 0 0
計 35 12 9 2 2
    打 安 点 振 球
[5] 鹿嶋 4 1 0 0 0
[8] 森 3 1 0 0 1
[4] 田中 4 1 1 0 0
[3] 石井 2 0 0 0 0
3 相原 2 1 1 1 0
[1] 門田 3 1 0 1 0
1 三好 1 0 0 1 0
[7] 渡部 4 1 0 0 0
[2] 宮本 3 1 0 1 1
[9] 廣瀬 2 0 0 2 0
9 下村 1 0 0 0 0
[6] 村上 3 1 0 0 0
計 32 8 2 6 2


  回 球数 打者 安 振 球 責
松橋 8 150 34 8 6 2 2
計 150 34 8 6 2 2
  回 球数 打者 安 振 球 責
門田 71/3 109 35 10 2 2 5
三好 02/3 7 4 2 0 0 0
計 116 39 12 2 2 5











2回戦 東海大相模 - 柳ヶ浦
【11月13日(土) 神宮球場 試合開始13:50 終了15:36 】
[球審]武藤 [塁審]宮島・小野清・石井


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
東海大相模 0 1 0 0 0 0 0 0 1
柳ヶ浦 0 0 1 3 1 2 0 1x 8

(8回コールド)
 
柳ヶ浦が小刻みに得点を重ね、コールド勝ちで準決勝進出を決めた。
1点をリードされた柳ヶ浦は3回、2番工藤の犠飛で同点に追いつくと、4回には4安打を集中させ逆転に成功し、試合の主導権を握った。6回には大野の適時三塁打などで得点を重ねると、8回には再び工藤の適時打で試合を決めた。投げては先発山口俊が8回を7安打1失点に抑える好投を見せ、初出場での準決勝進出を決めた。東海大相模も2回、兵動の先制ソロ本塁打で先制し、勢いに乗るかに思われたが、以後淡白な攻撃が目立ち流れを呼び込めず、完敗となった。
 



    打 安 点 振 球
[8] 岩崎 4 0 0 1 0
8 石丸 0 0 0 0 0
[6] 竹内 4 1 0 0 0
[5] 角 4 0 0 0 0
[3]13 田中 3 0 0 0 1
[7] 小林 4 3 0 0 0
[4] 小玉 3 0 0 0 0
[9] 兵動 3 2 1 0 0
[2] 鈴木 2 1 0 0 1
2 村瀬 0 0 0 0 0
[1] 小泉 2 0 0 0 0
3 田中将 1 0 0 0 0
1 内田 0 0 0 0 0
計 30 7 1 1 2
    打 安 点 振 球
[6] 大野 4 4 3 0 0
[4] 工藤 3 2 2 0 1
[5] 柴山 3 2 1 0 0
[2] 久恒 4 1 0 0 0
[1] 山口 3 0 0 1 1
[3] 高田 3 0 0 0 0
[7] 平見 4 2 1 0 0
[9] 田上 3 0 0 1 0
[8] 常深 3 2 0 0 1
計 30 13 7 2 3


  回 球数 打者 安 振 球 責
小泉 50/3 93 28 10 1 3 7
田中大 1 12 3 1 0 0 0
内田 11/3 25 7 2 1 0 0
計 130 38 13 2 3 7
  回 球数 打者 安 振 球 責
山口 8 97 32 7 1 2 1
計 97 32 7 1 2 1






2回戦 八戸大 - 日本体育大
【11月13日(土) 神宮球場 試合開始16:05 終了18:47 】
[球審]蓬田 [塁審]国定・尾崎・榊原


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
八戸大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本体育大 0 1 0 0 0 0 0 0 × 1

 
日本体育大・小笠原が4安打完封で準決勝進出を決めた。
日体大は2回、八戸大先発青山に連打を浴びせ、1死満塁から9番小笠原が四球を選び先制した。その後は八戸大・三木、日体大・小笠原の両者譲らない緊迫した展開が続いたが、日体大の1年生エース小笠原が9回を4安打でシャットアウトし、準決勝進出を決めた。八戸大は先発・青山が痛恨の押し出し四球で先制を許すも、以後3人の投手リレーで最少失点で抑えるが、打線に元気がなく、初陣での戦いは初戦で姿を消すこととなった。
 
   八戸大 日本体育大
投手 ●青山、三木、藤原、植松 ○小笠原
捕手 中原 冨澤
本塁打    
三塁打    
二塁打 野里   
犠 打 今井 冨澤、小笠原
併 殺 1
残 塁 5 10
盗 塁 木村
失 策
暴 投
捕 逸


八戸大
日本体育大


    打 安 点 振 球
[9] 岩井 3 0 0 1 1
[7] 藤岡 4 0 0 1 0
[8] 野里 3 1 0 1 1
[5] 内藤 4 1 0 2 0
[2] 中原 4 1 0 2 0
[3] 今井 2 0 0 1 0
[4] 宇都 3 0 0 1 0
[6] 岩崎 1 0 0 0 1
H 上月 1 0 0 1 0
6 水谷 0 0 0 0 0
[1] 青山 1 0 0 0 0
1 三木 1 1 0 0 0
H 鈴木 1 0 0 0 0
1 藤原 0 0 0 0 0
1 植松 0 0 0 0 0
計 28 4 0 10 3
    打 安 点 振 球
[4] 大西 4 2 0 2 0
[2] 冨澤 3 1 0 2 0
[7] 黒木 3 0 0 0 1
8 棒引 0 0 0 0 0
[5] 石井 4 0 0 1 0
[3] 木村 3 1 0 1 1
[9] 長畑 4 1 0 1 0
[8]7 峯田 4 1 0 0 0
[6] 小山 3 1 0 2 1
[1] 小笠原 1 0 1 1 1
計 29 7 1 10 4


  回 球数 打者 安 振 球 責
青山 21/3 54 14 4 3 3 1
三木 42/3 69 17 3 6 0 0
藤原 00/3 5 1 0 0 1 0
植松 1 9 3 0 1 0 0
計 8 137 35 7 10 4 1
  回 球数 打者 安 振 球 責
小笠原 9 128 32 4 10 3 0
計 9 128 32 4 10 3 0


1回戦 東亜大 - 朝日大
【11月13日(土) 神宮第2球場 試合開始8:57 終了11:12 】
[球審]中本 [塁審]岩渕・鈴木・熊倉


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
東亜大 0 0 1 3 0 5 0 9
朝日大 0 0 0 0 0 0 0 0

(7回コールド)
 
東亜大学が7回コールドで2回戦進出を決めた。
3回、東亜大学は2番波多野のスクイズで先制すると続く4回には敵失絡みで3点を挙げ、試合を優位に進めた。6回には打者一巡の猛攻で5点を挙げ試合を決めた。投げては先発竹林が6回途中まで5安打無失点の好投、リリーフした田島が最後を締め、朝日大学を完封した。朝日大学は再三の得点チャンスを得るも、あと一本が出なかった。東亜大学は2連覇に向けて好発進となった。
 
   東亜大 朝日大
投手 ○竹林、田島 ●阪口、山本
捕手 福浦 吉永
本塁打    
三塁打 松岡   
二塁打    
犠 打 波多野 吉田、草留
併 殺 1
残 塁 7 5
盗 塁 松岡
失 策 増田3、森2、大岸2、
暴 投 阪口
捕 逸 福浦


東亜大
朝日大


    打 安 点 振 球
[4] 松元 4 2 1 1 1
[3] 波多野 3 1 3 1 0
[5] 松岡 4 2 2 0 0
[9] 山下 4 0 0 0 0
[1]7 竹林 4 1 1 0 0
[8] 冨浦 4 0 0 0 0
[6] 日野原 4 1 0 1 0
[2] 福浦 3 1 0 0 1
[7] 山野 3 1 0 1 1
1 田島 0 0 0 0 0
計 33 9 7 4 3
    打 安 点 振 球
[5] 下島 3 1 0 0 0
[9] 吉田 2 1 0 1 0
[8] 草留 2 0 0 1 0
[3] 増田 3 0 0 2 0
[7] 松崎 2 1 0 0 0
7 田中 1 0 0 0 0
[2] 吉永 3 2 0 0 0
[6] 森 2 0 0 0 0
H 古幡 1 0 0 1 0
[4] 大岸 2 0 0 0 1
[1] 阪口 2 0 0 1 0
1 山本 0 0 0 0 0
計 23 5 0 6 1


  回 球数 打者 安 振 球 責
竹林 62/3 94 25 5 6 1 0
田島 01/3 4 1 0 0 0 0
計 98 26 5 6 1 0
  回 球数 打者 安 振 球 責
阪口 6 142 33 9 4 3 5
山本 1 13 4 0 0 0 0
計 155 37 9 4 3 5




1回戦 佛教大 - 愛知大
【11月13日(土) 神宮第2球場 試合開始11:39 終了14:07 】
[球審]河合 [塁審]大橋・江川・萩原


  一 二 三 四 五 六 七 八 九 R
佛教大 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2
愛知大 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1

 
佛教大学が逆転で接戦を制し、2回戦進出を決めた。
1点を先制された佛教大学は、直後の8回、8番井上の左越本塁打で同点に追いつくと、9回には内安打のランナーを三塁において、相手投手の暴投で勝ち越しに成功した。守っては先発横地が7回を4安打1失点で踏ん張ると、8回は寺元、9回は藤井が3人で愛知大の攻撃を振り切った。愛知大は7回に梶田の適時打で先制するも佛教大の3人の投手リレーに4安打1得点に押さえ込まれた。9回を一人で投げ抜き、2失点と好投した愛知大・伊東だったが最後に自らの悪球で決勝点を与えてしまい、初出場での初戦突破を逃した。
 
   佛教大 愛知大
投手 横地、○寺元、藤井 ●伊東
捕手 井上 山口
本塁打 井上ソロ(8回)   
三塁打    
二塁打   梶田、井上 
犠 打 小松
併 殺
残 塁 8 4
盗 塁 乗田 梶田
失 策 乗田
暴 投 伊東
捕 逸 山口雄


佛教大
愛知大


    打 安 点 振 球
[7] 大嶋 5 1 0 1 0
[4] 米丸 4 1 0 0 0
[9] 西浦 2 1 0 0 2
R 栗木 0 0 0 0 0
9 物部 0 0 0 0 0
[8] 倉田 4 0 0 1 0
[3] 北村 3 0 0 0 1
[5] 松本善 4 1 0 0 0
[6] 乗田 4 2 0 0 0
[2] 井上 2 1 1 0 2
[1] 横地 2 0 0 1 0
H 間野 1 0 0 0 0
1 寺元 0 0 0 0 0
H 菊野 1 0 0 0 0
1 藤井 0 0 0 0 0
計 32 7 1 3 5
    打 安 点 振 球
[4] 野村 4 0 0 1 0
[8] 小松 2 0 0 1 1
[7] 岩田 4 1 0 0 0
[2] 山口 4 0 0 0 0
[5] 山田 4 0 0 3 0
[6] 井上 3 1 0 0 0
[9] 梶田 3 2 1 1 0
[1] 伊東 3 0 0 1 0
[3] 神取 3 0 0 0 0
計 30 4 1 7 1


  回 球数 打者 安 振 球 責
横地 7 113 26 4 5 1 1
寺元 1 13 3 0 1 0 0
藤井 1 8 3 0 1 0 0
計 9 134 32 4 7 1 1
  回 球数 打者 安 振 球 責
伊東 9 146 37 7 3 5 2
計 9 146 37 7 3 5 2



試合結果(11/13)(jingu-hb さん携帯サイトより)


※準々決勝
東海大相模
01000000=1
00131201=8
柳ケ浦
(東)小泉、田中大、内田
−鈴木、村瀬
(柳)山口−久恒
▽本塁打 兵頭(東)
▽三塁打 大野2(柳)
※安打 東7 柳13
※四死球 東2 柳3
※盗塁 東0 柳3
※三振 東1 柳2
※失策 東3 柳0

※1回戦
宇部商
011021010=6
01212001X=7
修徳
(宇)好永−星山
(修)斉藤、磯部−長野
▽本塁打 田母神、長島
(修)
▽三塁打 山野(宇) 長
島(修)
▽二塁打 上村2(宇) 
長野(修)
※安打 宇13 修11

※四死球 宇7 修1
※盗塁 宇1 修1
※三振 宇9 修4
※失策 宇5 修3

駒大苫小牧
04100005=10
00000110=2
新田
(駒)松橋−田中
(新)門田、三好−宮本
▽本塁打 本間2(駒)
▽三塁打 松橋(駒)
▽二塁打 五十嵐(駒) 
森、相原(新)
※安打 駒12 新8
※四死球 駒2 新2
※盗塁 駒3 新1
※三振 駒2 新6
※失策 駒0 新4








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2004年10月16日(Sat)▲ページの先頭へ
★2004年平成16年第57回秋季関東大会★





★2004年平成16年第57回秋季関東大会★
いよいよセンバツをかけた秋季関東大会が10/30〜始まります!!
埼玉からは浦和学院、埼玉栄が出場します!!ぜひともがんばってください!!!



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山梨日日新聞


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11月6日(大会7日目)

東海大相模 (神奈川1位)5−3 浦和学院 (埼玉1位)


■■小瀬球場 (決勝)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東海大相模 (神奈川1位) 0 0 0 5 0 0 0 0 0 5
浦和学院 (埼玉1位) 2 0 0 0 0 0 0 0 1 3

浦和学院残念!!健闘おつかれさまでした!準優勝おめでとう!!




浦和学院、優勝逃す4回に逆転許す 秋季高校野球 (埼玉新聞WEBより)(6日・山梨県小瀬スポーツ公園野球場)最終日は決勝が行われ、埼玉代表の浦和学院は、3―5で東海大相模(神奈川)に逆転負けし、9年ぶり2度目の優勝はならなかった。浦和学院は一回、相手ミスと内野安打で2点を先制。だが、四回に投手陣が集中打を浴びて試合をひっくり返された。それでも、九回には足を絡めた攻撃で1点を返すなど、粘り強く戦った。準優勝した浦和学院は来春の選抜大会(3月23日から12日間・甲子園)の出場権を確定的にした。選抜大会の選考委員会は、来年1月31日に行われる。◎先行した浦和学院だったが、四回に投手陣が打ち込まれて逆転負けした。2点リードの浦和学院は四回、連投の井上が3連打で1点差とされると、2番手内田も勢いを止め切れず、無死満塁から併殺崩れの間に同点。なおも一死一、三塁から右翼線二塁打で1点を勝ち越され主導権を奪われた。五回以降は投手陣が立ち直って追加点を許さなかったが、この回の大量失点が最後まで重くのしかかった。打線は一回に都築の内野安打などで2点を先制。九回には、二死からの重盗が相手の失策を誘って1点を返すなど、最後も意地を見せた。狙い球絞り都築が2安打チーム唯一の打点5番の都築が2安打を放って、チーム唯一の打点を挙げた。「チャンスだったので、自分が打ってやることしか考えていなかった」と胸を張った。ヒットはともに内野への強いゴロ。第1打席は低目のストレート、六回の第3打席はスライダーだった。「外中心の攻めだったので、外側にゾーンを描いて打とうと思っていた」と狙い球を絞ってボールを強くたたき、全力で一塁を駆け抜けた。守っても七回に、レフト前に落ちそうな打球を地面すれすれでスライディングキャッチ。攻守に最後まであきらめないという気持ちが随所で表れた。後半の粘り収穫「春」につながる気迫の好継投1巡目は、神奈川県大会で3割6分7厘の猛打を誇った東海大相模打線を1安打、4奪三振と万全の内容で打ち取った。井上は自分の制球力で試合のリズムをつかんだはずだった。だが四回、打順が2巡目に入ると、相手打線はガラリと印象を変えた。「甘く入ったボールはあまりなかったが、最初に抑えたから、一息ついてしまったのかもしれない。1打席目に打たれなかったコースに踏み込まれていたのに、気付くのが遅かった」と悔しがった。いずれも早いカウントから、外寄りのボールをセンター方向に打ち返され、あっという間に失点。捕手の今成は「外と内に踏み込んで力強いスイングをしてきた。強い威圧感があった」と集中打に息をのんだ。それでも、すぐに対応できるのが5連戦を経験した今の浦学投手陣だ。内田が四、五回を何とかしのぐと、井上が再びマウンドに登り、藤倉―坂上が好継投した。井上は「絶対打たれないという気持ちで、落ちる系の球を投げた」と気迫の投球を見せた。前半と投球内容を即座に切り替えたエースは、六、七回を打者6人で完ぺきに打ち取った。課題と収穫。今大会の浦和学院の戦い方を象徴するような試合で投手陣がつかんだのは、確かな自信だ。この闘争心こそ、春の選抜大会で勝てるチームには不可欠だろう。






東海大相模がV(11/6)(神奈川新聞WEBより)
第57回秋季関東高校野球大会最終日は6日、山梨県・小瀬スポーツ公園野球場で決勝を行い、神奈川代表の東海大相模が5―3で浦和学院(埼玉)を下して5年ぶり4度目の頂点に立った。2点を追う東海は、四回に打者9人の猛攻で反撃。6安打と集中打を浴びせて逆転に成功した。先発右腕小泉は、失策絡みで3点を許したが、被安打6で完投した。東海は、関東・東京地区で6校の出場が見込まれる来春の選抜大会(甲子園)出場が確実。12日開幕の第35回明治神宮大会(神宮ほか)にも関東代表として出場し、初戦で九州代表の柳ケ浦(大分)と対戦する。東海大相模(神奈川1位) 0 0 0 5 0 0 0 0 0 5 浦和 学院(埼玉1位) 2 0 0 0 0 0 0 0 1 3 【評】東海大相模が中盤の鮮やかな集中打で逆転勝ちした。2点を追う四回、竹内の中前打を皮切りに4連打で同点。さらに一死一、三塁から小玉、鈴木が連続適時打を放ち、この回5点を積み上げた。序盤はやや積極性を欠いたが、四回は早いカウントから鋭く振り抜く打撃が奏功。低い打球で内野の間を抜いた。先発小泉は4戦連続の完投。一、九回の失点はエラーが絡み自責点は0。尻上がりの好投だった。5年ぶり4度目の優勝を決め、ナインに胴上げされる東海大相模・門馬監督=山梨・小瀬スポーツ公園野球場 ◆ノーサインで集中打東海大相模打線が四回、目の覚めるような集中打を浴びせた。この回先頭の竹内、角がファーストストライクを中前に運ぶ。田中大、小林も積極的にバットを振った。一気の4連打。「前が行け行けだったから、続きたかった」と小林は言う。さらに内野ゴロを挟んで再び連打。三回まで4三振と、スイングに躊躇を感じさせた一巡目の不振は一気に吹き飛んだ。「野球をやれよ。バットを振ってこいよ」。三回終了後のベンチに、門馬監督のげきが響いた。四回の攻撃は、小泉の犠打を除きノーサイン。逆転打の小玉は「調子どうこうじゃなく、思い切りいこうと思えた」と胸を張った。先月28日以来の長期滞在。雨で初戦は2日延びた。ピークを維持するのは困難だったが、試合のない準決勝前日は計4時間の打撃練習。不振の兵動は練習後、宿舎そばのバッティングセンターでさらに400球を打ち込んだ。悔いを残さぬだけの練習量が、試合後のナインに最高の笑顔をもたらした。「みんな倒れるまで練習したからね」。そう言って選手をねぎらう門馬敬治監督(35)。主戦小泉に促されてナインの輪に収まり、7度、宙を舞った。◆驚異的なスタミナ優勝の瞬間、185センチの右腕は両拳を突き上げた。小泉が4戦連続の完投。大車輪の活躍でチームを5年ぶりの頂点に導いた。驚異的なスタミナだった。「疲れ? そんなにないですよ。投げ切れって言われてましたから」。その表情は、充実の笑顔で満たされていた。守備の乱れで初回に2失点。だが、「ミスは仕方ない。すぐに逆転してくれたから、乗れました」。中盤以降は、逆に球威が増すほどの力投ぶりだった。「自分が投げて優勝できたのは自信になる」。腰、かかとのけがで昨季は公式戦登板はほとんどなし。2年分の思いを込めたマウンドで、大器は最後まで本領を発揮し続けた。◆先発に1年生5人先発に1年生5人。優勝が懸かる舞台で、若い力が躍動した。「勝ちたいという気持ちだけで戦った。でも、関東で一番なんて信じられない」。逆転二塁打の小玉が声を弾ませれば、中前適時打で続いた鈴木は「ガッツポーズ? 狙ってました」と笑う。先発マスクの鈴木は「頑張っている小泉さんを助けたいと思った」。この日の朝食中、ベンチ入りの1年全員で優勝と主戦の援護を誓い合ったという。来春の選抜出場が濃厚となり、鈴木は「思い切ってやるだけ。チームの勝利に徹したい」と、さらなる飛躍を目指した。◆まだまだ伸びる東海大相模・門馬敬治監督 (全国制覇した)5年前のチームよりも課題は多いが、まだまだ伸びる可能性を秘めている。県大会以降、倒れそうになるくらい練習してきた。まずは選手をゆっくり休ませてあげたい。◆前回優勝のOBも歓喜六日に山梨県甲府市で行われた秋季関東高校野球大会で、東海大相模高が浦和学院高(埼玉)との決勝を制して五年ぶり四度目の優勝に輝いた。選手とともに歓喜の瞬間を迎えた東海側スタンドには、前回優勝時のOBの姿もあった。 今森省吾さん(国際武道大4年)と杉山繁弘さん(東海大4年)は、五年前の優勝メンバーで、二〇〇〇年春の全国選抜大会でも優勝を経験。当時のユニホームに身を包み、控え部員らに交じって声をからした。チームは初回に2点を失ったが、四回に5得点の猛攻で逆転。「勢いに乗ると止まらないのが、東海のカラーなんです」(今森さん)と二人は胸を張った。試合後は、スタンド最前列に身を乗り出して「おめでとう」と後輩たちをねぎらった。「僕らの代よりも、個々の打撃は上。勝ち続けることで、多くの経験を積んでほしい」と杉山さん。今森さんも「一年生の多いチーム。甲子園までにもっと強くなる」と、五年ぶりの出場が濃厚な来春選抜大会での活躍を期待していた。




11月5日(大会6日目)

浦和学院 (埼玉1位)10−8 常総学院 (茨城2位)


■小瀬球場 (準決勝)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
常総学院 (茨城2位) 2 0 0 2 0 3 1 0 0 8
浦和学院 (埼玉1位) 0 6 0 1 1 0 1 1 X 10




◇準決勝▽第2試合(球審大熊、塁審松下、望月、小石沢)

東海大相模(神奈川1位) 4−1 甲府工(山梨1位)

東海大相模(神奈川1位) 4−1 甲府工(山梨1位)
■ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東海大相模(神奈川1位) 0 0 0 0 2 1 0 0 1 4
甲府工(山梨1位) 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1

▽三塁打 水野▽二塁打 岩崎、三森▽暴投 小泉、三森
▽併殺 東0、甲2



11月5日(大会6日目) 準決勝 東海大相模−甲府工 (山梨新聞WEBより)センバツは“当確”守備の乱れ響く 東海相模に1−4第57回秋季関東高校野球大会第6日は5日、小瀬球場で準決勝を行い、山梨1位の甲府工は東海大相模(神奈川1位)と対戦、1−4で敗れ、決勝進出を阻まれた。甲府工は五回に、守備の乱れをきっかけに2点の先制を許した。六回にスクイズを決められ0−3で迎えた八回、水野元太の中越え三塁打と梅原紀明の内野ゴロで1点を返したが、反撃もここまでだった。来春のセンバツ甲子園出場校選考では、関東、東京を合わせて「6枠」が有力。甲府工は準決勝で敗れたが、好ゲームを展開していることから、センバツ出場はほぼ確実とみられる。準決勝のもう1試合は浦和学院(埼玉1位)が10−8で常総学院(茨城2位)に打ち勝った。大会最終日の6日は午前10時から小瀬球場で、浦和学院−東海大相模の決勝を行う。◇準決勝▽第2試合(球審大熊、塁審松下、望月、小石沢) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 東海大相模(神奈川1位) 0 0 0 0 2 1 0 0 1 4 甲府工(山梨1位) 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 ▽三塁打 水野▽二塁打 岩崎、三森▽暴投 小泉、三森▽併殺 東0、甲2 評】甲府工は五回に守備の乱れから2点を失い、東海大相模に主導権を握られた。打線は七回まで散発3安打と精彩を欠き、八回にようやく1点を返したが及ばなかった。甲府工は一回から四回まで毎回得点圏に走者を進めたが、好機にあと一打が出ず、流れを引き寄せることができなかった。0−0の五回に安打と失策などで二死二、三塁とされ、好投を続けていたエース三森祥平が適時打を浴びて2失点。六回も先頭打者に二塁打され、送りバントの後、スクイズで加点された。甲府工は0−3の八回、先頭の水野元太が中越え三塁打。一死後、梅原紀明の内野ゴロで水野がホームを突いて1点を返した。1−4とされた九回は、代打土橋正明の中前打と小野朗の右前打で二死一、二塁とし、水野が右翼手の頭上を襲う飛球を放ったが、好捕されて万事休した。三森は直球とスライダーをコーナーに決め、被安打8、奪三振7とまずまずの内容。打線が序盤の好機を生かせなかったのが響いた。



11月4日(大会5日目)

浦和学院 6−0 慶応

■小瀬球場 (準々決勝)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
慶応 (神奈川2位) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
浦和学院 (埼玉1位) 0 0 1 2 1 0 2 0 X 6



浦和学院が決勝進出秋季高校野球関東大会(埼玉新聞)
常総学院−浦和学院 7回裏浦和学院2死一塁、堀越が勝ち越しの右中間二塁打を放つ 秋季高校野球関東大会第6日は5日、山梨県小瀬スポーツ公園野球場で準決勝が行われ、浦和学院は常総学院(茨城)を10―8で破り、6日の決勝で9年ぶり2度目の優勝を懸けて東海大相模(神奈川)と対戦する。浦和学院の決勝進出は2年ぶり4度目。これで来春の選抜高校大会出場は確定的となった。2点を先行された浦和学院は二回、長短5安打などで6点を挙げて逆転。七回に追い付かれたが、その裏に堀越の左中間タイムリー二塁打で勝ち越した。▽準決勝常総学院  200203100|8浦和学院  06011011X|10○…浦和学院が強力打線ぶりを示した。右、左とタイプの異なる常総学院の5人の投手陣を打ち崩し、両チーム合わせて23安打の乱打戦を制した。  浦和学院は2点を追う二回一死満塁から渡部の右前で同点とし、さらに一、三塁から古市が右中間2点二塁打を放って逆転。それぞれが狙い球を絞る集中打でこの回6点を挙げ、主導権を握った。 浦和学院、慶応に快勝秋季高校野球関東大会準々決勝 (4日・山梨県小瀬スポーツ公園野球場)第5日は延長十四回、日没再試合となった浦和学院と慶応の準々決勝が行われ、浦和学院が6―0で勝ち、2年ぶり6度目のベスト4進出を決めた。浦和学院は1年生左腕内田が八回途中まで慶応打線を5安打に抑える好投。前日、15安打を放った慶応から7三振を奪った。打線は3連投の中林を攻略し、守備の乱れにも乗じて着々と加点した。準決勝は5日、小瀬スポーツ公園野球場で行われ、浦和学院は茨城・常総学院と対戦する(10時)。▼戦評…浦和学院の投打がかみ合った。初先発の内田が八回途中まで5安打に抑え、打線は敵失などを絡めて慶応・中林を攻略した。内田は直球を主体に丁寧にコーナーを突いた。スライダーとスクリューボールを織り交ぜ、直球との緩急が効果的。四死球2と制球も安定していた。打線は三回二死二塁から渡部の中前打で先制。四回一死二、三塁では、堀越の一ゴロの間に今成の好走塁で2点目を挙げ、流れをつかんだ。前日の経験、走塁で生かす慶応―浦和学院 7回裏浦和学院2死二塁、今成の適時打で二塁走者溝田が生還する。捕手鹿毛 浦和学院は前日、19安打で4点しか奪えなかった。再三サヨナラ負けのピンチにさらされ、防戦一方の展開だったが、なんとかしのいで引き分け再試合に持ち込んだ。この日の鍵は走塁にあった。前日左腕の中林から奪った盗塁は4つ。森監督は「足を絡めて、攻撃の形がうまく決められた」と中林攻略の一端を明かした。四回一死二、三塁の場面。堀越が2―1からの4球目をたたきつけて一ゴロとし、今成が好判断で本塁を陥れた。さらに象徴的だったのが勝負の決まりかけた七回だ。二死一、二塁から今成と前野が重盗。慌てた捕手鹿毛が二塁に悪送球する間に決定的な6点目を挙げた。主将の今成は「昨日は盗塁が成功していたし、今日もベンチから遊撃手の動きを見て、ずっと走るタイミングを計っていた。いつでもスタートを切れる準備をしていた」と振り返る。県大会、地区大会合わせた7試合で盗塁はわずか11と、決して機動力を駆使するチームではない。だが、前日の試合で得た経験をすぐに生かして、攻撃に結びつけるしたたかさは持ち合わせている。今成は「昨日の試合を通してチームが一つになった」と手応えを口にする。チームは再試合前の激闘を乗り越え、着実に前進している。4連続三振でリズム制球の課題、大一番で克服慶応―浦和学院 慶応打線を8回途中まで散発5安打無失点と好投した内田 1年生左腕内田が、慶応打線を八回途中まで5安打に抑える好投を見せた。「内野陣が全員2年生なので、打たせて取ることを心掛けた」とはにかんだ。先発を言い渡されたのは当日の朝だったが、4強入りを懸けた試合でその実力を証明した。立ち上がりの4者連続三振でリズムをつかむと、四回からは変化球主体に切り替えて狙い球を絞らせなかった。森監督は「山梨に入ってからずっと状態が良かったので使った。一発勝負だった」と満面の笑みを浮かべた。県大会は決勝で2イニングを投げただけ。変化球が決まらず、5四死球と安定しなかった。「変化球の投げ分け、制球ともによかった」。大一番で課題を武器にした東海大相模が決勝進出(11/5)(神奈川新聞)第57回秋季関東高校野球大会第6日は5日、山梨県・小瀬スポーツ公園野球場で準決勝2試合を行い、神奈川代表の東海大相模は4―1で甲府工(山梨1位)を下した。決勝進出は5年ぶり6度目。東海は五回に鈴木の2点適時打で先制。六、九回にも1点ずつを加えて突き放した。エース小泉は被安打8、失点1の力投で九回を投げ抜いた。準決勝のもう1試合は、浦和学院(埼玉1位)が10―8で常総学院(茨城2位)に打ち勝った。大会最終日は6日、同球場で決勝を行う。東海は5年ぶり4度目の優勝が懸かる。東海大相模(神奈川1位) 0 0 0 0 2 1 0 0 1 4 甲 府 工(山梨1位) 00 0 0 0 0 0 1 0 1 【評】東海大相模が少ない好機を確実に得点に結びつけた。四回まで1安打と、甲府工・三森を打ちあぐねたが、五回二死二、三塁から、鈴木の中前適時打で2点を先制。六、九回にも加点した。残塁はわずか2。相手の11とは好対照な攻めで、押され気味のゲームを制した。右腕小泉は九回115球の省エネ投球。完封こそ逃したが、打たせて取る姿勢を貫いた。【甲府工−東海大相模】6回表東海大相模1死3塁。角がスクイズを決め、3−0とリードを広げる=山梨・小瀬スポーツ公園野球場 ◆勝ちにこだわったプレー「3番(打者)だっけ? うちの三森を打てないと思ったんだろ」。甲府工・原初也監督(58)が振り返る。東海大相模の角に六回、決定的なスクイズを決められたのがよほど悔しかったのだろう。県大会4本塁打のスラッガーと、今春の選抜大会に出場した好右腕。前2打席の力勝負は、内野ゴロ、併殺打で三森が制していた。六回は2点リードの一死三塁。三走のスタート直後、角は外のスライダーに体を投げ出し、辛うじてファウルに逃れる。続くサインもスクイズ。「どんな状況にも対応できなきゃ勝てない」。片ひざを突いて前に転がした。門馬敬治監督(35)が「内容で負けて、試合に勝ったって感じかな」と言うように、打線は四回まで1安打。バントの似合わぬ大砲に2球連続で敢行させたのは「やっぱり、あいつを信頼しているからね」。2点先行してもなお相手投手の勢いに押されがちな展開を、主将に打破させたかった。「僕らは勝ち方じゃなくて、勝ちにこだわっている」と角。選抜出場をほぼ確実にした2回戦後も、頑として「目標はあくまでも関東大会の優勝」と言い張った主将が、プレーでそれを体現した。◆打たせて取る投球「114球? いいですね」。4日間で3完投の東海・小泉は、試合後ケロッとした表情だった。序盤から指にボールがかからず死球を連発。過去2戦に比べ、球が走らなかった。だが「この状態で三振を狙ったら打たれますよ。全く考えてなかった」と、打たせて取る投球で九回を投げきった。前日の練習では、田倉雅雄部長(50)に遠投とランニングのみのメニューを指示されたが、志願してブルペンで30球。「ここまで来たんだから、決勝も投げたい」と小泉。右腕の気持ちは6日のマウンドに向かっていた。きょうの試合▽決勝【小瀬スポーツ公園野球場】浦和学院―東海大相模(試合開始10時)慶応敗れ選抜出場は微妙(11/4)第57回秋季関東高校野球大会第5日は4日、山梨県・小瀬スポーツ公園野球場で2回戦1試合を行い、神奈川代表の慶応が浦和学院(埼玉1位)に0―6で敗退。来春の選抜大会(甲子園)出場は微妙になった。前日の延長十四回日没引き分けによる再試合は、慶応打線が振るわず無得点。今大会3連投の左腕中林を援護できなかった。大会第6日は5日、同球場で常総学院(茨城2位)―浦和学院(埼玉1位)、東海大相模(神奈川1位)―甲府工(山梨1位)の準決勝2試合を行う。▽2回戦慶  応(神奈川2位) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 浦和学院(埼玉1位) 0 0 1 2 1 0 2 0 x 6 評】慶応は打線が不振。浦和学院の左腕内田に八回途中まで散発5安打に封じられ、満を持して登板の主戦右腕井上に完封リレーを許した。二回一死二塁、三回二死三塁など、好機であと一本出ていれば展開も違ったが、各打者とも大振りでボールを捕らえ切れなかった。左腕中林は3連投の疲労から投球に切れがなく、守備の乱れもあって8回6失点。【浦和学院−慶応】3連投で500球近くを1人で投げ抜いた慶応・中林=山梨・小瀬スポーツ公園野球場 ◆戦いは終わりではない慶応の左腕中林の秋が終わった。今大会3連投で計487球。背番号1は充実よりも8回6失点のふがいなさを感じ、涙を止められなかった。四回、不運がサウスポーを襲う。無死一塁での送りバントで、一塁カバーに走った二塁高尾が一塁塁審と交錯して内野安打。送りバントで一死二、三塁となり、一ゴロと失策で2点を失った。ただ中林はここに敗因を求めない。「要所要所の制球が甘かった」。この回、先頭の3番打者に高めのカーブを痛打されたことを悔いた。選手層、力の差もあった。慶応打線が打ち切れなかったのは、浦和学園・背番号11の1年生左腕。さらに相手に4盗塁も絡められた。引き分けた前日の試合終盤。浦和学院は重盗を2度決め、足に手応えを得てこの日に臨んでいる。それでも慶応の輝きは失われない。2年前に推薦入学制度を始め、チームは変わった。シニア出身で、その1人である中林は「楽しさだけじゃない。練習に厳しさを求め、一人ひとりが切磋琢磨(せっさたくま)してここまでこれた」と話す。上田誠監督(47)は「負けたが、横浜、桐光学園に勝って激戦区神奈川を勝ち抜き、きのう延長14回を戦ったことは消えない」。慶応の戦いは終わりではない。◆高尾が2長打で意地6安打に封じ込まれた慶応打線だが、高尾が2長打で意地を見せた。「力まず、後ろにつなぐことだけを考えた」。二回の中越え二塁打に続き、五回には三塁手のグラブを弾く強烈なライナー。前日の延長十一回、一死満塁で併殺打に倒れてサヨナラ機を逃した悔しさを快音に変えたが、得点には結びつかなかった。四回の守備では塁審と交錯し、犠打が内野安打になる不運も。神戸市出身の1年生は「夏は必ず神奈川で勝って、甲子園に出たい」と、目を赤くしながら雪辱を誓っていた。東海は選抜“当確”、慶応再試合(11/3)第57回秋季関東高校野球大会第4日は3日、山梨県・小瀬スポーツ公園野球場など2会場で2回戦4試合を行い、神奈川代表の東海大相模は3―0で桐生一(群馬2位)を下して四強入り。来春の選抜大会出場をほぼ確実にした。東海は、右腕小泉が桐生一打線を被安打9で完封。自ら2打点と打撃でも活躍し、四回までに挙げた3点のリードを守りきった。慶応―浦和学院(埼玉1位)は延長十四回、4―4で日没再試合となった。左腕中林は204球の力投。打線は九回以降、再三のサヨナラ機をつくったが決め手を欠いた。再試合は大会第5日の4日、小瀬球場で行われ、準決勝以降の試合は1日ずつ順延される。【桐生一―東海大相模】9安打されながらも完封した東海大相模・小泉=山梨・小瀬スポーツ公園野球場 ▽2回戦東海大相模(神奈川1位) 0 2 01 0 0 0 0 0 3 桐生一(群馬2位) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 【評】東海大相模が守り勝ち。主戦の快投と、堅守が光った。右腕小泉は9回150球を投げて完封。桐生一打線に8安打を許したが、連投の疲れをみせずに力のあるボールで要所を締めた。小玉、竹内の二遊間はヒット性のゴロを何度も好捕。野手の奮起もエースの力投を後押しした。小泉は二、四回に適時打を放つなど、投打に大活躍だった。 ◆持てる力を出し切った右腕・小泉9安打を浴びながら、本塁は最後まで譲らなかった。東海大相模の右腕小泉が公式戦初完封。事実上の選抜出場が決まる大一番で、持てる力を出し切った。「気持ちで負けたくなかった」。五回二死満塁。2―3から低め真っすぐでバットに空を切らせ、両拳をグッと握りしめる。最大のピンチを切り抜けると、ポーカーフェースは珍しく感情をあらわにした。自ら2本の適時打を放ったあと、打線の援護が続かない。中盤以降は連投の疲れも出たと明かす。それでも「ゼロに抑えれば負けないと、自分に言い聞かせた」と、気迫で逆境をはね返した。静岡・東海一中から進学。中学時代と同じ縦じまのユニホームと背番号1を身に付ける。変わったのは「レベルの高い神奈川から全国優勝を狙いたい」という高い志だ。この1勝で前回2000年春以来の選抜出場はほぼ確実。当時は主戦筑川(現東海大)を擁し、攻守にハイレベルなチームが全国の頂点に立った。「あの時は完成されていた。今年はまだ成長途上だよ」と門馬敬治監督(35)は控えめだが、当時の強さに一歩近づいたことを、この日のエースが証明した。◆喜びのコメントは封印来春の選抜出場が濃厚となる四強入り。就任5年で2度目の選抜となる東海・門馬監督は、あえて喜びのコメントを封印した。「関東大会に僕がつれてきてもらった」。秋季県大会開幕直前の9月上旬、心臓を患い緊急入院した。指揮官抜きで戦う事態の中、ナインは初戦で一時コールド負け寸前まで追い詰められた。「監督が戻るまで勝ち続けます」。逆境に奮起を誓う角主将ら選手の気持ちに応えたかった。復帰後は夢中でノックバットを振り、1時間を超えたことも。病み上がりの体を酷使してでも、選手と一緒に戦う姿勢を示した。「目標は選抜じゃない。今は目の前の大会を勝つことだけ」。甲子園への切符は手中に収めた。だが、戦いはまだ終わっていない。▽準々決勝浦和学院(埼玉1位) 0 0 0 0 0 3 1 0 0 0 0 0 0 0 4 慶  応(神奈川2位) 0 0 1 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 4 (延長14回日没引き分け)【慶応―浦和学院】14回表浦和学院2死1、2塁。左前打で2走平山が本塁を突くも、好返球でタッチアウトに。捕手高橋=山梨・緑が丘スポーツ公園野球場 【評】慶応は延長十四回を戦い抜くも決め手を欠き、日没引き分け再試合となった。九回以降、何度もサヨナラの好機を作ったが、延長十一回一死満塁で併殺に倒れるなど逸機の連続だった。左腕中林は直球、変化球を丁寧に突く粘投を見せた。延長十四回二死一、二塁の窮地で左前打を打たれたが、左翼谷地が本塁への好返球で刺殺。バックも無失策で支え、敗戦を防いだ。◆甲子園への夢、つないだ好返球「中林のために」。慶応の左翼谷地は打球を処理する瞬間、204球を投げていた主戦左腕を思った。試合開始から4時間近くが経過し、夕闇が迫るスタジアム。最終回と告げられた直後の延長十四回の守りだった。慶応は二死一、二塁の窮地を迎えた。浅めに守備位置を敷いた谷地は「なぜか、ボールが飛んでくるようなイメージができていた」という。その予想通りに打球は三遊間を割って運ばれてきた。2バウンドしたところをグラブに入れ、ダイレクトで捕手のミットへ。主審の手が、一瞬の間を置いて高々と上がった。好返球が45年ぶり甲子園の夢を再試合へとつないだ。「練習でも1度もなかったプレー。集中していたんでしょうね」。これまでは慶大という進路先が決定しているゆとりからか、目の前のことをおろそかにしたことがあったという。谷地は「それが負けにつながっていた」と明かす。「でも…」とヒーローは続け、「今考えるのは先の大学ではなくて目の前の試合だけ。それで集中できる。エンジョイ・ベースボールと言っても勝たなければエンジョイなんてできませんよ」。3時間56分の激闘の後、選手のユニホームは、泥臭く真っ黒に汚れていた。◆志願登板のエース慶応の左腕中林が、自己最長という延長14回、204球を投げ抜いた。19安打を放たれ、延長十一回の左足に打球を受けるアクシデントにも負けなかった。粘りは幸運も招いた。延長十三回一死二塁。右前打を放たれ、バックホームも捕手が後逸するという絶体絶命のピンチ。これを見て、三塁で止まっていた浦和学院の走者が本塁を狙った。だが、そらしたボールがホーム付近のバットに当たり、カバーに走った中林の前に。本塁でアウトにし、難を逃れた。前日に154球を投げて疲労はピークで、上田誠監督(47)は「あすの(登板は)様子を見ないと」という。それでも背番号1は「投げさせてください」と、試合終了後に指揮官に直訴した。これまで1度もなかった志願登板で、センバツをつかむつもりだ。きょうの試合▽2回戦(再試合)【小瀬スポーツ公園野球場】慶応―浦和学院(試合開始時刻は11時)東海大相模、慶応ともに快勝(11/2)第57回秋季関東高校野球大会第3日は2日、山梨県・小瀬スポーツ公園野球場など2会場で1回戦4試合を行い、神奈川代表の東海大相模、慶応はともに快勝で初戦を突破した。東海は三回に勝ち越したあと、中盤以降も小刻みに加点。7―2で木更津総合(千葉2位)を下した。慶応は13安打に小技を絡め、7―3で宇都宮工(栃木1位)を退けた。浦和学院(埼玉1位)、桐生一(群馬2位)も勝ち上がった。大会第4日は3日、同球場などで2回戦4試合を行う。来春の選抜大会(甲子園)出場の目安となる四強入りを懸け、東海は桐生一と、慶応は浦和学院と対戦する。【木更津総合―東海大相模】5回表東海大相模1死2塁。田中大が中越えの適時二塁打を放つ=山梨・緑が丘スポーツ公園野球場 ▽1回戦東海大相模(神奈川1位) 1 0 2 0 2 0 0 0 2 7 木更津総合(千葉2位) 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2 【評】東海大相模は初回二死一、二塁、小林の中前打で1点を先制。直後に同点とされるが、三回にはエンドラン、五回には送りバントを絡めるなどの幅広い攻撃で、徐々に点差を広げた。右腕小泉は直球を軸に尻上がりに調子を上げ、7安打も2失点と危なげなく完投。攻守に木更津総合を上回っていた。【慶応―宇都宮工】4回裏慶応1死1、3塁。打者山口のとき、暴投で3走漆畑が生還。6−1とリードを広げる=山梨・小瀬スポーツ公園野球場 ▽1回戦宇都宮工(栃木1位) 0 0 0 1 0 0 0 0 2 3 慶  応(神奈川2位) 0 1 4 1 0 1 0 0 x 7 【評】慶応が小技巧みな攻めで快勝した。1点リードの三回、四球と連続バント(記録は失策、内野安打)で満塁とし、中林の中前適時打で2点追加。2犠打、渕上の左前打とたたみかけ、この回一挙4点を奪った。13安打のうち内野安打5本。派手さはなかったが、初球から狙う積極性が奏功した。左腕中林は9回3失点完投。初回を除く毎回の12被安打も粘り強かった。きょうの試合▽2回戦【小瀬スポーツ公園野球場】@桐生一―東海大相模【緑が丘スポーツ公園野球場】A慶応―浦和学院(試合開始時刻は@10時A12時30分)東海、慶応の初戦は順延(11/1)選手に限られた時間での練習内容を説明する慶応高・上田監督(中央)=山梨県の山梨学院砂田球場  1日に山梨県・小瀬スポーツ公園野球場などで予定されていた第57回秋季関東高校野球大会は、雨の影響によるグラウンド不良で1回戦4試合が2日に順延された。神奈川代表の東海大相模、慶応の初戦も2日にずれ込んだ。会場、開始時間の変更はない。主会場の小瀬球場は、前夜の雨で一面に水が張るコンディション。大会本部は改善は難しいと判断し、午前7時すぎに順延を決めた。東海、慶応の2校は急きょ、県内の高校グラウンドで調整。東海は甲府南高グラウンドでフリー打撃中心に汗を流した。「やる気満々だったから正直残念。でも、一日練習できたのはプラスになるはず」と角主将。相次ぐ順延にも集中力は切れていない様子だった。慶応も山梨学院砂田球場の室内練習場で約1時間、体を動かした。漆畑主将は「待たされた分、逆に早く試合がしたいというモチベーションは上がっている」と前向きだった。慶応、栄光学園が初戦突破【慶応―修徳】7回裏慶応2死満塁。本間(左)が押し出しの四球を選び、3走笹倉が生還し先制=県立相模原球場 第45回秋季関東高校軟式野球記念大会(県高校野球連盟主催、神奈川新聞社など後援)は5日、県立相模原球場ほかで1回戦8試合が行われた。県大会優勝の慶応は2―0で修徳(東京B)を、準優勝の栄光学園は3―1で中央(群馬B)をそれぞれ下し、準々決勝進出を決めた。向上は終盤の追い上げ及ばす、6―9で拓大紅陵(千葉A)に敗退。桐蔭学園は延長十一回、0―1で前橋育英(群馬A)にサヨナラ負けした。大会第2日は6日、準々決勝4試合が県立相模原球場ほかで行われる。慶応―市川(千葉B)は横山球場で、栄光学園―浦和南(埼玉B)は相模原球場で、いずれも午前10時から始まる。常総、浦学に惜敗 秋季関東高校野球(茨城新聞WEB)第57回秋季関東高校野球大会第6日は5日、山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園野球場で準決勝2試合を行い、本県第2代表の常総学院は浦和学院(埼玉1位)に8−10で敗れ、決勝進出はならなかった。常総学院は初回に2点を先制したが、二回裏に一挙6点を献上。中盤から追い上げを見せ、七回表に大川裕士(1年)の右前適時打で同点に追いつき粘りを見せたが、その後、2点を追加されると、反撃もそこまでだった。東海大相模(神奈川1位)−甲府工(山梨1位)は、東海大相模が4−1で甲府工を下し、決勝に進んだ。最終日は6日、同球場で午前10時から決勝の東海大相模−甲府工を行う。◇小瀬スポーツ公園野球場▽準決勝=第1試合常総学院(茨城2位)200203100|8 06011011×|10浦和学院(埼玉1位)▽三塁打 小池▽二塁打 勝田、古市2、堀越▽暴投 関根、坂上▽野選 福本▽試合時間 2時間29分▽審判 清水、古屋、内藤、加賀美▽準決勝=第2試合東海大相模(神奈川1位)000021001|4000000010|1甲府工(山梨1位)(東)小泉−鈴木(甲)三森−望月▽三塁打 水野(甲)▽二塁打 岩崎(東)三森(甲)■中盤の粘り及ばず【評】中盤に粘りを見せた常総学院だったが、浦和学院に8−10で惜敗した。常総学院は一回表、佐藤一の中前適時打などで2点を先制したが、二回裏に5長短打を打たれるなどして一挙6点を奪われた。四回表に先頭・福本が四球を選ぶと、続く小池が中越え適時三塁打を放って1点を返し、なおも一死三塁の場面では大川の中犠飛で1点を追加。六回表には清原の中前打、勝田の左中間への二塁打などでさらに3点を追加し1点差まで詰め寄り、七回表二死二塁で大川が右前適時打を放って同点に追いついた。ところが、その裏、勝ち越されると、八回にも1点を追加され、そのまま逃げ切られた。常総学院は持ち前の堅守が発揮できず、5失策と課題を残した。秋季関東高校野球大会 常総4強センバツ圏内第57回秋季関東高校野球大会第4日は3日、山梨県甲府市の緑が丘スポーツ公園野球場などで準々決勝4試合を行い、本県第2代表の常総学院は2−0で前橋商(群馬1位)を下し、センバツ出場が濃厚となるベスト4進出を決めた。センバツ出場が正式に決まれば、春は4大会ぶり6度目の甲子園となる。常総学院は先発・伊勢隼人(2年)が前橋商打線を完封し、好守備と堅実な攻撃も光った。このほかベスト4には、東海大相模(神奈川1位)、甲府工(山梨1位)が進出。慶応(神奈川2位)−浦和学院(埼玉1位)は延長十四回で日没引き分けのため再試合となった。大会第5日は4日、小瀬スポーツ公園野球場で再試合となった準々決勝の慶応−浦和学院(午前11時開始予定)の1試合のみを行う。常総学院は大会第6日の5日、同球場(午前10時開始予定)で慶応−浦和学院の勝者と対戦する。【評】常総学院は先発・伊勢が前橋商打線を完封し、4強入りを決めた。伊勢は3安打無失点で完投。立ち上がりこそ連続四球などで一回裏に一死満塁のピンチを招いたが、その後は調子をとり戻し要所を締める投球を見せた。攻撃では二回表、先頭・勝田が左越え二塁打を放って出塁し、続く湯浅の犠打で一死三塁とすると相手投手のけん制エラーで勝田が生還し1点を先制。五回表にも先頭・古谷の右越え二塁打などで一死一、三塁とし、伊勢がスクイズを決めて2点目を追加し、そのまま逃げ切った。



11月3日(大会4日目)

甲府工 3−2 埼玉栄

■小瀬球場 (準々決勝)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
埼玉栄 (埼玉2位) 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2
甲府工 (山梨1位) 0 0 0 3 0 0 0 0 X 3

埼玉栄残念!!おつかれさまでした・・・あともう1点欲しかった!!




11月3日(大会4日目)

東海大相模 3−0 桐生一

■小瀬球場 (準々決勝)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東海大相模 (神奈川1位) 0 2 0 1 0 0 0 0 0 3
桐生一 (群馬2位)    0 0 0 0 0 0 0 0 0 0



11月3日(大会4日目)

常総学院 2−0 前橋商

■緑が丘球場 (準々決勝)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
常総学院 (茨城2位) 0 1 0 0 1 0 0 0 0 2
前橋商 (群馬1位)  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0



11月3日(大会4日目) 浦和学院−慶応

浦和学院 4−4(再試合) 慶応

■緑が丘球場 (準々決勝) 日没再試合
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 計
浦和学院 (埼玉1位) 0 0 0 0 0 3 1 0 0 0 0 0 0 0 4
慶応 (神奈川2位) 0 0 1 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 4

浦和学院、日没再試合に秋季高校野球関東大会 (3日・山梨県緑が丘スポーツ公園野球場ほか)第4日は準々決勝4試合が行われ、埼玉代表の埼玉栄は2―3で甲府工(山梨)に競り負け、準決勝進出はならなかった。浦和学院は慶応(神奈川)と4―4のまま延長十四回を終えた時点で日没再試合となった。4日に小瀬スポーツ公園野球場で11時から、慶応と浦和学院の準々決勝1試合のみが行われる。四回に3点を先制された埼玉栄は、七回に2点を返すなど粘り強く戦ったが、あと一歩届かなかった。浦和学院は七回に同点に追い付くと、九回の二死二塁、十一回の一死満塁など再三のピンチを堅守で切り抜け引き分けた。準々決勝浦和学院 4―4慶応 ▼戦評…ともに16残塁。浦和学院は勝ち越しのチャンスをものにできなかったが、サヨナラ負けのピンチは粘り強く守り切った。浦和学院は1点を追う七回に今成の左犠飛で同点とした。延長は毎回好機をつくったがものにできず。十四回には二死一、二塁から坂上が左前打を放つも、二塁走者が本塁でタッチアウトになった。守備は九回裏、二死二塁から右前打を許したが、好中継で本塁で阻止。延長に入ると十一回の一死満塁を併殺で乗り切るなど、毎回のピンチを井上の粘投と堅守でしのいだ。ピンチを気力で乗り切る 再三のピンチを気力で乗り切った浦和学院。森監督は「うちはよく負けなかった。互いの投手がよく頑張り、気迫、集中力あふれるナイスゲームでした」と両校の健闘をたたえた。同点となった後は、浦学の守備力を試されるかのようなサヨナラ負けのピンチが幾度も訪れた。九回は二死二塁から右前打を浴びたが、右翼手の坂上、一塁手の平山、今成捕手と好連係で本塁タッチアウト。延長十一回一死満塁では、井上が気迫の投球で三ゴロ併殺に抑えた。今成主将は「今日は勝ちへのこだわりがみんな出ていた。うちは、勝負どころで力を発揮するチーム。あしたは打撃でリズムをつくっていきたい」と必勝を誓っていた。準々決勝埼玉栄 2―3 甲府工▼戦評…安打数で上回り、終盤には1点差に追い上げた埼玉栄だったが、あと一打、あと一球に泣いた。3点を追う埼玉栄は七回、木村、谷口の連打などで一死二、三塁の好機を築き、山本が右越えに二塁打して1点差とした。しかし、後続がなくそこまで。八回にも佐藤、神野の連続内野安打などで一死二、三塁と絶好の同点、逆転機をつくったが、ここも後続が倒れた。埼玉栄の先発・木村は力投した。ただ唯一四回、制球が甘くなったところを痛打され4安打を集中された。甲子園へ、再起誓う 粘り強く戦った埼玉栄だったが、昨年に続いて4強にあと一歩手が届かなかった。佐藤主将は「守備ではいいプレーもあったが、もっと思い切ったスイングができていれば」と悔しさをかみしめた。好投手相手に3点を先行されながらも、決してあきらめることはなかった。七回一死二塁。打順は8番の山本に回ってきた。10月中旬に右手を打撲し、二塁送球すらままならないままの出場の山本だったが、「負けていたので、つなごうと思って打った」と痛みをこらえての一打は、2点適時二塁打となった。佐藤主将は「甲子園で勝つことを目標に全員でどこにも負けないチームをつくりたい」と再起を誓った。敗戦をバネにするだけの根性がこのチームにはある。











11月2日(大会3日目)

浦和学院(埼玉1位) 3−0 日大明誠(山梨3位)



■小瀬球場 (1回戦)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
日大明誠 (山梨3位) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
浦和学院 (埼玉1位) 0 0 0 0 1 1 1 0 X 3




11月2日(大会3日目)

慶応(神奈川2位)7−3 宇都宮工(栃木1位)


■小瀬球場 (1回戦)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
宇都宮工 (栃木1位) 0 0 0 1 0 0 0 0 2 3
慶応 (神奈川2位) 0 1 4 1 0 1 0 0 X 7




11月2日(大会3日目)

桐生一 (群馬2位)7−6 波崎柳川 (茨城1位)


■緑が丘球場 (1回戦)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
波崎柳川 (茨城1位) 2 0 0 3 0 1 0 0 0 6
桐生一 (群馬2位) 4 1 0 0 0 2 0 0 X 7





11月2日(大会3日目) 東海大相模−木更津総合

東海大相模 (神奈川1位)7ー2 木更津総合 (千葉2位)


■緑が丘球場 (1回戦)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東海大相模 (神奈川1位) 1 0 2 0 2 0 0 0 2 7
木更津総合 (千葉2位)  1 0 0 0 1 0 0 0 0 2







埼玉栄 (埼玉2位)3−2 小山西 (栃木2位)

埼玉栄 (埼玉2位) 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3
小山西 (栃木2位) 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2



埼玉栄、競り勝ち8強(埼玉新聞より)
木村が気迫の好投 秋季高校野球関東大会 小山西−埼玉栄 初戦を1点差で競り勝ち、喜ぶ埼玉栄ナイン (31日・山梨県緑が丘スポーツ公園ほか)第2日は1回戦2試合が行われ、埼玉代表の埼玉栄は小山西(栃木)に3―2で競り勝ち、準々決勝に進出した。埼玉栄は二回、2本のヒットなどで無死一、三塁とすると、待井の二塁ゴロの間に1点を先制。三回にも1点を追加して3点をリードした。先発木村は七回に2ランを浴びて1点差に詰め寄られたが、粘り強い投球でその後の小山西の追撃を断ち切って完投した。第3日は1日、1回戦の残り4試合が行われ、埼玉代表の浦和学院がベスト8を懸けて日大明誠(山梨)と対戦する(12時30分・小瀬)。◎序盤に3点をリードした埼玉栄が、木村の粘り強い投球で小山西の追い上げをかわして逃げ切った。埼玉栄は二回、制球の定まらない田村を攻めて木村、谷口の連打で無死一、三塁とすると、待井の二塁ゴロの間に1点を先制。さらに、二死一、三塁から高橋の右前適時打で1点を追加した。三回には一死二、三塁から谷口の一塁ゴロで決勝点を挙げた。エース木村は、七回に左越え2ランを浴びて1点差とされたが、直球主体の強気の投球で後続を断ち切った。バックも無失策でこれに応えた。「手元で伸びる」直球勝負捕手・山本が強気のリード エースの気迫あふれる投球で、埼玉栄が昨年に続く準々決勝進出。戸栗監督は「打たれてもいいから攻めの姿勢でいけと言っていたが、よく踏ん張ってくれた」と背番号7の1年生、木村の好投を称えた。七回裏一死二塁。木村の甘く入った直球を左越えに運ばれ、3―2と1点差に詰め寄られる。4安打と力投を続けていた木村はここで、「本塁打を打たれてプレッシャーがかかった」と気持ちが揺らぎかけた。だが、捕手の山本は違っていた。「球が手元で伸びていたので攻めていこうと思った。球が来ていることを教えたかったから、ストレートを続けさせた」と無言のリードで、その思いを伝えた。続く9番打者の場面で、7球連続ストレートを要求し、カウント2―3からの直球で空振り三振。1番打者には直球を右前に運ばれたが、さらに次の打者にも6球連続のストレートで2―3から三振を奪う。得意の直球で苦しい場面を乗り切り、1点差に追い上げた小山西の勢いを完全にそいだ。山本は「逃げずにとにかく攻めの気持ちでどんどん投げさせた」と満足そうに振り返る。昨秋の関東大会準々決勝で逆転負けした時、戸栗監督は「消極的なミスが続いた」と敗因を語っていた。埼玉栄の持ち味は、県大会でも発揮した接戦での勝負強さと失敗を恐れない強気の姿勢だ。昨年のチームを乗り越える鍵は、実はここにある。相手の決め球狙い2安打 4番・三戸 4番の三戸が2安打と気を吐いた。「相手の投手はテンポよく投げてくるタイプ。真っすぐで勝負にきていたので、その自信持っている球を狙おうと決めていた」と相手の決め球をうまく打った。三回無死一塁の場面では、外のストレートを三遊間に流し打ちして決勝点のおぜん立て。九回にも無死一塁から、三塁線への絶妙な送りバントがヒットになるなど再三、好機を広げた。県大会はけがの影響で、2回戦からの登場。準々決勝からようやく当たりが戻り始め、この日も好調ぶりを見せつけた。波に乗る打のキーマンは「去年と違うところを見せて、壁を全員でうち破りたい」と準々決勝に向けて気合を入れ直していた。




前橋商 (群馬1位)7−4 航空 (山梨2位)



航空 (山梨2位) 1 1 1 0 0 1 0 0 0 4
前橋商 (群馬1位) 1 0 2 0 0 0 4 0 X 7

▽本塁打 森田
▽三塁打 丸山、松島▽二塁打 野口、庄司、前島▽暴投 冨田▽打撃妨害 庄司2▽併殺 航1、前0


秋季関東地区高校野球 小山西が埼玉栄に惜敗 宇都宮工、きょう慶応と対戦 /栃木
第57回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は31日、山梨県の県営小瀬球場と甲府市営緑が丘球場で、雨で順延になった1回戦2試合が行われた。県大会準優勝の小山西は埼玉栄(埼玉2位)と対戦し、接戦の末2―3で競り負けた。1日は宇都宮工が慶応(神奈川2位)と午前10時から小瀬球場で対戦する。【田後真里】【甲府市営緑が丘球場】▽1回戦埼玉栄021000000=3 000000200=2小山西 小山西は立ち上がりで埼玉栄打線につかまり、守備の乱れなどから三回までに3点を先取された。5番岩瀬の安打などでつくる好機を生かせずに苦しんだが、七回一死で二塁に松本を置いて、山野井が左翼に本塁打を放ち、1点差に追い付いた。これで流れを引き寄せると思えたが、埼玉栄の堅い守りの前に八、九回は好機を作れなかった。◇本塁打にも喜べず○…七回裏1死二塁。一塁側スタンドの小山西応援団は、左翼に飛ぶ打球を食い入るように見つめた。ボールが外野席に吸い込まれた瞬間、ダイヤモンドを駆ける8番打者・山野井忠義選手を大歓声が包んだ。公式戦初の本塁打。3点をリードされ、二塁走者を何としてでも返したかった。インコースのストレートを思い切り振ると、「自分でもあそこまで飛ぶとは思わなかった」ほど打球が伸びた。打撃が振るわなかった県大会前半から、インコースを中心に徹底的に練習を重ねてきた苦労が実を結んだが、チームはあと一歩及ばなかった。「体を大きくして、技術を磨き、チームのために活躍したい」と語る目は、公式戦初本塁打の喜びよりも悔しさで赤かった。◇来夏へ基本から−−石川修平・小山西主将 今は何も考えられない。試合中は「絶対に追い付くんだ」という思いでいた。来年の夏に向けて、基本の走り込みからやっていきたい。◇力が足りなかった−−清永健二・小山西監督 前半はうちの悪いパターンだ。3回までテンポが悪く、ミスもあって流れを呼び込めなかった。試合中には、たまたま拾ったどんぐりを見せて「実力はちょっとした差なんだよ」と言い聞かせたが、力不足だった。11月1日朝刊 (毎日新聞) - 11月1日16時20分更新 秋季関東高校野球 埼玉栄、初戦突破 小山西と接戦、2回戦へ /埼玉第57回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は31日、甲府市の市営緑が丘球場など2球場で1回戦2試合があった。県勢の埼玉栄は小山西(栃木2位)との息詰まる接戦を3―2で制し、2回戦に進出した。このほか、前橋商(群馬1位)が日本航空(山梨2位)を逆転で降し、2回戦に進んだ。1日は同球場など2球場で1回戦4試合を予定している。【弘田恭子】◇先発・木村、10奪三振 埼玉栄 021000000=3 000000200=2 小山西 埼玉栄は二回、中前安打で出塁した木村が、待井の二ゴロの間に生還し先制。さらに2死一、三塁で高橋が右前適時打を放った。三回には四球で出塁した神野も谷口の一ゴロの間に生還した。投げては先発・木村が10奪三振で完投し、粘る小山西を突き放した。小山西は3点を追う七回、山野井の2点本塁打で1点差に詰め寄ったが及ばなかった。………………………………………………………………………………………………………■青春譜◇先輩と歩む7番エース−−埼玉栄・木村文和投手(1年)七回裏、四球で出した走者を二塁に置いて2点本塁打を浴びた。「先輩を信じて抑えることだけに専念した」という八、九回は打者3人ずつで抑えきった。180センチ、74キロ。1年生ながら5番で投手とチームの中心だ。中学時代はリトルリーグで全国大会に出場したが、高校に入り初の夏の県大会は投手としての出番はなかった。新チームで念願の投手を任され、県大会準決勝で強豪の春日部共栄を相手に公式戦初完封勝利を飾った。「関東(大会)は全部お前で行くから」。大会前に戸栗和秀監督からそう告げられた。背番号7番。1番は「野球に対して真剣。尊敬している」という三戸貴正投手(2年)だ。試合でも三戸投手に「落ち着いていけ」と声をかけられ、顔をほころばせた。「自分は1番じゃなくていい。先輩と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していこう」。7番のエースは「(失点を)最少点に抑え勝っていきたい」と語った。【弘田恭子】11月1日朝刊 (毎日新聞) - 11月1日16時26分更新 秋季関東地区高校野球 日本航空、リード守れず−−埼玉栄はベスト8進出 /山梨◇日大明誠、きょう1回戦 第57回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は31日、県営小瀬、甲府市営緑が丘の両球場で1回戦2試合が行われた。県勢は、2位代表の日本航空が前橋商(群馬)と対戦。中盤までは接戦を展開したが、終盤に投手陣が崩れ、初戦で敗退した。埼玉栄(埼玉)―小山西(栃木)の対戦は埼玉栄が小山西の終盤の追い上げをかわし、ベスト8に進出した。この結果、甲府工は2日に埼玉栄と対戦することが決まった。1日は両球場で1回戦4試合が行われ、県勢では日大明誠が登場する。【中村有花】………………………………………………………………………………………………………【県営小瀬球場】◇前橋、七回一挙逆転 ▽1回戦 日本航空111001000=4 10200040×=7 前橋商(群馬)日本航空は一回、1死一、三塁から板花の二ゴロで先制。同点の六回には2死満塁から内野安打で1点をリードしたが、好機に大量点が奪えず逃げ切れなかった。前橋商は七回、森田の適時打で同点とし、さらに松島の三塁打などで3点を加え、逆転に成功した。◇伊藤雄波・日本航空監督 やることはしっかりできたと思う。投手陣は走者が出てから甘い球が多くなってしまった。◇庄司亮平・日本航空主将 悔しいが、この結果が今の自分たちの実力だと思う。ピンチでの落ち着きが足りなかった。【甲府市営緑が丘球場】◇埼玉栄が接戦制す ▽1回戦 埼玉栄(埼玉)021000000=3 000000200=2 小山西(栃木)(埼)木村―山本(小)田村―石川▽本塁打 山野井(小)小山西は立ち上がりで埼玉栄打線につかまり、守備の乱れなどから三回までに3点を先取された。七回1死二塁から山野井の2点本塁打で1点差に迫ったが、後続を断たれた。埼玉栄は木村が10奪三振の完投、守りも堅く逃げ切った。◇懸命の整備実る○…30日から続いた雨で県営小瀬、甲府市営緑が丘の両球場グラウンドは水がたまった。小瀬球場では31日午前8時から大会役員や、甲府商、吉田の両校野球部員など約40人の手でたまった泥を取り除いたり、乾いた土を入れトンボでならしたりと、試合決行のための懸命な作業が続けられた。日本航空ナインは球場入りすると、真っ先にベンチから不安そうな様子でグラウンドの状態を確認。まだ完全な状態ではなかったものの、整備が進められているのを見て「試合ができそうだ」と気合の入った表情になり、試合前の準備運動に向かった。……………………………………………………………………………………………………■球音◇悔しさ、夏への力に−−日本航空・前島郁也内野手(2年)「悔しい……」。試合後、今にも涙がこぼれそうな表情でつぶやいた。新チームを結成した7月、1番三塁手の定位置をつかんだ。トレーニングや自主練習を一番最後まで続ける努力家。県大会は無失策で打率はチーム1の5割5分、出塁率は7割近くを記録しチームに欠かせない存在になった。この日の前橋商戦は、好投手・冨田の攻略が課題とされたが、一回は先頭打者で出塁し、同点の二回には2死二塁から勝ち越しの左前適時打、さらに四回、二塁打を放つ活躍ぶりを見せ、守備でも、何度も投手を救った。七回のピンチの場面。三塁の守備位置から、主将の庄司亮平捕手に何度も声を掛け、身ぶりで「落ち着け」と繰り返した。「庄司は必死になりすぎて空回りしているのが分かった。庄司に頼りすぎ、プレッシャーをかけてしまった」と主将の力になれなかったことを悔やんだ。「話さなくても心が通じ合えるようなチームワーク作りをして、夏は絶対甲子園出場を成し遂げたい」。顔を上げ、語尾を強めて言い切った。【中村有花】11月1日朝刊 (毎日新聞) - 11月1日16時36分更新秋季関東高校野球 前橋商が七回逆転 粘り発揮し初戦突破 /群馬来春のセンバツ大会代表校選考の重要な基礎資料となる第57回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、毎日新聞社など後援)は31日、甲府市の小瀬球場など2球場で1回戦2試合が行われ、県1位の前橋商が7―4の逆転で日本航空(山梨2位)を降し、初戦を突破した。前商4番の森田裕貴選手(2年)は、大会第1号本塁打を放った。前橋商は2日、ベスト4入りをかけて緑が丘球場(甲府市)で常総学院(茨城2位)と戦う。また、県2位の桐生第一は1日、同球場で波崎柳川(同1位)と対戦する。【木下訓明】◇冨田、終盤抑える【小瀬球場】▽第1試合(1回戦)日本航空111001000=4 102000400=7 前橋商 前橋商が持ち前の粘りを発揮して逆転勝ち。前橋商は序盤先行を許したが、三回、森田の2点本塁打で同点とし、勢いづいた。六回に勝ち越されたが勢いは衰えず、七回無死一、三塁から森田の適時打で同点とすると、松島の中越え三塁打で勝ち越し。打った松島も敵失でそのまま生還するなど、この回一気に4得点し試合を決めた。日本航空は前橋商の逆転攻勢に勢いを失い、終盤は前橋商・冨田投手に抑え込まれた。◇よく踏ん張った−−富岡潤一・前橋商監督 苦しい試合だった。立ち上がりが悪く不安だったがよく踏ん張ってくれた。森田の本塁打でチームが息を吹き返した。次の常総学院戦は胸を借りるつもりで臨む。◇応援のお陰で−−野口祐輔・同主将 自分たちの調子を作るのが難しい試合だったが、スタンドの応援のお陰で気持ちが切れなかった。次も相手の名前を意識することなく、気持ちで負けない試合をしたい。………………………………………………………………………………………………………■青春譜◇仲間が作ったチャンスで−−松島亮左翼手・前橋商2年 日本航空1点リードで迎えた七回、2死二、三塁の好機で打席に立った。「みんなと一緒にセンバツに行きたい」。相手投手をにらみつけた。2球目。思い切りバットを振った。県予選初戦直後の打撃練習で腰に痛みが走った。バットを振る筋肉を痛め、ベンチにも入れなくなった。大事な時に野球ができずつらかった。回復して初めての公式戦。「今まで迷惑かけた分を返したい」。七回の好機でバットは真ん中カーブを見事に捕らえ、勝ち越し決勝三塁打に。「手が勝手にバットを振った」。敵守備の送球ミスもあり、そのままホームイン。ベンチから出てきた仲間に駆け寄って、強く抱きついた。試合後、“大逆転の立役者”は「仲間の作ったチャンスのお陰」とはにかむ笑顔で答えた。【木下訓明】11月1日朝刊 (毎日新聞) - 11月1日16時20分更新







常総学院(茨城2位)4−3 二松学舎沼南(千葉1位)

10月30日(大会1日目) 常総学院−二松学舎沼南
■小瀬球場 (1回戦)
常総学院 (茨城2位) 0 1 1 1 0 0 0 1 0 4
二松学舎沼南 (千葉1位) 0 1 0 1 0 1 0 0 0 3


(山梨日日新聞WEBより)










(山梨日日新聞WEBより)





秋季関東高校野球 きょう開幕(山梨日日新聞WEBより)
県勢3校 4強へ照準 第57回秋季関東高校野球大会は30日、小瀬、緑が丘両球場で開幕。7県の代表15チーム(山梨は3)が5日間にわたって熱戦を繰り広げる。山梨からは甲府工(1位代表、2年連続21度目)航空(2位代表、4年ぶり3度目)日大明誠(3位代表、8年ぶり3度目)が出場。センバツ甲子園出場選考の目安となるベスト4以上の進出を目指す。開会式は午前9時から小瀬球場で行う。県勢は第1日の30日に航空が登場。小瀬球場の第2試合で前橋商(群馬1位)と1回戦を戦う。航空は投攻守にまとまっている。関東屈指の好投手と評判の高い前橋商のエース冨田光紀を攻略できるかが焦点。前橋商は8年ぶり5度目の出場。冨田は130キロ後半の速球と緩いカーブを武器とする右上手の本格派。県予選では46回1/3を投げて、奪三振38、防御率0・97と安定している。攻撃では打率3割6分4厘、2本塁打と当たっている4番森田裕貴が軸。1、2番の野口祐輔、丸山琢也は俊足で塁に出すとうるさい。日大明誠は大会第2日の31日、1回戦で浦和学院(埼玉1位)と対戦する。日大明誠の主戦本間聖也が強力打線をどこまで抑えられるか。粘り強く戦い、好機をものにしたい。浦和学院は今夏の甲子園に出場した主力4人を残している。県予選7試合でチーム打率3割5分4厘と強力打線が売り物。1番渡部光昭は4割6分2厘をマーク、チーム一の7打点をたたき出した好打者だ。3番今成亮太、5番川村拓真、6番都築司も勝負強く警戒が必要。投手は右上手の井上弘がエース。球威はないが、スライダーを武器に外角を丁寧に突く投球を身上としている。2年連続のセンバツ甲子園を目指す甲府工は、大会第3日の11月1日、準々決勝から登場し、小山西(栃木2位)−埼玉栄(埼玉2位)の勝者と対戦する。小山西は先発6人が1年生の若いチーム。チーム打率3割4分5厘で、打線は切れ目がない。エースの左腕田村雅尚は直球と変化球を武器に、打たせて取るタイプだ。埼玉栄は夏の主力6人がチームに残った。投打にバランスが取れ、打線は左打者を5人並べる。1番高橋平、3番神野達哉、5番木村文和は打率4割を超える。投手陣は右上手の木村が主戦で、左腕三戸貴正との継投がパターン。木村は130キロ台の直球、スライダー、フォークボールが持ち球だ。


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2004年10月30日(土)秋季関東高校野球きょう開幕(山梨日日新聞より)

甲府工、航空、日大明誠 4強へ照準第57回秋季関東高校野球大会は30日、小瀬、緑が丘両球場で開幕。7県の代表15チーム(山梨は3)が5日間にわたって熱戦を繰り広げる。山梨からは甲府工(1位代表、2年連続21度目)航空(2位代表、4年ぶり3度目)日大明誠(3位代表、8年ぶり3度目)が出場。センバツ甲子園出場選考の目安となるベスト4以上の進出を目指す。開会式は午前9時から小瀬球場で行う。 県勢は第1日の30日に航空が登場。小瀬球場の第2試合で前橋商(群馬1位)と1回戦を戦う。航空は投攻守にまとまっている。関東屈指の好投手と評判の高い前橋商のエース冨田光紀を攻略できるかが焦点。 前橋商は8年ぶり5度目の出場。冨田は130キロ後半の速球と緩いカーブを武器とする右上手の本格派。県予選では46回1/3を投げて、奪三振38、防御率0・97と安定している。攻撃では打率3割6分4厘、2本塁打と当たっている4番森田裕貴が軸。1、2番の野口祐輔、丸山琢也は俊足で塁に出すとうるさい。 日大明誠は大会第2日の31日、1回戦で浦和学院(埼玉1位)と対戦する。日大明誠の主戦本間聖也が強力打線をどこまで抑えられるか。粘り強く戦い、好機をものにしたい。 浦和学院は今夏の甲子園に出場した主力4人を残している。県予選7試合でチーム打率3割5分4厘と強力打線が売り物。1番渡部光昭は4割6分2厘をマーク、チーム一の7打点をたたき出した好打者だ。3番今成亮太、5番川村拓真、6番都築司も勝負強く警戒が必要。投手は右上手の井上弘がエース。球威はないが、スライダーを武器に外角を丁寧に突く投球を身上としている。 2年連続のセンバツ甲子園を目指す甲府工は、大会第3日の11月1日、準々決勝から登場し、小山西(栃木2位)−埼玉栄(埼玉2位)の勝者と対戦する。小山西は先発6人が1年生の若いチーム。チーム打率3割4分5厘で、打線は切れ目がない。エースの左腕田村雅尚は直球と変化球を武器に、打たせて取るタイプだ。 埼玉栄は夏の主力6人がチームに残った。投打にバランスが取れ、打線は左打者を5人並べる。1番高橋平、3番神野達哉、5番木村文和は打率4割を超える。投手陣は右上手の木村が主戦で、左腕三戸貴正との継投がパターン。木村は130キロ台の直球、スライダー、フォークボールが持ち球だ。


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秋季関東高校野球、30日山梨で開幕(埼玉新聞より)
選抜目指し2校が挑戦 来春の選抜大会への最終関門となる第57回秋季関東高校野球大会は30日から5日間、山梨の小瀬スポーツ公園野球場、緑が丘スポーツ公園野球場の2球場で行われる。関東6県の上位2校と開催県山梨3校の計15校が参加。選抜大会出場が濃厚となる4強以上を目指して熱戦を繰り広げる。埼玉からは浦和学院と埼玉栄が出場。埼玉県大会で2年ぶり7度目の優勝を飾った浦和学院は、31日に日大明誠(山梨3位)と対戦。同準優勝の埼玉栄は、30日に小山西(栃木2位)とそれぞれ1回戦を争う。強力打線が武器浦和学院今夏の全国高校選手権に出場した主力4人を軸に、2年ぶり7度目の王座に返り咲いた。優勝の原動力となった看板の強力打線を武器に、2年ぶりの選抜大会出場を目指す。チーム打率は3割5分4厘。67安打中22安打が長打とパワーもある。出塁率が高く、勝負強い1番渡部を3番今成ら強打の中軸で返すのが得点パターンだ。決勝の六回には、13点を奪って勝負を決めるなど本来の破壊力を発揮した。2番に定着しそうな古市は小技も利く。5番川村はチーム1の長打力があり、6番都築は選球眼が優れている。4番前野は練習試合のけがで出場が微妙。守備面での貢献も大きいだけに影響が心配。今春、野手から転向したエース右腕・井上は地区予選からの7試合に登板し、51イニングで防御率1・23。直球は130キロ前後とスピードこそないが、与四死球17と制球力がある。スライダーを織り交ぜ、外角を丁寧に突く投球で打たせて取るのが身上。井上に続く2番手の育成が課題だ。守備は7試合で2失策と非常に安定しており、内外野とも基本に忠実な動きで守備範囲も広い。連係プレーも確実性がある。夏の主力が健在埼玉栄今夏の全国高校選手権埼玉大会で4強入りした主力6人がチームをけん引。投打がうまくかみ合い、2年連続の関東出場を決めた。左を5人並べた打線はつなぎの意識が高く、投手陣とのバランスが取れている。チーム打率は3割5分5厘。7試合で54得点を稼いだ。1番高橋、3番神野、5番木村は4割を超える。特に攻撃の要となる神野は、県大会準々決勝で5打点を挙げるなど、ここ一番で勝負強い。木村と高橋はパンチ力も備えている。4番三戸は準決勝までわずか3安打だったが、決勝で3安打し復調のきっかけをつかんだ。上位から下位まで切れ目がなく、ビッグイニングをつくれる活発な打線だ。投手陣の柱は、背番号7の右腕木村。左の三戸との継投が基本となる。木村は県大会3試合で先発するなど計6試合に登板。最速135キロの直球を主体に、スライダーと時折投げるフォークで三振が奪える。左上の三戸はピンチに動じないマウンド度胸が武器だ。守備は7試合で10失策とやや安定感を欠いた。特に3回戦の市川口戦では、4失策と守備の乱れから失点を重ね、苦戦の原因となった。機動力と二遊間の整備が急務となる。


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★2004年第59回国民体育大会(国体)★10/22〜






選手のみなさんお疲れ様でした!!横浜高校が優勝されました!!おめでとうございました!!


(埼玉高野連HPより)


彩の国まごころ国体競技速報HPより

第59回国民体育大会(秋季国体)【高等学校野球硬式】


第59回国民体育大会(秋季国体)

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競技結果一覧 【高等学校野球硬式】


決勝 10月27日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
東北 宮城 0 0 0 1 0 1 0 1 0 3
横浜 神奈川 1 0 2 0 0 5 1 1 X 10

(東) 采尾、真壁、ダルビッシュ−森
(横) 涌井−村田
◇本塁打 久保木(横)
◇二塁打 成田、大沼、横田(以上東)佐藤(横)
(横浜は3年ぶり5度目の優勝)


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◆ 硬式 【大宮公園野球場】
準決勝 10月26日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
東北 宮城 0 1 0 0 0 0 0 2 2 5
千葉経大付 千葉 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

(東) 真壁−森、松岡
(千) 松本、井原−加藤、川上、坪井
◇本塁打 真壁(東)
◇二塁打 横田(東)川上(千)




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◆ 硬式 【大宮公園野球場】
準決勝 10月27日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
横浜 神奈川 2 1 0 0 1 0 5 0 0 9
中京大中京 愛知 1 2 0 0 0 0 0 0 3 6

(横) 千葉、赤堀−村田
(中) 小椋、鈴木創、鈴木規−西平
◇三塁打 石川(横)
◇二塁打 久保木、石川2、村田(以上横)西平、小椋(以上中)


◆ 硬式 【大宮公園野球場】
2回戦 10月25日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
千葉経大付 千葉 0 0 0 0 1 2 0 0 3 6
岩国 山口 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1

(千) 松本−加藤、坪井
(岩) 梅本、山本倫−山本晋
◇二塁打 滝沢(千)




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◆ 硬式 【大宮公園野球場】
2回戦 10月25日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
熊本工 熊本 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
東北 宮城 2 0 0 0 0 0 0 0 X 2

(熊) 岩見−澤見
(東) 堀川、采尾、ダルビッシュ−森
◇二塁打 徳山(熊)横田、伊藤(以上東)




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◆ 硬式 【上尾市民球場】
2回戦 10月25日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
横浜 神奈川 3 2 1 0 0 1 0 2 0 9
天理 奈良 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

(横) 涌井、千葉、赤堀−村田
(天) 山下、柴田、小倉、槌谷−西田、橋間
◇三塁打 久保木(横)
◇二塁打 石川、涌井、久保木、黒葛原(以上横)岸田(天)




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◆ 硬式 【上尾市民球場】
2回戦 10月25日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
修徳 東京 2 0 4 5 0 1 0 1 3 16
中京大中京 愛知 3 6 0 1 2 2 11 0 X 25

(修) 小林聖、小林健、佐藤寛、磯部−長野
(中) 小椋、鈴木創、鈴木規−西平
◇本塁打 田母神(修)竹内(中)
◇三塁打 竹内、中西(以上中)
◇二塁打 麦倉、長野、長島、磯部(以上修)西平、磯村2、亀谷、伊藤、小川(以上中)


◆ 硬式 【大宮公園野球場】
1回戦 10月24日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
東海大甲府 山梨 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2
東北 宮城 2 0 0 0 0 0 3 0 X 5

(甲) 佐野、村中−加藤、佐野
(北) ダルビッシュ、真壁−森
◇三塁打 池田(甲)坂本(北)
◇二塁打 宮地(甲)加藤政、横田(以上北)




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◆ 硬式 【大宮公園野球場】
1回戦 10月24日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
熊本工 熊本 0 1 3 3 0 0 0 1 0 8
浦和学院 埼玉 1 0 0 0 0 0 2 0 0 3

(熊) 岩見、松田−澤見、河内
(浦) 今成純、豊田、柴崎、今成純−今成亮、渡辺
◇二塁打 徳山、岩見(以上熊)今成純(浦)




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◆ 硬式 【上尾市民球場】
1回戦 10月24日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
済美 愛媛 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
天理 奈良 0 0 0 3 0 0 1 1 X 5

(済) 福井、藤村、峰下−西田、藤田
(天) 柴田−西田
◇本塁打 鵜久森(済)
◇三塁打 野間(済)
◇二塁打 栗田2、田中2、眞井(以上天)




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◆ 硬式 【上尾市民球場】
1回戦 10月24日

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
横浜 神奈川 0 0 0 3 2 0 0 0 1 6
駒大苫小牧 北海道 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2

(横) 涌井−村田
(駒) 岩田、佐々木優、鈴木−糸屋
◇二塁打 佐藤、赤堀(以上横)













(サンスポより)










東京六大学野球秋季リーグ戦 <生中継>


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法政大学×明治大学 10/2(土) 10:45〜18:00 3(日) 10:45〜18:00
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2004年09月08日(Wed)▲ページの先頭へ
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2004年夏、甲子園球場で燃え尽きた高校球児たち…。その模様、2回戦以降を全試合再現していく。「夏のドラマが動き出す」をキャッチコピーに、今年も数々の感動ドラマ、そして名勝負が生まれた夏の高校野球全国大会をもう一度プレイバック!!



NO 対戦カード 放送日時
5 中部商(沖縄)−酒田南(山形) 10/6(水) 15:30〜18:00
6 秋田商(秋田)−済美(愛媛) 10/11(月) 13:30〜16:30
7 岩国(山口)−旭川北(北北海道) 10/14(木) 14:30〜17:15




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法政大学×明治大学 10/2(土) 10:45〜18:00 3(日) 10:45〜18:00
東京大学×早稲田大学
立教大学×早稲田大学 17(日) 10:45〜17:30 19(火) 19:00〜22:00
明治大学×慶応義塾大学 20(水) 19:00〜22:00
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埼玉高野連WEBのほうで県大会の情報が見れます。


平成16年度秋季埼玉県大会の組み合わせ(埼玉高野連より)




平成16年度 秋季埼玉県高等学校野球大会県大会結果




浦和学院が優勝しました!!おめでとうございます!!!






(埼玉高野連WEBより)


10月7日(木)

大宮公園球場
準決勝
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 計
埼玉栄 0 0 2 3 0 0 2 0 1             8
浦和学院 0 0 1 0 0 13 1 0 X             15







浦和学院2年ぶりV秋季県高校野球
(埼玉新聞より)2年ぶり7度目の秋季大会優勝を飾り、優勝旗を先頭にダイヤモンドを1周する浦和学院の選手たち=7日午後、県営大宮球場 秋季県高校野球大会最終日は七日、県営大宮球場で決勝が行われ、浦和学院が、15―8で埼玉栄との打撃戦を制し、二年ぶり七度目の優勝を飾った。両チームが同大会決勝で対戦したのは初めて。4点を追い掛ける浦和学院は六回、一死から4連打で2点を返すと、さらに2四球を挟んで満塁とし、古市の走者一掃の3点適時二塁打で7―5と逆転。なおも攻撃の手を緩めず、この回だけで打者18人を送り込んで13点を挙げ、試合を決めた。両校は来春の第七十七回選抜高校野球大会の出場校を決める参考となる関東高校大会に出場する。大会は東京都を除く関東七県から十五校が参加し、十月三十日から十一月三日まで山梨で開催。四強入りすれば、選抜大会出場が濃厚となる。2年ぶり7度目の秋季大会優勝を飾り、優勝旗を先頭にダイヤモンドを1周する浦和学院の選手たち=7日午後、県営大宮球場



浦和学院、猛攻で夏秋制覇
秋季高校野球県大会
(7日・県営大宮)今夏に続き、秋も浦和学院が7度目の頂点に立ち、夏春連続甲子園出場へ前進した。最終日は決勝が行われ、浦和学院が15―8で、5年ぶり3度目の栄冠を目指した埼玉栄を退けた。浦和学院は1―5の六回、埼玉栄の先発三戸を攻略。一死から2四球を挟み6連打を放って逆転に成功すると、なおも攻撃の手を緩めず、打者18人を送り大量13点を奪って試合を決めた。関東大会は10月30日に山梨県で開幕。浦和学院は2年ぶり、埼玉栄は5年ぶりの選抜大会出場を目指す。戦評…浦和学院が16安打で15得点を挙げ、埼玉栄との打撃戦を制した。ビッグイニングをつくり出す強力打線の破壊力が、埼玉栄を一枚も二枚も上回った。浦和学院は六回、ストレートが真ん中に集まり始めた三戸を完全に攻略。一死から4本の長短打などで1点差に詰め寄ると、なおも一死満塁から古市が左越えに走者一掃の適時二塁打を放って逆転に成功した。投手が代わっても流れを離さず、この回だけで打者18人を送り込む猛攻で13点を挙げ試合を決めた。埼玉栄は三回に2点を先制。五回まで4点をリードして試合を優位に進めた。打線も9安打を放ち、最後まで浦和学院に食らいつく意地を見せたが、投手の交代時期で明暗が分かれた。◇先制許し、強打目を覚ます浦和学院浦和学院−埼玉栄 6回裏浦和学院1死満塁、古市が逆転の走者一掃の左越え二塁打を放つ。捕手山本 強力打線が長い眠りから目を覚まし、ようやく本来の爆発力を発揮した。南部地区予選から準決勝までの6試合で積み上げた得点は37。コールド試合は2試合あったものの、1イニングで4得点以上奪った試合は一度もなかった。浦和学院は、森監督が攻撃の指示を出すとはいえ、各自が狙い球を自由に絞って打っている。五回まで2安打と打線のつながりに苦しみ、今成主将は「今までは一人ひとりの意識が甘くて、(監督の)指示の徹底ができてなかった」と説明した。だが、今大会初のリードを許す展開が強力打線に火を付けた。4点を追う六回、森監督は「真っすぐが多いので、狙ってしっかり振り抜け」と指示。内角高めや、内寄りの球に手を出していた打線にようやく火が付いたのは、この瞬間だった。川村が左中間を破る二塁打で出塁すると、瞬く間に4連打。川村は「狙い球の直球がちょうど来た。まずは自分で出塁して勢いをつけようと思った」と胸を張る。今成主将も、「各自が狙い球を絞って、うまくはまった」と猛打を評価した。一人ひとりの観察力も際立った。六回に逆転の3点適時打を放った古市は続く5打席目でも、左前にタイムリー。「投手が変わって前の打者を見ていたら、スライダーが多かったので狙った」と狙いを定めた。この日は、犠打や犠飛が一つもなかった。森監督は「点差が開いていたから」とかぶりを振る。だが、それぞれ良質の戦術眼を持った打線は、打たせれば大量得点が望める。そんな気持ちにさせる六回の猛攻だった。好球必打が奏功、逆転劇呼び込む2番の古市が六回の逆転打を含む3安打4打点の大活躍。「チャンスを生かそうと思って、初球から積極的に打った」と照れ笑いを浮かべた。一回のバント安打、六回の2本の安打はいずれも初球。好球必打の積極打法が逆転劇を呼び込んだ。「ここで打ったらラッキーボーイだ」と監督に言われて送り出された六回の第4打席。真ん中に甘く入った初球を思い切りたたき、レフトの頭上を鋭い打球が一直線に飛び越した。公式戦2試合目の先発起用だが、「練習をいままでしっかりやってきたので、プレッシャーはなかった。みんなに打たせてもらったヒットです」と謙虚に話す。ラッキーボーイが、激しいレギュラー争いから一歩抜け出した。◇中盤に訪れた悪夢 投手層の薄さ響く埼玉栄浦和学院−埼玉栄 6回裏のピンチで2番手本村(11)を励ます埼玉栄ナイン 五回を終わり5―1でリード。そのまま押し切れるかと思った矢先の、悪夢だった。埼玉栄は六回に11安打を浴び一挙13失点し、2年連続準優勝に終わった。「投手層の薄さが出た」と戸栗監督。準決勝で3安打完封した木村に次ぐ投手陣の育成が、関東大会に向けた課題となった。決勝の先発は背番号1の三戸。昨秋も活躍した左腕だ。指揮官は「木村は右肩に張りがあり、ほかの投手で頑張るつもりだった」と説明する。三戸は立ち上がりこそ良かったが、徐々に変化球の制球に苦しんだ。「だんだん直球しか投げられなくなった」と三戸。六回の大量失点は、苦し紛れに投げた直球を、続けて痛打されたものだ。三戸は「落ち着いて何とか止めようと思ったが…。ズルズル行った」と唇をかんだ。三戸の後を受けた2番手本村は、今大会初登板。勢いに乗る浦和学院打線を止め切れなくても仕方ない。捕手の山本は、「経験のある僕らが浮足立ったのも影響した」とかばった。それでも七、九回に3点を返し、最後まで点を奪う姿勢は見せた。同監督は「粘り強くなった」と成長を実感。選手たちにも「関東大会につながる戦いはできた」と暗さはない。今春、あと一歩で選抜大会出場を逃した悔しさを知る佐藤主将は、「今度こそ甲子園に行く」と決意を新たにした。浦和学院−埼玉栄 6回裏浦和学院1死満塁、古市が逆転の走者一掃の左越え二塁打を放つ。捕手山本浦和学院−埼玉栄 6回裏のピンチで2番手本村(11)を励ます埼玉栄ナイン











10月6日(水)


大宮公園球場
準決勝

浦和学院 0 3 1 1 0 0 1 0 1             7
所沢商 0 0 0 0 0 0 0 0 0             0

春日部共栄 0 0 0 0 0 0 0 0 0             0
埼玉栄 0 0 3 1 0 0 0 0 X             4

浦和学院と埼玉栄は、関東大会(10/30〜山梨県)に出場







決勝は浦和学院−埼玉栄ともに関東切符 秋季高校野球県大会
(6日・県営大宮)第7日は準決勝2試合が行われ、第1シード浦和学院と第2シード埼玉栄が決勝に進み、関東高校大会(10月30―11月3日・山梨)の出場権を獲得した。決勝進出と関東大会出場は、浦和学院が2年ぶり8度目で、埼玉栄が2年連続4度目。両校が決勝で顔を合わせるのは初めて。浦和学院はエース井上が8安打されながらも9奪三振で完封。初の決勝進出を目指した所沢商を7―0で退けた。埼玉栄は昨秋の決勝で敗れた春日部共栄に4―0で雪辱。1年生の右腕木村が3安打完封と好投した。最終日は7日、県営大宮球場で正午から決勝が行われる。--------------------------------------------------------------------------------投打かみ合い埼玉栄快勝投打がかみ合った埼玉栄が、春日部共栄に快勝した。埼玉栄は三回、一死満塁で谷口が押し出しを選ぶと、続く吉川が左前に2点タイムリーを放ち、一挙3点を先制。四回には一死二、三塁から神野の遊ゴロの間に貴重な4点目を挙げた。先発の右腕木村は6四死球を出しながらも、外角の直球や変化球で要所を締め、3安打に封じた。春日部共栄は相手のミスに乗じて再三、得点圏に走者を進めた。だが四回の満塁機をつぶすなど、最後まで木村をとらえ切れなかった。積極野球で連続進出最後の打者を投ゴロ併殺に打ち取り、マウンド上で木村が両手を大きく広げてガッツポーズ。積極野球が結実し、埼玉栄が2年連続の関東キップを手にした。勝利の原動力となったのは、今大会6度目の登板で、エース級の働きをしている背番号9の木村。「絶対打たせないという気持ちで投げた」。春日部共栄打線を散発3安打に抑え、公式戦初完封をやってのけた。試合前、戸栗監督は「打たれてもいいから思い切っていけ。積極的にいけ」とバッテリーに指示。どんな場面でも決して逃げない姿勢を求めた。そんな指示が生きたのは四回一死満塁の場面。木村は「低い球でゴロを打たせて、長打を浴びないように投げた」と静かに振り返る。強気の直球で三振に打ち取り、続く打者も二ゴロでピンチを切り抜けた。1年生をリードした捕手の山本は「ストレートとスライダーだけでは打ち取るのは厳しいと思っていたので投げさせた」とフォークを要求。ブルペンでもあまり決まっていなかったボールすら大胆に配球し、春日部共栄打線をかく乱した。三回の3点も打者がきっちりファーストストライクを狙い打ちし、もぎ取ったものだ。戸栗監督は「攻めも守りも気持ちが引くことはなかった」と満足げ。5年ぶりの覇権奪還に向け、歯車がかみ合ってきた。狙い絞り切れず ため息の3安打春日部共栄の関東大会連続出場は、昨年の決勝で顔を合わせた埼玉栄に阻まれた。「これだけ打てないとは…。完敗です」と本多監督はため息をつくばかりだった。最後まで埼玉栄の右腕木村を攻略できなかった。相手のミスから好機を得ても、木村の適度な荒れ球に狙いを絞り切れず、わずか3安打。これでは春日部共栄が得意とする畳み掛ける攻撃もできない。5004岡主将は「相手のミスに付け込めないのは、力不足の証拠。チャンスに重圧を感じてしまった」と悔しがった。それでも今季は伝統の守りを旗印にしたチームに立ち戻り、猛練習で実力を培った。本多監督は「よく戦ったと思う」と今大会を総括していた。--------------------------------------------------------------------------------浦学、そつなく加点好機にそつなく加点した浦和学院が、右腕エース井上の好投もあり、所沢商に快勝した。浦和学院は二回一死二、三塁から溝田がスクイズを決めると、渡部、古市が連打で続き、計3点を先制。三回は敵失に乗じ無安打で加点、四回にも古市の左越え二塁打で1点を加えた。七回には都築の左越えソロが飛び出し、九回の川村のタイムリーでダメを押した。所沢商打線は井上から8安打しながら、無得点に終わった。一回二死二塁の先制機を逸すなど、変化球を巧みに配した井上の投球にかわされた。強気貫きエースの存在感投手陣の整備が遅れていた浦和学院にようやく関東大会を戦えるめどが立った。エース井上が、所沢商打線に8安打されながらも無失点に抑える好投。県大会4試合で32得点を挙げた所沢商打線を完全に沈黙させ、強烈な存在感を示した。気迫が伝わってくるような投球だった。井上は「夏の決勝戦の悔しさをぶつけてくると思ったので、それに負けないように投げた」と強気を貫いた。三塁まで走者を許したのは三回の一度だけ。1四球、9奪三振と抜群の安定感を見せ、公式戦初完封に思わず笑みがこぼれた。投球術もさえた。4番仲対策をきっちりこなし、打線を分断した。「ビデオで見た時に体が開いていたので、外のストライクとストライクからボールになる出し入れで打ち取った」。一回二死二塁、三回二死一、三塁、八回無死一塁と三度の好機で回ってきた主軸を手玉に取った。腕の振りのよさを買われて春先にショートから投手に抜てきされた。森監督は「井上は気持ちが強くてへこたれない。たくましさがあるから怒りがいがある」と気持ちの強さを認めている。171センチの大投手は「オーラはないし、投手には向いてないですよ」とはにかみながらも、一戦一戦自信を深めているのは確かだ。「周りを信じて打たせて取りたい」と決勝のマウンドに目を輝かせた。強い雪辱の思い 攻守に硬さ生む初の関東大会出場を目指した所沢商だが、浦和学院に完封負け。福地監督は「何もできないうちに(試合が)終わってしまった」と肩を落とした。浦和学院は今夏の決勝で敗れた相手。雪辱したい強い思いが、攻守に硬さを生んだかもしれない。自慢の打線は8安打を放ったが、大振りが目立ち、準々決勝のように一気の攻めができなかった。準々決勝でサイクル安打を達成した主砲仲は、この日無安打。「力んでしまい、自分の仕事ができなかった」とうなだれた。守っても左腕エース古戎が8四死球と不安定で、バックも3失策犯した。福地監督は「現時点での力の差が分かった。冬場は一生懸命練習してくれるはず」と選手の奮起を期待した。














10月2日(土)
大宮公園球場
準々決勝

朝霞 2 0 0 0 0 0 0 0 0             2
浦和学院 2 1 0 1 0 0 1 1 X          6

埼玉栄 0 0 0 9 2 0 1 (7C) 12
正智深谷 0 0 0 0 4 0 0 4

上尾市民球場
準々決勝

聖望学園 0 0 1 0 0 3 3 0 1             8
所沢商 1 0 0 0 5 2 0 1 X             9
※所沢商仲選手サイクルヒット達成


春日部共栄 1 1 0 0 0 2 3 (7C) 7
春日部東 0 0 0 0 0 0 0 0




ベスト4決まる秋季高校野球県大会 (埼玉新聞より)(2日・県営大宮ほか)第6日は準々決勝4試合が行われ、ベスト4が決定。浦和学院、所沢商、春日部共栄、埼玉栄が準決勝に進出した。今夏の埼玉大会優勝で第1シードの浦和学院は朝霞に6―2の逆転勝ち。第2シード埼玉栄は正智深谷に12―4、連覇を狙う第3シード春日部共栄は春日部東に7―0とそれぞれコールド勝ちした。第4シードの聖望学園は今夏の準優勝、所沢商に8―9で敗れた。所沢商の仲はサイクル安打を記録した。準決勝進出は、浦和学院が2年ぶり11度目、埼玉栄が2年連続6度目、春日部共栄が2年連続13度目、所沢商が12年ぶり2度目。準決勝は4日、県営大宮球場で浦和学院―所沢商、春日部共栄―埼玉栄の顔合わせで行われ、関東大会(10月30日―11月3日・山梨)の出場校2校が決まる。◇所沢商が打撃戦制す聖望学園―所沢商仲がサイクル安打を達成、計15安打放った所沢商が打撃戦を制した。所沢商は五回無死一、三塁から小峰、仲、古戎の3連続長打などで一挙5得点。その後も攻撃の手を緩めず、六回は仲の二塁打などで2点を加え、八回には仲が決勝点となる左越えソロをたたき込んだ。聖望学園は2番手中野が打ち込まれたのが誤算。打線は七、九回に1点差に迫り粘ったが及ばなかった。気合で4番の仕事 サイクル安打の仲8―7の八回一死走者なし。フルスイングするやいなや、ガッツポーズが飛び出した。主砲仲が決勝点となる左越えソロを放ち、県内公式戦では通算13度目となるサイクル安打を達成。同時に所沢商が12年ぶりに4強入りを果たした。3回戦で無安打に終わった仲。だが3試合連続登板の左腕古戎の奮闘に気合が入ったそうだ。「走者が出たら絶対に返す」と直球狙いに徹した。一回の中前打を皮切りに、五回には2点三塁打、六回はタイムリー二塁打。最後は狙い通り本塁打で締めくくった。仲は「4番として、いい仕事ができた」と満面の笑みで大記録を喜んだ。仲以外の選手も負けていない。聖望学園の3投手から計15安打を放ち、打線の破壊力を見せ付けた。特に今夏準優勝したメンバーで固めた主軸で8打点。5打数5安打の1番武野谷ら、今秋台頭してきた新戦力も経験者とかみ合ってきている。福地監督は「前チームの積極さを引き継いでくれている」と目を細める。ナインは今大会、モデルこそ違うが、スカイブルーのユニホームに身を包んで戦っている。準決勝は夏の決勝で敗れた浦和学院が相手。仲は「絶対にリベンジする。伝統という見えない力が後押ししてくれるはず」と気合を入れる。雪辱して秋も存在感を示すつもりだ。▼継投は難しい 七、九回に1点差に迫るなど、打線が粘りを見せた第4シード聖望学園だったが、五回に投入した2番手左腕中野が打ち込まれたのが痛かった。岡本監督は「頑張ってほしかったが…。継投は難しい」と肩を落とした。中野は犠打の処理を失敗してピンチを広げた焦りから、自分を見失って続けざまに長打を食らった。中野は「気持ちで相手に負けていた。もっと精神的に強くなりたい」と課題克服を誓った。◇共栄、好機生かす春日部共栄―春日部東8安打で7得点と、好機を確実に生かした春日部共栄が快勝した。春日部共栄は一回無死二塁で前田の犠打が敵失を誘い先制。2―0の六回は一死満塁から射手矢の2点タイムリー、七回にも一死満塁から渡辺、5004岡の連続二塁打で計3点を挙げ、試合を決めた。服部―岡田の継投も盤石だった。春日部東は3失策のうち2つが失点につながったのが痛かった。攻守にスキなし 「ここから本番」春日部共栄が快勝で4強入りした。苦しみ抜いた3回戦から一転、この日は攻守にスキがなかった。本多監督が「だいぶ締まってきた」とうなずいた。今大会初めて先発に起用された背番号10の右腕服部が好投した。リリーフで登板した3回戦より直球、変化球とも良くなかったそうだが、丁寧にコースを突き、七回途中までを4安打に封じた。「余計な四球もあったが、85点の出来」と本多監督も高評価。服部は「いい緊張感でマウンドに立てた。次も全力で投げるだけ」と気合を入れ直した。打線も六、七回の満塁機に安打が出るなど上向いてきた。同監督は「ここからが本番です」と、2年連続の秋季関東大会出場に意欲を示した。◇埼玉栄、4回決める埼玉栄―正智深谷四回に効率よく9得点した埼玉栄がコールド勝ちした。埼玉栄は四回、一死一、三塁から吉川の左前打で先制。この回だけで4四死球に長短6安打を放ち、打者13人を送り込んで勝負を決めた。先発木村は4点を失ったものの、直球とカーブで10奪三振。要所で粘り強く投げた。正智深谷は五回に桐谷の3点三塁打などで4点を返して意地を見せた。つなぐ意識で打線に勢いテーマに掲げる「つなげる野球」を見事に実践。埼玉栄が昨年に続いて準決勝に進出した。戸栗監督は「打撃に思い切りが出てきているし、徐々によくなってきている」と好調打線を機嫌良さそうに振り返った。3回戦で逆転勝ちした勢いをそのまま持ち込んだような勝利だった。原動力となったのは、3番神野。四回二死満塁の場面から走者一掃の右越え三塁打を放つなど、2安打5打点の勝負強さでコールド勝ちに大きく貢献。「後ろにつなぐ意識で打ったら、いい結果につながった」と満足げに笑顔を見せた。戸栗監督は「打点がつくのも前の走者がよくつないだから」とうなづく。昨年は果たせなかった優勝が近づいてきた。◇浦和学院、逆転勝ち朝霞―浦和学院浦和学院が好機に着実に加点して、2点差を逆転勝ちした。一回に2点を先制された浦和学院だったが、その裏すぐに同点。続く二回に、二回一死一、三塁から桜井の投ゴロが敵失を誘い勝ち越した。その後も、四、七、八回に今成、渡部の適時打などで1点ずつ加点。投げては、二回以降に立ち直ったエース井上が朝霞打線を4安打に封じ込めた。朝霞は一回に河原、小林の適時打で先行したが、投手陣が打ち込まれた。先制点許すも精神力で逆転負けられないプレッシャーをはねのけ、浦和学院が4強入りした。森監督は 「先に点を取られても慌てなかった。楽な試合は少ないが、負けないのが大事」とナインの精神力を褒め た。一回、エース井上が3本の長単打を浴びていきなり2点を失った。それでも、選手たちに慌てるそぶりは見られない。森監督は「引退した3年生が4時や5時に起きて、きょうも手伝ってくれた。それを選手も心意気に感じているんだろう」と分析。二回にすぐさま逆転してみせた。期待された打線の爆発はまだ見られないが、徐々に振りの鋭さは増している。今成主将は「一人ひとりが一球一球にもっと食らいついていって、気迫を出してやらないと」とどん欲さを見せていた。


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10月1日(金)

大宮公園球場
3回戦

飯能 0 0 0 0 0 0 0 (7C) 0
浦和学院 2 0 1 0 2 1 1X 7


市立川口 1 0 0 4 0 0 0 0 0            5
埼玉栄 1 0 1 2 0 0 2 0 X             6


春日部共栄 0 0 1 0 0 1 0 0 1          3
浦和実 0 0 0 0 0 1 0 1 X             2

上尾市民球場
3回戦
朝霞 0 0 0 0 1 0 0 0 0             1
立教新座 0 0 0 0 0 0 0 0 0           0


市立浦和 0 0 0 0 0 0 (6C) 0
所沢商 0 2 2 0 4 2X 10


深谷商 0 0 0 1 2 0 3 0 0 1 0 0       7
正智深谷 3 1 0 0 0 0 0 1 1 1 0 1X     8

市営大宮球場
3回戦

鷲宮 0 1 0 0 0 0 0 0 (8C) 1
聖望学園 0 0 0 1 2 2 0 3X 8


不動岡 1 0 2 0 0 0 0 0 0             3
春日部東 0 0 2 1 0 1 0 3 X            7



朝霞17年ぶり8強 シード4校順当勝ち秋季高校野球県大会 (1日・県営大宮ほか)
(
埼玉新聞より)第5日は3回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろった。シード4校はいずれも準々決勝に進出。第2シード埼玉栄は6―5で市川口に逆転勝ち。第3シード春日部共栄は3―2で浦和実との接戦を制した。第1シード浦和学院と第4シード聖望学園は、それぞれコールドで3回戦を突破した。正智深谷は延長十二回の末、深谷商に8―7でサヨナラ勝ち。朝霞は立石、小松の継投で立教新座に1―0で完封勝ちし、17年ぶりに8強入りした。春日部東、所沢商は快勝で準々決勝に駒を進めた。第6日は2日、県営大宮と上尾市民の2球場で準々決勝が行われる。一丸となって戦えた結果正智深谷7―7の延長十二回無死三塁、尾形が5球目を右前に運ぶと、三塁走者虻川が歓喜の生還を果たした。3時間21分の熱戦は、正智深谷が深谷商にサヨナラ勝ち。田中監督は「采配(さいはい)ミスもあったが、選手たちが救ってくれた。価値ある1勝」と感極まった。両チーム計31安打の打撃戦。正智深谷は一、二回で4点を先取しながら、中盤以降は後手に回り、七回に逆転を許した。だが「練習試合は接戦ばかり。ここからが力の見せどころ」と松本主将。九回に同点にすると、再び1点差とされた延長十回にもしぶとく追い付いた。殊勲打の尾形は「最後は気持ちで外の直球に食らい付いた。みんなが一丸となって戦えた結果」と胸を張っていた。苦しい展開も最後に底力春日部共栄最後に底力を見せた。第3シード春日部共栄が、浦和実に競り勝った。苦しい展開だった。2―1とリードした八回、なんでもない当たりを遊撃手の前田が失策。動揺したエース大竹がボークを取られるなどして、無安打で同点に追い付かれた。地区予選からコールド勝ちを続けてきたチームに訪れた初めての試練。だが、悪夢を振り払ったのも、前田だった。前田は「自分のエラーで負けたくはなかった」と意地の決勝打を放った。本多監督は「どこかで苦しい試合を経験しないとチームは成長しない。これをきっかけにしてほしい」とナインを鼓舞。困難を乗り越え、春日部共栄が連覇にまた一歩近づいた。先発1年生右腕、度胸満点の投球朝霞朝霞が立石―小松の好継投で五回に挙げた1点を守り切り、秋季県大会で17年ぶりに8強入りした。リズムを呼び込んだのは、先発の左腕立石だ。まだ1年生だが、度胸満点のマウンドさばき。内外角へ散らし、5回を散発3安打に抑えた。「気持ち良く投げられた」とにっこり。ベンチワークもさえ、立石に疲れが見えた六回には背番号1の右腕小松にスイッチ。小松も「後輩の力投を無駄にしない」と、腕が遅れて出る独特のフォームで4回を1安打に封じた。右横手の野口一人に頼り切りだった今夏の反省を踏まえ、部員60人中18人を投球練習させているという。宮川監督は「今季は継投でいく。どの投手も試合のたびに進化している」とうなずいていた。3点差はね返し自信と勢い増す埼玉栄埼玉栄が3点差をひっくり返して逆転勝ち。戸栗監督は「選手たちが最後まであきらめずに戦ってくれた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。四回、二死満塁から適時打と失策で4点を失った。それでも、戸栗監督は「攻めていってのミスだったので評価できる」と決して選手を責めることはなかった。ピンチにチームも一丸となった。2番手木村は六回以降をゼロで抑えて味方の援護を待つと、七回に打線が応えて吉川の適時三塁打などで勝ち越した。決勝点をたたき出した吉川は「自分たちの力で逆転できたのは大きな自信になった。反省点も多いが、いい点も多かった」と前向き。つかんだ自信と勢いは決して小さくないはずだ。

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9月30日(木)

大宮公園球場
2回戦
富士見 1 0 0 0 0 0 0 1 0             2
市立川口 0 0 0 0 5 1 0 1 X             7


東農大三 0 0 0 0 0 1 0 2 0            3
所沢商 3 0 2 0 0 1 0 0 X             6

上尾市民球場
2回戦
松山 0 0 0 0 0 1 0 0 0             1
正智深谷 1 0 0 0 0 0 3 1 X           5

市営大宮球場
2回戦

鷲宮 1 0 0 0 1 0 1 1 3             7
武蔵越生 0 0 0 1 0 1 2 0 0          4




所沢商など順当勝ち秋季高校野球県大会、16強出そろう
(埼玉新聞より)(30日・県営大宮ほか)第4日は29日の第3日に降雨ノーゲームとなった3試合を含む雨天順延の2回戦4試合が行われ、ベスト16が出そろった。今夏の全国高校選手権埼玉大会準優勝の所沢商は、6―3で東農大三を下し、鷲宮は7―4で武蔵越生に競り勝った。市川口は富士見に7―2で逆転勝ち。正智深谷は松山に5―1で快勝し、3回戦進出を決めた。第5日は1日、県営大宮など3球場で3回戦8試合が行われ、8強が決まる。勝利信じ強気の攻め土壇場で勝負強さを発揮した鷲宮が、武蔵越生に競り勝った。高野監督は「力は相手の方が上。でも、まとまって戦ってくれた。この1勝は大きい」と選手たちの踏ん張りを褒めた。一回に先制するなど試合をリードしたものの、すぐに追いつかれる苦しい展開。だがナインは弱気にならなかった。4―4の九回、二死二塁から近藤、須釜、安田の中軸の連打で3点を勝ち越した。柿原部長の「狙い球を絞り、開き直って振れ」という指示も効いたようで、近藤は「勝てると信じ、全身全霊を傾けた」と力を込めた。1年生エース増渕竜も踏ん張り、九回一死満塁のピンチをしのいだ。増渕竜は「(2回戦敗退の)夏を思い出し強気で攻めた。次も一歩も逃げない」と3回戦突破へ気合を入れ直した。4番赤羽、打線に火1年生の4番赤羽が勝負どころできっちり決勝点をたたき出し、市川口が快勝した。内山監督は「五回の集中打は評価できる」と勝因を探った。四回まで毎回、得点圏に走者を置きながらあと一本が出なかった打線が、五回に打者一巡の猛攻を見せた。打線に火を付けたのは4番の赤羽。一死満塁からの7球目をきれいに中前に運ぶ2点タイムリー。「直球を待っていたところにカーブが来たが、どちらにも対応できるようにしていたので打てた。自分で流れを変えようと思っていた」と照れ笑いを浮かべた。大会に入って絶好調の赤羽は「いつも通りの打撃をして、絶対勝ちたい」と3回戦の埼玉栄戦に向け、闘志を燃やしていた。▼夏に雪辱誓う  所沢商に3点差まで食い下がった東農大三だったが、最後は力負け。今秋から監督に就任した金城新監督は「大きな大会で選手がどのぐらいプレーできるかが大事だったが、かけらも(実力を)出せなかった」とぶ然とした表情で振り返った。守備力強化に主眼を置いていたが、4失策と守備が乱れ失点を重ねた。高広主将は「今の悔しさを夏にぶつけたい」と雪辱を誓っていた。3回戦以降の日程変更 県高野連は30日、秋季県大会の3回戦以降の日程変更を発表した。1日に3回戦8試合、2日に準々決勝を実施。3日を予備日とし、4日に準決勝、5日に決勝を行う。球場と開始時間は、当初の日程から変わらない。

 

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9月29日(水)

浦和実業 5−4 開智

立教新座 10−0(6回コールド) 本庄東

春日部東 5−1  大井


大宮公園球場
2回戦
開智 0 0 0 0 0 0 4 0 0             4
浦和実 3 0 1 0 0 0 0 1 X             5

上尾市民球場
2回戦

立教新座 2 0 0 0 6 2 (6C) 10
本庄東 0 0 0 0 0 0 0

市営大宮球場
2回戦

大井 1 0 0 0 0 0 0 0 0             1
春日部東 0 0 1 0 0 1 1 3 X             5




春日部東が逆転勝ち秋季高校野球・県大会 (埼玉新聞より) 春日部東―大井 3回裏2死二塁、熊代の内野ゴロが敵失となる間に二塁走者井出が同点の本塁を陥れる。捕手安保 (29日・県営大宮ほか)第3日は2回戦7試合が行われる予定だったが、雨天のため4試合が順延(うち3試合が降雨ノーゲーム)。3試合を実施した。今夏の全国高校選手権埼玉大会8強の浦和実は、5―4で開智に競り勝った。昨秋ベスト8の春日部東は、5―1で大井に逆転勝ち。立教新座は六回コールドで本庄東を下した。第4日は30日、県営大宮など3球場で2回戦残り4試合が行われ、ベスト16が出そろう。守りでリズム、納得の白星立教新座 投打ががっちりかみ合った立教新座が、2年ぶりに3回戦に進出。石森監督は「最後まで集中力が切れなかった」と試合内容に納得していた。守りからリズムをつくった。1回戦に続き先発した山神は、直球や変化球で丁寧にコースを突いた。終わってみれば5回を7奪三振。三塁を踏ませなかった。「本来は打たせて取るタイプ。低めを徹底したら、うまく振ってくれた」とにっこり。エース戸村に次ぐ2番手右腕の好投に、同監督も「球のコースも高さも良かった」と目を細めた。打線も五回に爆発。主砲中島が走者一掃の三塁打を放つなど、6点を挙げ勝負を決めた。中島は「負ける気はしない。一戦必勝で関東大会出場を狙う」と威勢が良かった。コーチ好判断で決勝点浦和実 七回に同点に追いつかれた浦和実が、八回になんとか勝ち越し、接戦をものにした。辻川監督は「コーチの判断が良かった」と三塁コーチの近藤を褒めた。決勝点は近藤の好判断から生まれた。八回一死二塁から内田が中前打を放ち、「センターが深かったので、一本出たら回そうと思っていた。迷いはなかった」と状況を見た上で決断。二塁走者、清水のスタートが遅れたものの、待望の決勝点が入った瞬間だった。実は近藤、一回に中継プレーが乱れていたにもかかわらず、ランナーを三塁で止めるミスをしていた。「自分はバッテリーや監督と一緒。次の試合でも自分の判断が重要になる」と反省も忘れない。名脇役が見事に演出した試合だった。 春日部東―大井 3回裏2死二塁、熊代の内野ゴロが敵失となる間に二塁走者井出が同点の本塁を陥れる。捕手安保

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9月28日(火)

浦和学院 2−1 東和大昌平

聖望学園 3−2 西武文理

朝霞 10−1(7回コールド) 川越工

埼玉栄 4−1 栄東

春日部共栄 10−0(8回コールド) 鴻巣

飯能 3−2 春日部

深谷商業 10−6 大宮西

不動岡 3−2 南稜


大宮公園球場
2回戦

東和大昌平 0 0 0 0 1 0 0 0 0             1
浦和学院 2 0 0 0 0 0 0 0 X             2


聖望学園 0 0 1 0 2 0 0 0 0             3
西武文理 0 0 0 0 0 1 0 0 1             2

上尾市民球場
2回戦

川越工 0 0 0 1 0 0 0 (7C) 1
朝霞 2 0 3 0 2 3 X 10


栄東 0 0 0 1 0 0 0 0 0             1
埼玉栄 1 0 0 0 2 1 0 0 X             4

市営大宮球場
2回戦
春日部共栄 0 0 1 1 2 1 0 5 (8C) 10
鴻巣 0 0 0 0 0 0 0 0 0


春日部 1 0 0 0 0 0 1 0 0             2
飯能 0 0 0 0 0 0 0 0 3x             3

熊谷公園球場
2回戦

深谷商業 2 0 0 0 0 1 0 1 6             10
大宮西 0 0 0 3 1 1 0 1 0             6


南稜 0 0 0 2 0 0 0 0 0             2
不動岡 0 0 0 1 0 0 2 0 X             3




(埼玉新聞WEBより)飯能、逆転サヨナラ 4シード白星発進秋季高校野球県大会 (28日・県営大宮ほか)雨天のため2日延びた大会第2日の2回戦8試合が行われ、飯能が九回に2点差を引っ繰り返し、春日部に逆転サヨナラ勝ち。深谷商も2点を追う九回に一挙6得点し、大宮西に逆転勝ちした。シード校はそろって白星発進。第1シード浦和学院は東和大昌平に、第4シード聖望学園は西武文理にいずれも1点差で競り勝った。第2シード埼玉栄は栄東を4―1で破り、第3シード春日部共栄は鴻巣にコールド勝ちした。29日は県営大宮など3球場で2回戦残り7試合が行われ、ベスト16が出そろう。飯能―春日部 逆転サヨナラ勝ちを演じ喜ぶ飯能ナイン ◇汚名返上、執念の同点打飯能 窮地に追い込まれてから強かった。0―2の九回裏、飯能が3点を奪い春日部にサヨナラ勝ち。地区予選から2試合連続のサヨナラ劇に、細田監督は「このチームは何かを持っている」と笑顔を見せた。八回までは好投手・菊地に抑え込まれていたが、負ける気はしなかったという。最終回、先頭新井の詰まった打球が左前に落ち試合が動き始めた。その後一死満塁とすると、七回に失点につながる失策をした黒坂が汚名返上の同点2点タイムリー。「自分に回ってこいという気持ちだった」と執念の一打を見せた。こうなるともう押せ押せだ。再び一死満塁から馬場の遊ゴロが本塁への悪送球を誘い劇的な幕切れ。土壇場での粘りに馬場は「最高です。これまでの練習の成果が出ました」と喜んだ。深谷商、9回に大逆転川越工―朝霞 1回裏朝霞2死三塁、斎川が先制打を放つ。捕手長橋 深谷商が逆転で大宮西との打撃戦を制し、16強入りを決めた。石川監督は「選手があきらめず最後までやってくれた。(最終回のように)打線がつながっていくのがうちの流れです」と満足感を示した。4―6で迎えた九回表。一死一、二塁から4番馬場が右前適時打を放って1点差。二死二、三塁となったが、6番風間が前進守備の外野の間を抜く逆転の三塁打を放って試合をひっくり返した。この回だけで5本の安打を集め、一挙6得点。まさに打線がつながった。殊勲の決勝打を放った風間はチームのムードメーカー。「全部出し切ろうと打席に立った」。この日の勢いを象徴するような笑顔で振り返っていた。▼手応えつかんだ惜敗 県内屈指の右腕の呼び声高い東和大昌平の渡辺が、敗れはしたが浦和学院に真っ向勝負を挑んだ。力んだ一回に2失点したものの二回以降は立ち直り、140キロ近い速球とスライダーで強力打線に得点を与えなかった。1―2の惜敗だったが、「バックの支えとともに気迫で投げました。自信は付いた。次は絶対に負けない」と今後に手応えをつかんでいた。▼歯車かみ合う 不動岡が南稜との接戦を制し、3回戦に進出。明暗を分けたのは終盤のチーム力だった。七回二死満塁からは、1年の6番木下の中前適時打で逆転。「前の打席にカーブで打ち取られたので、カーブを狙って打った」と顔をほころばせた。八回無死二、三塁のピンチは、2年生エース伊沢が無失点で切り抜けた。伊沢は「気合で投げ抜いた」。投打の歯車がかみ合った勝利だった。飯能―春日部 逆転サヨナラ勝ちを演じ喜ぶ飯能ナイン 川越工―朝霞 1回裏朝霞2死三塁、斎川が先制打を放つ。捕手長橋

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★秋季県大会★9月25日(土)

立教新座 5−1 鳩山

市立浦和 6−4 大宮東

所沢商 7−0(7回コールド) 入間向陽

大井 5−3 花咲徳栄

開智 9−1 獨協埼玉

富士見 6−3 越谷西

武蔵越生 8−1(8回コールド) 早大本庄

松山 8−0(7回コールド) 秩父農工

9月25日(土)
大宮公園球場
1回戦

立教新座 2 1 2 0 0 0 0 0 0  5
鳩山 0 0 0 0 0 0 0 1 0     1
2回戦

市立浦和 0 0 1 0 3 0 0 0 0 2  6
大宮東 0 0 0 0 0 0 4 0 0 0   4

上尾市民球場
1回戦

入間向陽 0 0 0 0 0 0 0 0 (7C) 0
所沢商 0 2 1 0 0 1 0 3X 7


花咲徳栄 1 0 0 0 0 0 1 0 1   3
大井 1 0 0 0 0 2 0 0 2     5

市営大宮球場
1回戦

開智 0 0 3 1 0 0 0 1 4       9
獨協埼玉 0 0 0 0 0 1 0 0 0    1


富士見 0 0 1 3 0 0 2 0 0     6
越谷西 0 1 0 2 0 0 0 0 0     3

熊谷公園球場
1回戦

早大本庄 0 0 0 0 1 0 0 0 (8C) 1
武蔵越生 0 0 1 0 0 2 1 4X 8

秩父農工 0 0 0 0 0 0 0 (7C) 0
松山 6 0 1 1 0 0 X 8

大井・佐々木亮サヨナラ弾(埼玉新聞WEBより) 市浦和も競り勝つ 秋季高校野球県大会 (25日) (第1日・県営大宮ほか)各地区予選を勝ち抜いた39校が参加して開幕。1、2回戦計8試合が行われ、1回戦屈指の好カードとなった大井―花咲徳栄は、大井が佐々木亮の2点本塁打で5―3とサヨナラ勝ち。市浦和―大宮東は延長十回、市浦和が6―4で競り勝った。富士見は越谷西を6―3で下し、立教新座は鳩山に5―1、開智は独協埼玉に9―1で快勝した。今夏の全国高校選手権埼玉大会準優勝の所沢商と武蔵越生、松山はそろってコールド勝ちした。26日は県営大宮など4球場で2回戦8試合が行われ、浦和学院、埼玉栄、春日部共栄、聖望学園のシード勢が登場する。思い切りいい一振り佐々木亮の放った打球が、ポールを巻いて外野席で弾んだ。大井がサヨナラで花咲徳栄を下し、2回戦進出。内迫監督は「目標のチームにやっと勝たせてもらいました。大井のカブレラがよく打ってくれた」と興奮気味に話した。九回に同点に追い付かれ、流れは花咲徳栄に傾きつつあった。だが、佐々木亮が思い切りのいい一振りで試合を決めた。「先発の野地がボールが先行していて調子が悪そうだったので、助けたかった。自分の打席で何とか決めたいと思っていた」と声を震わせた。公式戦初本塁打を放った立役者は「次もチーム一丸となって勝ちたい」と気を引き締め直していた。▼まさかのサヨナラ  花咲徳栄がサヨナラ負け。岩井監督は「嫌な相手だとは思っていたが、やられました」と肩を落とした。本塁打を打たれたエース馬場は試合が終わっても無言のまま、ベンチ裏に立ち尽くした。それでも、九回に同点に追い付く粘り強さは見せた。同監督は「1年生が5人出ている若いチーム。最終回に追い付いたのは大きい」と気を取り直していた。「ツキ」も味方 ピンチしのぐ市浦和市浦和が延長十回の熱戦を制した。中村監督は「力は相手が上だが、うちはツキがあった」と胸をなでおろした。ピンチの後にチャンスあり。格言を地で行く展開だった。市浦和は4―4の九回裏に二死一、三塁のピンチを迎えた。だが大宮東の金子が放った打球は一塁走者に当たり、守備妨害でアウト。九死に一生を得ると十回無死満塁から牧の二塁打で2点を勝ち越した。伊藤主将は「みんなでつかんだ勝利」と力こぶをつくった。牧は試合前、同僚の松野とともに氷川神社で甲子園出場の願いを込め、540円のさい銭を投げ入れたという。「最後は気持ちで打った。神様が助けてくれたのかな」と表情は緩んだままだった。▼詰めに甘さ  七回に長短4安打と暴投で4点差を追い付いた大宮東だが、延長十回に力尽きた。九回二死一、三塁のサヨナラの好機に守備妨害を取られるなど不運も重なったが、吉本監督は「詰めが甘かった」と潔く敗戦を受け入れた。相手を上回る13安打を放ちながら、要所で1本が出なかった。昨季からのレギュラー、小薗井は「気持ちを切り替え、一から頑張る」と出直しを誓った。エース攻略も攻撃に不満立教新座三回までに5点を奪った立教新座が2回戦に進出。しかし石森監督は「攻撃には不満が残る」と首を横に振った。序盤、鳩山の左腕エース村田を攻略。だが2番手河原に四回以降は8三振を喫するなど無得点に封じられた。同監督は「ストライクゾーンの見極めができていなかったし、バントミスもあった。課題が多い」と指摘。主将の新島は「リードしてゆとりが悪い方向に出てしまった。積極的じゃなかった」と反省した。一方、守りは無失策。3人の投手陣も要所で踏ん張り、八回の1失点にとどめた。石森監督は「新チーム結成から40試合ほど練習試合をこなし、ようやくまとまってきた」とこちらは合格点を与えていた。安定感抜群 古戎、10奪三振所沢商所沢商が古戎の三塁を踏ませぬ好投で、コールド発進した。福地監督「エースがしっかりと、いつも通りの投球をしてくれた」とほおを緩ませた。投球テンポの良さが試合にリズムを生み出した。伸びのある直球を武器に、カーブとスライダーを織り交ぜ10奪三振。4点を先行した七回からは「余裕が出てきたのでいろんなボールを試せた」と省エネ投球を心掛けた。制球も1死球と最後まで安定感抜群だった。それでも、二死から唯一の長打を浴びた場面を引き合いに出し、満足しない。左腕は「今日と同じような丁寧な投球をして完封勝ちしたい」と2回戦の東農大三戦に照準を合わせた。

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埼玉高野連HPのほうで秋季大会の速報が見れます。




(埼玉高野連より)


9月19日(日)

入間向陽 9−2(7回コールド) 所沢西

川越工 12−6 坂戸西




9月18日(土)

武蔵越生 7−2 所沢

西武文理 7−4 狭山清陵

所沢商業 4−3 市立川越

大井 3−0 秀明










9月17日(金)

聖望学園 10−0(5回コールド) 坂戸

飯能 4−3(延長11回) 所沢北

富士見 6−5 豊岡

鴻巣 2−0 熊谷商業

正智深谷 4−1 羽生実

秩父農工 5−1 本庄

本庄東 3−2 北本


北部、代表9校出そろう(埼玉新聞WEBより)秋季高校野球地区予選 (17日・熊谷公園ほか)西部と北部で代表決定戦計7試合が行われ、北部はシードの正智深谷などが勝ち、県大会出場9校が出そろった。正智深谷は4―1で羽生実を退け、鴻巣は宮山がシードの熊谷商を完封。本庄東はシードの北本にサヨナラ勝ちした。西部は今夏の全国高校選手権埼玉大会ベスト4の聖望学園、飯能のシード勢が勝ち、富士見はシードの豊岡に競り勝った。18日は西部で代表決定戦4試合が行われる。県大会につながるいい試合ができた鴻巣F組・鴻巣のエース宮山が、シードの熊谷商を4安打、9三振で完封した。三塁を踏ませぬ安定した投球内容に、新井監督も「最後まで腕がよく振れ、上出来だった」と褒めた。オーソドックスな投球フォームから直球を低めに集め、カーブ、スライダーを有効に使って的を絞らせなかった。なかなか打線の援護がなかったが、宮山は「味方が点を取ってくれるまで、絶対に0点に抑えようと思って投げた」と今秋から背番号1を付けてエースの自覚も芽生えている。七回の決勝点は二死から。新井監督は「攻守とも粘り強かった。県大会につながるいい試合ができた」と目を細めていた。ここぞという場面で打線がつながった正智深谷G組の正智深谷がもたつきながらも、3年ぶりに秋季県大会出場。田中監督は「中盤は嫌な試合展開だったが、ここぞという場面で打線がつながった」と、ほっとした表情を浮かべた。三回に追い付かれ、中盤は走者を出すものの、なかなか勝ち越せなかった。「ベルト付近に来た球だけを狙うように指示したが、バットに当てにいってしまった」と振り返る田中監督。八回は先頭の蛯名が目の覚めるようなライナーの中前打で口火を切り、4安打にスクイズなどを絡め、ようやく3点を奪った。決勝打を放った主将の松本は「県大会では自分たちのリズムで野球ができるようにしたい」と気持ちを新たにしていた。




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9月16日(木)

松山 7−4 本庄一

鳩山 7−1 桶川

早大本庄 3−0 羽生一

深谷商 7−0 小川

東農大三 7−1 寄居

独協埼玉 5−3 越ケ谷

東和大昌平 9−1(7回コールド) 白岡

鷲宮 9−1(7回コールド) 越谷東






独協埼玉が越ケ谷下す
(埼玉新聞WEBより)秋季高校野球・地区予選 (16日・越谷市民ほか)東、北部で代表決定戦8試合が行われ、東部で県大会出場校が出そろった。独協埼玉はシード越ケ谷に九回逆転勝ち。東和大昌平は白岡、鷲宮は越谷東にそれぞれコールド勝ちした。北部では松山がシード本庄一に7―4で逆転勝ち。早大本庄の折茂は羽生一を完封した。そのほか深谷商、東農大三、鳩山が県大会へ名乗りを上げた。17日は、西部と北部で代表決定戦計7試合が行われる。1年生エース好投E組・鷲宮 E組の鷲宮が越谷東にコールド勝ち。1年生エース増渕が好投を見せ、打線も好機をしっかり得点に結び付ける快勝に、高野監督は「増渕がリズムをつくって、攻撃もそれに乗ることができた」とうなずいた。第2シードで挑んだ今夏の大会でまさかの初戦敗退。増渕は2番手として起用されたが、打ち込まれ敗戦投手となった。それでも「かなり落ち込んだけど、先輩たちの次を頑張れという言葉に勇気づけられた」と立ち直った。新チームは増渕以外はメンバーが一新しただけに、「自分がみんなを引っ張っていきたい」とエースの自覚を漂わせた。シード破る殊勲打B組・独協埼玉 B組は独協埼玉が、土壇場の九回に試合をひっくり返し、シード越ケ谷を下した。1点リードの独協埼玉は八回に2点を失い逆転された。しかし最終回、敵失とバント安打で無死一、二塁とすると、6番谷が左中間へ逆転の2点二塁打を放った。セオリーならば送りバントの場面。殊勲の谷は「監督にバントと打つのとどっちの気持ちが強いかと聞かれたので、打つ気持ちが大きいですと言いました。とにかく表現できないほどうれしい」と喜びを爆発させた。



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9月15日(水)

花咲徳栄 7−4 松伏

不動岡 6−5 春日部工

春日部共栄 13−1(7回コールド) 八潮南

越谷西 4−3(延長11回) 越谷北

大宮西 3−1 川口

南稜 8−1 浦和

浦和実業 11−1(5回コールド) 大宮工

浦和学院 11−0(5回コールド) 和光

市浦和 5−2 新座









南部11代表出そろう(埼玉新聞WEBより)
秋季高校野球・地区予選 (15日・市営浦和ほか)東部と南部で代表決定戦9試合が行われ、南部で県大会に出場する11代表校が出そろった。今夏の全国高校選手権に出場した南部の浦和学院は、11―0でコールド勝ち。市浦和は新座に5―2で競り勝った。東部は、不動岡がシード春日部工との接戦を6―5で制し、越谷西、花咲徳栄、春日部共栄とともに代表に決まった。16日は、東部と北部で代表決定戦8試合が行われる。打撃修正決まり猛攻J組・浦和学院 J組の浦和学院が真価を発揮。先発全員安打、11得点の猛攻で県大会出場を決めた。森監督は「1回戦で打撃のバランスが崩れていたが、修正できたのが成果」と冷静に振り返った。1回戦の武南戦で4得点に抑えられていた打撃が、この日は見事につながった。一回に5番川村が左中間に2点本塁打を放つなどして3点を先制。その後も10本の安打を放って着実に加点し、今夏の全国高校選手権埼玉大会で16強入りした和光を全く寄せ付けなかった。公式戦初本塁打を放った川村は、2打席目ではきっちり犠打を決めた。「次もしっかり自分の役割を果たしたい」。大技、小技も自由自在。早くもチームにはすきが見当たらない。教え子相手に苦戦K組・市浦和 K組の市浦和が新座との競り合いを制し、県大会出場を決めた。中村監督は「2点目をすぐに追いついたからよかった。取ってなかったら危なかった」とホッとひと息をついた。この日の市浦和には、どうしても勝たなければならない理由があった。新座の五十嵐監督は、中村監督の教え子。そんな中村監督の采配(さいはい)に力が入り過ぎたのか、あるいは選手にプレッシャーが伝染したのか。四、九回を除く毎回の13安打を放ちながらも、走塁ミスなどで終盤まで新座を突き放せなかった。中村監督は「教え子にチームがよく研究されていた。今日はやりにくかったが、勉強になりました」としきりに反省の言葉を繰り返していた。



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9月14日(火)

白岡 5−0 草加

鷲宮 4−0 蓮田

越谷東 15−1(5回コールド) 幸手

開智 5−3 久喜北陽

春日部東 8−1(7回コールド) 久喜工

春日部 7−0(7回コールド) 越谷総合

坂戸西 41−0(5回コールド) 福岡

川越工 8−3 川越東

大宮東 12−2(6回コールド) 大宮

栄東 4−3(延長10回) 上尾

立教新座 4−1 伊奈学園

埼玉栄 10−0(5回コールド) いずみ

朝霞 9−0(7回コールド) 与野

市川口 15−12 西武台

羽生実 3−2 深谷

秩父農工 9−8 熊谷西

本庄 8−2 玉川工

北本 8−3 成徳大深谷

本庄東 18−4(7回コールド) 秩父







開智が久喜北陽下す(埼玉新聞より)
秋季高校野球・地区予選 (14日・越谷市民ほか)4地区で計19試合が行われた。代表決定戦6試合があった南部では、埼玉栄、立教新座、朝霞などシード勢のほか、シード上尾を延長戦の末に4―3で下した栄東が県大会出場を決めた。東部は開智がシードの久喜北陽を破り、春日部、春日部東とともに県大会に出場する。西部では、坂戸西が福岡に41―0と大勝。北部では、秩父農工がシードの熊谷西に9―8で競り勝った。15日は、東部と南部で代表決定戦9試合が行われる。





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9月12(日)、13日(月)


春日部工 6−4 草加東

不動岡 12−2(5回コールド)草加西

東和大昌平 16−0 北川辺

春日部 17−1(5回コールド) 三郷

越谷総合 11−0(5回コールド) 三郷工技

春日部共栄 20−2(5回コールド) 三郷北

八潮南 6−2 杉戸

越谷西 40−0(5回コールド) 吉川

越谷北 9−3 宮代

入間向陽 6−3 所沢中央

所沢西 13−0(5回コールド) 鶴ケ島

西武文理 4−3 城西大川越

所沢商業 6−3 川越西

市川越 8−2 川越南

大井 17−8(7回コールド) 飯能南

秀明 14−4(5回コールド) 日高

大宮西 11−10 秀明英光

南稜 10−0(5回コールド) 浦和商業

浦和 8−1(8回コールド) 蕨

大宮工 7−2 浦和東

浦和実業 9−4 上尾南

浦和学院 4−1 武南

和光 4−0 朝霞西

市浦和 14−2 大宮北

新座 7−0 新座北

東農大三 10−0(5回コールド) 熊谷農

寄居 10−2(7回コールド) 児玉白楊

熊谷商 8−1(8回コールド) 深谷一

鴻巣 11−5 熊谷工

正智深谷 8−0(8回コールド) 行田工








9月11日(土)

松伏 4−3 岩槻商業

越ケ谷  9−0(7回コールド) 杉戸農

独協埼玉 7−1 越谷南

開智 11−1(6回コールド) 庄和

春日部東 9−0(7回コールド) 八潮

久喜工 8−3 草加南

埼玉栄 10−0(5回コールド) 浦和北

いずみ 8−7 大宮光陵

朝霞 5−0 川口青陵

与野 3−2 大宮南

市川口 10−0(5回コールド) 小松原

西武台 7−0(7回コールド) 志木

武蔵越生 8−0(7回コールド) 狭山工

所沢 13−11 川越

富士見 4−2 埼玉平成

豊岡 11−3(7回コールド) 狭山ケ丘

狭山清陵 6−5 入間

深谷商業 14−4 吹上

小川 9−5 熊谷







2004.9.10(金)

所沢西10−0 東野(5C)

聖望学園 7−2 川越初雁

坂戸 3−1 城北埼玉

飯能 5−2 狭山経済

所沢北 9−2(7C) 川越総合

大宮東 14−4(6C) 川口工業

大宮 6−5 大宮武蔵野

上尾 8−1 浦和西

栄東 8−0(7C) 浦和工業

立教新座 7−1 慶応志木

伊奈学園 6−2 栄北

松山 3−2 滑川

鳩山 7−6 児玉

桶川 7−5 桶川西

羽生一 3−0 小鹿野

早大本庄 18−1(5回コールド) 本庄北









平成16年度秋季埼玉地区大会組み合わせ(埼玉高野連より)


埼玉新聞WEBより
選抜へ155校秋季県高校野球、10日から地区予選 来春の第77回選抜高校野球大会の第一関門となる秋季県高校野球大会地区予選の組み合わせが6日、4地区すべてで決定した。参加校は昨年より3校少ない155校。東部で1校増えたものの、北部で3校、西部で1校減少した。予選は10日の西部、南部、北部を皮切りに、11日には東部が開幕する。順調に日程を消化すれば、19日までに県大会に出場する39校が出そろう。県大会の組み合わせは22日、開幕は25日。決勝は10月5日に行われる予定で、上位2校が関東高校大会(10月30日―11月3日・山梨)に出場する。南部浦和学院、埼玉栄が2強総合力で大宮西、市川口(出場45校、代表11校=10―15日・上尾市民ほか)浦和学院、埼玉栄のレベルが高い。浦和学院は、甲子園経験者の今成、前野、渡部を中心とした打線の破壊力が県内随一。課題の投手陣を急ピッチで整備している。夏4強の主力6人が残った埼玉栄は、活発な打線が魅力。左腕三戸が軸の投手陣とバランスがいい。2強に続くのは、総合力の高い大宮西と市川口をはじめ、右の好投手戸村を擁する立教新座、好打者広津のいる上尾、機動力が武器の朝霞あたりか。南稜、市浦和、浦和実、西武台、大宮東、大宮工も健在。投手力のある慶応志木、栄東は巻き返しを図っている。東部春日部共栄、花咲徳栄に力鷲宮はエース増渕が鍵(出場38校、代表10校=11―16日・春日部ほか)絶対的なエースが不在のチームが多く、混戦が予想されるが、春日部共栄、花咲徳栄は戦力が充実。春日部共栄は5004岡、井上を軸とした高い攻撃力と堅守のチーム。打線は単打でつなぐ意識が強い。花咲徳栄は左の馬場が中心で粘り強さがある。ずばぬけた選手こそいないものの、巧みな試合運びと勝負強さが光る。鷲宮は1年生ながらエースに成長した好調の右腕、増渕の出来が鍵。春日部工はもろさもあるが、右の古瀬を軸とした投手力が安定している。ほかに潜在能力の高い東和大昌平、春日部、開智なども注目したい。北部本庄一、東農大三が有力正智深谷の両右腕も(出場35校、代表9校=10―17日・熊谷公園ほか)新人大会優勝の本庄一をはじめ、東農大三、正智深谷などが有力。本庄一は、右の横山、4番木原、中堅長嶺などの1年生が中心で、攻守ともまとまりがあり総合力が高い。東農大三は金城新監督の下、バントを多用するち密な野球を展開。右の増野が主軸を担う打線も強力だ。正智深谷は夏に好投した桐谷、虻川の両右腕と主砲浜本がチームをけん引する。深谷商は守備が安定し、勝負強さが身に付いてきた。羽生一は捕手の中原が中心の粘り強いチーム。ノーシードでは滑川、松山、本庄などに注目したい。西部層厚い武蔵越生、所沢商聖望学園の打線に迫力(出場37校、代表9校=10―19日・飯能市民ほか)新人大会を制した武蔵越生のほか、所沢商、聖望学園の層が厚い。武蔵越生は相手ミスに付け込むうまさがあり、打線も好調。右腕和田は130キロ後半の直球と安定した制球力を持つ好投手だ。所沢商は投打のバランスが取れている。左の好投手古戎と中軸の仲、小峰が攻守の要。聖望学園は1年生の久保を筆頭に打線に迫力があり、守備力も安定している。新人大会準優勝の大井は小粒ながらまとまりがある。打線が活発な富士見、坂戸西も実力校だ。所沢北、入間向陽は地力があり、県大会出場を目指す。





↓動体視力訓練用です。この文章を読めるようならそうとう動体視力があることになります。
埼玉新聞WEBより選抜へ155校秋季県高校野球、10日から地区予選 来春の第77回選抜高校野球大会の第一関門となる秋季県高校野球大会地区予選の組み合わせが6日、4地区すべてで決定した。参加校は昨年より3校少ない155校。東部で1校増えたものの、北部で3校、西部で1校減少した。予選は10日の西部、南部、北部を皮切りに、11日には東部が開幕する。順調に日程を消化すれば、19日までに県大会に出場する39校が出そろう。県大会の組み合わせは22日、開幕は25日。決勝は10月5日に行われる予定で、上位2校が関東高校大会(10月30日―11月3日・山梨)に出場する。南部浦和学院、埼玉栄が2強総合力で大宮西、市川口(出場45校、代表11校=10―15日・上尾市民ほか)浦和学院、埼玉栄のレベルが高い。浦和学院は、甲子園経験者の今成、前野、渡部を中心とした打線の破壊力が県内随一。課題の投手陣を急ピッチで整備している。夏4強の主力6人が残った埼玉栄は、活発な打線が魅力。左腕三戸が軸の投手陣とバランスがいい。2強に続くのは、総合力の高い大宮西と市川口をはじめ、右の好投手戸村を擁する立教新座、好打者広津のいる上尾、機動力が武器の朝霞あたりか。南稜、市浦和、浦和実、西武台、大宮東、大宮工も健在。投手力のある慶応志木、栄東は巻き返しを図っている。東部春日部共栄、花咲徳栄に力鷲宮はエース増渕が鍵(出場38校、代表10校=11―16日・春日部ほか)絶対的なエースが不在のチームが多く、混戦が予想されるが、春日部共栄、花咲徳栄は戦力が充実。春日部共栄は5004岡、井上を軸とした高い攻撃力と堅守のチーム。打線は単打でつなぐ意識が強い。花咲徳栄は左の馬場が中心で粘り強さがある。ずばぬけた選手こそいないものの、巧みな試合運びと勝負強さが光る。鷲宮は1年生ながらエースに成長した好調の右腕、増渕の出来が鍵。春日部工はもろさもあるが、右の古瀬を軸とした投手力が安定している。ほかに潜在能力の高い東和大昌平、春日部、開智なども注目したい。北部本庄一、東農大三が有力正智深谷の両右腕も(出場35校、代表9校=10―17日・熊谷公園ほか)新人大会優勝の本庄一をはじめ、東農大三、正智深谷などが有力。本庄一は、右の横山、4番木原、中堅長嶺などの1年生が中心で、攻守ともまとまりがあり総合力が高い。東農大三は金城新監督の下、バントを多用するち密な野球を展開。右の増野が主軸を担う打線も強力だ。正智深谷は夏に好投した桐谷、虻川の両右腕と主砲浜本がチームをけん引する。深谷商は守備が安定し、勝負強さが身に付いてきた。羽生一は捕手の中原が中心の粘り強いチーム。ノーシードでは滑川、松山、本庄などに注目したい。西部層厚い武蔵越生、所沢商聖望学園の打線に迫力(出場37校、代表9校=10―19日・飯能市民ほか)新人大会を制した武蔵越生のほか、所沢商、聖望学園の層が厚い。武蔵越生は相手ミスに付け込むうまさがあり、打線も好調。右腕和田は130キロ後半の直球と安定した制球力を持つ好投手だ。所沢商は投打のバランスが取れている。左の好投手古戎と中軸の仲、小峰が攻守の要。聖望学園は1年生の久保を筆頭に打線に迫力があり、守備力も安定している。新人大会準優勝の大井は小粒ながらまとまりがある。打線が活発な富士見、坂戸西も実力校だ。所沢北、入間向陽は地力があり、県大会出場を目指す。



2004年08月28日(Sat)▲ページの先頭へ
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優勝旗、ついに北の